中山七里のレビュー一覧
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宮城県警シリーズ第3弾(完結なんや…)
仮設住宅から、ちゃんとした住宅に移動して欲しいのは分かるけど、仮設住宅、それ以前のご近所の繋がりを無視して移動させてるの?
そんな事したら、箱物としての復興は進むかもしれんけど、箱だけで中身が空っぽになるやん!
個別に対応もしんどいのかなぁ…
ホントのとこは、経験ないから、分からんけど、被災者には寄り添って欲しいな。
仮設住宅で、死体発見!
それも鍵かかってて密室!密室殺人か!
被害者は、役所の人で、立ち退きを進めてた人。
仕事に、熱心で、生真面目な人。
犯人は誰や?
う〜ん…刑事になって、幼馴染を容疑者として疑うのはツラいなぁ…
しかも、とある -
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タイトル通り、短編やエッセイや本の解説文がつまってる本です。554ページあり、みっちり感強め。
エッセイは初めて読んだので、本人の思想や趣味を少し伺い知ることができました。
短編の中でも、かなり短めでどんでん返し起こると、ちょっと星新一っぽいな、と思いました。娘は5分後に意外な結末って言ってたな。
中山七里さんの作品でエログロ(いつもより弱め)ありなので、中学校以上。以下掲載短編。
●オシフィェンチム駅へ
幼い2人を殺した犯人が列車内で暴かれていくも、とんでもない結末が。
●ふたり、いつまでも
移植手術しかないほどの事故に遭った妹を案ずる姉。しかし…。
●『馬および他の動物』の冒険
古本屋の本 -
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ネタバレ中山七里さんの本は個人的に最近ちょっとハズレが多かったので、「犬養刑事と御子柴弁護士の夢の競演(!)」と評判の本書を読んでみることにした。<犬養+御子柴>とくれば、中山さんが生み出した二大キャラクターだし、ファンにはもうそれだけで垂涎ものまちがいなし、だから。
ただこの二人、メインではない。あくまで「友情出演」的な。それでもこの二人が出てくると私の安心感はやばかった。(→語彙力!)
表紙でなんとなくわかるが、テーマは陸上競技。それも障碍者スポーツとしてのもの。
パラリンピックなどで障碍者競技のことは知っていたけれど、競技を続けるうえでの金銭のことや器具(義足)、サポート仲間のことなどとても -
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サイバー犯罪か…
フェイク・ニュースなぁ…
もう、一旦、出てしまったら、真実であろうとなかろうと広まって行く〜
どうしたものか…
匿名性に胡座をかいて、ジャンジャンとリツイートとか、ツイートするのは、ええけど、特性されるからね。普通に!
なんか、自分の名前を名乗らんから、大丈夫って思ってたら、とんでもない。
今回は、サイバー犯罪専門部署が活躍する。でも、人数少ないし大丈夫なんかな?
今後も含めて。
インフルエンサー「市民調査室」。
はじめは、良心的な情報を配信して、フォロワーを増やす。
そのうち、たまにフェイクニュースを。
そのお陰で、自殺者まで出した!
これには、フォロワーも意図してる? -
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御子柴礼司シリーズ第6作。多作で知られる中山七里は様々なキャラクターを作り出しシリーズ化している。岬洋介、犬養隼人、光崎教授、作家刑事毒島、能面検事不破、高頭冴子などなど。その中でも御子柴礼司は中山七里が生み出した最強キャラクターではなかろうか。痛快なほどのヒール(悪役)でありながら、辣腕をふるって裁判で勝つ。
本作はこれまでの5作と違って、前半部分は弁護対象の被告に対する嫌悪感が強く、読んでいてあまり気分の良いものではなかった。結局、御子柴は何故弁護を申し出て、最終的にはどうするつもりなの?と思いながら読み進めていくうちに、何となく御子柴の作戦が想像できてくる。最後はもちろんどんでん返しで、 -
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シリーズ第2弾
しかし、相手が中国で、ウイグル問題。
こんなん描いたら、中山七里さん、中国旅行なんか行ったら、拉致られそう。
日本はスパイ天国って言われてるけど、当然、中国の公安もおるんやろな。日本にいて、ウイグル問題をSNSで発信しても…
一人は、殺されれ、一人は、誘拐&拉致され、そのまま、中国へ!
その人を救いに、部下の郡山と2人で日本を飛び出す高頭…
ここからは、激しいバトルが!って思ってたけど…
痛い〜!
激しく痛い〜!
恥ずかしめられるは、痛めつけられるは…こら、心折れるで、普通。
こんなん闘ってるというより、耐えるだけやん!
それもキツい…
如何に隙をついて、人質取り戻して、