中山七里のレビュー一覧

  • 被告人、AI

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    ネタバレ

     自我を持ち合わせた、AI。
     質問に対して、「思います」と答えたり。

     近い将来、あり得ることだと思った。
     いや、もしかしたら、
     既に、そうなっているのか?

     殺意はあり得ないけれど、
     電磁波を発した記録は、たしかにある、と、戸惑うAI。

     でも、その電磁波を発した原因は、
     小動物的なものだろうと予測はできた。

     だけど、
     具体的な動機と、事実は、
     その予測を超えていた。

     そして殺意は、
     殺意、・・・と言うか、復讐心? なのだろうか?
     それは、人間のものだった。
     しかも、実際に命を落とした方へのものではなく・・・
     逆にその命を利用しての、と言うのか。。。

     

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    2026年03月05日
  • ヒポクラテスの誓い

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    面白かった〜
    短編ドラマを何話か見ているような感覚
    ラストのオチは少し拍子抜けだった


    2026年 13冊目

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    2026年03月05日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    刑法39条について、改めて考えさせられる。いつだってトリガーは人の裏切りから。更生というか、育て直しをしてもらって、ようやく人に護られたのに、と思うと辛かった。
    いろんな本を読んで思うが、傷を負った人は平気なフリをしてはいけない。私が虐待を受けていたら、支援員にも精神科医にも、心理士にもなれないだろうと思った。それだけ、自分と向き合っていくということは難しい。
    胸が痛くなる話だった。

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    2026年03月05日
  • 有罪、とAIは告げた

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    AIと裁判という近い先に起こりうる題材。

    七里作品だからと思いながら、どんな風に事件とAIに向かっていくのかと思いながら読み進めました。

    巻末の解説が安野貴博氏というのも興味深く読みました

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    2026年03月05日
  • 氏家京太郎、奔る

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    このところちょっとご無沙汰だった中山七里さんの作品。
    やっぱりどんでん返しは見事でした。
    けど、犯行の動機がありきたりでちょっと物足りない、というか何というかっていうところで星を一つ減らしました。

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    2026年03月05日
  • 有罪、とAIは告げた

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    私生活でも仕事でも、いつの間にかAIに意見を求め、AIが求めている答えを提示してくれるように感じている。これは、そんなAIが人の人生を左右する法廷の場で利用された場合の話。フィクションではあるが、自分ごととしてAIとの関わり方を戒める意味で、興味深く読めた。とはいえ、内容は説教臭いという程ではなく、むしろ軽快に読み易くできている。

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    2026年03月04日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    ⭐︎3.7
    教誨師の僧侶である主人公が死刑囚である旧友の真実を追う話。
    教誨師という特殊な立場が新鮮で、その役割を活かした展開が印象的だった。
    有名ではないので期待せず読んだのが正解!
    派手さはないものの、2人の過去や事件の核心に静かに迫っていくような構成で、気付けばラストまであっという間に読んでしまった。
    ただ、主人公が教誨師の仕事の範疇を超えて動くたびに繰り返される忠告の場面がやや多く、少しくどさは気になる。
    ラストは少し大胆な展開に笑ってしまったけど、ちゃんと意外な真相(無理やりではあるが)を用意してくれているのがさすが中山七里作品だった。

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    2026年03月04日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    前作を読まないまま読み終わりましたが、様々な場面や会話を通じてすごく勉強になりました。あくまでフィクションですが、まるで実際にこの国で起こっていることのようであり、それに向き合う総理の勇気ある決断と行動に感銘を受けました。官房長官はまさにあの人がモデルですよね。壊し屋とか闇将軍とか散々言われて評判は最悪ですが、個人的には実際にこのような立場で剛腕を発揮してもらいたかったです。

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    2026年03月04日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    久しぶりのフィクション。
    『さよならドビュッシー』でその音楽表現に魅了されたのだが、同時期にこんな作品も書いていたとは驚き。
    『さよなら…』とはまったく異質の話ではっきりいって胸クソ系の描写が多いのだが、先を読まずにはいられない展開と、どんでん返しの繰り返しに、なんとも満足な読後感でした。
    シリーズが2作も出ているらしいので、チェックしとこう。

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    2026年03月04日
  • 被告人、AI

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    ネタバレ

    AIロボットの殺人疑惑、裁判というテーマはおもしろい。

    ただ、細かい設定が甘いかなーと思った。
    介護ロボットを開発、販売するにあたって
    生死に関わることもありうるので
    様々なケースを考えてものすごく試験するでしょう。
    介護者のペースメーカーに影響することとか
    販売時に重要事項の説明があると思う。
    ロボットの行動のログがメーカーに問い合わせないと分からないなんてありえない。
    警察側もロボットの仕様を全く下調べせずに事情聴取に行くかな?

    私としては、最後の犯人特定はない方がよかった。

    オーディオブックで聴いた感想としては
    ナレーターは男性の方が良さげ。
    1.2倍くらいで聴いていたのだけど

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    2026年03月04日
  • 能面検事

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    顔に出やすい新米事務官と優秀だけど、表情一つ変えない検事のいかにもドラマにしやすい題材。とにかく読みやすかったです。
    犯人もまさかだったのでミステリーとしても良かった。

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    2026年03月04日
  • おやすみラフマニノフ

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    ありきたりな表現で申し訳ないが、音楽を読む、ということを初めて体験した。中山さんの作品は去年から読み漁っていたのだが、この有名なシリーズにはしり込みをしていた。意を決して読み始めて本作でシリーズ2作目。

    音大生、晶の周りで次々と事件が起こる。高額楽器の盗難、破壊、そして殺害予告。それと同時に起こる演奏会成功への道。様々なことが絡まりあいやがてひとつの形を作り出す。そんな物語。

    こちらの方が前作よりもより音楽の表現が強かった。
    そこに書かれたものを読んで自分で調べてみるということは何かしら本から影響を受けたのだと思う。この本はそういう物。本を読んで実際に曲を調べてみた。実際に聴いてみた。そう

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    2026年03月03日
  • 有罪、とAIは告げた

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    血の通った人間が懲役、または死刑判決を下すことの責任を感じ取り、うるっときました。裁判員は、悩みに悩んで、寝るまも惜しんで判決文を書いている。教育の現場でも、正解がないことにひたすら悩み混む。裁判官は、悩むことから逃げてはいけない。そこに共感した。でも、できれば気楽に仕事をしたいな…笑
    悩むってなんだか怖い。
    AIにはできなくて人間にできる仕事が、責任をとるということ。そういう仕事ばかりになっていくのかなと思うとちょっと息苦しさも感じる。

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    2026年03月03日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    子宮頚がんワクチンのお話

    ワクチンはコロナでもそうだけど副反応はゼロにはならない

    あと最後の書店員さんのifの話は正直いらなかった

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    2026年03月02日
  • 棘の家

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    クラス内のいじめ問題を解決できていない男教師、自分の娘がいじめを受け自殺未遂を起こす。
    アイデンティティが"教師"であるため、父親として家族を守る前に自制がかかる。

    途中子どもと嫁の側に感情移入し、主人公にいらいら。実際に起こり得る事件を起点に、家族の在り方を考える。

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    2026年03月02日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    後半は次々と真実が明らかになっていく。
    緻密な描写と、人物属性の誤認を誘う叙述トリックなど、多彩な仕掛けが読み手を引き込ませる。
    刑法39条を絡めたストーリーは、あまりに理不尽で興味深かった。

    緻密な描写と評したが、部分によっては冗長と感じる。
    何より、バトルシーンが長い!
    古手川の尋常じゃないやられっぷりと、それでも生きてる頑丈さには、若干引き気味だった。
    また、精神障害や洗脳(暗示?)があまりに万能過ぎる。
    評価5でもいいくらい楽しめたが、これらが少し気になったので、4とした。

    ストーリーを読み解くヒントは至る所に散りばめられており、ミステリーとしてとても出来がいいと思った。
    ただし、

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    2026年03月02日
  • 鬼の哭(な)く里

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    最初は八つ墓村の様な猟奇事件の場面。
    コロナ禍の現代に移り、祟りや怨念の世界がコロナで疑心暗鬼になった山里の人々の物語となる。
    あのコロナが始まった頃、この話の通り人々がお互いを疑い糾弾していた事を思い出した。
    そしてそれは、過密度の低い田舎ほどひどかった。
    都会から移り住んで来たトレーダーを怪しみ追い出そうとする村人たち。
    そんな村人や家族を忌み嫌う主人公の高校生。
    鬼哭山から聞こえる恐ろしい声の後死んでいく村人に祟りだと恐れ、村人たちは都会人を追い詰めようとする。
    科学と常識を持った都会人と高校生の繋がりの中で、少し後味の悪い結末になってしまった。

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    2026年03月02日
  • どこかでベートーヴェン

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    ネタバレ

    「才能」が織りなす人間関係。
    特に高校生というまだ未熟な年柄だからこその嫉妬心や歪んだ正義感、集団圧力etc。
    ミステリー小説の面よりも青春内でのいわば当たり前を真正面から捉える作品であると思いました。

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    2026年03月02日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    『これは私の持論なのですが、世の中に完全な善人もいなければ完全な悪人もいない。いるのは騙すものと騙される者だけです』(犬養隼人)
    今作は、それぞれの色を彷彿とさせる七つの事件の短編集だった。あらすじ読んでなかったので短編集って知らなかった…
    中山七里先生と言えば社会問題×ミステリーというイメージがあるけど、こういったのは長編じゃないと扱えないと思ってた…今回も七里節満載で短編の中に多彩なテーマと共に表現されてて、やっぱすごい…!!ジャンルの魅力を損なわずにこれだけの要素を詰め込んでかつ短編×7って、同じ人間っていうのが信じられん…
    七里先生と言えばどんでん返しだけど、今作は、私が深読みしすぎる

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    2026年03月01日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    続編って大抵クオリティーが下がるイメージですが、本作は相変わらず面白かった!

    カエル男の正体は終始あからさまにミスリードされているので「きっとあいつではないんだろうな」と思いつつも最後まで騙されてしまった。
    渡瀬は最初から全て分かっていた(怪しんでいた)のだとすると読者はカエル男だけでなく渡瀬の手のひらでも転がされていたんだろうな。

    というか中山七里の手のひらですね。さすが…

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    2026年02月28日