中山七里のレビュー一覧
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ネタバレ「このたわけぇ!!」
玄太郎おじいちゃん、かっこよかったなぁ。
お金のために自分を身内を殺す人たちには気分が悪くなったけどその事件を解決して罪を認めさせることの出来る玄太郎おじいちゃんがすごい!
不動産屋をしていてそこで岬先生に出会うのはまさかだった。最後のシーンはさよならドビュッシーを見て玄太郎おじいちゃんのその後を知ってるのでグッとくるものがあった。
「膝を屈した数だけ人間は剛くなれるからさ。先生、迷惑のかけついでだ。もう一つだけ、わしの頼みを聞いちゃくれんかまだまだ腕は未熟でな。もしも、その子たちがピアノを教えて欲しいと願ったら、先生になってやってくれんかね。ただし、このことは二人には -
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後書に中山七里は改造人間である。
1日2時間の睡眠と1回のトイレ。
3日に一度の〆切で、10本の連載を抱える。
とあった。作品の中の毒島刑事は、話をしながらでも40ページ以上の執筆が出来てしまう。
作家業とは、何と恐ろしい職業かと思う。
出版業会とドラマ業界の恐ろしさが描かれているが、これを取り巻く勘違い人間の多さが、これまた恐ろしい。実際に作家になるんだけど、読んでみてと言われて、文章にもなっていない酷いものを見たことがあるが、この本の中には、その時の文章よりも恐ろしい勘違い人間たちが描かれている。
これを読んだら、その業界には、近づくべからずと思ってしまった。
本が好きで読ませていただいて -
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氏家京太郎シリーズ第二弾。
前作で中々に気に入っていたキャラクターが残念ながら今回は登場せず。少々残念だが、物語自体は変わらず面白い。
毎回味方の弁護士が頼りないが、それが逆にここからどう覆して行くのか興味が湧いてくる。
中山さんの作品はまだ5冊目なので知りはしなかったが、なんとなくこれも他作品からのゲスト出演ではなかろうかと予想した特殊清掃人の五百旗頭というキャラクター。後に調べてみるとやはりそうだった。
良いキャラクターだったのでこちらの作品も気になっている。
今回は氏家の親友が犯人だと疑われ、容疑を晴らす為に氏家が奔走するのだが、どれだけ才能があっても最後にはありふれた、人間らしい感情 -
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読みやすく
サクサクと読んだ
人間って…そうなんだ…と
初めて知ることも多く
かなりグロい箇所も多かった
全4編のストーリー
ラストの一話は
ちょっとミステリ仕立てで
なんとなくスカッとした
最後が このお話で救われた思い
そのくらい ちょっと重たかった
やるせない気持ち
せつない気持ち
1話と3話は 苦しかったなぁ…
特に3話は 現実に多発している亡くなり方
何とか防げなかったのか
彼の人生を思うと とても辛い…
特殊清掃というものに
ちょっと興味があって読んでみたけど
命懸け。警察も処理場の人も。
普段知ることの出来ないものを
教えてもらえた
そして 日々の日常を
しっかり生きよう。 -
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新人検察事務官目線で進む話。
リトマス試験紙のように表情が分かりやすい総領美晴。能面のあだ名がつく不破検事のもとに配属されるが初日から「帰れ」と言われるところから始まっていく。事件が色々と起きていく中で、読み進めていくと一つ一つが絡んでいくのが面白い。
不破検事の行動は何も言わないので、事件と同じで先が分からないがそこが面白さでもあった。
総領の性格は不破検事との対比が分かりやすい設定なんだと思うし、それが彼女の個性だとは思いつつも面倒だなと思ってしまうときもあった。ただ、彼女の正義や熱さは組織の中の正義との対比にもなっているので必要だなとは思う。