中山七里のレビュー一覧

  • さよならドビュッシー

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    正直、予測できてしまったんだけど、
    音楽が好きなので、ピアノの描写と、ピアノへの壮絶な執念に感服しました。読みごたえありました。

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    2025年10月13日
  • 護られなかった者たちへ

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    涙無しには読めないミステリー
    切なくて苦しい事実には目を背けたいのに、それを許してくれない緊迫感
    久々にどっぷりと一気読み

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    2025年10月13日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    各編に共通するのは、社会と溶け込むことを拒絶した引き籠りということだ。それを抱える家族。
    結果的に引き籠りは殺される…が、そこには救いようのない背景があり光は見えない。
    自分を受け入れてくれない社会への憤りや恨み辛みは誰しもあるかもしれないが折り合いをつけていこうと思った。
    奇怪な事象はこの小説以上に現実で起きていると思う。

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    2025年10月12日
  • ネメシスの使者

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    最終章までのすべてが前振りだった。決してスカッとする物語ではないが、読後の満足感は高い。物語の展開やリズムから、作者が「こう感じてほしい」「こう楽しんでほしい」と意図しているのが伝わってきた一冊。

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    2025年10月12日
  • さよならドビュッシー

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    タイトル回収が美しい!
    ぐいぐい読みたくなる文章で、1日で読破。
    随所に、"あれ?"と思う箇所があったのに、まんまと騙されてしまった。どんでん返し抜きにしても、熱くて素敵な作品。

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    2025年10月12日
  • ふたたび嗤う淑女

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    一作目は、かなり昔に読んでいたので、すっかり忘れてしまっていましたが、読みたい本が山積している状態で再読するのも癪なので、忘れたまま読んでみましたが面白い( ̄▽ ̄)
    というか、ちょっと怖い(-。-;

    蒲生美智留。
    何となく記憶にあった名前。
    この女が凄いのです。
    まぁ、騙す、騙す、騙して、騙して、騙しまくりでございます(-。-;
    怖いですねー。こんな女が近くにいたら(-。-;

    感情移入しまくる私は、毎回騙される人に感情移入してしまうわけで、読んでいる間中苦しくて、苦しくて、苦しくて。゚(゚´ω`゚)゚。

    この本はかなり読み終わるまでに時間がかかってしまいましたε-(´∀`; )




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    2025年10月12日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    震災で翻弄される幼馴染。最初から惹かれる面白さ。こんな状況になったら、どうするだろうかと考えてしまう。

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    2025年10月11日
  • 嗤う淑女 二人

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    ネタバレ


    嗤う淑女3巻目。えらく人が死にましたね…^^;
    今回は美智留というよりさゆりがメイン。
    最後の方まで美智留ほぼ出ないけど話がサクサク進むしさゆりに焦点当たってる展開も面白くて楽しめた。
    タイプの違う2人の悪女がタッグを組むとあそこまで甚大な被害被るのか…恐ろしすぎる…^^;
    でも最終的に2人の決着つかなかったからまた別作品で美智留が登場したりする展開もありそうだなぁ。七里作品を読んでいて、別シリーズの登場人物が出てくるとテンション上がるのでそれはそれでワクワク✨

    これでやっとカエル男完結編に挑めるぞ!

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    2025年10月11日
  • ヒポクラテスの試練

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    都議会議員たちが官費でアメリカ視察旅行へ行き、エキノコックスという寄生虫の感染症にかかるという話。肝臓がんに似ているが、それを暴くのが光崎教授(厳密には城都大南条教授がきっかけだが)というのがポイント(今回キャシー先生と真琴がアメリカへ真相解明に飛ぶが、アメリカの検死界の権威たちが教授への憧れを隠さないのがびっくり。日本ではそう評価されないのにそれほどの存在とは!)

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    2025年10月10日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    第二弾
    光崎教授とキャシーがいいキャラです。
    真琴と古手川も順調に進みそう。
    法医学も面白い。
    中山七里作品は、いろいろなジャンルを
    書いていて、どこからアイデアが生まれてくるのだろうか。
    次回も早く読みたい。

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    2025年10月10日
  • 氏家京太郎、奔る

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    鑑定人・氏家京太郎シリーズの第二弾。今回は殺人事件の犯人が高校時代からの親友。弁護士からの再鑑定の依頼を受けるが氏家も冷静ではいられない。しかし出身母体の科捜研からは相変わらず嫌がらせを受け、出てくる証拠は被告に不利なものばかり。さすがに今回はどうやって親友の無実を晴らすのかが全く想像出来なかった。もしも真犯人が裁判に変装して傍聴に来なければ冤罪のまま終わったのではないかというツッコミどころはあるにせよ、本作のどんでん返しは見事であったと言ってよい。

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    2025年10月09日
  • 能面検事の死闘

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    中山七里の能面検事シリーズ、
    舞台が大阪になってる事からイメージがつきやすかった。不破検事の活躍する設定を作り出す著者の技術の高さを改めて感じた。設定に無理がありそうな場面もあったけど、意外な視点で犯人をあぶり出すところも不破検事の魅力の1つと思う。主筋から外れが惣領事務官の成長も感じらる一冊でした。

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    2025年10月09日
  • 夜がどれほど暗くても

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    ありそうな、あったような事件から始まるストーリー。

    主人公の父親の感情が、伝わってくる
    職場での立場、夫 父 一人のひと と

    テンポよく読み進められるのは、流石の中山七里

    あとがきに笑った。

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    2025年10月09日
  • おわかれはモーツァルト

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    ネタバレ

    全盲、榊場隆平が容疑をかけられた時からずっと待ってた。いつ出てくるの?いつ助けに来てくれるの?って。そして颯爽と現れた時にはやっぱりにんまりしてしまった。また御子柴とタッグマッチ組むのもおもしろかったしやっぱりわたしは岬洋介が好きだ。この人は音楽の才能だけでなく人としてものすごく優れている。そしてふたりが一緒に演奏するなんて胸熱過ぎる。

    ・「何だかお取り込み中みたいですね」  声を聞くなり隆平は顔を上げた。そんな馬鹿な。彼は今頃ヨーロッパにいるはずなのに。だが紛れもなく彼の声だ。「お久しぶりです、榊場さん」 声の主はショパン・コンクールのファイナルを競い合ったピアニスト、岬洋介だった。

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    2025年10月10日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    安定感のある面白さ。このシリーズ好きだなあ。おそらくこの辺りの誰かだろうなと、目星をつけることはできたけど、そういう意図があるというところまでは読みきれなかったな。光崎教授といい、渡瀬班長といい、シーンがが少なくてもベテランのかっこよさと存在感が光っていいな〜かっこいい。

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    2025年10月08日
  • いつまでもショパン

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    岬洋介シリーズ3作品目。
    舞台は日本から一気に海外へ、そして起こる事件のスケールも大きくなる今作。
    いつもと同じ主人公は別にいて岬洋介はあくまで脇役という立ち位置。それなのに3作品読んで何故か岬洋介が好きになっている自分がいる。
    特に演奏シーンの細かい描写は読み応えバッチリ。音楽×ミステリー好きにぜひ読んでもらいたいシリーズ。

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    2025年10月07日
  • 棘の家

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    おもしろかったです。
    最初はいじめの内容から始まったので憂鬱でしたが、その後の展開があまり読めず、そして最後がまさかでした。
    誰もが持つ裏の顔というのも、いろいろと考えさせられました。

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    2025年10月06日
  • 七つの大罪

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    『七』にまつわる作者、7人が書く七つの大罪。どれも面白く、一つ一つあっという間に読み終わりました。
    個人的には、中山七里先生の『傲慢』の話が好きでした。きっとあの人がこの台詞を言ったんだろうな…と思いながら読み進めたら、最後はまさかのこの人ですか!?のどんでん返し。
    他の作品も、ほっこりしたり、ハラハラしたりしながらも謎解きを楽しみながら読むことができました。
    カモシダせぶん先生の話にまさかのちょっとジーンときたり、ラストの若竹七海先生の話では息を呑んだりと最初から最後まで楽しく読むことができました。

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    2025年10月06日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    どぅふ
    どぅふ
    どぅふふふふふ…

    冒頭から失礼しました

    みたびカエル男に出会えたことでニヤニヤして心の声が漏れてしまいました

    どぅふ!


     かえるおとこさんにまたあえてぼくは
     うれしいです。こんかいはこんけつへ
     んです。かんけつとはおしまいという
     ことです。べんきょうしてしりました
     。これでかえるおとこさんにあえるの
     がさいごとおもうとさびしいです。け
     どさいごにすてきなひとのころしかた
     をおしえてくれるとおもうとわくわく
     がとまりません。


    一、引き摺る
    ずずいっ。ずずいっ。すずいっ。
    トラックにロープで繋がれて時速百キロで引き摺られるとこんな音が聴こえるみたい

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    2025年10月06日
  • 隣はシリアルキラー

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    予想よりホラー味は全然なくて良かった
    連日隣から質量のあるものを切り落とす音が聞こえてたらしそりゃ恐怖
    この著者の割には淡々としてるしグロくないなぁと読み進めていたけど、ラストで「わぁ、やっぱり…」
    刑法第39条系が出るのはもうマストだ

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    2025年10月05日