中山七里のレビュー一覧

  • ハングマン 鵜匠殺し

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    ネタバレ

    ハングマンシリーズ第二弾。

    どんどんトクリュウの詐欺にあい、命を落としていく被害者たち。元締めを追う瑠衣は比米倉らと一緒に確信に迫っていく…

    前回同様救いがなくてどんよりでした。
    ラストへと読み進めていくにつれ、え?ページ大丈夫なの?みたいな変な焦りを感じましたが、納得のラストでした。

    鵜匠殺しのサブタイトルも、ラストで回収され、あー、こういう事だっんだなぁ、と。

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    2026年06月09日
  • テミスの剣

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    やはりミステリーは面白い。久々に読んで一気読み。最後まで何が起きるかわからない展開で引き込まれた。主人公が一匹狼タイプなので、最後まで生存できるのかハラハラしながら読んだ。

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    2026年06月09日
  • 復讐の協奏曲

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    御子柴弁護士シリーズ第4作目

    今回容疑者とされたのは
    御子柴の事務所で働いている事務員洋子

    いつも通り御子柴は彼女が無罪を勝ち取るために動く
    その過程で芽生える洋子に対する疑念
    それを一つ一つつぶしていく過程で明らかになる
    洋子の過去

    今までの3作品とは違う感覚を覚えたのは
    洋子の強さというか御子柴に対する信頼というか
    を強く感じたからかもしれない

    これからの二人の関係がどうなっていくのか
    気になるところではあるけど
    意外に変わりないかもしれず…

    読み終わって
    洋子の心の強さが少し羨ましいなと感じた…

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    2026年06月08日
  • 殺戮の狂詩曲

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    さすがに今回は、裁判を勝ちに導くことは出来なかった。しかし、悪魔から人への導きにつながった。やはり御子柴に関係のある人だった。

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    2026年06月07日
  • とどけチャイコフスキー

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    背景にあるのは音楽と戦争。
    1958年モスクワで開催された第一回チャイコフスキー国際コンクールでの優勝はアメリカ人のクライバーンで2位に甘んじたのがロシア人のナディア・ガガリロフ。彼女と岬洋介のつながりに驚いた。
    ロシア人のチャイコフスキーは祖父の故郷であるウクライナをこよなく愛していたという。そのチャイコフスキーの協奏曲第一番を選曲した岬洋介は聴衆に、そして一番はヴァレリーに思いを届けたかったのかも。

    あの時タクトを振っていたピアニストのヴァレリーが銃を持ち、同じくピアニストを志していたビクターと戦場で出会うなんて…なんかやりきれない。
    ラストシーンのふたりの連弾に作者の願いが込められてい

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    2026年06月07日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    廃駅オタクの主人公が、銀座線の廃駅のさらに奥深くへと足を踏み入れると、そこには約100人の人間がひっそりと暮らす巨大な地下コミュニティが存在していた。彼らは過去に福井県の原子力発電所で起きた事故によって被曝し、その後遺症により「色素性乾皮症」という難病を発症した被害者たちだった。極端に紫外線に弱く、日の光を浴びることができなくなった彼らは地上を追われ、闇の中でしか生きられなくなっていた。
    物語は、この閉ざされた地下世界で住人の一人が殺害されるところから大きく動き出す。しかも、殺された男の正体は身分を偽って潜入していた「公安警察の刑事」だった。国策である原発推進の妨げとなり、国家の隠蔽工作の生き

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    2026年06月07日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    オーディブル。さらっと、あっという間に読んでしまった。少し聞き逃したかも?ぼやっと聞いていて。これは恋愛小説?軽めに読んでしまった。中山七里さんファンで、シリーズものはほとんど読んで、楽しませてもらっている。

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    2026年06月07日
  • 秋山善吉工務店

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    善吉のような男…漢になりたいなと思った。

    昔気質で「てやんでえ」が似合うような人物だが、その言葉や行動の根底には一本筋の通った信念がある。時に厳しく、胸がちくりと痛むようなことも言う。しかし、それは誰かを傷つけるためではなく、真っ直ぐで純粋だからこそ出てくる言葉だ。

    善吉も魅力的だが、そんな彼を支える妻もまた素晴らしい。強く、賢く、したたかで、夫婦の在り方としてとても魅力的に映った。

    人としての芯や誠実さについて考えさせられる一冊だった。

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    2026年06月06日
  • 被告人、AI

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    興味深い内容。AIは、今はいろいろな分野で活用されていて今後は、もっともっと広がっていくと思う。今回のような事件も起こりうる。読んでいてこちらも、リタが人間と同じように錯覚してしまう。はじめから、本人自らリタに頼んだのだろうという考えは浮かんだけれどそのカラクリまでは、読めなかった。自分も介護が必要になったら、リタのようなAIに頼みたいなどと思ってしまった。

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    2026年06月06日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    「悪いお医者さんがお父さんを殺した」という1人の少年の通報から始まる、死生観や死ぬ権利に対する問題を軸とした明確な答えがない社会派ミステリ。
    刑事・推理ものとして楽しめる一方で社会の問題について深く考えさせられた
    人の数だけの意見が出そう

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    2026年06月05日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    ハングマンシリーズ2冊目。このシリーズは他の中山七里作品とあまり重なっていなくて、単独シリーズで楽しめます。でも、私刑執行人の話なので、全体的に重いです。私刑に至るまでの、ずっと苦い感じで終わる読み心地のシリーズになっています。今回は詐欺に引っかかって人生を踏み外す様々な人たちが短く積み重ねられました。また、指示役から上位の実行役として使われる人たちがいかに絡め取られているのかもわかります。闇バイト、オレオレ詐欺、投資詐欺、ホスト。そして、私刑を受ける側の、現実社会ではルフィと呼ばれていたようなトップの指示役が、人生を踏み外す契機になった犯罪(こっちは一昔前なので古典的なあれこれ)。
    最後に闇

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    2026年06月05日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    ネタバレ

    とても楽しみにしていた一冊。

    中山七里作品のオールスターが集結!
    それだけで読む前から楽しくなる。

    御子柴に最後まで弁護を担当してほしかったけれど、岬洋介が主役なのだから途中交代も仕方のないことだと自分を納得させた。

    岬洋介と父親の法廷での戦いも見応えがあった。

    次回作も楽しみだ。

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    2026年06月05日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    オーディブルで一気に聴きました。
    途中から夢中になり止まらなくなりました。
    弁護士さんが言った言葉がとても心に刺さりました。

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    2026年06月04日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    御子柴シリーズ第三巻。今回、御子柴が弁護するのは、御子柴の少年院時代の指導教官である稲見武雄。稲見は、特別養護老人ホーム「白楽園」で介護士の栃野守を撲殺した罪に問われる。稲見は「罰を与えてほしい」と願うが、御子柴は何とか無罪を勝ち取ろうと奔走する。次々と明らかになる真実に、贖罪の意味を考えたり、罪人が善人になることも、善人が罪人になることも紙一重なのかも知れないと思ったりした。物語を通して稲見元教官が、無骨で不器用だが、愛情深く懐が深い人物として描かれていて、安心感があった。サスペンスとしてとても面白い。

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    2026年06月03日
  • 悪徳の輪舞曲

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    御子柴シリーズ第四巻。今回は、実の妹である梓から、実母・郁美の弁護を依頼される。御子柴は、14歳の時に凄惨な事件を起こした過去を持ち、家族とはそれ以来会っていなかった。郁美は、再婚相手を自殺に見せかけて殺害した罪に問われている。実母を弁護する過程で、否応なく自らの過去と向き合う御子柴。作者が描く御子柴の贖罪の旅は、刑に服するよりさらに辛いもののようにさえ感じる。実母との接見や事件当時の自宅近辺への再訪に、緊張し戸惑う様子に、御子柴の再生を感じた。巻数を重ねるごとに、そのキャラクターに惹かれていく。

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    2026年06月03日
  • 殺戮の狂詩曲

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    御子柴シリーズ第六巻。冒頭から、猟奇的な犯行の描写が続く。高級老人ホームに勤める介護士、忍野が入所者を次々と殺害した事件は、相模原の障害者施設での事件を想起させる。その犯人の弁護を、重罪を犯した過去をもつ御子柴が引き受ける…。こういう世界があっていいのが小説の魅力だと思う。御子柴の味方をしてきた谷崎、山崎、日下部がこの事件だけは引き受けるなと意見するが、御子柴は忠言を聞かずに弁護を引き受ける。裁判で新たに明らかになった事実と、御子柴が弁護を引き受けた理由に、またしてもどんでん返しをくらう。面白かった!!

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    2026年06月03日
  • 復讐の協奏曲

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    リーガルサスペンス「御子柴弁護士シリーズ」の第5作。
    これまでに自身の恩師や母親をも弁護してきた主人公。今回も身近な人物、事務所で雇っているスタッフが殺人容疑に問われて乗り出すことに。調査の中で当人の意外な過去が明らかになっていく・・・

    作者の構成力には安心感すらありますね。起承転結が上手くまとまっていて安定して面白いです。個人的には前作がシリーズのベストで、本作は法廷シーンでの息の詰まるような緊張感がもう少し欲しかったというのが率直なところではありますが。
    第6作も楽しみです。

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    2026年06月02日
  • 悪徳の輪舞曲

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    弁護士御子柴礼二シリーズ4作品目

    今までの感じとは違って
    御子柴の家族のお話

    このお話ではこれまでと違った御子柴の
    内面が見られたり
    これまで見られなかった感情が見られたりと
    少し人間味のある御子柴が見られたように思う

    最後の最後の1ページ
    御子柴のセリフがもどかしく切ない…

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    2026年06月01日
  • 越境刑事

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    高頭冴子さんシリーズ第2弾!

    今回は中国のヤバい話で、これ大丈夫かな( •̀ω•́ ; )

    前半は普通にどんどん読み進められましたが、後半はとても辛く苦しい場面で嫌な気分でいっぱいです。
    それでも最後はホッとしました。
    あとがき読んで、これは本当にある事だと分かり、かなりの衝撃でした。
    同じ人間なのに、どうしてそんな風に人に対して出来るのか疑問です。

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    2026年05月31日
  • 有罪、とAIは告げた

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    ネタバレ

    東京地裁に、中国で開発されたAI裁判官、法神2が試験導入された。
    裁判官の仕事は激務で、なり手が伸びない割に職務は増えているという。証拠を調べたり、判決文を書くだけではない。例えばサイバー犯罪だったら界隈のことを知らなければ、適切な判断が下せない。そのためには勉強するしかない。
    そんな中導入されたAIは劇的に作業量を減らしてくれるため裁判官たちに喜ばれていた。今まで、苦労して書き上げていた判決文も、AIは完全に同じ文章が再現できそうだ。だが、主人公の高遠寺円は人を裁くときにAIに頼ることに抵抗を感じる。
    そんな時、一件の父親殺し事件が舞い込む。物証もあり、本人の証言もある。あとは量刑だけ、とい

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    2026年05月31日