【感想・ネタバレ】嗤う淑女のレビュー

あらすじ

徹夜確実! 女神なのか、悪魔なのか――最恐悪女度no.1小説。中学時代、いじめと病に絶望した野々宮恭子は従姉妹の蒲生美智留に命を救われた。美貌と明晰な頭脳を持つ彼女へ強烈な憧れを抱いてしまう恭子だが、それが地獄の始まりだった――。名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。連続する悲劇の先に待つものは? 史上最恐の悪女ミステリー。漫画家・松田洋子氏による文庫版限定「あとがき漫画」収録!

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ネタバレ

怖!
トントン拍子で沼にハマっていく依頼人
どこにでもありそうな弱さ
先が気になってどんどん読んでしまった

顔を変えてまた戻して、のくだりは現実的でない気はしたけどテンポの良さと読後感の良さで5

「人はね、なりたいものになれるの。、なれなかった人はどこかでそれを拒否してしまった人よ」
人を思うように動かすためのシーンででてきた言葉だけど、しっかり私も動かされてしまった。

1
2025年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!!
美貌、知性、カリスマ性
これぞ女ヴィラン。
美智留さんカッコいいとすら思えてしまう。

皆さんの感想を見ていたら、カエル男の最終巻に繋がるんだとか…

しかも映像化されてたなんて知らなかった!
続きも読みたいし、映画も見観たいし
他に読みたい積読もあるし!!

忙しい、けどワクワク
幸せー^ ^

0
2025年10月10日

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面白かったです。一気読み。
証言のどこまでが真実なのでしょうか。蒲生 美智留(がもう みちる)の本性が怖すぎて震えます。続きも読みたいです。

0
2025年10月09日

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序盤、二人の少女が受けるいじめや虐待の描写で一気に引き込まれた。従姉妹の蒲生美智留は、美貌も知性もカリスマ性も兼ね備えた存在で、怖いを通り越して美しいとさえ思えてしまう。
人の弱さを突き、教唆されていることに気づかず甘い蜜に群がる人々の姿は、人間の未熟さそのもの。途中には少し中弛みも感じたけれど、終盤の裁判での攻防とどんでん返しはさすがで、こちらの予想を軽々と飛び越えてきた。
こんな悪女とは絶対に関わりたくないと思いながらも、彼女の恐ろしさには妙な魅力があった。結局、人生を変えるのは他人じゃなくて自分自身なんだと突きつけられる物語だった。

0
2025年09月13日

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途中、胸くそが悪くなるシーンで読みたくないと思ったところもあるが、結果的に一気読みしたので面白かった

0
2025年09月11日

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ネタバレ

読みやすいし、面白かった。

人が美智留に操られていくところが上手く行き過ぎな感じもするが、実際に追い詰められている人間はそうなってしまうのかもしれないから、気をつけたい。

途中まで他の人視点だったのが最後にやっと美智留視点になって、一気に美智留の解像度が上がったのがよかった。

0
2025年07月18日

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ネタバレ

次々と信者を増やして破滅させていく美智留の手口と最後の最後まで掌で踊らされる周りの人たちが面白かったです。次作にも期待。

0
2025年07月16日

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カエル男の完結編を読む前にと思って、一応なかたちで読み始めてみたもののカエル男より好きかも!となりました。
みちる、怖いほどに賢すぎる。

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2025年07月06日

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希代の悪人が主人公という、珍しい本。
ただ、本の内容、特にサブテーマはえげつない。
この本の中身、無垢な人には勧められない。
主人公が美人というのだけが取り柄。
あとは気分悪くなる。
でも、中山七里先生の本はこれからも追いかけていきたい。

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2025年05月19日

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私はわかってしまった。「ねぇ、先生。わたし、まだ警察に言いそびれた事があるんです」美智留はこんな風に切り出した。弘樹が姉の恭子を殺す時、顔が全面白塗りとなっていた事を思い出したからだ。そうだ殺されたのは恭子で無く美智留だったんだと...
しかし私の勘はハズレた。最後の最後に“込み上げてくる歓びを堪えきれず、美智留は高らかに嗤い始めた”弁護士も検察も裁判官も皆んな皆んな騙されたのだ。とんでもないどんでん返しだった。
あとがき漫画散る散る美智留は最高だった。漫画のストリートでも不気味な感じが出てました(;o;)

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2025年04月11日

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父親に虐げられ、恥辱を味わって育った蒲生美智留。
一方で誰もが魅了される美貌を備えていた。

その妖艶さも備えた美智留は、それを武器に様々な
物達を翻弄し、崇拝させ、彼女の毒牙に…

読んでいて美智留の魅力に引き込まれて
恐怖感が!

そして匂わせて終わるとは…

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2025年12月11日

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恐い恐いと思いながらもずんずん読んでしまう。
並外れた美貌と人身掌握術を武器に、人を殺しまくる。
何が欲しくてこんな事し続けるの?と読み続けていたらラストにその答えが。
さすが悪女!な理由が書かれていた。

それにしても、この主人公は生まれつきの悪女なの?
それとも生きてきた環境がそうさせたの?
編を読めば見えてくるかしら。


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2025年12月11日

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こわい、、こわいよおおおお。中山先生の作品の中でも違った種類のミステリー、怖さを感じました。続きは元気な時に読みます

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2025年12月03日

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その事件の裏には必ずこの女の影が。
自らの欲望の為に人を人形のように操り目的を果たしていく。ここまで悪くなれるのか。
シリーズもので次々重版されてるらしい。
読み進める度に彼女の高嗤いが聞こえてきそうだ。

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2025年11月18日

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ネタバレ

おもしろかった!
みちるのおでこの傷がなんか引っかかっていて、最後伏線回収でスッキリ。途中辛いシーンもあったけど、気になってあっという間に読み終わった。

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2025年10月02日

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ネタバレ

整形ってそこまで万能かなぁ?と思ったがエンタメとしては面白かったです。
誰もが持つ不安や悩みを利用して思い通りに人を操る美智留の行動が気になりつつ、『絶対目をつけられたくない!!!!!!!!!!』と思いながら怖いもの見たさでスラスラ読めました~。続きをすぐ買ってしまった~。

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2025年09月10日

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なんて恐ろしい女がいるものだ。野々宮恭子の章から頭角を表し、狡猾に動いては相手の心の弱さにつけ込み、それを利用して操る。ハメられている奴らの気持ちにも共感できるからこそ、この美智留のヤバさが浮き彫りになる。美しくて頭が回る人間が悪事をすればみんながひれ伏す。ラストはちょっと無理ある気もするが、女王君臨って感じで良かった。

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2025年08月07日

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ネタバレ

カエル男に関連するシリーズということで、カエル男の後に読むべき。まさかシリーズの続編を読む前に別シリーズを読むべきだとは…笑

サイコパスが出てくるサスペンス。
自らは手を下さず、主にマインドコントロールで人に人を殺させる、それをエンターテインメントとして楽しんでいるようなサイコパス。
新鮮でした。

幼なじみかつ従姉妹を殺す展開、しかも小さな頃の描写もある弟が殺す。怖い。時系列を辿って読んだものだから非常に怖かった。

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2025年07月14日

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ネタバレ

うわーやられたー、と思わず唸る。
全く予想のできないトリックではないんだけど、周りをきちんと固めているのでまさかないだろうと思ったらそのまさかでした。

湿度を感じる描写もあって、私はそういうの苦手なので、サクサクと一気読みしてしまったとはならなかったけど。。。
読み終わった後一息ついてしまうほど緊迫感を持ってページをめくりました。

これは先入観なく読んだ方がいいね。

蛇足だけど、中山七里さんの別の本でもすり替わりトリックあったような、、
もう何年も昔に読んだやつだけど。
その時の本はタイトルが爽やかだったのでたまたま展開が残酷な青春ミステリの印象だったけど、今回のようなドロドロしたグロテスクな雰囲気の方だったんだなとちょっと驚き。
て思ってちょっと調べたらこの人あの有名なカエル男の方ね。(まだ読んでないけどすごいらしいよね)
中山さんはバリバリにその畑の方なのね。

まだ全然開拓できてないので、続編含め他のも読みたくなってしまいました。

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2025年06月16日

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最初からすごい引き込まれた!時間経過で場面がコロコロ変わっても違和感なく続きが気になってサクサク読めて、、なのに最後オオぉ、なんであんな終わり方、⭐️-1、

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2025年06月11日

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悪女っぷりが凄かった。
実名で活動してるのに、全く証拠を残さずに事件を起こしていく、まさしく完全犯罪。
法廷劇からのどんでん返しも爽快だった。

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2025年11月24日

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どれだけ悪い女が出てくるんだろうと読む前から覚悟していたけど、期待通りに悪かった!
美しくて悪い女にはみんな騙されるんだなあ。
続編も読んでみる。

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2025年10月07日

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カエル男シリーズの最終話読むには、このシリーズの、嗤う淑女二人まで読んでおけとのことで、
そこまで積極的な動機ではなく開始。

やー、読ませる力はすごい。
読んでて世界観にすぐに入り込めて、
すらすら読める。
そしてすらすら読み終わる。

あと2作か…
読んでる時間は面白いんですよ。
とりあえず今作は以上。

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2025年09月27日

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流れるようにサラサラと読める感じでした。最後のトリックはなかなかに面白く読ませていただきました。カエル男とどうやらつながりがあるようなので続編を読んでいきたいと思います。

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2025年09月03日

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整形ってそんなに簡単にできるものなのかという少し腑に落ちない部分はあるものの見事に最終盤で2度ひっくり返されてまんまと嵌った。どんでん返し好きとしては満足のどんでん返しと爽快な伏線回収だった。
このシリーズの残り2作品も読破したい。

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2025年08月02日

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主人公は悪魔。美しくて、賢くて、人を思いやる気持ちに長けてる悪魔
そんな悪魔に目を付けられ、ちょっと背中を押され、谷底へ落ちていく人たち。悲しいかな、人はいとも簡単に他人の命を奪う犯罪者となってしまう。闇バイトと一緒

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2025年07月31日

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ネタバレ

「カエル男」、「嗤う淑女二人」に登場した、蒲生満智留はこんなキャラだったのか。
全く想像していなかった犯罪の手口に戦慄した。
本書を読まないと、「嗤う淑女ふたり」で狙われた面々に対する伏線が十分に理解できない。
それにしても、世界観が複数のシリーズで綾成していて、なかなか難しくもあり、面白くもある。
最後にこの作家ならではの展開が用意されていて、期待を裏切らない内容だった。

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2025年07月07日

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人は縋るものが目の前に来ると弱いものだ。
どうして人はこんなにも弱い生き物なのだろうか。だからこそ、稀に生まれてくる強者が世界を引率するのだろう。

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2025年06月10日

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カエル男の最終巻を読む前にまずはこちらから。
恭子と、美智留の悪女ぶりに翻弄させられまくった。
どんでん返しの上をいくどんでん返し。まんまとしてやられた。
こんなに簡単に人は操られてしまうのだろうか。美貌に騙され、日々の生活にストレスを抱える人に取り入る様がこわすぎる。続編も心を凍りつかせながら読むことになるのだろう。

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2025年06月04日

Posted by ブクログ

人の心を虜にして、思いのままに操り、相手を破滅させてしまう悪女の話。

蒲生美智留の相手を信じ込ませる話術は、どの相手のストーリーでも見事なものだった。

人の心って弱い。お金がない、定職につけない、夫が働かない、ありふれているけど、他人には相談しづらい悩みは大なり小なり誰しもか持っていると思う。その悩みを自然な形で語らせつつ、言葉巧みに罪悪感や嫉妬、虚栄心を刺激して、相手の感情を揺さぶって、操っていくところが凄すぎる。

裁判の成り行きには、えっ!って驚いて、いやいやそんなはずないって疑って、結末に唸ったわ。

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2025年05月21日

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