中山七里のレビュー一覧

  • どこかでベートーヴェン

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    ミステリーでありながら才能について深く考えさせられる。
    学業にスポーツに興味を持って取り組んで以来、自分には才能が対してないのだなと苦しむことが多々あり、それに苦しんできた。岬が言う、才能があろうがなかろうが自分の生き方が左右されるのは馬鹿げている、と言う発言はピアノにも法曹にも才能がある者が言うことではないと反目したくなる。
    ただ、先生がその前に言う何かに努力して挫折した者が普通の生活を送ると言うのは納得で奮起させるには良い言葉だと思った。
    ここまで書いた上で、岬の発言の真意に気づく。自分の人生だからやりたいと思ったことをとことん努力すれば良いのだと。

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    2026年06月14日
  • どこかでベートーヴェン

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    ネタバレ

    読みやすかった!
    殺人の疑いをかけられて以降の
    岬くんへの当たりの強さは仄暗かったけど、
    みんな高校生だもんね...

    事件の真相がわかるのが
    終盤も終盤だったから
    あれ?解決するよね?状態だった

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    2026年06月13日
  • バンクハザードにようこそ

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    面白かった。
    地銀ってこんな簡単にだまされるか??
    とは思ったけど。。
    最後は、おぅ!!おまえかー‼️って感じ。

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    2026年06月13日
  • 作家刑事毒島

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    『この作品は二〇一六年八月小社より刊行されたものです。この物語は完全にフィクションです。現実はもっと滑稽で悲惨です。単行本の刊行から二年経過しましたが、状況は悪化の一途を辿っています。』

    大概、実在する人物・団体・事件とは一切関係ないことを記す箇所の巻末数行メッセージまで見落とせませんでした。もうすぐ刊行から10年経ちそうな今の現状はどうなのかな…なんて思ってしまった。
    編集出版業界がいかに特殊で、悪い慣習が横行しているのか、ブラックユーモア交えて短編ミステリーで読むことができます。作家になろうと夢見ている人や作家にはなったけど燻っている人たちに、ぐうの音もでない正論をかます毒島先生の発言、

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    2026年06月12日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    個人的には考えさせられる一冊だと感じた。でも、内容はけっこう生々しいのでダメな人は最後まで読み終えるのは難しいかも。
    内容は良いだけに読み手を選ぶ作品なのは残念。

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    2026年06月12日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    ネタバレ

    なかなかおもしろかった❣️御子柴が昔人を殺した犯罪者であることはもちろん忘れてはいけない前提で、その上で出会う人と志によって生きながらえながらの贖罪譚
    あの性悪親子を救うことが御子柴自身と雷也と次郎への罪滅ぼしという面もあるんだろうと思いましたが
    テンポがよくて一気に読んじゃったね~
    とりあえず警官が2枚くらい上手で、かつ三段四段構えのどんでん返しが心地よくて、こういうミステリーを読みたかったよ!!と思いました。阿久津みたいで好き

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    2026年06月12日
  • もういちどベートーヴェン

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    天才 岬洋介の伝説はここから始まったとでもいうべき作品。
    その後の彼の生き方を決めたターニングポイントが描かれており、シリーズのファンにはたまらない一冊です。
    まるで大谷翔平選手のよう、かな。

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    2026年06月09日
  • 殺戮の狂詩曲

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    ネタバレ

    高級老人ホームで入居者9名が介護職員により惨殺される。死刑確実と言われる事件の弁護を、御子柴は何故引き受けたのか。また、どのように被告人を救うのか。
    メタ的な話になってしまいますが、残りページ数が少なくなるにつれ、一向に御子柴の手立てが分からずそわそわしてしまいました。
    だけどやはり流石の中山先生。最後にちゃんとひっくり返してくれます。
    エピローグでも、お前だったのかと唸らせてもらえます。そしてこのシリーズお決まりの御子柴関係者問題、そろそろネタ切れじゃない?と思ってましたが、杞憂でした。
    あと、このシリーズは、1ページにおける文字数と行間の余白が自分的にとても読みやすいので有難いです。

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    2026年06月09日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    ネタバレ

    ハングマンシリーズ第二弾。

    どんどんトクリュウの詐欺にあい、命を落としていく被害者たち。元締めを追う瑠衣は比米倉らと一緒に確信に迫っていく…

    前回同様救いがなくてどんよりでした。
    ラストへと読み進めていくにつれ、え?ページ大丈夫なの?みたいな変な焦りを感じましたが、納得のラストでした。

    鵜匠殺しのサブタイトルも、ラストで回収され、あー、こういう事だっんだなぁ、と。

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    2026年06月09日
  • テミスの剣

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    やはりミステリーは面白い。久々に読んで一気読み。最後まで何が起きるかわからない展開で引き込まれた。主人公が一匹狼タイプなので、最後まで生存できるのかハラハラしながら読んだ。

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    2026年06月09日
  • 復讐の協奏曲

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    御子柴弁護士シリーズ第4作目

    今回容疑者とされたのは
    御子柴の事務所で働いている事務員洋子

    いつも通り御子柴は彼女が無罪を勝ち取るために動く
    その過程で芽生える洋子に対する疑念
    それを一つ一つつぶしていく過程で明らかになる
    洋子の過去

    今までの3作品とは違う感覚を覚えたのは
    洋子の強さというか御子柴に対する信頼というか
    を強く感じたからかもしれない

    これからの二人の関係がどうなっていくのか
    気になるところではあるけど
    意外に変わりないかもしれず…

    読み終わって
    洋子の心の強さが少し羨ましいなと感じた…

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    2026年06月08日
  • 殺戮の狂詩曲

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    さすがに今回は、裁判を勝ちに導くことは出来なかった。しかし、悪魔から人への導きにつながった。やはり御子柴に関係のある人だった。

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    2026年06月07日
  • とどけチャイコフスキー

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    背景にあるのは音楽と戦争。
    1958年モスクワで開催された第一回チャイコフスキー国際コンクールでの優勝はアメリカ人のクライバーンで2位に甘んじたのがロシア人のナディア・ガガリロフ。彼女と岬洋介のつながりに驚いた。
    ロシア人のチャイコフスキーは祖父の故郷であるウクライナをこよなく愛していたという。そのチャイコフスキーの協奏曲第一番を選曲した岬洋介は聴衆に、そして一番はヴァレリーに思いを届けたかったのかも。

    あの時タクトを振っていたピアニストのヴァレリーが銃を持ち、同じくピアニストを志していたビクターと戦場で出会うなんて…なんかやりきれない。
    ラストシーンのふたりの連弾に作者の願いが込められてい

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    2026年06月07日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    廃駅オタクの主人公が、銀座線の廃駅のさらに奥深くへと足を踏み入れると、そこには約100人の人間がひっそりと暮らす巨大な地下コミュニティが存在していた。彼らは過去に福井県の原子力発電所で起きた事故によって被曝し、その後遺症により「色素性乾皮症」という難病を発症した被害者たちだった。極端に紫外線に弱く、日の光を浴びることができなくなった彼らは地上を追われ、闇の中でしか生きられなくなっていた。
    物語は、この閉ざされた地下世界で住人の一人が殺害されるところから大きく動き出す。しかも、殺された男の正体は身分を偽って潜入していた「公安警察の刑事」だった。国策である原発推進の妨げとなり、国家の隠蔽工作の生き

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    2026年06月07日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    オーディブル。さらっと、あっという間に読んでしまった。少し聞き逃したかも?ぼやっと聞いていて。これは恋愛小説?軽めに読んでしまった。中山七里さんファンで、シリーズものはほとんど読んで、楽しませてもらっている。

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    2026年06月07日
  • 秋山善吉工務店

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    善吉のような男…漢になりたいなと思った。

    昔気質で「てやんでえ」が似合うような人物だが、その言葉や行動の根底には一本筋の通った信念がある。時に厳しく、胸がちくりと痛むようなことも言う。しかし、それは誰かを傷つけるためではなく、真っ直ぐで純粋だからこそ出てくる言葉だ。

    善吉も魅力的だが、そんな彼を支える妻もまた素晴らしい。強く、賢く、したたかで、夫婦の在り方としてとても魅力的に映った。

    人としての芯や誠実さについて考えさせられる一冊だった。

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    2026年06月06日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    どんでん返しに次ぐどんでん返し。
    グロテスクな描写はきつかったが、ストーリーは面白かった!
    あのエンディングからの続編は期待できる。

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    2026年06月06日
  • 被告人、AI

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    興味深い内容。AIは、今はいろいろな分野で活用されていて今後は、もっともっと広がっていくと思う。今回のような事件も起こりうる。読んでいてこちらも、リタが人間と同じように錯覚してしまう。はじめから、本人自らリタに頼んだのだろうという考えは浮かんだけれどそのカラクリまでは、読めなかった。自分も介護が必要になったら、リタのようなAIに頼みたいなどと思ってしまった。

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    2026年06月06日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    「悪いお医者さんがお父さんを殺した」という1人の少年の通報から始まる、死生観や死ぬ権利に対する問題を軸とした明確な答えがない社会派ミステリ。
    刑事・推理ものとして楽しめる一方で社会の問題について深く考えさせられた
    人の数だけの意見が出そう

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    2026年06月05日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    ハングマンシリーズ2冊目。このシリーズは他の中山七里作品とあまり重なっていなくて、単独シリーズで楽しめます。でも、私刑執行人の話なので、全体的に重いです。私刑に至るまでの、ずっと苦い感じで終わる読み心地のシリーズになっています。今回は詐欺に引っかかって人生を踏み外す様々な人たちが短く積み重ねられました。また、指示役から上位の実行役として使われる人たちがいかに絡め取られているのかもわかります。闇バイト、オレオレ詐欺、投資詐欺、ホスト。そして、私刑を受ける側の、現実社会ではルフィと呼ばれていたようなトップの指示役が、人生を踏み外す契機になった犯罪(こっちは一昔前なので古典的なあれこれ)。
    最後に闇

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    2026年06月05日