ネメシスの使者

ネメシスの使者

770円 (税込)

3pt

死刑判決を免れた殺人犯の家族が次々と殺されていく――。
驚愕の結末待ち受ける社会派ミステリ!

死刑判決を免れた殺人犯たちの家族が犠牲となる連続殺人事件が発生。
殺害現場に残されていたのは、ギリシャ神話に登場する「義憤」の女神“ネメシス”の血文字。
『テミスの剣』の渡瀬刑事が謎を追う。

事件は遺族による加害者への復讐か、はたまた司法制度への挑戦か?
“ネメシス”の真の狙いとは!?

〈ドンデン返しの帝王〉が司法システムと死刑制度の矛盾に正面から挑む傑作社会派ミステリ!

解説・宇田川拓也

※この電子書籍は2017年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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ネメシスの使者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2025年1月郡山市で19歳受験生の女性が横断歩道横断歩道中に、飲酒運転信号無視でひき殺された事件の懲役が12年。
    怒りを覚える判決。
    本書同様、私もやりきれない気持ちでいっぱいです。

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    テミスの剣にも出て来た渡瀬が主人公。最後のどんでん返しにやられました。正義を追い続けて法律を破るのはだめなんだけど、、だめなんだけど、、考えさせられる作品でした。再犯率ねぇ、、、

    0
    2025年07月11日

    Posted by ブクログ

    テミスの剣に続き司法の不合理や市民感情との乖離に鋭く切り込む作品
    登場人物もほかのシリーズと被っていて中山ワールド好きにはたまらない
    死刑存廃論議という扱いにくいテーマに切り込み、議論の浅薄さを晒してしまうあたりがなかなかの読みごたえ

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの中山作品でした。テーマは「死刑制度の是非」です。様々な立場の登場人物を通して、死刑制度の捉え方が深まりました。実際に当事者になってみないと分からないところもありますが、一市民としては死刑制度はあってもいいのかなと思います。

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    読みやすい上に惹き込まれる。
    キャラクターにも魅力があるのでハマってしまう。
    題材もみな一度は考えるであろう事柄ですので、人にもすすめやすい一冊です。

    0
    2025年04月28日

    購入済み

    死刑制度

    酷い事件が起こり、当然加害者がいて被害者がいてそのどちらにも、家族や大切に思うひとや繋がりのある人がいる。毎日なんとなく見ているニュースの事件の向こう側にはこういう人たちが確かにいるのだと感じた。
    少し前に大門剛明の雪冤を読んだので死刑制度について考えることが多かった。
    もちろんミステリとしても

    0
    2020年02月13日

    Posted by ブクログ

    最終章までのすべてが前振りだった。決してスカッとする物語ではないが、読後の満足感は高い。物語の展開やリズムから、作者が「こう感じてほしい」「こう楽しんでほしい」と意図しているのが伝わってきた一冊。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    大まかに分けて、3段階。
    1段階は一体誰の仕業だろう…
    2段階はこいつか!そういうことか!
    3段階はなるほど…そうきたか!

    なぜ、こんなところでこんな人物の話を挟むのか?
    その人のことを忘れてしまいそうになるスリルたっぷりのストーリー。でも最後にあーやっぱり面白い。

    中山さんのお話は難しい漢字や

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    社会問題に切り込んだ作品。パラパラと散りばめられた伏線がちゃんと回収されるのは面白かった。渡瀬さんのキャラに惹かれる。最後の結末でやっと腑に落ちる終わり方がよかった。

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    ある意味、テミスの対になるネメシスがタイトルなのがあまりにかっこいい☆
    そして、テミスの剣もネメシスの使者もタイトル通りの内容(当たり前かw)!
    作中は刑務所や裁判の仕組み?や難しい言葉やことわざなどが度々あるのでネットで調べながら勉強になる部分も…。
    当たり前の話だけどテミスの剣から読まれる事をお

    0
    2025年08月30日

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