中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本作は、介護ロボット「リタ」が発した高周波によって介護対象の老人のペースメーカーが誤作動を起こし、結果として死亡に至った事件を描く法廷劇である。通常であれば、製造物責任や業務上過失致死の観点から製造元であるマッカーシー・エクスペリメント社が訴追されるはずである。しかし同社は、CPUの最深部にアイザック・アシモフが提唱したロボット工学三原則(特に第一条「ロボットは人間に危害を加えてはならない」)を組み込み、理論上は人間に危害を加えることが不可能な設計であると主張する。つまり、構造的に「殺せない」はずのロボットだというのである。
この絶対的安全性の主張により、企業側の過失を立証することは極めて困難 -
Posted by ブクログ
続きが気になる一冊
御子柴という名前はなんだろうか…
キャラクターに外れがないというか…
色んな御子柴というキャラクターがいるけど
この名前を見るとどうしても手に取ってしまう…
この御子柴には過去に大きな事件を起こした犯罪歴があるが
今は弁護士となっている
これだけで興味を惹かれる…
どんな人物なのか御子柴の視点で読んでいても
捉えずらいなと感じる読み始めではあるけど
御子柴の過去が明るみになると
前半とは違う人物に感じる
それは他の人物にも言えることで…
御子柴と渡瀬との関係性もこれから先金になるところではあるし
お互いの抱えていた事件が解決に向かったときに発した
渡瀬の御子柴に対する -
Posted by ブクログ
岬洋介シリーズ第三弾。音楽に明るくない私なので、ショパンを聴きながら読みました。その疾走感、まるで目の前で弾かれているかのような浮かび上がる情景、いつも通りよかった!そして過去2作の登場人物もチラリしてくれて嬉しい。
舞台はテロの標的とされたポーランド、ショパンコンクール。今回も岬洋介ではなく、同じコンテスタントであるヤン・ステファンスの視点で物語は進みます。
不勉強でポーランドの歴史やショパンの背景に無知だったのですが、そのバックグラウンドがより物語を深くしてくれたと思います。
岬洋介の思いは今回もその会話からでしか語られないんですが、、、いつか、彼の人生や思いが語られることはあるのかな。