中山七里のレビュー一覧
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ネタバレぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ──。深夜2:20、神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる不気味な物音で起こされた。ふと、隣人の徐浩然が死体を解体する姿を妄想するが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。
一 寺の隣に鬼が棲む
二 隣の疝気を頭痛に病む
三 隣の餅も食ってみよ
四 隣の貧乏鴨の味
五 汝の隣人を愛せよ
※犯人ネタバレあり
〈ニシムラ加工〉の従業員
・神足友哉(こうたりともや)
主人公 本名は五條美樹久( -
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以前、中山七里さんの本、昔、残虐なやつ、読んで、なんか私には合わないと思って、やめて、それから、食わず嫌いしてたけれど。「超合理的、ミステリーの書き方」での、小説家としてのあり方を読んで、中山七里さん、すごい人だなと思った。
まずは有名どころから、読んでみます。読み始めています。ピアノ練習から、孫の様子から、静かに始まり、おじいちゃんが、孫2人に、説教というか、夢の話をするあたりなど、すでに、面白いです。そして、火事?事件がおきた?ワクワク。
火傷の描写とか、すごいね〜痛そうで、飛ばし読み。笑。
ドラマも見ましたが、やはり、小説は深みがあります。なので、時々、ゆっくりと、再読中。 -
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前作『夜がどれほど暗くても』の志賀倫成が今作の主人公。「週刊春潮」副編集長・志賀はコロナ禍の渦中、医療現場で反ワクチン団体代表の殺人事件が発生。容疑者の中には旧友の伊達の名前も上がっており、出版人としての葛藤も抱えながら志賀は真相を追う展開になる。
物語の中で、マスクもせず病院の前で反ワクチンキャンペーンを謳う面々が、コロナに罹患しバタバタ倒れ、病院でワクチン接種を懇願するシーンなんかは自業自得を絵に描いたような光景でした。偏向報道、陰謀論、医療崩壊などあの時の混乱が蘇るような一冊です。
情報過多の世の中でどの情報を取捨選択して生きていくか、その責任も結局は自分自身でとらなければならないと訴 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【精神的に追い詰められた人間の判断の浅はかさ】
-概要-
後輩が南青山の強盗事件に関与していることを知った比米倉。
知人の祖母がオレオレ詐欺の被害に遭い相談を受ける刑事・春原。
さらに、知人が劇場型詐欺に遭ったことから黒幕を探してほしいと依頼を受ける探偵・烏海。
警察に逮捕された受け子たちは口をそろえて「自分たちも弱みを握られた被害者だ」と主張する。
やがて捜査の中で「ショウ」と呼ばれる人物の存在が浮かび上がり、彼らは闇バイトの黒幕を追うことになる。
-感想-
前作のように春原が私刑執行人へと至るまでの葛藤を描くのではなく、本作は巷で問題となっている「闇バイト」を題材に、最初から最後まで事件