中山七里のレビュー一覧
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ありきたりな表現で申し訳ないが、音楽を読む、ということを初めて体験した。中山さんの作品は去年から読み漁っていたのだが、この有名なシリーズにはしり込みをしていた。意を決して読み始めて本作でシリーズ2作目。
音大生、晶の周りで次々と事件が起こる。高額楽器の盗難、破壊、そして殺害予告。それと同時に起こる演奏会成功への道。様々なことが絡まりあいやがてひとつの形を作り出す。そんな物語。
こちらの方が前作よりもより音楽の表現が強かった。
そこに書かれたものを読んで自分で調べてみるということは何かしら本から影響を受けたのだと思う。この本はそういう物。本を読んで実際に曲を調べてみた。実際に聴いてみた。そう -
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ネタバレ後半は次々と真実が明らかになっていく。
緻密な描写と、人物属性の誤認を誘う叙述トリックなど、多彩な仕掛けが読み手を引き込ませる。
刑法39条を絡めたストーリーは、あまりに理不尽で興味深かった。
緻密な描写と評したが、部分によっては冗長と感じる。
何より、バトルシーンが長い!
古手川の尋常じゃないやられっぷりと、それでも生きてる頑丈さには、若干引き気味だった。
また、精神障害や洗脳(暗示?)があまりに万能過ぎる。
評価5でもいいくらい楽しめたが、これらが少し気になったので、4とした。
ストーリーを読み解くヒントは至る所に散りばめられており、ミステリーとしてとても出来がいいと思った。
ただし、 -
Posted by ブクログ
最初は八つ墓村の様な猟奇事件の場面。
コロナ禍の現代に移り、祟りや怨念の世界がコロナで疑心暗鬼になった山里の人々の物語となる。
あのコロナが始まった頃、この話の通り人々がお互いを疑い糾弾していた事を思い出した。
そしてそれは、過密度の低い田舎ほどひどかった。
都会から移り住んで来たトレーダーを怪しみ追い出そうとする村人たち。
そんな村人や家族を忌み嫌う主人公の高校生。
鬼哭山から聞こえる恐ろしい声の後死んでいく村人に祟りだと恐れ、村人たちは都会人を追い詰めようとする。
科学と常識を持った都会人と高校生の繋がりの中で、少し後味の悪い結末になってしまった。 -
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『これは私の持論なのですが、世の中に完全な善人もいなければ完全な悪人もいない。いるのは騙すものと騙される者だけです』(犬養隼人)
今作は、それぞれの色を彷彿とさせる七つの事件の短編集だった。あらすじ読んでなかったので短編集って知らなかった…
中山七里先生と言えば社会問題×ミステリーというイメージがあるけど、こういったのは長編じゃないと扱えないと思ってた…今回も七里節満載で短編の中に多彩なテーマと共に表現されてて、やっぱすごい…!!ジャンルの魅力を損なわずにこれだけの要素を詰め込んでかつ短編×7って、同じ人間っていうのが信じられん…
七里先生と言えばどんでん返しだけど、今作は、私が深読みしすぎる -
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続きが気になる一冊
御子柴という名前はなんだろうか…
キャラクターに外れがないというか…
色んな御子柴というキャラクターがいるけど
この名前を見るとどうしても手に取ってしまう…
この御子柴には過去に大きな事件を起こした犯罪歴があるが
今は弁護士となっている
これだけで興味を惹かれる…
どんな人物なのか御子柴の視点で読んでいても
捉えずらいなと感じる読み始めではあるけど
御子柴の過去が明るみになると
前半とは違う人物に感じる
それは他の人物にも言えることで…
御子柴と渡瀬との関係性もこれから先金になるところではあるし
お互いの抱えていた事件が解決に向かったときに発した
渡瀬の御子柴に対する