中山七里のレビュー一覧

  • 殺戮の狂詩曲

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    高級養護施設の真面目な職員が入居者9名を計画的に惨殺。殺人犯は無駄な老人を殺すのは社会の要請と思想犯を思わせる。社会の要請は死刑。
    この中で御子柴弁護士は無罪を主張するが本当の目的は他にあって最後に明かされる。面白い

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    2026年05月01日
  • とどけチャイコフスキー

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    ショパン・コンクールで入賞し、現在はモスクワ音楽院で客員教授として教壇に立つヴァレリー。
    ロシアは国際情勢の影響で文化的鎖国ともいえる状況にあり、学生に様々な音楽に触れさせたいヴァレリーはもどかしさを抱えていた。
    そんな折、ショパン・コンクールで共に競った岬洋介がロシアにいることを知る。
    ヴィレリーは、院内で演奏してもらう約束をとりつけるが、ロシア大統領と親しい学部長のボリスは「他国の音楽は不要」と猛反対。
    その晩、ボリスは密室状態の宿舎で殺害された。

    我らが岬洋介様の出番は少ないが、最後の学内コンサートの描写は、相変わらず、圧巻。

    国制だとか親大統領側だとかの理由で、外国の音楽を排斥する

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    2026年04月29日
  • 棘の家

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    主人公の穂刈慎一は中学校の教師だ。
    生徒の女子からいじめを受けている者がいて、その証拠を画像に撮っているとの申し出があった。
    しかし穂刈は積極的にいじめ問題に対峙せず、一つの画像だけでいじめの存在を認めることはできないと、相談した生徒を宥めるだけで解決するための行動はしなかった。

    そんな事なかれ主義の穂刈が授業中に、妻の里美から電話があり、小学六年生の長女・由佳が校舎の3階から飛び降りて救急病院に搬送されたと伝えられる。
    穂刈が病院に着く早々、坂東と名乗る刑事から由佳がいじめを受けていたという証言が出ていると伝えられる。

    由佳の担任に話を聞こうとするが、歯切れの悪い言葉が返ってくるばかりで

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    2026年04月29日
  • 能面検事の死闘

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    検事が巻き込まれるのはあり得なさそう。犯人の正体も何となく察せられた。
    大阪府警、フィクションとはいえ大変すぎる。
    それぞれの理由?が分かるけどだからって、というものばかりで。

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    2026年04月29日
  • 中山七転八倒

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     ふと読んでみた(オーディブルで聴いた)「カエル男」。そこから「カエル男再び」「カエル男完結編」一つ戻って「嗤う淑女二人」を聴いた。「救われなかった者たちへ」は一連の作品を聴く前に、中山作品とは知らずに聴いた。

     そんな中山七里、どんな作家?ということで日記エッセイである本作を聴いた。

     創作とは小説家とは、が赤裸々に描かれる。作家が売れない、作家志望者が賞に応募しても受賞しないのは何故か?筆力がないから、とばっさり切り捨てる。本人は出版社や担当のために身を粉にして働いているのだが、なぜそんなに書くのか?依頼があるうちに書かないと、というのが中山七里の答え。

     作家のリアルがかなり見える

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    2026年04月29日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    最近、著者の作品を読む機会が多いです。
    読みやすいし、いい具合のページ数ですし、ストーリーも面白いです。
    病気で死にたいと思っている人に安楽死を施すドクター・デスを捜査する刑事の話です。
    安楽死という重たい題材なので、話全体も重いかなと思いましたが、そこまでガッツリ重たくはなかったです。
    ただ、刑事目線で殺人事件として取り扱いますが、安楽死が合法な国もあるので、非常に難しい問題だなと思いました。

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    2026年04月29日
  • バンクハザードにようこそ

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    中山さんの作品としてはやや新しい切り口の銀行小説?
    でもどんでん返しはやはり、中山さん。
    安心して楽しめる1冊でした!

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    2026年04月27日
  • 作家刑事毒島

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    3.8

    短編集なのでこの点でしたが、やっぱり面白かった!


    中山七里さんらしく嫌な主人公なんだけど、引き込まれる感じが凄く楽しめた。

    結局毒島シリーズを早く買いたい。

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    2026年04月27日
  • 殺戮の狂詩曲

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    おなじみの御子柴礼司シリーズ。どんでん返しの帝王が、絶望的状況の中でどんなどんでん返しをくらわせるのか期待しながら読み進めた。いつものように爽快などんでん返しとはちょっと違う展開に若干肩すかしをくらいつつもエピローグでなぜ御子柴がこの分が悪い依頼を国選で受けたのかの答えがのっていて、こういうしめ方もありだなあと感心した。期待を裏切られたという点である意味どんでん返し。シリーズを通読することによって御子柴の人物像や過去を知っていけるのもこのシリーズの楽しみのひとつ。次回作も楽しみ!

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    2026年04月26日
  • ヒポクラテスの困惑

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    しまった!順番通りに読んでいこうと思ったのに…
    選ぶ時に最後のページを見たら「ヒポクラテスの誓い」しか書いてなかったので第二弾なのだろうと思ったら…ほぼ最新刊。

    「ヒポクラテスの誓い」とは異なり、短編の合わせ技ではない、一冊で一つの事件(殺人は複数)。
    この話は、ミステリ部分よりもコロナ禍を振り返り、自粛警察などの異常さを噛み締めることが主眼か。

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    2026年04月26日
  • 殺戮の狂詩曲

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    大好きな御子柴シリーズ。ただ今回は絶対勝てないだろうと思う案件。どう持ってくのか、、終盤まで淡々と進んでいく物語。一気読み。
    いつものようにラストでは事件の裏側にあった「もう一つの真実」が明かされはしたが中盤でそれも予測ができた。でも弁護を請け負った理由がもうひとつあり、そういうことかと納得。スカッとはしないが上級国民など話題になった事件も出てきて考えさせられる作品。

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    2026年04月26日
  • いつまでもショパン

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    ネタバレ

    岬洋介シリーズ第4弾
    (3作品目のドビュッシー前奏曲飛ばしてしまった)


    テロとショパンコンクール!?
    相反する舞台と思いきや
    当時のポーランドで実際に起こった事件や
    事故も背景にあるようなので読み応えあり。
    もちろん変わらず音楽小説ではあるのですが
    世界でいま起きている悲劇(戦争)を思うと
    現実に音楽で戦争を争いを止めることが
    できたらいいのにと、心の底から願った。

    ノクターンを聴きながら読むと
    ほんとに泣けてくる。いやぁ、七里さんの表現力が
    素晴らしいのです、いやほんとに。

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    2026年04月26日
  • 嗤う淑女 二人

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     パーティ会場で多数の参加者を殺める企てが実行される。一見すると至福を肥やしモラルを気にしない議員の抹殺に思えた。華やかな宴席が乾杯直後の瞬間から地獄絵図に変貌。無差別の大量殺人事件とわかりテロが疑われた。
     そう、蒲生美智留 そんな名前だったことを思い出した。情けのカケラも有しないサイコキラーと再会した。前巻を忘れてしまって有働さゆりとの関係を思い出せませんでした。だとしても犯行は2人の相乗効果でより卑劣さが増している。
     バスの事案も実際に発生した過去の事故とも重なるかたちでもあったので凄惨さがイメージできてしまう。
     遺留品として意図的に残す物は連続殺人を思わせる。被害者は関連性が薄く警

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    2026年04月26日
  • 隣はシリアルキラー

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    【ヒトの隠し事、暴く時には細心に注意を!】
    ニシムラ加工に勤める主人公の神足友哉、夜な夜な隣室からの不気味な物音に睡眠を阻害される。独身寮の隣に住む徐浩然(スーハオラン)が死体を解体していると勝手に妄想する神足であったが、近所から本当に遺体が発見される。
    物的証拠もなく、警察も頼れない神足は同僚と独自に徐浩然を調べ始めるがーー

    内容がスリリングなため、一気に読み終えた。人にはそれぞれ隠し事がある。暴く時には相応の覚悟が必要ということ。人には言えない消せない過去は誰しもが持ち合わせている。日常の自分の身の周りにも危険な隠し事をしている人がいるんではないかと思わされる作品であった。

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    2026年04月26日
  • 逃亡刑事

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    初中山七里作品でしたが、すいすい読んでしまった 誰も信用できなくなるような中、出会った人達の人情、温かさを感じられる作品

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    2026年04月25日
  • 鬼の哭(な)く里

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    さすが中山七里という感じでした。
    コロナ禍というだけあって、あの頃あった人に対する信頼みたいなものが薄れていく様。確かにあったなーとつくづく感じました。後半の終わりのほうはこれで終わっちゃうのか?ん?まさかな?と思ったら最後の最後に・・・

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    2026年04月25日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    「盗人にも五分の理」という。
    わからなくもないが、わかりたくはない。

    育ちや環境から犯罪に手を染める人がいる。
    でも、そうはならない人もいる。

    敵討ちや復讐をしたい気持ちはわかる。
    自分も条件が整えばやるかもしれない。
    だから、そんな状況に陥ることがないようにと祈るばかりである。

    どちらの言い分も聞けば悲しいばかりだろう。

    負の連鎖を止められる世界は無いのかな。

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    2026年04月24日
  • 棘の家

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    中山七里さんの読めば読むほど気持ちが滅入るパターンの作品です。人間の闇の部分に触れられるからなのでしょうか。それだけに読む手が止まらないんですよね。

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    2026年04月24日
  • 総理にされた男

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    設定はコメディなのに中身がガチでした!
    選挙もせずに国の代表になれるなんて、、と思ったけど激務すぎるし、責任重大すぎるし、とてもとても

    でもこんな総理大臣ないし政治家がいたらいいなぁとも感じた

    そういえば子供がなりたい職業に政治家があがってるの見たことないなぁ

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    2026年04月24日
  • 殺戮の狂詩曲

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    今回は御子柴先生も勝ち目がないのでは。そう思うとじゃあどうなるのか?が気になってるぐいぐいと読み進めた。
    ラストの余韻がよかった。

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    2026年04月23日