中山七里のレビュー一覧

  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    面白かった!SNSで拡散されたフェイクニュースが、リアル世界で被害をもたらした時、どういう刑罰の対象になるかがよくわかった。
    刑事事件として扱う場合は、名誉毀損や威力業務妨害、偽計業務妨害がそれに当たる。でも罪状は禁錮三年もしくは罰金15万と、実際の被害と照らして軽いことが多いのでは?と思わされる。
    その後の民事裁判で損害を補填できるかの話になるなら、一般人は泣き寝入りすることが多くなりそう。。。
    犯罪も巧妙で終盤までハラハラした!

    サイバー犯罪対策課は興味深いけど、実際そこで働いてる人のストレスってかなりきつそう。ネットの無政府状態に毎日触れてたら、ある意味洗脳されるのもわかる。自分の関心

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    2025年09月10日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    教誨師という仕事を初めて知ったし、それが主人公のミステリは当然初めて読んだ。
    まずは本作の評価について。さすが、どんでん返しの帝王。最後のオチ(犯人)は見事に驚かされた。終盤のタイムリミット・サスペンスの要素もありハラハラしてビックリして、そして最後は爽やかに終わり、というミステリとしては満点の出来だ。
    本作を読んでまず感じたのは自分が如何に宗教(ここでは浄土真宗)を知らないかということ。基本的に興味がないし、救いを求めるほど苦しんでもいないので、まあこれは仕方ないかなとも思う。
    次に現在の死刑制度の運用については問題が多いと感じた。死刑制度そのものは賛成。しかし死刑囚が国民の税金で三度の食事

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    2025年09月10日
  • 嗤う淑女

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    ネタバレ

    整形ってそこまで万能かなぁ?と思ったがエンタメとしては面白かったです。
    誰もが持つ不安や悩みを利用して思い通りに人を操る美智留の行動が気になりつつ、『絶対目をつけられたくない!!!!!!!!!!』と思いながら怖いもの見たさでスラスラ読めました~。続きをすぐ買ってしまった~。

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    2025年09月10日
  • 武闘刑事

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    このシリーズは初読み。えっ⁈、と思うような捜査方法とストーリー展開、スピード感、ラストのどんでん返し、250ページというページ数もあり一気読みでした。
    面白かったです。

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    2025年09月09日
  • 逃亡刑事

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    警官殺しの犯人を見たのは、施設を抜け出した8歳の男の子だった。そして、その目撃情報のせいで追われる身となった少年と、真相にたどり着き濡れ衣を着せられた県警のアマゾネスの冴子は共に逃亡する。無事に逃げ延び、真実を公表することが出来るのか!?


    七山さんの作品にしては分かりやすい。
    ストーリーの構成も犯人もどんでん返しということはなくストレート。そしてこの作者で初めて読む女性主人公だったので、他の作品より心情がわかりやすく一気に読めた。

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    2025年09月09日
  • 翼がなくても

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    「たとえ翼がなくても、きっと彼女は無理にでも飛び立とうとしただろう。時々そういう諦めの悪い人間を見かける」

    陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され、高額な保険金が支払われた。犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図る沙良の運命は? どんでん返しの先に感涙のラストが待つ傑作長編ミステリー!

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    2025年09月09日
  • 能面検事

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    能面検事シリーズ第一弾。

    どんな状況であっても表情を変えない不破検事と顔に感情が出すぎる美晴事務官とのコンビ。

    ストーカー殺人事件を調べる中で、容疑者のアリバイを証明し、残り数十ページですべてが明かされる驚き!スピード感が半端ない。

    今後の美晴の成長があるのか楽しみ。

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    2025年09月08日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    タイトル通り80過ぎのお婆ちゃんと少し下のお爺ちゃんが活躍するミステリー。
    でも、テンポはとてもスムーズに、爽快に、進んでいく。
    自分の正義と他者から見た正義の違い。
    必ずしも正義だけでは事が成り立たない現実を、元裁判官の静婆ちゃんを通していろいろと考えさせられました。

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    2025年09月08日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    中山七里さんのノウハウ本になるのかな?
    多分、読んでも、ミステリーとか描けんけどね。まぁ、描こうと思ってる訳ではないですけどね。(^◇^;)

    まぁ、凄いとしか言えんけど。

    中山七里さんが挙げたミステリーとは何かについて、より具体性が分かるような代表的な作品は、以下。

    ヴァン・ダイン
     『グリーン家殺人事件』
    アガサ・クリスティー
     『ABC殺人事件』『杉の柩』
    エラリイ・クイーン
     『エジプト十字架の謎』『Yの悲劇』
    ウィリアム・L・デアンドリア
     『ホッグ連続殺人』
    ドロシー・L・セイヤーズ
     『ナイン・テイラーズ』
    横溝正史『獄門島』
    高木彬光『刺青殺人事件』
    島田荘司『奇想、天を動

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    2025年09月08日
  • 能面検事

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    ドラマを観る前に読みたいと思い、読み始めました。とっても面白かったです。検事として有能な不破俊太郎だからこそ出来る生き方に憧れます。微塵も表情を変えない能面検事。どんな風に上川さんが演じているのか、ドラマを観るのも楽しみです。

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    2025年09月08日
  • いつまでもショパン

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    岬洋介シリーズ3作目。
    基本的にこのシリーズは岬洋介は狂言回しの役で主人公は別にいて、ミステリの最後の謎解きを岬洋介がするという構成。どの作品もクラシック音楽を題材にしているだけあってそれぞれの楽曲に関する解釈や演奏にいついての表現が的確で素晴らしいが、本作は特にその感が強い。ショパン国際コンクールが舞台になっているためショパンの曲に関する細かくも豊かに表現された記述が散りばめられているが、それにしても、と思う。それにしても中山七里はクラシックの楽曲について、どうやってこのような知識と感受性を身に着けたのだろうか。クラシック音楽について詳しく書かれた小説や漫画はある(「のだめカンタービレ」は最

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    2025年09月08日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    犬養隼人シリーズの第5弾。
    警察医療ミステリでございます。

    かなさんと、ウルトラマンさんの中山七里祭りに超影響され、買ってきちゃいました♪

    誰かが中山七里先生を読んでいると羨ましくなるのです。いいなぁって思うのです。

    またまたこちらは臓器を抜き取られた死体が見つかるところからスタートです。

    犬の散歩から幕が開けるのですが、もうわかっちゃいますよね。絶対この犬が死体を発見するのだろうって(⌒-⌒; )
    そーなんですよ、発見しちゃうんですよ。

    切り裂きジャックを読んでいたので、またか!?と思うのですが、今回の被害者は子供なのです。゚(゚´ω`゚)゚。

    被害者は貧しい家庭で育った少年ばか

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    2025年09月07日
  • いつまでもショパン

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    岬洋介シリーズ。
    なのではあるが、岬自身の関わりは補助的であり、前2作を経て岬洋介という人物像に惹かれて読み進めた読者的には、ちょっと物足りない感があるかもしれない。
    それにしても、舞台が一気に大仕掛けになり驚いた。
    エピローグの登場人物が、過去の作品の登場者達で微笑ましく感じられた。

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    2025年09月07日
  • バンクハザードにようこそ

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    地面師みたいな感じかな…
    あっ! 詐欺師やな。
    地面師、架空の株などなどを駆使して!

    200億円の横領を苦に自殺!
    しかし、その裏には…
    銀行員の親友を無実の罪で、自殺に追い込まれ、怒り爆発やな。
    その人は、表は司法書士、しかし裏は、詐欺師…
    さて、この詐欺師のおっちゃん復讐劇が始まる!
    この銀行は、この地域一休を仕切ってる一族の同族会社…
    やっぱ、同族会社って弱いんかな?優秀な人材より、血を重視するから。

    自殺した親友の娘さんと、親友の元部下とタッグを組んで、銀行をボコボコに…
    弱み握られて、バンバン騙される…
    爽快ではあるけど、そんな短期間に、なんべんも騙されんなよ〜

    いつもの大どん

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    2025年09月06日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    5組の家族の事件。
    主に高齢者とその子との事件の被害者遺体を解剖して何が解るのか?
    本当の犯人は?
    想像の上をいくストーリーテーラーの物語

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    2025年09月05日
  • 毒島刑事最後の事件

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    毒島刑事の言うことがトゲトゲしいけど、ほとんどが当たりまくっていると言うか、ひねった形で正論をぶつけてくるから、犯人にはぐさっと刺さるんだろうなぁ

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    2025年09月05日
  • バンクハザードにようこそ

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    地方銀行に勤める友人が多額横領の疑いをかけられたが自殺体で発見された。
    この事件に疑惑を感じた詐欺師の東雲は問題の地銀を潰す画策を始める。

    詐欺行為のディテールがやや甘く感じたり、少々都合良く相手銀行が騙されるが、その少々甘い詐欺の手口を感じながらも物語としての面白さはあった。
    金融小説というより意趣返しの小説だった。

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    2025年09月05日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    最後の展開、私は満足でした!
    なんとも先の見えないストーリーで読む手が止まりませんでした!シリーズ面白かったなぁ

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    2025年09月04日
  • 隣はシリアルキラー

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    今年のナツイチはホラー読みたいなぁと思って買った1冊。音がリアルすぎて、思いの外、めっちゃくちゃ怖くて、おしっこチビりそうになった。

    じっくり考察しながらではなく、サクサク読みたい人にオススメ小説。最後は、衝撃な事実に震えた。

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    2025年09月04日
  • もういちどベートーヴェン

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    ネタバレ

    今回もベートーヴェンを聴きながら読書。
    てっきりピアニストとしての話だと思ったらなんと司法試験のトップ合格者の岬。何をしてもトップをとれるのが凄い。そんな中でもピアニストを目指して欲しかったわたしは天生にお礼を言いたい。ほんとにありがとう。岬洋介を音楽の世界に戻してくれて。あと司法の勉強をしてたから難解事件も楽々と解決してきたんだなと納得。あと鷹村くんのことだけは友達と思っていたのは胸熱。そして天生くんとも友達になれたね。

    ・「友達はいたのかよ」「高二の時に一人だけいましたよ。少なくとも僕はそう信じています」

    ・仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まる──。

    ・「あなた

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    2025年09月04日