中山七里のレビュー一覧

  • さよならドビュッシー

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    ネタバレ

    なるほど、と思った。
    よくあるパターンで展開を予想できそうなものの、メインと言っても差し支えない香月遥のピアノに関する描写があまりにもいいものだから、良い意味で意識がミステリ側に向かない。だからこその騙されたというより、なるほど。

    曲のタイトルが出てくるたびに、それを聴きながら読み進めてみたんだけどこれが結構良くて。面白かったな。
    ちょうどのだめを見直していたんだけど、この熱量はベクトルが違えど、心を昂らせる何かがあるという点で共通しているのかも。ちょうど時期も同じなのかな。

    そういえば主人公って岬さんなんだよねこれ。岬シリーズなんだよね多分。次回作以降どうなるんだろう。

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    2026年07月25日
  • 被告人、AI

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    介護ロボットをリース契約していた高齢男性。心疾患がありペースメーカーを埋め込んでいた。ある日、ペースメーカーが外的要因で停止したことが原因で死亡する。介護ロボットが何らかの理由で発した高周波が原因だと判明し、介護ロボットが裁判にかけられる。

    AIの技術が進化し続けている現在、こういう事件が起こるのも時間の問題だと思う。高度な人工知能を持ったAIと人間は共存できるのか、AIと人間の違いはなにか、そんなことを考えさせられる一冊でした。

    2026.7.25

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    2026年07月25日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    鮮やかに行われた連続少女誘拐。手口だけでなく世間の印象も我が物にする聡明な犯人をどうやって捕まえるのか
    犬養隼人シリーズ第3弾
    少し前の話だから、今の研究結果とは異なる部分もあるけど考えさせられる内容だった!世代的にドンピシャ笑

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    2026年07月25日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    短編〜超短編まで、どれも面白く読めました。

    おまけのようなエッセイ部分が、中山七里ファンとしては興味深く読めました!

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    2026年07月24日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    面白くて一気見。
    しかし、古手川が打たれ強すぎ!
    で、警察署、カツオ、さゆりとの乱闘シーン長すぎ!!

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    2026年07月24日
  • ヒポクラテスの困惑

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    コロナ禍の皆が経験したあの時に似たような話が本当にあったとしてもおかしくなかったなと思う。
    が、光崎教授の活躍が殆どなく残念。
    どちらかと言えば犬飼隼人の方が活躍していたような。

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    2026年07月23日
  • こちら空港警察

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    初中山七里さん作品でした!めっちゃ面白かったー!空港警察っていう部署があるのも知らなかったし、あんだけ広いと当たり前だけどたくさんの人が働いてるよね。続編を楽しみに待ちたい!他の中山さん作品も読みたいな。

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    2026年07月23日
  • おやすみラフマニノフ

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    犯人はなんとなく想像の範疇だけど、犯行の動機、辿り着くまでの過程は想像を超えてくる。
    面白い内容だと思う(#^^#)

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    2026年07月23日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    どんでん返し系

    猟奇的な連続殺人犯が現場に残すカエルに関わる犯行声明文

    終盤の真犯人が2転3転と明かされるのは凄かったし、ラストは真犯人が因果応報になるのが好みだった。

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    2026年07月23日
  • 復讐の協奏曲

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    御子柴シリーズ5作目。悪徳弁護士と言われる御子柴の事務所で働く、唯一の事務員が殺人事件の犯人となる。本人を信じれば人を殺していないと分かるので、嵌めた人間は自ずと分かってしまう。警察は御子柴憎しで、その取り調べを行っていない。これが不思議。
    殺しても殺していなくても、無罪を勝ち取るのが御子柴弁護士。警察以上の調査能力を発揮し、証拠や背景を探っていく。唯一の証拠品も想定通りにひっくり返す鮮やかさ。
    ただ、その他のSNSでの主導者や御子柴を襲った犯人までは見逃してしまった。小どんでん返し、と言ったところか。事務員が御子柴事務所で働く理由も明かされ、ホッとする。
    展開が早いので、あっという間に読み終

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    2026年07月22日
  • バンクハザードにようこそ

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    田舎の王様が牛耳る金融機関が崩壊していく様は、まるでバブル末期の社会全体の慌てぶりをみているよう。ありふれた手口ばかりだけど、こんな手がまかり通っていた時代こそおかしいね。まだ生きてる当事者たち、反省してる?

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    2026年07月22日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    教誨師としての役割、友人としての役割の板挟みに遭いながら、無理を押し通し越権行為をしてしまう人間らしさ。大どんでん返しな結末でした。

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    2026年07月21日
  • 災疫の季節

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    中山七里がコロナ禍をテーマにミステリを書くとこうなる。今までの中山七里作品と大差ない、と言ってしまえばその通りだ。社会の動き、それに翻弄される人間たち、そこから発生する歪み、噴出する悪意とそれへの対峙。
    力技で突き進むパワーを持ちながらもそれを緩めず、最後まで突っ走る。思ったより尺が短いが、それが良かったのだろう。ギュッと濃縮されたようなスピード感がドラマでも観ているかのように心地よい。内容に心地よさは欠片もないのだが。
    クライマックスには奇妙な救いがあった。コロナによってついた傷は大きいが、学ぶ事で前に進めるのだ。人が皆、そうでなくても。

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    2026年07月21日
  • おわかれはモーツァルト

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    ネタバレ

    面白かった。

    盲目のピアニスト・榊場が殺人事件の容疑者として疑われるところから物語は始まる。

    年間を通して全国でコンサートを開催するピアニストには、高い演奏技術だけでなく、強靭な精神力も必要になる。しかし榊場は精神的なプレッシャーに弱く、本来の演奏ができなくなってしまう。

    そんな旧知の仲である岬洋介が、友人を助けるために駆けつける。前作でも印象的だった「友達を助けるためという理由以外に理由が必要ですか?」という言葉は、今回も岬らしい男気を感じさせる。自分の欧州公演をキャンセルし、多額の違約金まで覚悟して友人を助ける姿は、現実ではなかなか真似のできない生き方だ。

    今回は「表現の自由」と「

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    2026年07月21日
  • 境界線

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    宮城県警の警察物。東日本大震災後に変わってしまった物、人。生者と死者、残された者と消えた者、売る者と買う者、孤高と群像、追われる者と追われない者。

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    2026年07月21日
  • さよならドビュッシー

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    面白かった!
    スポ根ものとしても、ミステリーとしても満足いく作品でした。
    予想をしながら読みましたが、核心の部分には全く気付かず騙されました。
    全て分かった上でもう1度読み返したくなる作品。

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    2026年07月21日
  • さよならドビュッシー

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    先に嗤う淑女を読んでて核心の部分は似たところを感じた。
    でもこっちがデビュー作やな〜と。
    見事に騙された。
    音楽がテーマの小説やのに演奏の部分の描写があんまり自分に合わず。ちょっと残念。
    それ以外はおもしろかった!
    ピアノとか音楽に馴染みがあればもっと楽しめたと思う。

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    2026年07月20日
  • 棘の家

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    ネタバレ

    面白かった。
    やっぱり中山七里、読みやすい。
    中学教師の穂刈、妻の里美、息子の駿、娘の由佳
    由佳がいじめにあって自殺未遂した。いじめていたのはクラスの彩。もともとは夏菜をいじめていたけど、かばった由佳がいじめられるようになった。
    由佳は被害者として、彩は加害者としてマスコミに取り上げられる。
    そんな中、彩が遺体で発見される。今度は長男の駿が警察に連れて行かれる。穂刈家は加害者、彩は被害者となる。
    結局、犯人は彩の兄だったけど。家族を信じて行動する穂刈の思いと、それを裏切るような家族の事実が面白かった。

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    2026年07月20日
  • 殺戮の狂詩曲

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    ……読み切ってしまった……

    出版されている6冊全部読み切ってしまった…

    全部読むのがもったいなくて
    読み終わるのが寂しくて
    後回しにしていたんだけど
    とうとう我慢できずに手に取ってしまった…

    今回も御子柴が扱う事件は自分でもぎ取った
    国選弁護人の事件

    お金にもならず
    もしかしたら自分の評判もより一層悪くなってしまい
    仕事に影響が出るかもしれない
    でも、そんなことお構いなしに
    御子柴は自分の思いを貫き弁護をする

    毎回思うけど
    この御子柴の
    なぜ?
    の部分が明かされるときの
    ああ、そうだったんだ…
    の感情は
    御子柴がこれからも背負っていくのもなのかなと
    思って見たり…

    今回は切なくても

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    2026年07月19日
  • 夜がどれほど暗くても

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    久しぶりに中山七里を読んだ。古本屋で何冊かまとめて買ったのだが、ずっと読めずにいた。その古本屋に先日久しぶりに行くと、「七里さんはぜ〜んぶ読んだわ」と店主と楽しそうに話すマダムがいた。あぁ、「中山七里の本は先日まとめて売れてしまったんですよ」と申し訳なさそうにレジで言われたことがあったが、犯人はこの婦人だったんだ。数ヶ月?1年以上?経って、心中密かに答え合わせをしていた。
    さて、本作は読みながらな〜んか知ってるぞ、と思っていた。場面のところどころで映像が頭に浮かんでくる。読後に調べると、上川隆也主演でWOWOWでドラマ化されてた。納得。
    殺人事件の被害者遺族である女子中学生。加害者遺族である男

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    2026年07月18日