中山七里のレビュー一覧

  • 能面検事の死闘

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    南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。7名を殺害した笹清政市(32)は、自らを“無敵の人”と称する。
    数日後、大阪地検で郵送物が爆発、6名が重軽傷を負った。その爆破事件の被疑者である〈ロスト・ルサンチマン〉は笹清の釈放を求めるが、その理由は何か? 不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ負傷する――。
    連続爆破事件を止めることができるのか? 〈ロスト・ルサンチマン〉の真の目的はどこにあるのか? “棄民”と“司法”の苛烈な対決が始まる。

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    2025年09月25日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    短編やショートの詰め合わせがたくさんあり満足感のある1冊でした。
    デビュー15周年とのことですが、本当に休む間もなく書き続けているのだなぁと思いました。

    エッセイの中で、出版社の方にどんな設定がよいかいくつも候補を出してもらい、設定を全部入れるのは大変と言いながらも全部を網羅した著者と、1つでいいのにと思っていた出版社のすれ違いエピソードのくだりが面白かったです。

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    2025年09月24日
  • ふたたび嗤う淑女

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    嗤う淑女シリーズ2作目。ここまでくると展開のパターンはなんとなく読めてくるのに、それでもページをめくる手が止まらなかった。
    国会議員・柳井耕一郎と関わる人たちが次々と事件性のない死を遂げていく。淑女は自分の手を汚すことなく、人の心を操り、嗜虐心のままに追い詰めていく。その恐ろしさは前作以上。

    途中までは控えめな亜香里の存在感が強い気がしていたけれど、最後にその理由がしっかりと明かされる。そしてまた淑女は嗤う。
    読み進める中で時折覚えた違和感も、ラストで一気に繋がって「そういうことか!」と驚かされる。前作に負けない大どんでん返しに、またしてもやられてしまった。

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    2025年09月23日
  • ヒポクラテスの試練

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    ネタバレ

    面白かった!!
    まさか真犯人がペギョンとは想像もできなくて、最終章の種明かしはゾクゾクしました。
    同時に売春という社会の闇にも触れ、社会問題も絡め合わせた、秀逸な一作だと感じました。

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    2025年09月23日
  • 鬼の哭(な)く里

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    2020年8月のコロナ禍、岡山県の限界集落が舞台
    殺人鬼の言い伝えとか余所者文化とか「いやいやまさかこの時代に」と思いたくても、コロナ禍の混乱はまさにこの集落が世界の縮図だったと思う
    ホラー要素のあるミステリだけど、近い昔を振り返って反省もできる物語でした

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    2025年09月22日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    最初のうちは面白く読んでいたんですが、なんだか難しくなってきて、しばらく放置してました。最近国政の変化もあり、また続きから読み出したら、面白くて、一気に読んでしまいました。どうなるんだろう、と、ドキドキ、怖かったですが、どんどん主人公が成長していき、ハマっていて、エンタメになってきて、スッキリ爽快に読むことができました。さすが中山七里さん、盛り上げ上手、面白いですね

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    2025年09月22日
  • 嗤う淑女 二人

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    蒲生美智留のシリーズ3作目だが、実は「カエル男」と関連している。「連続殺人鬼カエル男 ふたたび」を読んだ次は本作を読まなければカエル男シリーズ最終作の「完結編」と繋がらない。誠にややこしい次第だ。
    タイトルの「二人」の内の一人はもちろん蒲生美智留だが、最後のクライマックスまでほとんど出てこない。実行犯として登場するのは八刑を脱走した有働さゆりであり、遂に彼女は大量殺人犯のテロリストとなってしまう。(この前提があって「カエル男」の完結編へと話が繋がる)
    各シリーズ主役の蒲生美智留と有働さゆりのタッグに加えて、有働さゆりと濃い接点があった人物として古手川刑事と御子柴礼司まで登場する本作は、まさにシ

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    2025年09月22日
  • 七つの大罪

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    人を破滅させるとされる7つの大罪について、名前に「7」を持つ作家さんが書いたアンソロジー。どれも直ぐ読める。「暴食」はゾワッとさせられ、「強欲」は今の世相を現していて面白かった。初めての作家さんもいたが、これを機に読んでみようかなと思えた。

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    2025年09月22日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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     キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
     この作品でとりあえずの中山七里先生の作品はコンプです!!よくやった!!って自分でも褒めておきましょう!!

     この作品は、デビュー15周年を迎える中山七里先生の短編とエッセイを、ぎゅっ〜っと詰め込んだ作品です。いやはや、短編というよりショートショート??いずれの作品も、読んだことがなかったんで、面白く読めました!!エッセイも面白かったし、手掛けられた解説も興味深く読めました。ちなみに、この表紙も好きです。
     
     ( ゚д゚)ハッ!そういえば、アンソロジーは読んでこなかったけど、コンプでいいのだろうか^^;この作品を読んだから、自分の中ではいいことにしちゃ

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    2025年09月22日
  • 能面検事の死闘

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    冒頭の無差別殺人のシーンは、読むのが辛かった。
    その後の笹清の取り調べも、不快感でしんどく。
    重傷を負いながらも事件を追う不破の姿が頼もしかった。
    事件の真相はなんともやりきれないものだった。
    これで、シリーズ既刊分は読んでしまったので、続きを楽しみに待とう。

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    2025年09月22日
  • ヒポクラテスの誓い

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    法医学・解剖の話は、聞き慣れない文言も
    多いが面白く読み進めれた。
    光崎教授、キャシーと個性的なメンバーが
    おり、さらに古手川刑事と興味深い。
    解剖に死者の思いが分かる、嘘をつかない。
    このシリーズも次を読んでみたい。

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    2025年09月21日
  • 能面検事の死闘

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    能面検事シリーズ第三弾。

    冒頭から7名が殺害される無差別殺人事件が発生。それはほんの序章に過ぎず、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生する。

    さらには犯人に逃亡され、不破検事も新たな爆発事件に巻き込まれる。

    ラストではこれまで隠されてきた不破検事の人間性が垣間見られる。

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    2025年09月21日
  • 特殊清掃人

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    特殊清掃を通じて、生きている人の思いや醜さを描くミステリー。
    社会派のようであるけど、少し軽めな印象。どちらかと言えば法医学もののヒポクラテスシリーズに近いか。

    4編の短編集のようになっていて、特に3編目が秀逸だと感じた。
    特殊清掃がメインテーマではあるが、最終的には遺品整理と遺品の謎がミステリー要素として強くなっていく。清掃はあくまでもそれが見つかるための要素になる。
    良いテーマだけど、話が進むほど特殊清掃後のミステリーがメインになってくるので、短編でしかできないテーマだと感じた。

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    2025年09月21日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    テミスの剣の登場人物の外伝的作品。
    それぞれの短編が小気味良く進んでいき、主人公の葛城と円の関係性も温かみを感じる。
    という感じで心地よく読み進めていったら、最後の最期で驚愕の展開!!

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    2025年09月19日
  • 能面検事の奮迅

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    能面検事の続編で、話しの展開が非常に面白くテンポも良い。実際の事件に似た設定がまた面白くストーリーに引き込まれるが、惣領書記官の成長しなさっぷりが前回に引き続きイラっとする。もう少し成長してくれ、と共感も応援もできないキャラのまま…

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    2025年09月19日
  • ヒポクラテスの誓い

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    前半は解剖の描写に抵抗がありましたが、真琴先生と共に意義を感じはじめ、締めくくりに感じた真琴先生と同じような気持ちになりました。

    解剖に、慣れる、とは違う感覚でそれが不思議な気持ちとなりました。

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    2025年09月17日
  • 能面検事の奮迅

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    能面シリーズ2
    今回も不破俊太郎、何があってもブレません。
    ある意味、ここまで来ると潔くて惚れ惚れします。逆に事務員の惣領美晴はブレブレで親近感が湧きます。
    本書は惣領さん視点がメインで物語が進む為、主人公不破の胸の内が掴めないので読んでいても能面っぷりが充分伝わって来ます。

    また岬洋介シリーズのお父さん、岬検事が登場するのも中山七里さん愛読者として嬉しい限りです。

    最後も能面検事の優しさと不器用さが出て納得の終わり方でした。


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    2025年09月17日
  • 能面検事の奮迅

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    これまた、良かった。
    能面検事不破俊太郎、今回は仲間?同僚?の検事に文書改竄疑惑が。能面の裏が垣間見れる今作は、実に面白い。そして、やはり格好いいし、憧れます。こんな風に誰にも媚びずに仕事が出来るって本当に凄い。まあ確かに美晴さんは大変だと思いますが(笑)

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    2025年09月16日
  • こちら空港警察

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    タイトル通り、空港警察に焦点を当てているがこれが滅法面白い。
    空港にやって来る犯罪者とは一筋縄ではいかない知能犯だ。密輸犯からテロリスト、クレーマーまで俎上にあげていて目からウロコだった。
    特に4話、5話の展開が素晴らしい。テロリストとの駆け引きは先が気になって仕方ないし、事件がどこに着地するのか中山の職人的な筆致が油断を許してくれない。あとからよく考えれば分かることでもその時は分からない、そういったミスリードが巧みなのだ。

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    2025年09月16日
  • 能面検事の死闘

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    能面検事シリーズ3作目。
    今回はかなりヤバい事件だが、これと似たような事が現実でも起こらないと言えないところが怖い。
    まず最初の無差別殺人については、就職氷河期世代の不満を代弁したような犯人の主張がイラッとさせられるが、その尻馬に乗って同調する輩にも腹が立つ。自分の身の回りを見てみると、仕事が出来ない人は必ずと言っていいほど何でも他人のせいにする。こうなったのは親が悪い。学校が悪い。会社が悪い。政府が悪い。世の中が悪い。自身の能力や努力不足を省みず、全て自分以外のせいでこうなってしまったと言う。何でもかんでも他人のせいにすれば自分の至らなさには目を向けないで済むし文句を言えばスカッとする。極め

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    2025年09月16日