中山七里のレビュー一覧

  • 作家刑事毒島の暴言

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    第4弾だが、たぶん、初めての毒島シリーズ。

    文壇の闇、出版界の闇を、毒舌でバッサバッサと暴いて、
    そこまで書いて、大丈夫?とちょっと心配に。

    「ミステリーの書き方」を読んだ時も、かなりのストイックな努力家の著者とは、相反する楽して売れようとする登場人物ばかりで、もう笑うしかない。
    第5話は、すでに「本」ではなく、「布施」だ。
    以前書店で働いていた時に、山積みの本を大量に信者が購入していた。

    犬養刑事の上司だったとは、初めて知ったが、丸投げして、高千穂刑事のあたふたぶりが楽しい。

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    2026年01月20日
  • おやすみラフマニノフ

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    さよならドビュッシーとはまた一味違った読後感。前作が希望とすれば、今作は絶望というべきか。それでもラフマニノフピアノ協奏曲第二番がそうであるように、絶望のなかに希望がしっかりと提示されている。岬が指揮者として読者を導いてくれた。

    ところどころで前作とリンクするところがあって、そこも楽しめた。まさか2つの事件を同時進行で解決していたなんて。岬さん、すごすぎ。

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    2026年01月20日
  • 棘の家

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    教育現場を預かる人々にとって、他人事で済まされない怖いハナシ。
    無念で悔しい思いをどうするべきだったのか?
    犯人の動機、本当にそんなことなのか?
    ネット民の反応という
    現代だからこそ起こりうる恐怖。
    事件が解決してもモヤモヤが残る。

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    2026年01月19日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    御子柴弁護士シリーズ第3弾。今回は老人ホーム虐待をメインテーマに繰り広げられる法廷ミステリー。本作も御子柴弁護士と元教官他、関係者との心理戦、現場推理が鮮やかに描かれていました!次作も楽しみです

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    2026年01月19日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    中山七里作品は、デビュー作品である「さよならドビュッシー」と「連続殺人鬼カエル男」の2作を読み比べたことがあり、テイストとしてはカエル男の方がハードなミステリーで好みだった。そして今作「贖罪の奏鳴曲」。タイトルからしても好みの雰囲気がしていたが、まさにガッツリとしたミステリーで一気に読んでしまった。

    若干結末が読めてしまうところはあるが、まさか冒頭から主人公が死体遺棄するシーンから始まったのは読んでいてハラハラした。シリーズ化されているらしいので、次の作品もぜひ読んでみたい!

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    2026年01月18日
  • スタート!

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    いつも中山七里作とは違ったが、良い映画を作るためへの情熱と舞台裏がわかり面白かった。
    監督で作品が変わるというのがわかったのもよかった。

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    2026年01月18日
  • バンクハザードにようこそ

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    銀行の面々が弱すぎるし気の毒すぎる。組織としてもっとしっかりしないと!どっちが悪なのか分からなくなるような詐欺師。台湾帰りの第二幕にも期待したい。

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    2026年01月17日
  • 武闘刑事

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    シリーズ3作目。前回が凄惨なバイオレンス満載で、今作は「武闘」のタイトル。さぞやと構えて読み始めたけど、シンプルにまとまっていて楽しめた。絞り切ったテーマが良かったのかも。最後も想像通りとはいえ、練達の筆捌きを楽しめた。

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    2026年01月17日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    連続殺人鬼 カエル男 完結編

    高速道路をトラックに吊るされ、生きたまま40キロ引き摺られ、息絶えるー
    と言う事件が勃発。
    傍に、カエル男の物と見られる、稚拙な犯行声明。

    逃亡中の、有働さゆりが帰ってきた!

    色めき立つ警察。
    嘲笑う様に、第二、第三の事件が起こる。

    ようやく完結するが、結末は、やや薄い。


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    2026年01月16日
  • こちら空港警察

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    空港でおこる事件の1話完結もの。字も少なく読みやすかった。シリーズものとしていくらでも続きそうな感じ。

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    2026年01月16日
  • 能面検事の死闘

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    検察官シリーズ第3段

    大阪岸和田駅で車で3人をはねた後4人を刺し7人の無差別殺人が発生し現行犯で逮捕された。
    犯人は2010年大卒のリーマンショックの煽りを受けた就職氷河期の世代。正社員にはなれず5年前から引き篭もっている笹清政市32歳。
    その後、大阪地検で郵便物の爆発が発生。爆弾魔の犯人は声明で笹清の釈放を要求。

    無差別殺人からロスト世代の反抗と中山さんお得意の社会全体を巻き込む展開となっている。今回は驚くようなどんでん返しではなかったが満足いく内容だった。

    どのシリーズも最後に少し不破の人間らしい部分を出してくるが今回もとても良くて、ますますファンになってしまいます。

    強いて言えば

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    2026年01月15日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    法学部としては刑法39条について非常に考えさせられた。頭では、責任主義の前提の元無罪とすべきとわかっていても心では、この犯人には死んでほしいと思う自分がいて、まだまだ自分の中で腑に落ちてない部分なんだと気付かされた。
    内容としても、綺麗にまとまっていて、読みやすかった。
    グロ描写多めで想像力が豊かでそういったものが苦手な人にはお勧めできない

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    2026年01月14日
  • ヒポクラテスの試練

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    法医学ミステリー小説で、光崎教授率いる法医学教室が、謎の肝臓がんによる急死事件に挑む物語です。自覚症状なしで急死した元都議の解剖から、「エキノコックス」という寄生虫が関与する未知の感染症(パンデミック)の兆候を発見し、感染源と阻止に奔走する中で、人種差別などの社会問題も描かれるスケールの大きな作品です

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    2026年01月14日
  • ヒポクラテスの誓い

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    単位不足で浦和医大法医学教室に配属された研修医・栂野真琴が、偏屈だが天才的な法医学教授・光崎藤次郎と共に、一見事件性のない遺体から隠された真実を解剖によって解き明かす法医学ミステリー

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    2026年01月14日
  • 彷徨う者たち

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    「宮城県警シリーズ」の完結編で、東日本大震災後の復興が進む宮城県を舞台にした社会派ヒューマンミステリーです。災害公営住宅への移転に伴い解体される仮設住宅で密室殺人事件が発生し、宮城県警の笘篠誠一郎と蓮田将悟が捜査する中で、復興の裏側にある人々の葛藤や、過去の出来事と繋がる人間模様が描かれ、忘れられた絆や「あの日」の出来事が核心に迫る物語です。

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    2026年01月14日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    玄太郎さんが説いてくれた“理不尽との戦い方”は胸に染みた。

    円には真っ当でありなさいと伝えている。世の中は理不尽なことが多くある。正しく生きていれば報われるわけでもなく、なぜわたしがこんな目に合わなければいけないのだろう?と世を恨むことだってある。そんな時に、世を憂いても、蔑んでも、反発しても、自分に返ってくるものは知れている。そこは静さんのように自分の信念に基づき判断・行動し続けることができる人間であって欲しい、そういうメッセージだったんだと思う。真っ当でありなさい、これは玄太郎から読者であるわたしたちに向けての遺言のように感じられる。

    一方で自分の生き方ややり方が褒められたものではない

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    2026年01月14日
  • おやすみラフマニノフ

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    帯にもあるけれど、岬洋介の誠実さに何度も救われる。
    「選択」という責任に、改めてハッとさせられた。
    それは、演奏家だけの話ではないと思う。

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    2026年01月14日
  • ワルツを踊ろう

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    展開はあらかた予想できたのですが、そこにおけるカタルシスは少し爽快でした。あとは真犯人的立場の人間についてと結末が意外だったのも面白い点だと思います。

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    2026年01月12日
  • テミスの剣

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    冤罪と正義とは何か?を問いかける社会派ミステリー
    渡瀬刑事が責任と孤独を抱えながら、
    犯人特定から、真の黒幕を追い詰めるまでの展開がグッときて良かった

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    2026年01月12日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    複雑な思い。
    臓器移植にまつわる事件だが、犯罪なのだが、両方 必要に迫られてという側面があり 逮捕で解決にならないなという思い。
    早く 人工臓器が一般的になればと思う。

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    2026年01月12日