中山七里のレビュー一覧

  • 総理にされた男

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    ネタバレ

    面白かった。
    現実には、政治に興味のない一市民が総理大臣の影武者をするのは無理があるだろうとは思うが、総理大臣も賢いか知らんがただの人間であることを思う。国を動かす力があるとしても、所詮はちっぽけな人間であるのに、人の生死にかかわる判断を進めていかなければいけないとは大変な仕事だと思う。
    政治家には、この主人公の影武者のような、本当に国民を想って物事を進めてくれる人がいてくれたらと願わずには居られない。

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    2025年05月07日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    臓器がくり抜かれた遺体とジャックと名乗る犯人からの声明文。臓器移植などをテーマにした社会派ミステリー。犯人の動機が薄いなぁと思ったけど、最後まで楽しめた。

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    2025年05月06日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    ネタバレ

    相変わらずの毒島先生っぷりでしたが、なんというかそれ以外の部分の七里先生っぷりもまた今回いつにもましており、何度もあちこちで『ンフフムフフフ…』と低い笑い声が漏れてしまいました。
    途中、幻冬舎さんのことだけは実名なんだなぁーと思ったら幻冬舎さんからの出版だし。んふ。
    トドメは最後の一言ですねぇ。
    面白く拝読しました。

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    2025年05月06日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    2冊続けて中山七里。真犯人は誰なんだろうと思っていたが、今作は本当に分からなかった。逮捕された小物が真の黒幕ではないと言うのは薄々感じていたが、今回は「どんでん返し」と言うことばそのものの結末だった。これだからやめられない、中山七里。

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    2025年05月06日
  • もういちどベートーヴェン

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    しまった〜
    ベートーヴェンには前作があったのか
    (どこかでベートーヴェン)

    ドビュッシーは読んで
    映画も観たのだけど
    岬シリーズがそんなにあるとは
    うかつでした

    天が何物も与えちゃってる岬氏
    実写映画のイメージを払拭するところから
    (某ピアニストのアンチではありません)

    ちょっと「アマデウス」風味もありながら
    でも人たらしの岬くん
    みんなからやっぱりどうしたって嫌われなくて

    身近にいたらどんな感じかな〜
    練習スタジオのドアから覗く
    天生くんみたいに
    私も覗いてただうっとり⋯かもな

    発売当時の時代の雰囲気としても
    これはどうだろう?という部分が少しあった
    (ジェンダー面とか?)

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    2025年05月06日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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     公安刑事とコンビを組んだ毒島先生が、思想への耽溺に自己実現を託した犯罪者たちを十八番の毒舌口撃で追い詰める。

     基本1話完結ながら、事件の根底にいる黒幕を探していくスタイルは前作に続いて健在で、あっと驚くどんでん返しに喫驚した。

     毒島先生に嘲笑されない生き方がしたい。

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    2025年05月06日
  • 秋山善吉工務店

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    まだまだ中山七里初心者だけど、どんでん返しが楽しかった。微妙な伏線を置いていかれるんですよねー。伏線とも言えないようなほんの微かな引っ掛かり。
    表紙が「和」な感じなので思わず珍しく時代物かと思ったけど、時代に取り残されたようなねじり鉢巻に半被姿の工務店の爺さんだった。その印象そのままの登場人物が活躍する。やっぱ濃いキャラのお話だった。

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    2025年05月05日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    臓器を抜かれる殺人というサイコパスによる犯行かと思いきや…

    サイコパスとは言わないが、やばい人のように見えたドナーの母親が最後にはとても温かい人のように見方が変わった。

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    2025年05月05日
  • 夜がどれほど暗くても

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    ネタバレ

    息子がストーカー殺人をした上に自殺したという疑いを雑誌の副編である父が翻弄する話。途中被害者の娘とのやりとりなどなんだかびっくりな展開なのだが、一気に読んでしまった。ページ数が減りまくった状態でまだ犯人が出てこずで、結論まで終わるのか?と不安になりながらも最後はあっという間に終わってしまった。

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    2025年05月04日
  • 禁断の罠

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    期待以上でちょっとびっくり。
    期待値がそもそも低かったかもしれないが。

    「大代行時代」と「妻貝朋希を誰も知らない」がよかった。

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    2025年05月03日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    子宮頸がんワクチンの副反応被害と絡んで7人の少女たちが誘拐されるという劇場型事件が発生、警察が翻弄されていく。犯人の目的は何か、犯人は誰か?
    私は、子宮頸がんワクチン問題が起こった時、実際に産婦人科のある病院の管理者をしていた。また小説にでてくる薬害エイズ事件の時は真相究明と被害者救済を求める運動のメンバーだったので一言。確かに製薬会社と医師(学会)と厚生省の癒着の構造などは近似しているのかもしれない。それでも血液製剤の中にエイズウイルスが混入していた(今はない)問題とワクチンの問題を同列に論じることには違和感がある。そもそも全く安全なワクチンや薬剤などはなく(医療そのものもリスクを含んでいる

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    2025年05月03日
  • 追憶の夜想曲

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    悪徳弁護士と言われている、御子柴礼司が活躍するリーガルサスペンス。
    御子柴の暗い過去から始まり、夫殺しの容疑で逮捕され弁護人として、
    裁判に挑んでいたへっぽこ弁護士を騙して、御子柴が弁護人を引き受けたが、
    そこには何かしらの訳があるのだろうか・・・。
    びっくりするような出来事が待ち受けていた。

    もう、ある程度読んでいくと、何となく犯人を予想できてくる、
    何となくわかりやすい?って感じの作品でしたが、それでも騙されてしまう、
    とんでも展開が待ち受けていました(勘の鋭い人は、これにも気づいてるかもね)。
    御子柴礼司が悪徳弁護士と言われる由縁は、前作及び別作品でも、
    知ることができ、前作を読んでい

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    2025年05月02日
  • 毒島刑事最後の事件

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     毒島さんのエピソード・ゼロ。刑事を辞めたきっかけの最後の事件が描かれる。

     前作に続いて、承認欲求が服を着て歩いている者たちの犯罪を、針のように鋭い毒舌で滅多斬りにする痛快さが堪らない。

     しかし、痛快なだけで終わらないのが中山先生だ。見事、術中に嵌っていて震えた。

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    2025年05月02日
  • 殺戮の狂詩曲

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    ネタバレ

    御子柴礼二シリーズは相変わらず安定した面白さがある。 少し事情聴取の下りが沿革がなく退屈には感じたがラストまでの持って行き方はさすがという感じだった。 今までと比べるとインパクトこそ薄れるが人の狂気をこうも簡単に操れてしまうことに少し恐ろしさもありつつ、人間の価値について考えさせられる内容だった。押野も後悔はあれど 誠二郎はうらんでいる様子はなかったし、むしろどこか気持ちが安らいでいたようにも感じた。法的秩序の下では罪を償うことになったが、生産性的観点でみてしまったときにはどうしても押野側に気持ちは偏ってしまう

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    2025年05月02日
  • 中山七転八倒

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    中山七転八倒
    著者:中山七里

    **あらすじ**:
    雑誌連載が10本に減り、焦燥感に駆られながらもブランデーを片手に原稿に向かう――。数々のどんでん返しで読者を魅了する“どんでん返しの帝王”中山七里が、自らの創作の舞台裏を赤裸々に語る爆笑エッセイ。プロットの行き詰まり、編集者とのやりとり、そして時には体を張った執筆の日常がユーモアたっぷりに綴られる。執筆論でありながら、一種の冒険記でもある本作は、創作者ならずとも楽しめる一冊。

    **感想**:
    中山七里さんの作品はこれまでも数多く読んできましたが、今回はフィクションではなく、著者自身の創作の裏側を描いたエッセイということで、ま

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    2025年05月01日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    氏家という新しいキャラクター。
    科学捜査鑑定所という舞台。
    これまでにシリーズ化された登場人物も脇役で登場。
    楽しみどころ満載。
    第二弾も読もう!

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    2025年05月01日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    かつて殺人事件を起こした弁護士が主人公のリーガルサスペンス。
    主人公の思い切った設定を受け止められるかで評価が変わりそう。犯罪者の更生など認められないという人は読まないほうがいい。

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    2025年05月01日
  • ネメシスの使者

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    どこまで風呂敷を広げるんだ…と思っていたら急に〆に入り、と思ったら一気に畳み掛けてくるようなどんでん返し。驚きました。
    終盤のそういったエンタメ要素はもちろんのこと、司法制度としての正解と1つの犯罪に係るセグメントそれぞれが持つ感情や人生を変えるほどの影響力とのギャップについて、様々な視点から観察する、ある種の正義問答といえる部分の描写に引き込まれました。
    最後の急展開で、視点をそらされたような気がするのがちょっとだけ残念なような…。

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    2025年04月30日
  • 禁断の罠

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    えっ凄いな。どれも面白い。
    これは良いアンソロ。

    大好きな斜線堂さんの『妻貝朋希を〜』は、若干暗い気持ちになるけどイチオシです。

    米澤さんの『供米』も良かったなあ。
    相変わらずオチが秀逸で好き。

    結城さんの『大代行時代』は本当に愉快だった。
    冗談みたいだけど、多分、実際にあると思う。
    えっそんな事まで!?という呆れ半分、嫌なもんは仕方ないかーという納得が半分。
    代行して欲しい事の1つや2つ、誰しもあるよねえ。

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    2025年04月29日
  • 作家刑事毒島

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     すっかり毒島先生のファンである。傍若無人で冷酷、口を開けば皮肉や毒舌が飛び出すのでおよそ現実には出会いたくない人物だけど、時折相手へのエールを滲ませたりする人間味がグッと来た。まさに沼な言動。これはトリコにならざるを得ないというもの。

     出版業界を皮肉りまくるブラックユーモアが、「現役の作家さんがここまで書いちゃっていいの?」と心配になるレベル。
     業界の内幕劇が好きなので興味津々で読んだが、誇張はあるだろうけれど、こんなにも魑魅魍魎が蠢いているのか、出版業界⋯
     毒島の針のように鋭い舌鋒が、承認欲求・自己陶酔の権化みたいな出版関係者をバッサリ斬る様は妖怪退治みたいで痛快で、スカッとして気

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    2025年04月27日