中山七里のレビュー一覧

  • 能面検事の奮迅

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    能面シリーズの不破検事の行動を見ていると、原理原則を貫く潔ぎ良さに憧れを感じる自分と組織の中で居場所を作ろうとしている自分とのギャップに悩んでしまいそうになる。正しいかそうで無いかは別として多くの人が憧れる生き方だと思う。そんな生き方を夢見ながら次回作を読みたいと思います。

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    2025年09月29日
  • 災疫の季節

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    ネタバレ

    コロナにずばり焦点を当てた物語、なかなか事件が始まらないと思っていたら単純な殺人事件、あらかた犯人の目算はついてしまった、スターが登場せず馴染みだったのは葛城刑事ぐらいで高遠寺静香の誤判決のスピーソード織り混ぜながら人は間違う事を述べている、それとあいも変わらずマスゴミの国民に対する誤誘導を問題としている、近代で起こしてきた戦争を国民に焚き付けてきたのはマスゴミであり、裏も取らないで嘘を垂れ流すマスゴミ(そこには今やSNSも入る)は害悪でしかない。

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    2025年09月28日
  • バンクハザードにようこそ

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    横暴な銀行を詐欺師が痛快に追い詰める物語。
    復讐譚ながら軽やかな筆致で、重くなりすぎずスカッとした爽快感を味わえる内容で、続編にも期待。

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    2025年09月28日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    ミステリーの書き方について語っているので、書き方だけでなく読み方の参考にもなります。
    出版業界の裏話などもとても興味深い話でした。

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    2025年09月28日
  • さよならドビュッシー

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    ピアノの旋律を聴くことができない頁の上で、動き・記憶・感情の表現に重ねて想像させられ、盛り上がりを感じられるところが面白い。結末は違う方向が良かったが、、

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    2025年09月28日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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     中山七里さんの「刑事犬養隼人シリーズ」の第三弾です。
     ハーメルンと聞いて、幼少期に紙芝居で何度も見た「ハーメルンの笛吹き男」を少し思い出しました。グリム童話ですが今の若い人たちには馴染みの薄い物語なのかな?
     ドイツのハーメルンという街でネズミが大繁殖したため、困った市長は「退治した者には多くの金貨を与える」という約束をしました。そこに登場した笛吹き男は笛を吹いて街中のネズミを川に導き退治しました。しかし約束したはずの金貨は支払われず、怒った笛吹き男はまた笛を吹いて多くの子供たちを洞穴に連れ込み二度と帰ってこなかった。という物語だったと思います。
     今考えるとバッドエンドな怖いお話なのに、

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    2025年09月27日
  • もういちどベートーヴェン

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    岬洋介シリーズ。
    前作は、洋介が高校生の時の話だったが、本作は司法修習生として法律家を目指そうとしていた時期が舞台。
    岬洋介シリーズを読んでいる人は、必読の作品だろう。
    冴えわたる活躍で、面白かったぞ。

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    2025年09月27日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    ネタバレ

    遂に完結。
    今回は大きなどんでん返しはなし。カエル男シリーズの纏めだからかな?ラストはこれで終わり!?という感じで、もう少し続きが読みたかった。有働さゆりにとっては良かったかもしれないけど、古手川さんが可哀想。
    さゆりは最後はまともな精神に戻った。このラストで、悪いのはさゆりではなく、精神を狂わせた父親と御前崎なんだなあと実感。
    ちょっとあっけないラストに感じたが、展開にはいつもながらグイグイ引き込まれて、一気に読みました。
    完結編の前に『嗤う淑女 二人』を読んだ方が良かったらしい。どうりで、さゆりの犯罪が増えているわけだ。

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    2025年09月27日
  • 騒がしい楽園

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    闘う君の唄を の続編
    幼稚園の教諭のブラックさをうまく描かれていると思う
    今回はミステリー要素よりお仕事・社会系要素の方が強かったかな

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    2025年09月27日
  • いまこそガーシュウィン

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    そういえば、完全に音楽家なんすよね
    どうしても七里シリーズはミステリー路線期待で読んでしまうので
    純粋な音楽要素の岬シリーズはちょっと最近苦手
    まぁ、そういう世界なんだなぁ〜ってのは垣間見れて
    あぁ〜、そういえば最初のときはそんなこともアリましたわねと
    なんで人は人を傷つけるんでしょうねぇ
    こんなに文明が発達して、理知的になって、音楽という共通文化もあって
    もっとわかりあえて、許し合えるはずなのに・・・
    ラストのコンサートシーン、きれいな放物線を描いて
    事態を防ぐシーンが、めっちゃ頭の中に浮かんできましたね
    このシーン、そしてどんでん返しの部分は、ちょっときれいなシーンで堪能です
    でも、結局・

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    2025年09月27日
  • いまこそガーシュウィン

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    ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーは大好きな曲なのでメロディを浮かべながら読みました。
    トランプ政権(とは言ってないけど)の混乱や複雑な人種間の憎しみなどもよく描かれていたし、演奏の描写もさすがでした。
    しかし期待したほどの展開はなかったように思います。大統領を暗殺する司令が出された「愛国者」の
    性別は思っていたのと違いちょっと驚きました。
    相変わらず岬洋介はスマートでかっこよかったです。(ちょっと完璧すぎ?)

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    2025年09月27日
  • 境界線

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    前作の「護れなかった~」が辛すぎて、シリーズ作と銘打った今作品を読むのが不安でしたが、
    人間の業が根拠となった前作に比べ、自然という、手も足も出ない存在に打ちのめされる気持ちの方が飲み込みやすく読みやすかったです。

    中山七里さんの本は人間味があるミステリーで好きですが、今作も人間の刹那さが感じられて見事だと思いました。

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    2025年09月26日
  • 武闘刑事

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    シリーズ第3作。

    沖縄以外にも存在する米軍駐屯基地問題に絡め、横田基地所属の米兵スチュアートに容疑がかけられた日本人母子銃殺事件を追う「アマゾネス」高頭冴子と部下の郡山弦爾。

    状況証拠はスチュアートを指しているにもかかわらず、日米地位協定に基づく治外法権に守られ、手が出せない。

    作者らしく最終盤まで引っ張るだけ引っ張っての結末に意外感はないが、尻すぼみ感もない。

    前作のウィグル族問題といい、本作の駐留米軍問題といい、政治的なタブーに切り込んでいく冴子の突破力は、お話とはいえ妙に説得力がある。

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    2025年09月25日
  • 復讐の協奏曲

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    ネタバレ

    個人的には前4作のクオリティには一歩及ばないと思うものの、これまでの著作で御子柴礼司の魅力に惹かれている人には嬉しい一冊になっている印象。

    出生地福岡でおばあさんから話を聞くシーンや最後の洋子が御子柴の事務所に来たきっかけの描写などはキャラクターの魅力が溢れていると思う。

    バチバチの法廷論争をこれまで楽しんでいた者としてはその点が少し物足りず、真犯人を直接指摘しているのも作中で御子柴が述べていたように弁護士の仕事ではない気がして真犯人に辿り着きながらも種明かしは法廷外で行っていたこれまでとは方向性が少し変わったな、という感じ。ぜひ手強い検事たちと火花を散らす戦いが見たいところ。
    ともかくこ

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    2025年09月25日
  • 能面検事の奮迅

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    能面のように無表情を貫く検事、不破。
    不破というネーミングが今更ながらとても良い。この人は負けないのだなと感じる。
    狂言回しは不破のもとで事務官を務める美晴になる。まあまあ普通?の感性を持つ美晴の目や気持ちを通して不破のひととなりが語られる。とてもわかりやすい仕掛けだと思う。

    今回の事件は安倍元首相がらみのモリカケ問題によく似た疑惑から始まる。学校を作る土地の払い下げ問題、儲け主義っぽい学校経営者と政治家の贈収賄やら、不当な価格操作、それから文書の偽造。ホント政治家も官僚もここのところキチンとしてほしい。
    不破のいる大阪地検でも疑惑がらみで文書の改竄の疑惑が持ち上がる。捜査のために東京からお

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    2025年09月25日
  • 能面検事の死闘

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    南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。7名を殺害した笹清政市(32)は、自らを“無敵の人”と称する。
    数日後、大阪地検で郵送物が爆発、6名が重軽傷を負った。その爆破事件の被疑者である〈ロスト・ルサンチマン〉は笹清の釈放を求めるが、その理由は何か? 不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ負傷する――。
    連続爆破事件を止めることができるのか? 〈ロスト・ルサンチマン〉の真の目的はどこにあるのか? “棄民”と“司法”の苛烈な対決が始まる。

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    2025年09月25日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    短編やショートの詰め合わせがたくさんあり満足感のある1冊でした。
    デビュー15周年とのことですが、本当に休む間もなく書き続けているのだなぁと思いました。

    エッセイの中で、出版社の方にどんな設定がよいかいくつも候補を出してもらい、設定を全部入れるのは大変と言いながらも全部を網羅した著者と、1つでいいのにと思っていた出版社のすれ違いエピソードのくだりが面白かったです。

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    2025年09月24日
  • ふたたび嗤う淑女

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    嗤う淑女シリーズ2作目。ここまでくると展開のパターンはなんとなく読めてくるのに、それでもページをめくる手が止まらなかった。
    国会議員・柳井耕一郎と関わる人たちが次々と事件性のない死を遂げていく。淑女は自分の手を汚すことなく、人の心を操り、嗜虐心のままに追い詰めていく。その恐ろしさは前作以上。

    途中までは控えめな亜香里の存在感が強い気がしていたけれど、最後にその理由がしっかりと明かされる。そしてまた淑女は嗤う。
    読み進める中で時折覚えた違和感も、ラストで一気に繋がって「そういうことか!」と驚かされる。前作に負けない大どんでん返しに、またしてもやられてしまった。

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    2025年09月23日
  • ヒポクラテスの試練

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    ネタバレ

    面白かった!!
    まさか真犯人がペギョンとは想像もできなくて、最終章の種明かしはゾクゾクしました。
    同時に売春という社会の闇にも触れ、社会問題も絡め合わせた、秀逸な一作だと感じました。

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    2025年09月23日
  • 鬼の哭(な)く里

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    2020年8月のコロナ禍、岡山県の限界集落が舞台
    殺人鬼の言い伝えとか余所者文化とか「いやいやまさかこの時代に」と思いたくても、コロナ禍の混乱はまさにこの集落が世界の縮図だったと思う
    ホラー要素のあるミステリだけど、近い昔を振り返って反省もできる物語でした

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    2025年09月22日