中山七里のレビュー一覧

  • 武闘刑事

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    このシリーズは比較的触れにくい題材を毎回ぶっ込んで攻めてくるから面白い。前シリーズのウイグル自治区ほどではないが今回もかなり攻めていた。次回は中東とかシリアあたりかロシアとかかなと既に次回作が楽しみになっている。

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    2026年01月23日
  • おやすみラフマニノフ

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    『さよならドビュッシー』から引き続き登場する人も居たりして、1作目から地続きの世界観を楽しめた。

    音楽への愛は皆あるんだけど、音楽で飯を食うには、それだけでは居られない部分もある。

    でも、やっぱりそういう人たちの心を動かすのは音楽なんだな。

    そして、読み終わってタイトルを噛みしめる。

    ラストは疾走感があって、なんとも良い読後感だった。

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    2026年01月23日
  • さよならドビュッシー

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    友人紹介で初の中山七里作品
    ピアノが弾きたくなるほど
    丁寧に描かれて
    美しい音色が聴こえてくるような
    想像力で
    ピアノにかける情熱を感じる
    火事のシーンも
    すごい迫力で
    すごく怖いと思った
    大どんでん返しと覚悟して読んでたので
    もしかしたら?
    が当たっていた。
    時間を忘れて読み耽った。

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    2026年02月03日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    会社に持っていく本は単行本より文庫が良いです。というわけで今週はこの本をバッグに入れて通勤しました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
    仕事が忙しくて、なかなか読む時間が無かった割に、読み出すと集中して読める、そんな作品でした (๑˃̵ᴗ˂̵)و


    主人公・氏家京太郎は、元科捜研出身。
    科捜研で色々色々あり、現在は民間鑑定センターの所長を務めている。
    物語は、世間を震撼させていた女子大生連続殺人事件の鑑定依頼から始まる。
    子宮を抜き取られた若い他殺体が次々と発見されていたのだ。
    検察側が既に鑑定をしていたのだが、検察の鑑定に違和感を覚えた氏家が再鑑定に挑む。

    犬養さんの事件に、能面検事が合わさったよう

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    2026年01月22日
  • さよならドビュッシー

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    家事で祖父と従姉妹を亡くし、大火傷をしたピアニストの話。
    ピアノを弾いている情景が読んでいて文字から見えてくる。諦めない心。
    そこに大どんでん返し。やはり中山七里の本はハズレなし。

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    2026年01月22日
  • 作家刑事毒島

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    面白いけど、毒島はだいぶ拗らせた人であまり魅力を感じなかった。5つの話があり、最後はおっ!?と思いました。

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    2026年01月22日
  • 被告人、AI

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    最新AIを搭載した介護ロボットが雇い主を殺害したとして起訴され、裁判にかけられた話。

    AIと人間の違いは何か?
    AIに人権はあるのか?
    新しく出会う問いに専門家全員が戸惑いつつもそれぞれの答えを探していく過程がとても面白い!

    犬養隼人刑事に高円寺円判事、埼玉日報の尾上善二記者まで出てきて、中山七里ワールドリンクが存分に楽しめる。

    自意識を獲得した高性能知能を持つAIロボットの誕生に対して、ワクワクよりザワザワしてしまった。幸いなことにリタは人間との共生する未来を思い描いてくれたが、全てのロボットがリタのように友好的だとは限らないじゃないか。
    ロボット三原則があればロボットが人間に危害を加

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    2026年01月21日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    前2作と比較して御子柴の人間らしさが前面に出ていたと思う。
    どの作品も先が読めなく目が離せない。
    最後のりんこの手紙が涙をそそる。

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    2026年01月21日
  • バンクハザードにようこそ

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    衝撃の冒頭から始まって、ヒリヒリするような展開に手に汗握りながら夢中になって読んだ。行員上層部がダメダメすぎて笑ってしまうくらいだったのは、ラストに向けての布石だったのかな。台覧からの高飛び編に期待したい。

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    2026年01月20日
  • とどけチャイコフスキー

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    みんな大好き岬洋介シリーズ

    今回の舞台は「いつまでもショパン」のショパンコンクール入賞者のヴァレリーがいるモスクワ

    モスクワ音楽院の学部長が殺害された
    今回はミステリ要素は少ないものの
    岬洋介の圧倒的な音楽と岬洋介のクウォーターであるルーツが判明するところがファンには堪らない
    ハズレなく面白く読めた

    ただ最後は哀しく切なかった

    そしていつもの続編匂わせがなかったのが一番怖い


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    2026年01月20日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    第4弾だが、たぶん、初めての毒島シリーズ。

    文壇の闇、出版界の闇を、毒舌でバッサバッサと暴いて、
    そこまで書いて、大丈夫?とちょっと心配に。

    「ミステリーの書き方」を読んだ時も、かなりのストイックな努力家の著者とは、相反する楽して売れようとする登場人物ばかりで、もう笑うしかない。
    第5話は、すでに「本」ではなく、「布施」だ。
    以前書店で働いていた時に、山積みの本を大量に信者が購入していた。

    犬養刑事の上司だったとは、初めて知ったが、丸投げして、高千穂刑事のあたふたぶりが楽しい。

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    2026年01月20日
  • おやすみラフマニノフ

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    さよならドビュッシーとはまた一味違った読後感。前作が希望とすれば、今作は絶望というべきか。それでもラフマニノフピアノ協奏曲第二番がそうであるように、絶望のなかに希望がしっかりと提示されている。岬が指揮者として読者を導いてくれた。

    ところどころで前作とリンクするところがあって、そこも楽しめた。まさか2つの事件を同時進行で解決していたなんて。岬さん、すごすぎ。

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    2026年01月20日
  • 棘の家

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    教育現場を預かる人々にとって、他人事で済まされない怖いハナシ。
    無念で悔しい思いをどうするべきだったのか?
    犯人の動機、本当にそんなことなのか?
    ネット民の反応という
    現代だからこそ起こりうる恐怖。
    事件が解決してもモヤモヤが残る。

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    2026年01月19日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    御子柴弁護士シリーズ第3弾。今回は老人ホーム虐待をメインテーマに繰り広げられる法廷ミステリー。本作も御子柴弁護士と元教官他、関係者との心理戦、現場推理が鮮やかに描かれていました!次作も楽しみです

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    2026年01月19日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    中山七里作品は、デビュー作品である「さよならドビュッシー」と「連続殺人鬼カエル男」の2作を読み比べたことがあり、テイストとしてはカエル男の方がハードなミステリーで好みだった。そして今作「贖罪の奏鳴曲」。タイトルからしても好みの雰囲気がしていたが、まさにガッツリとしたミステリーで一気に読んでしまった。

    若干結末が読めてしまうところはあるが、まさか冒頭から主人公が死体遺棄するシーンから始まったのは読んでいてハラハラした。シリーズ化されているらしいので、次の作品もぜひ読んでみたい!

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    2026年01月18日
  • スタート!

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    いつも中山七里作とは違ったが、良い映画を作るためへの情熱と舞台裏がわかり面白かった。
    監督で作品が変わるというのがわかったのもよかった。

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    2026年01月18日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    二転三転する犯人たちについて、しっかり驚かされながら読み進めた。所々にあった違和感をちゃんと推理すれば犯人像に近づけたようにも思う。いじめっ子は暴力はしていないという発言があったのに、真斗にあった身体中の痣。4人目の被害者が責任能力の有無を問うような者の弁護をしている弁護士だった事。
    しかし、凄惨な殺人をした有働も子ども時代は虐待されていたり、御前崎は娘を殺されてその犯人は責任能力が無いとされ無罪放免となっている被害者でもあった。だからといって復讐を良しとしているのではなく、我々読者にも第39条の是非を問いかけているように思えた。
    また、精神疾患者でなくとも、一般市民の我々も一歩間違えれば狂気

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    2026年01月18日
  • バンクハザードにようこそ

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    銀行の面々が弱すぎるし気の毒すぎる。組織としてもっとしっかりしないと!どっちが悪なのか分からなくなるような詐欺師。台湾帰りの第二幕にも期待したい。

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    2026年01月17日
  • 武闘刑事

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    シリーズ3作目。前回が凄惨なバイオレンス満載で、今作は「武闘」のタイトル。さぞやと構えて読み始めたけど、シンプルにまとまっていて楽しめた。絞り切ったテーマが良かったのかも。最後も想像通りとはいえ、練達の筆捌きを楽しめた。

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    2026年01月17日
  • 有罪、とAIは告げた

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    ネタバレ

    "正しいことと望ましいことが常に一致するとは限らない。"

    このひと言が個人的にかなり刺さりました。

    AIは正しいことを追求し、
    人間は望ましいことを追求する

    自分は判断を誤らないようにするため、という思いから
    特に仕事においては感情を持ち込まないようにしているが、
    感情移入0では好ましくないし、
    かといって感情移入し過ぎても判断を誤ってしまう…
    "感情"というものについて改めて考えさせられる機会になった。

    人とはやはり曖昧な生き物で、
    感情があるからこそ判例があったとしても
    判決はブレる。
    また"望ましい"とルールを改正する。

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    2026年01月17日