中山七里のレビュー一覧
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蒲生美智留のシリーズ3作目だが、実は「カエル男」と関連している。「連続殺人鬼カエル男 ふたたび」を読んだ次は本作を読まなければカエル男シリーズ最終作の「完結編」と繋がらない。誠にややこしい次第だ。
タイトルの「二人」の内の一人はもちろん蒲生美智留だが、最後のクライマックスまでほとんど出てこない。実行犯として登場するのは八刑を脱走した有働さゆりであり、遂に彼女は大量殺人犯のテロリストとなってしまう。(この前提があって「カエル男」の完結編へと話が繋がる)
各シリーズ主役の蒲生美智留と有働さゆりのタッグに加えて、有働さゆりと濃い接点があった人物として古手川刑事と御子柴礼司まで登場する本作は、まさにシ -
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
この作品でとりあえずの中山七里先生の作品はコンプです!!よくやった!!って自分でも褒めておきましょう!!
この作品は、デビュー15周年を迎える中山七里先生の短編とエッセイを、ぎゅっ〜っと詰め込んだ作品です。いやはや、短編というよりショートショート??いずれの作品も、読んだことがなかったんで、面白く読めました!!エッセイも面白かったし、手掛けられた解説も興味深く読めました。ちなみに、この表紙も好きです。
( ゚д゚)ハッ!そういえば、アンソロジーは読んでこなかったけど、コンプでいいのだろうか^^;この作品を読んだから、自分の中ではいいことにしちゃ -
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能面検事シリーズ3作目。
今回はかなりヤバい事件だが、これと似たような事が現実でも起こらないと言えないところが怖い。
まず最初の無差別殺人については、就職氷河期世代の不満を代弁したような犯人の主張がイラッとさせられるが、その尻馬に乗って同調する輩にも腹が立つ。自分の身の回りを見てみると、仕事が出来ない人は必ずと言っていいほど何でも他人のせいにする。こうなったのは親が悪い。学校が悪い。会社が悪い。政府が悪い。世の中が悪い。自身の能力や努力不足を省みず、全て自分以外のせいでこうなってしまったと言う。何でもかんでも他人のせいにすれば自分の至らなさには目を向けないで済むし文句を言えばスカッとする。極め -
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静おばあちゃんと要介護探偵第2弾、銀齢探偵社です。日本で20番目の元女性判事、静おばあちゃんと名古屋で香月地所を経営する経済界の重鎮、香月玄太郎(半身不随で移動には車椅子を要する要介護状態)がこの作品でもやってくれましたよ♪前作では名古屋が舞台でしたが、今回は玄太郎ががん治療のために上京して入院することになったことから東京が舞台となります。
医療過誤、構造書偽造、高齢者の運転ミス、孤独死や介護など、様々な問題を取り上げつつ、ふたりはそれぞれの信念をもってその裏の裏まで白日のもとに晒していきます。ほんと、ふたりともやっぱかっこいい!!こんなおばあちゃんとおじいちゃん、好きなんですよね!