中山七里のレビュー一覧

  • さよならドビュッシー

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    先に嗤う淑女を読んでて核心の部分は似たところを感じた。
    でもこっちがデビュー作やな〜と。
    見事に騙された。
    音楽がテーマの小説やのに演奏の部分の描写があんまり自分に合わず。ちょっと残念。
    それ以外はおもしろかった!
    ピアノとか音楽に馴染みがあればもっと楽しめたと思う。

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    2026年07月20日
  • 棘の家

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    ネタバレ

    面白かった。
    やっぱり中山七里、読みやすい。
    中学教師の穂刈、妻の里美、息子の駿、娘の由佳
    由佳がいじめにあって自殺未遂した。いじめていたのはクラスの彩。もともとは夏菜をいじめていたけど、かばった由佳がいじめられるようになった。
    由佳は被害者として、彩は加害者としてマスコミに取り上げられる。
    そんな中、彩が遺体で発見される。今度は長男の駿が警察に連れて行かれる。穂刈家は加害者、彩は被害者となる。
    結局、犯人は彩の兄だったけど。家族を信じて行動する穂刈の思いと、それを裏切るような家族の事実が面白かった。

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    2026年07月20日
  • 殺戮の狂詩曲

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    ……読み切ってしまった……

    出版されている6冊全部読み切ってしまった…

    全部読むのがもったいなくて
    読み終わるのが寂しくて
    後回しにしていたんだけど
    とうとう我慢できずに手に取ってしまった…

    今回も御子柴が扱う事件は自分でもぎ取った
    国選弁護人の事件

    お金にもならず
    もしかしたら自分の評判もより一層悪くなってしまい
    仕事に影響が出るかもしれない
    でも、そんなことお構いなしに
    御子柴は自分の思いを貫き弁護をする

    毎回思うけど
    この御子柴の
    なぜ?
    の部分が明かされるときの
    ああ、そうだったんだ…
    の感情は
    御子柴がこれからも背負っていくのもなのかなと
    思って見たり…

    今回は切なくても

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    2026年07月19日
  • 夜がどれほど暗くても

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    久しぶりに中山七里を読んだ。古本屋で何冊かまとめて買ったのだが、ずっと読めずにいた。その古本屋に先日久しぶりに行くと、「七里さんはぜ〜んぶ読んだわ」と店主と楽しそうに話すマダムがいた。あぁ、「中山七里の本は先日まとめて売れてしまったんですよ」と申し訳なさそうにレジで言われたことがあったが、犯人はこの婦人だったんだ。数ヶ月?1年以上?経って、心中密かに答え合わせをしていた。
    さて、本作は読みながらな〜んか知ってるぞ、と思っていた。場面のところどころで映像が頭に浮かんでくる。読後に調べると、上川隆也主演でWOWOWでドラマ化されてた。納得。
    殺人事件の被害者遺族である女子中学生。加害者遺族である男

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    2026年07月18日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    ネタバレ

    前作読んだのが昔すぎてほぼ忘れていたけど、それでも問題なく読めました。
    最近の中山七里作品を読んでいると国語の教科書でしか見ないような言い回しや四字熟語が多くて気になってしまう。沈思黙考、深謀遠慮あたりが特に…
    話自体は国の災難一つひとつを発想の転換ですべて乗り切っていくのですっきり。続編ありそうな予感。

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    2026年07月17日
  • こちら空港警察

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    出版社が違うと作風も変わるのだな。
    とは言え、着任した空港警察署長のイメージは、強面以外、冷静な洞察力と行動力がヒポクラテスシリーズの警部と重なる。
    犯罪を憎むのではなく犯罪者そのものを憎むところは違うかな。。。
    でも、人間感情としては頷けてしまう。

    最後のストーリー、、、
    50年近く前の、成田闘争での行政代執行や管制塔占拠を思い出した。
    為政者による国民や住民に十分な説明もなく実行された代執行には、過激ではあるが反対同盟の行動に共感を持ったなぁ。。。
    抗えない胸糞悪さは、現代の為政者たちの行動に対する感情にも繋がる気がする。

    頷けた一文
    •純粋な人間ほどタチの悪いものはない。
    たった一つ

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    2026年07月17日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    まさに必殺仕事人シリーズ、第二弾。
    被害者や悪党の不幸な状況がしっかりと描かれ、私刑執行人たちはあまり描かれずに「仕事」に入る。やっぱりずっと中村主水のテーマが脳内をループしてましたwおもしろかったです。

    詐欺被害は恐ろしく、願わくば自分や家族がこのような追い詰められる状況に陥らないこと、こういう犯罪がなくなることを切に願います。人間は残酷だからこそ、酷い状況に陥った時、正しい思考に振れるようにしたいです。

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    2026年07月15日
  • スタート!

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    読みやすい。
    映画を作っていく中で起こる事故と事件。そして映画は完成するのかというのをミステリーの謎解きとともに展開されていく。
    主人公宮藤映一は巨匠大森監督の遺作になるかもしれない作品に携わっていく。ただテレビ局等の会社が絡んできたことでいつもの思い通りにはいかない。そんな中で起きた事故と、殺人事件。弟の刑事と協力(はしてないかもしれない)しながら犯人を見つけていく。
    起きなどんでん返しはないが、正統派の犯人という感じ。
    脚本家が好きなので、またどこかで出てきてくれたりしないだろうか

    キーワード
    映画、監督、こども、身内の刑事、アイドル、芸人、脚本家

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    2026年07月14日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    ネタバレ

    オーディブルにて
    中山七里さんの本は、4冊目か

    この作者さんの今まで読んだ本の中で、1番面白かった。
    すごく話が分かるめちゃ有能な刑事さん、すごく協力的な刑務所の刑務官、厳しいけど邪魔せず見守ってくれてる高僧、周りがとっても良い人ばかりの協力を得て、死刑免罪を受けようと思っていた主人公の友人で命の恩人を救うお話。

    物語もすんでのところで、なんとかハッピーエンド。
    ザ小説!まぁラストは誰でもハッピーエンドを予想したと思う。

    教誨師という仕事にスポットライトを当てたのは、斬新でよかった。刑事と坊さんのコンビで聴き込みとかなかなかないシュールさ

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    2026年07月14日
  • さよならドビュッシー

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    いやぁ恐れ入りました。。。わかりやすいミスリードを3層入れつつ、予想させておいて別角度から、ちょうどいいタイミングで衝撃の事実。一本取られた〜!
    ちょっとキャラ立ちが良すぎる感もありますが、全体として非常に満足です。♪
    タイトルの回収も好きなタイプでした。

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    2026年07月13日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    ネタバレ

    殺害時と、被害者の遺体が発見された際の死体の様子についての描写がとんでもなく具体的で、グロテスクに描かれている。怖いものみたさも手伝って、どんどん読み進めてしまった。

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    2026年07月13日
  • 境界線

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    東日本大震災を題材にした2人の少年とその成長の話。
    人生の大きな経験が少年たちの生き方、人生を変えた。
    境界線を越えさせた

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    2026年07月13日
  • 有罪、とAIは告げた

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    AIシリーズの一作目。2作目を先に読んだのだが、こちらの方がAIらしい内容のようだ。
    高円寺円裁判官は中国製のAI裁判官「法神2」の導入検討の一人として命じられる。法律や過去の判例を学習し、各裁判官の判決まで入力すれば、事件詳細を入れると各裁判官が出しそうな判決まで導き出すもの。
    子どもが父親を包丁で滅多刺しして殺した事件でもAIは死刑判決を出し、裁判長の思惑と同じことから、裁判長は裁判員達もそのように誘導するという恐ろしい状況。
    インストラクターでありながら、AIを信じきれない高円寺裁判官の苦悩が深まる。
    事件内容も何か引っ掛かりがあり、事件を担当したのが恋人の葛城刑事。葛城刑事も引っ掛かり

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    2026年07月13日
  • 護られなかった者たちへ

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    福祉保険事務所課長が、手足や口の自由を奪われた状態で餓死死体として発見された。
    性格保護受給に関する闇が背景としてあり、物語は進展していく。 
    とかく、お役所仕事には、闇がつきまとうのは、現在でも、未来でも、間違いない事であり、それは事の大小問わず、決して許されないことである

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    2026年07月12日
  • 護られなかった者たちへ

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    何とも言えない気持ちになった。

    前半は誰に聞いても悪い噂のない善人が餓死させられる。なんて残虐な!という印象を持たされるが、後半利根の過去が描かれて一気に流れが変わる。

    予算に限度があるのも分かる。見極めようとしなければ不正に利用しようとしている人間がいるのも分かる。けれど、そのせいで本当に必要な人の元に行き渡っていない。必要かどうかを見極める人材も足りていない。書類でしか分からない。
    そもそも申請の書類が難しい。本当に必要な人ほど正しく書けない。
    ないものをないと証明することが如何に難しいか。

    どうすればいいのか、正直分からないが他人事でもないし、いつ我が身に降りかかるかも分からない。

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    2026年07月09日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    オーディブルにて

    一卵性双生児が出てくるが、ミステリというよりも
    青春小説として読んだ

    ヒロインを絶対に守ると誓って
    結局守れなかった主人公
    でもヒロインもラストで死んだ方が良かったのかもしれない
    生きてたら、きっと悩んで苦しむ選択をしないといけないわけだから

    今作はひねりは特になく、なぜヒロインは主人公の兄を刺したのか?という謎と真相がラストあたりで明らかになり、それによりヒロインが抱えてた傷、悩みを初めて知る主人公の感情の揺れが極限で描かれて読み応えあった

    この作家もオーディブル向きと勝手に認定

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    2026年07月08日
  • 作家刑事毒島

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    最近全く同じ「毒島」という名前の方が出てくる本を読んでいたので、なんとなく正義感溢れる人物なのかと先入観をもって読んだので、イメージと違くてなんとなく腑に落ちず。
    これは私の勝手な先入観のせいだが。

    嘘か誠か分からないが、リアリティある内容だった。
    どちらかと言うと警察官って熱血漢のように描かれることが多いが、語彙力あった方がいいだろうなと感じた。
    もうそういう熱いだけで解決する時代でもないし。

    最後の話はよく聞くというか、疑惑があった作品も沢山あったし、あまりドラマやら映画やら観なくなった理由もそれが多いなと思った。
    いつも実写化この人ばっかだよな~とか、この人じゃないんだよな~みたいな

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    2026年07月08日
  • さよならドビュッシー

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    火災で家族を失い、自身も全身火傷をおってしまった少女が、その身体に鞭を打ってピアノコンクールに挑戦すると言う話と、事件の真相を追いかける2つの大きなストーリーが並行して進んでいく。

    ピアノの話もおもしろいし、ミステリーとしてもおもしろい。とても良く出来た小説でした。

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    2026年07月08日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    元判事のおばあさんと、半身不随の車椅子のおじいさんが様々な事件を解決していく!まぁよく身近に事件が起きるものだ……と関心。破天荒なおじいさんに真面目なおばあさんのデコボココンビが最高。しかし警察も1市民のいうことを聞きすぎな気がします。

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    2026年07月08日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    作家と刑事技能指導員と言う職業が両立できるのかは不明だけれど、毒島と言う刑事技能指導員と言う立場を巧みに使い、目の前に生じた事件の解決を次々に行って行く。今回は公安一課の淡海がいつの間にかバディのように事件の近くに毒島がやってくる。淡海は毒島の捉えどころのない思考に振り回されながら、事件に向き合っていき、毒島の人となりを考察して行く。毒島の話す言葉は作家中山七里氏がそう考えているのではないかと思わせるようなことをいろいろ言う。新人賞を受賞してから、作品を世に出していない人間が作家と呼ばれるのかと厳しい言葉を毒島は言うのだ。
    政治思想とかを見張るのが公安第一課なんだろうなぁと思いながら読み進めて

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    2026年07月07日