中山七里のレビュー一覧

  • 嗤う淑女

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    3.5くらいつけたい。逆転ミステリが得意な作家として知られているので、ある程度、予想して読めてしまうのが勿体無い。

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    2026年08月20日
  • 能面検事の挫折

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    不破検事が、なぜ「能面検事」と言われるようになったかがわかる。

    不破にしてみれば雲上人のような存在である岬次席検事に、感情を抑えられないのが欠点だと言われている矢先に嫌疑不十分で不起訴処分になった男が、殺人を犯して逃走という…失態をして、弁護士の御子柴礼司には検察官という職には向いていないと罵倒される。

    大阪地検へ転勤になった不破が、再び御子柴と対決することになる。
    そのときには能面検事と言われていた不破は、以前とは違い、御子柴を前にしても揺るぎない態度だったが、結果的にすっきりとした終わりかたではなかった気がした。






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    2026年08月20日
  • テミスの剣

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    御子柴シリーズから中山七里さんにハマり、カエル男で渡瀬シリーズを知り、こちらの作品にたどり着きました。御子柴ロスから渡瀬刑事へ。
    今の所、御子柴ほど濃いキャラではないけど正義感の強い人間臭い渡瀬にも好感が持てる。
    シリーズ追うのちょっと大変だけど読み進めていきたい。

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    2026年08月19日
  • 能面検事の挫折

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    不破検事の東京時代の失敗を大阪で撃つ話か。 東京時代の失敗が今の能面を生み、大阪に来てまたその時の関係のあるものの事件を担当する。 そこに東京でも関係した御子柴が登場する。 しかも大阪でもまた会い対することに。 岬の親父も最初に出てくるし、御子柴と中山ワールドの面々が次から次へと登場。結末はあっと言う展開で、しかも未解決事案になって終了。ちょっと後味の悪い展開であった。読み物としては面白いけどね。

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    2026年08月18日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    騙された!
    可能性として考えても良さそうなものなのに、分からなかった。

    悔しいながらも見事騙されてスッキリ。
    これを得るためにどんでん返しを読んでいるので、シリーズ最終は何も考えず読むことに決定。

    それにしても相変わらず描写がエグくて、外でランチしながら読む作品ではなかった。
    リアルに気持ち悪くなりそうだったので、読むのを断念。。
    中山七里先生の筆力に脱帽。

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    2026年08月18日
  • 境界線

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    いわゆるミステリとはちょっとタイプが違い、いつもみたいなどんでん返しはないけれど、読ませてくれた。
    鵠沼が見ていたあの日の光景を思うと胸が痛い。当事者じゃないとしても、知らなすぎる自分が少し恥ずかしいと思ってしまった。

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    2026年08月17日
  • 能面検事の死闘

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    ネタバレ

    岸和田駅で7人を殺害した笹清はロスジェネのために就職できず無職になり底辺を生きている鬱憤を晴らすために犯行に及んだと言う。笹清に同調する「ロスト・ルサンチマン」は地検に爆弾を送りつけて爆破させたりとテロ活動を行い、護送中の笹清を連れ去ってしまう。凶悪犯を逃した警察だったがしばらくして林の中から笹清が死体となって発見される。
    不破すら爆弾で怪我を負う。美晴が代わりに検事代理として捜査にあたり成長も見せる。
    笹清を殺した犯人がかなり意外だったし、笹清をここまで追い詰めた真相の人物に胸糞も。

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    2026年08月17日
  • さよならドビュッシー

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    オーディブルにて。

    家事で重度の火傷を負いながらもピアニストとして頑張る中で起こる殺人事件や殺人未遂…
    障害を持ちながらも頑張る姿やピアノの世界の話が多く、いくら殺人事件があったとしてもここからどうやっていつものどんでん返しに持っていくのか…?
    と思っていたらなるほど。
    どんでん返しはそこだったのかと。
    それでも後味は悪くない。

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    2026年08月17日
  • テロリストの家

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    最後の最後に驚きの展開があった。家族と仕事とをどう両立していくのか…親は子供を守り切れるのか…そんなことをなん度も考えさせられた。

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    2026年08月17日
  • 被告人、AI

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    真相に近づくにつれ、いたたまれない気持ちに、そしてそれだけじゃなく、もっと深い真相にたどり着いた時、やるせない気持ちになりました。これはフィクションではなく、近い将来にありそうなことだし、私もこうするだろうなという予感があります。現実のAIは、とっくにその可能性も摘んでいるとは思いますが。

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    2026年08月17日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    フィリピンのリゾートホテルに何故か置いてあって興味があった1冊
    教誨師という馴染みのない職業と刑事のバディが徐々に噛み合っていくにつれて真相が分かり始め、そこに横串をいれるような死刑執行のタイムリミットが物語を加速させていて読むのが止まらなかった!!

    最後の住職の言葉は過ちを死で償う、やめて償うという武士的な考え方を改めるきっかけになる

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    2026年08月17日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    ネタバレ

    完結編まで駆け抜けました。面白かった。カエル男ここまでお疲れ様でした。と長く長く拍手したい気持ち。

    中山さんは作品がたくさんあり、登場人物が重なってる部分も多いそうで、
    山手線の話とかカエル男では詳しく語られなかった有働さゆりの殺人はどこか他の本で出てくるのだろうか?出てくるなら読みたすぎる。
    御子柴さんの本も読みたい、古手川さんが出てくる本ももっと読みたい。登場キャラクターたちが大好きになった。

    教授は助けられるのかと思ったがまさか殺されるとは、、、
    ここまで日本中ぐちゃぐちゃになってどうなるんだろうと思ったけど良い最後だったな。さゆりさんゆっくり休んでねの気持ち。
    刑法39条は実際にはどうなっていくのだろうか。心神喪失というか急性一過性精神病とかでとんでもない行動をしていても、薬ですぐに良くなっていく人たちを実際に見ているので、刑法39条が悪用されている事実があっても、本当に疾患に苦しめられてる人たちもいるので無くならないでほしいというか、良い方向で日本が変わっていきますようにと思った。しかし、必ず怠薬して再燃して再入院する人たちも少なくないので、どれだけ地域移行を頑張っても、退院というか地域に戻ってまた罪を犯してしまう人が減らないのは疾患の特性上難しいんだろうなとも考えた。

    医療者として、個人的には医療面から見たシリアルキラーの話の方が好きだなって気づいたけど
    全く知らない関わらない警察とか弁護士の話も新鮮で面白いな〜って思った。

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    2026年08月15日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    正直、前作では古手川のバトルシーンが長く、中弛みしたり音楽の知識が全くと言うほど無い私にとっては度々挟まれるベートーヴェンの曲に関する話し等が難しく感じ読み辛さを感じていたのですが今作はスラスラと読めました。
    相変わらず渡瀬と古手川のコンビが活躍してくれてすごく良かったし、渡瀬という素晴らしい上司の元で働ける古手川を羨ましく思うほどに渡瀬はいいキャラで大好きです。

    そしてこれも相も変わらずに殺害現場の描写は生々しく、前作よりもグロテスクさを感じました。
    でも、それもカエル男シリーズの醍醐味だと私は感じています。
    このまま完結篇まで一気に読み進めようと思います。

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    2026年08月15日
  • 能面検事の奮迅

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    久しぶりに中山七里読みました。落ちた後に学生時代に戻る件がらしかったです。まだ読み残してるものも買って読みます

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    2026年08月15日
  • 総理にされた男

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    ネタバレ

    池井戸潤先生の「民王」を思い出した。
    あちらはコミカルでこちらはシリアス。
    政治がかみ砕いて解説されており、わかりやすい。

    政治に関心を持とう。

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    2026年08月15日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    幼なじみの一卵性双生児の姉妹とキャッキャウフフと青春→政治家の裏金問題→アルジェリアでのテロ問題というストーリー展開をしながら、事件や事故や震災やテロに巻き込まれて大切なものをどんどん失っていく話。

    兄を殺したのはどっち?どうして殺された?生き残ったのはどっち?という疑問がありながらもそれらの謎は触れられず、終盤にすべての真相が明かされる。
    最初に提示される疑問についての言及が途中まったくないのでミステリー?という感じはするが、メインストーリー自体も心理戦が繰り広げられていて面白いのでスラスラ読めた。

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    2026年08月14日
  • 嗤う淑女 二人

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    タイトルがしっくりくるお話でした。読むのが止まらず、1日で読んでしまった。シリーズは勿論、他のシリーズとの交わりが面白い。次回作が楽しみ!

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    2026年08月13日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    ネタバレ

    科捜研を辞めて民間の鑑定機関を興した氏家。
    氏家のもとに腹を裂き子宮を切除した連続殺人鬼の鑑定依頼が。3人の死体のうち2人しか殺してないという。
    鑑識にフォーカスしているのも新鮮だし、氏家の科捜研の証拠を何でも信じてしまう検察、裁判所の誤謬性に警告を鳴らすのも確かにそうだなと納得。
    ミステリとしても氏家の鑑識能力を活かした方法なのも良き。

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    2026年08月13日
  • 鬼の哭(な)く里

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    昔ながらの地域ではこんな事がいまでも起こったりしているのかと思うと、地方に住みたくないなぁとは思った

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    2026年08月13日
  • ふたたび嗤う淑女

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    ネタバレ

    早速2作目も読ませていただきました。前作もそうだったけど、スラスラ読ませる感じがものすごく心地が良い。もちろんおもしろかったし、悪女っぷりを遺憾無く発揮されていてすごく伸び伸びと生きてらっしゃるなと尊敬すらしております。

    前作とは違い、一つの大きな目的に向かってその周囲から陥れていくさまはその中心にいる人物からするとさながらホラーのようで、と言ってもそいつは最終盤になるまで全然気づいてなかったようなんだけど。それと今回はその動機がいまひとつ判然としないまま話が進んでいくのも不気味だったりもする。
    関わる人たちの端から端まで全方位不幸にしていくのは最早お約束的ではあるけど、それが楽しみで読んでいるからこっちとしては「よっ!待ってました!」てなところで、蟻地獄にハマって抜け出せずにもがく被害者たちを上から眺めているような優越感すら感じちゃうよね。ワタクシもずいぶんと悪に染まってきておりますなぁ。

    前作を知っている分、衝撃度は少々物足りない部分もあったのと、警察がもっと真相に肉薄してくれればさらにスリリングだったのになと思わないでもないけど、総じておもしろいのでまあヨシ!
    今作の総評としては「悪女のサクセスストーリー」と言ったところか。もちろんサクセスというのは通常想像するような悪女から善人に改心して幸せになる、とかではもちろんなく、悪女としてその頂に上り詰め、唯一無二の悪の華として君臨するという意味合いですよ。

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    2026年08月12日