総理にされた男

総理にされた男

1,540円 (税込)

7pt

人気作家・中山七里が描く
ポリティカル・エンターテインメント小説!

売れない舞台役者・加納慎策は、内閣総理大臣・真垣統一郎に瓜二つの容姿とそ精緻なものまね芸で、ファンの間やネット上で密かに話題を集めていた。ある日、官房長官・樽見正純から秘密裏に呼び出された慎策は「国家の大事」を告げられ、 総理の“替え玉”の密命を受ける 。慎策は得意のものまね芸で欺きつつ、 役者の才能を発揮して演説で周囲を圧倒・魅了する 。だが、直面する現実は、政治や経済の重要課題とは別次元で繰り広げられる派閥抗争や野党との駆け引き、官僚との軋轢ばかり。政治に無関心だった慎策も、 国民の切実な願いを置き去りにした不条理な状況にショックを受ける。義憤に駆られた慎策はその純粋で実直な思いを形にするため、国民の声を代弁すべく、演説で政治家たちの心を動かそうと挑み始める。そして襲いかかる最悪の未曽有の事態に、慎策の声は皆の心に響くのか――。
予測不能な圧巻の展開と、読後の爽快感がたまらない、魅力満載の一冊。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

総理にされた男 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    売れない舞台俳優が「似ているから」という理由で総理大臣の替え玉に据えられ、ほんの一瞬のはずが政局を乗り越え、さらには自衛隊の海外派遣の是非を判断することに…という荒唐無稽な展開ですが、与野党間の(国会討論などをみても感情的な言い合いにしか見えない)対立や、与党内の派閥同士の権力争いなど、現代政治のリ

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    総理のそっくりさんが本当に総理大臣の代理を務める。
    本当に”そのまま”の話で、想定するようなこと(どうせ政治素人の主人公が素人ならではの感覚で活躍しちゃうんでしょ)が実際その通りに進む。しかしながらちゃんと面白い。さすがだなと思いました。
    フレームとして、読者が共感しやすいわけだけど、その内容にもう

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    政治の持つ人間臭さの良い面と悪い面、どちらも大切でどちらも足を引っ張る。そんな矛盾に満ちた世界に一人の一般人が総理として飛び込み、様々なものを相手に奮闘する。痛快な文章とわかりやすさ、中山七里先生の作品は読み始めたばかりですが、やはり面白い!ありがとうございました!

    0
    2025年05月14日

    Posted by ブクログ

    『いやいや、絶対バレるでしょう』と一瞬思ったものの、一旦脇にすっと置いて、純粋に展開を楽しめました。
    政治のことも分かりやすく書かれていて、勉強にもなりました。

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    サイコー の一言に限ります。
    初めの方はなんとなく、「面白いかも」と思って読んでいたんだけど、ドンドンピンチになっていくところがサイコーです。

    個人的には今読んでいる「ゴッドオブブラックフィールド」に近い展開が出てきたので親近感もありました。

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    四十歳のイケメン総理は小泉進次郎、影武者は小泉孝太郎かな?でも慎策の話し方があまりにもジジ臭いので、エンケンさんを思い浮かべながら読みました(笑)息子と入れ替わっちゃうドラマを見たからかな?
    実際にはあり得ない(と思いたい)話だが、素人が政治に立ち向かうので普段政治に興味がない・よくわからない人(私

    0
    2022年06月03日

    Posted by ブクログ

    これもまた引き込まれて一気に読んでしまった
    表題通り総理にされた男が、どういうふうに乗り切っていくのか
    ドキドキワクワクハラハラと読んでいけた
    最後はハッピーエンドで終わって何より
    いやー
    こういう政治家いたらすごいのになって思うけどそうはなかなか小説のように行かないが
    本の中では夢見させてもらえま

    0
    2021年10月24日

    Posted by ブクログ

     半沢が好きな人は、この作品も好きだと思う。総理に瓜二つの売れない役者が、病に倒れた総理の替え玉として政務に奔走する話。政治に関してほぼ素人にしては、いくら役者と言えども語彙が豊富すぎるし、演技力だけでカバーできないと思う。しかし、そんなところには軽く目を瞑れるほど、痛快で面白い。
     無理があるとい

    0
    2021年09月25日

    Posted by ブクログ

    自分が政治にあまり詳しくないせいもあるかもしれないけど、なかなか面白い。あまりにシステムに依らない属人主義的ではとも思うけど、実際の議員も実はそんなものなのかも。
    頼れる人がどんどんいなくなってからの決断が熱い。読後感さわやか。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    主人公の一般人目線で政治の世界を分かりやすく説明。真垣首相の代役から今の日本の首相としてどうあるべきか、という考え方を変えて行く姿は現代社会における問題提起も相交面白い。

    0
    2025年11月16日

総理にされた男 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

中山七里 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す