中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一旦解決した事件、裏に隠されていた事実真相を法医学が暴いていくさまを、若き解剖医の目線で描く物語。
加えて、現代社会が抱える命を軽んじる課題も突きつけてくる作品だ。
「ヒポクラテスの誓い」に続けて読むことで、若き解剖医が意思意志を持って解剖に向き合っており、その成長にたくましさを感じた。
「いつも有るものを見ようとするのではなく、そこに無いものを探すこと」が真実追求の根本なのだな。
本作は、解剖シーンがあっさりしている気がしたが、自分で何を期待しているのか真相は探らないことにしよう。
なるほどと思った一文
•ある事実があったことは証明できても、なかったことを証明するのは困難である。(悪魔の -
Posted by ブクログ
中山七里先生の作品は微妙に繋がっている世界線のことが多いので、またどなたか出てくるのかと思っていたが、私の知っている人は出てこなかった気がした。
また、恥ずかしながらヒポクラテスの存在自体をこの本を通して初めて知った。
海外では解剖自体が身近というか、やって当たり前のことという認識なのも驚いた。
光崎先生の傍若無人の部分は、何か理由があるとは思っていたが、こんな上手くいくかなという部分と、こんなふうにされたら嫌だなと遺族側の気持ちも考えて、どうしようも無い気持ちにはなった。
フィクションとわかっていても、やはり抵抗があるから、今後日本の医療はこの抵抗をこういう本の題材などから減らしていく必 -
Posted by ブクログ
ヒポクラテスシリーズ第二弾。
「全ての死に解剖が行われないのは、わたしにとって好都合である」
埼玉県警のホームページに、「コレクター(修正者)」と名乗る人物から謎の書き込みが投稿されるところから話ははじまる。「今後、県下で発生する自然死や事故死に企みがないかどうかを見極めろ」という犯行予告とも取れるメッセージ。その直後、アイドルの転落死や、病死に見せかけた不可解な遺体が次々と発見される。
関係者しか知りえない情報が含まれていたことから、捜査一課の刑事・古手川は浦和(うらわ)医大法医学教室に協力を依頼。
今回も光崎教授を筆頭に、法医学教室の真琴、キャシーのメンバーにより真実が明らかになってい