中山七里のレビュー一覧

  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    大切な人を守る上では、法を破ることも已むを得ないのか?みたいな重いことを考えた。
    ちょっとスッキリしない終わりだった〜

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    2026年05月31日
  • 越境刑事

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    ネタバレ

    千葉県で相次ぐ東トルキスタン人(ウイグル人)の不審な失踪事件と、日本で暮らしていた彼らの一人が殺害される事件が発生。日本の警察が被害者の友人やパートナーへ聞き込みを進めるうちに浮かび上がってきたのは、中国の公安局が国境を越えて日本国内で暗躍しているという恐るべき疑惑だった。そして、彼らが命を奪われた理由が「新疆ウイグル自治区の人間だから」という、あまりにも理不尽な理由であった。
    本作を通じて最も心をえぐられたのは、背景に描かれる苛烈な人権弾圧の実態だ。2010年代という現代社会において、まるでナチスを再現したかのような強制収容所が実在し、民族浄化や女性から子どもを産む権利を強制的に奪うような非

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    2026年05月31日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    シリーズ続けて読みました。私は、七里ファンです。間違いなく面白い、ストーリー展開が引き込まれる。
    テレビでニュース見てても、小説が浮かびました。替え玉総理の、青くさいセリフ、とても良かったです❣️青くさい、正しいことを大事にしたいです。

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    2026年05月31日
  • 作家刑事毒島

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    毒島シリーズ第一弾
    刑事でありながら売れっ子作家の毒島
    犬養刑事が苦手な人物
    出版業界がメイン
    言われた方には気の毒な気はするが毒舌が痛快で気持ち良かった。
    実は中山七里さんが出版者やTVや映画監督、TVのプロデューサーに言いたい事はそれなのね。
    「ぐふ、うふふふふ」

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    2026年05月31日
  • 被告人、AI

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    AIを搭載した介護ロボットが殺人で起訴された。被介護者を殺したというのだ。裁判官の高円寺円は初めてのAIを裁く裁判で左陪席を務める。

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    2026年05月30日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    3.5

    主人公である顕真の御坊さんとしての立場と親友として死刑囚である親友の関根を助けたいという葛藤が上手く描かれていた。

    殺人犯のミステリー要素もあり楽しめた。

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    2026年05月30日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    さよならドビュッシーの前日譚として、香月玄太郎を探偵とした短編集。
    リズム感よく進んでいきつつ玄太郎の傲慢さと孤独が感じられる。車椅子探偵の冒険に至っては、みち子視点でぬるっと伏線は張りつつ、いつ事件が起きるのだろうかとハラハラしていたらもうすでに解決していると言うなかなかない展開で驚かされた。
    玄太郎から岬先生へのバトンタッチがなされた作品だった。

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    2026年05月30日
  • 翼がなくても

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    スプリンターとして実業団に所属していた一ノ瀬紗良は、交通事故に巻き込まれ、左足を失う。加害者は、隣人で幼馴染の泰輔だったが、事故後、何者かに殺害される。犯人を追う犬養刑事、泰輔の弁護人として登場する御子柴礼司、高価な競技用義足を購入し、パラアスリートを目指す紗良。御子柴シリーズを楽しんだ後だったので、この辺りで事件の真相に気づき、ニヤリ。ミステリーと言うよりは、紗良がパラアスリートとして再起する物語としてとても楽しめた。

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    2026年05月29日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    刑事・犬飼隼人シリーズ6冊目。

    犬飼刑事の娘の入院仲間だった少年が亡くなった。大学病院での治療を諦め、自宅療養に切り替えたはずが、彼の体はアザだらけで、、、。

     謎の医療団体による民間療法とか、治療費とか色々な問題が絡んでる。

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    2026年05月29日
  • 嗤う淑女

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    主人公の美智留自身が直接手を下して人を殺めるわけではない。彼女がするのは、人生に行き詰まったり、心に小さな歪みを持ったりしている人々に寄り添い、ほんの少しの「アドバイス」を与えることだけ。

    借金に苦しむ人、承認欲求に飢えた人、容姿にコンプレックスを持つ人――。美智留は彼らの心の隙間を正確に見抜き、本人が心の奥底で望んでいる「悪意」や「欲望」を肯定して解放してあげるのだ。
    美智留に背中を押された人々は、自らの意志で一線を越え、破滅の道を突き進んでいく。その姿を見て、私は「もし自分が人生のどん底にいる時に美智留に出会ったら、拒絶できただろうか」と考えずにはいられなかった。

    彼女は悪魔のような存

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    2026年05月29日
  • 武闘刑事

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    ネタバレ

    アマゾネス高頭冴子シリーズ第3弾。
    今回は部下の郡山が男気を魅せる。米軍基地をめぐる日米地位協定に阻まれた犯罪をどう暴くか。事態が停滞し、悶々とする中で打開策をぶち上げる様は痛快。上司の国兼さんや、鑑識の戸倉さんもいいお仕事ぶりで盛り上げに一役買っていたし
    ラストのどんでん返しは完全に騙された。
    表題にピッタリな内容。とても面白かった。

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    2026年05月29日
  • ヒポクラテスの困惑

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    ヒポクラテスシリーズ6作目は、コロナ禍を舞台にした長編ミステリー。新型コロナウィルス感染症で死亡したと思われた会社経営者を解剖すると、死因はヒ素中毒だと判明する。その後、2人の著名人が同様の死を遂げる。コロナ禍における一種の集団ヒステリーや閉塞感が巧みに描かれているが、それに対するキャシーの冷静かつ鋭い分析に、深く首肯した。すっかり良いコンビになったキャシーと真琴の会話がとても面白い。真琴が古手川の横でホッとしている光景が好きだった。この2人、もう一歩進まないものか…(笑)

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    2026年05月28日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    一旦解決した事件、裏に隠されていた事実真相を法医学が暴いていくさまを、若き解剖医の目線で描く物語。
    加えて、現代社会が抱える命を軽んじる課題も突きつけてくる作品だ。
    「ヒポクラテスの誓い」に続けて読むことで、若き解剖医が意思意志を持って解剖に向き合っており、その成長にたくましさを感じた。

    「いつも有るものを見ようとするのではなく、そこに無いものを探すこと」が真実追求の根本なのだな。
    本作は、解剖シーンがあっさりしている気がしたが、自分で何を期待しているのか真相は探らないことにしよう。

    なるほどと思った一文
    •ある事実があったことは証明できても、なかったことを証明するのは困難である。(悪魔の

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    2026年05月28日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    犬養シリーズ5冊目。
    医療×サスペンスをテーマにすることは変わらず、単なる勧善懲悪にならない社会課題をぬるりとぶつけてくる。

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    2026年05月28日
  • ヒポクラテスの誓い

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    中山七里先生の作品は微妙に繋がっている世界線のことが多いので、またどなたか出てくるのかと思っていたが、私の知っている人は出てこなかった気がした。

    また、恥ずかしながらヒポクラテスの存在自体をこの本を通して初めて知った。
    海外では解剖自体が身近というか、やって当たり前のことという認識なのも驚いた。

    光崎先生の傍若無人の部分は、何か理由があるとは思っていたが、こんな上手くいくかなという部分と、こんなふうにされたら嫌だなと遺族側の気持ちも考えて、どうしようも無い気持ちにはなった。
    フィクションとわかっていても、やはり抵抗があるから、今後日本の医療はこの抵抗をこういう本の題材などから減らしていく必

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    2026年05月28日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    ヒポクラテスシリーズ第二弾。

    「全ての死に解剖が行われないのは、わたしにとって好都合である」

    埼玉県警のホームページに、「コレクター(修正者)」と名乗る人物から謎の書き込みが投稿されるところから話ははじまる。「今後、県下で発生する自然死や事故死に企みがないかどうかを見極めろ」という犯行予告とも取れるメッセージ。その直後、アイドルの転落死や、病死に見せかけた不可解な遺体が次々と発見される。
    関係者しか知りえない情報が含まれていたことから、捜査一課の刑事・古手川は浦和(うらわ)医大法医学教室に協力を依頼。
    今回も光崎教授を筆頭に、法医学教室の真琴、キャシーのメンバーにより真実が明らかになってい

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    2026年05月27日
  • 能面検事の死闘

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    不破検事シリーズの中でも出色の作品ではないでしょうか。いつも通りこれでもかターミネーターぶりを発揮し続けた中でのエンディング。沁みました。

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    2026年05月27日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    さよならドビッシー、カエル男、嗤う淑女シリーズを読んだ後、御子柴シリーズ読み始めたが、素晴らしい構成だとおもう。今作で終わらず、追憶の夜想曲まで読んで欲しい。

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    2026年05月26日
  • ふたたび嗤う淑女

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    3.6

    野々宮恭子再来。

    非情で優美な極悪な主人公でどんどんと読み進めてします。
    こうも人は騙されて行くのかと思いながらも楽しく読めた。

    ただ、一冊目ほどのインパクトはなかったので上記の評価。

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    2026年05月26日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    シリーズ2作目。不動産屋社長で車椅子生活を送る玄太郎おじいちゃんと元判事の静おばあちゃんと言う凸凹コンビが活躍する短編ミステリー集。元気いっぱいで傍若無人な玄太郎さんと理知的で凛とした雰囲気の静さんの掛け合いがとても面白いし、伏線も綺麗に回収されていて、さすがと思わせる構成なのだけれど、静さん所縁の方が亡くなりすぎて、ちょっと気の毒に感じてしまった。そして、そうか…香月玄太郎氏、『さよなら、ドビュッシー』の香月氏よね…。司法修士生時代の岬洋介、御子柴と思われる弁護士もちらりと出てくるのが嬉しい。

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    2026年05月25日