中山七里のレビュー一覧

  • 魔女は甦る

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    警察小説だと思っていたら最後、とんでもない事になり圧倒されました。

    冒頭からベテラン刑事が引くほどのグロさな死体。
    事件の被害者は元薬物研究員。その後同じ町では犬猫や幼児が行方不明に。
    今回のテーマは薬物。
    中山さん作品の描写はいつもグロいですが今回は一段上を行っています。
    被害者の幼少期のいじめなど環境も悲惨すぎて切なすぎます。

    また他のシリーズでお馴染みの古手川刑事が出ていますが新人だからなのか周りからの評価が低すぎるのもなんとも言えない感じがします。

    しかしながらストーリーは相変わらずの面白さでした。

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    2026年04月07日
  • どこかでベートーヴェン

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    今回の語り部。鷹村亮。
    岬洋介の高校生時代の話で、彼は唯一と言ってもいい友達だ。音楽科に転校してきた天才と田舎ならではの癒着疑惑。学生の学校という社会の中で描き出される人間の未熟さと醜さと青さ。それでいて子供にも大人にもなりきれない高校生という存在にとっての岬洋介が描かれている。突発性難聴を発症したくだりも、同級生にからかわれた下りもこの巻にある。

    天災に見舞われた町と、それを救った英雄が同級生の死体発見と同時に手のひらを返される。そんな場面などが多く読んでいて苦しくなることもあるが、鷹村の存在が大きい。鷹村のセリフが、心情が、ただただ胸に刺さる。きっと大人になった今ならあそこまでは出来ない

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    2026年04月07日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    ネタバレ

    んーやっぱり最後に持っていかれた!!
    お前かぁ?!ってなった(´._.`)
    それまでは政治関連の話しで、右翼左翼とか出てきて小難しいなぁ、あんまり楽しくないなぁ、いつもの毒舌も少なくてちょっと物足りないなぁと思っていたので、余計に最後に持っていかれた感がありました。
    次が刊行されてる最後の巻っぽい?ので、寂しいですが、最後の解説で斜線堂有紀先生も書いてましたが、中山七里先生ならバンバン書いてくれることを期待してw

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    2026年04月07日
  • さよならドビュッシー

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    ネタバレ

    演奏の描写が美しい。ドビュッシーの月の光は私も大好きな曲なので、流しながら読んでみた。
    酢豚や首をかしげるクセなど、所々に伏線がはられているので綺麗に回収された印象。でもこれ、ミステリー好きなら割と早い段階で気づきそうだな〜とか思った

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    2026年04月07日
  • 被告人、AI

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    前作はAI裁判官で今作が被告人AIなら、次作は弁護士か検事だろうか。
    それそれで楽しみだな。
    介護ロボットの殺意を問うという前代未聞の裁判の行方も気になるけど、AIである“リタ”自体にも興味がそそられる。
    彼女の学習能力の高さと無限の可能性には正直胸がときめいてしまう。
    本当にこんな介護ロボットがあれば良いのに、と素直に思った。
    今回は状況的に「お、これは真相読めたわ」と思っていたけど、もう一段階あって流石だった。
    相変わらず楽しませてくれる作者さんだなあ。

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    2026年04月06日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    オーディブルにて。意外とあっさりとした終わり方でした。登場人物たちがその後どうなったのかが気になりました。

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    2026年04月06日
  • さよならドビュッシー

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    ミステリーであることを忘れるほど少女のピアノに引き込まれ、最後にミステリーであったのだ、と放心するがよい。

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    2026年04月05日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    「ドクター・デスの遺産」以来の犬養刑事。
    しっかり綾野剛さんで脳内再生して映画を1本観た気分。

    藁にもすがる思いで怪しげな自由診療を頼ってしまう。自分もその立場だったら。実際にこういう事あるだろうなと思った。
    ラストの種明かしはあっさりしすぎな気もするけど、引き込まれて一気に読んだ。
    他の犬養シリーズも読んでみよう。

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    2026年04月05日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    おもろでした!

    叙述トリック的な要素もあり、「ハサミ男」を思い出しました。わかりやすく、伏線も回収してくれて、最後の一文で、「ほう?」となりました。
    続編もあるようなので読んでみたい。

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    2026年04月05日
  • テミスの剣

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    ネタバレ

    冤罪ものって時々読むし、ニュースでも目にすることがあるけど、本当に許せないし、冤罪で捕まった人たちや関係者が何十年と翻弄されるなんて本当にありえないと思う。

    権力は正義と対でなければいけないってその通りだと思うし、この小説に出てくる渡瀬や高円寺静さんのように人として正しくあってほしいなと思う。

    ちなみにこの小説の話の繋がりや最後のどんでん返しは見事で面白い。とても読みやすかったのも個人的には良かった。

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    2026年04月05日
  • 追憶の夜想曲

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    最後の最後まで考えが及ばなかった真実

    今回は二転三転
    御子柴が前作よりもかなり追い込まれていて
    二転三転する法廷でのやりとり

    法廷でのやりとりは
    そういうことには疎い私から見てみると
    難しさとか読んでいての言葉の理解度とか
    読みにくさを感じてもおかしくないと思っていたけど
    そんなことはなく
    言葉もスッと入ってくるし
    なぜか映像となって頭の中で再生されるから
    いつの間にやら引き込まれていた

    御子柴と倫子とのやり取りは
    御子柴が少し振り回されている感じもあって
    クスっと笑える

    御子柴がなぜ今回の事件に関わったのか…

    御子柴がどういう風に生きていこうとしているのかが4
    現れているような気も

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    2026年04月05日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    カエル男いよいよ完結編
    途中まで‥
    刑法39条がテーマ社会の教科書を読んでる様で少し退屈だった。

    悪辣弁護士・御子柴礼司が出演してから
    面白くなって来た。有働さゆりも登場するので『贖罪の奏鳴曲』(御子柴礼司弁護士のシリーズ第一弾を読んでからの方が多分面白い。

    私はまだ読んで無いが『嗤う淑女』シリーズを読んで完結編を読んでからも面白いと言う説を今頃みつけた。
    他のシリーズも又読む

    渡瀬刑事と御子柴弁護士の会話は読み応えあった!最後は涙ポロリでした。

    中山七里さんの作品(シリーズ)はそれぞれの主人公が詳細に描かれていてチラッと他のシリーズの人が登場するので嬉しく楽しい。

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    2026年04月06日
  • 棘の家

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    崩れかけた家族が抱える「心の棘」。一度刺さった棘は抜けるのか、それとも残り続けるのか。そんな問いが静かに残る物語だった。

    いじめを苦に小学生の娘が自殺未遂を図り、その加害者とされる女児が殺される。娘の父であり中学教師の穂刈は、この出来事をきっかけに、これまで目を背けてきたいじめと向き合うことになる。

    被害者と加害者は、決して遠い存在ではなく、ふとしたきっかけで入れ替わってしまう。その怖さと、人の中にある悪意がじわじわと浮かび上がってくる展開が印象的だった。また、極限の状況の中で、家族がどこまで互いを理解できているのかも問いかけられる。

    物語はテンポよく進み、ミステリとして楽しめた一方で、

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    2026年04月05日
  • 隣はシリアルキラー

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    ネタバレ

    おもしろくて、さくさく読んでしまった。

    隣の音が聞こえる壁、どんだけ薄いんだろう…
    あと葛城さんが魅力的キャラすぎて、一気に好きになった。

    徐さんは故郷でも同じことをしていたわけだけど、何でそうなってしまったんだろう…
    あまりにも悲しい人生すぎない?
    元々はとてもいい人そうなだけに、切なくなったよ。

    そして意外にも中山七里さんデビュー!
    ずっと読みたかったのに、なぜか機会がなくて。
    これからどんどん読みたいです!

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    2026年04月05日
  • 被告人、AI

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    AIシリーズ。
    AI裁判官に続いて最新AIを搭載した介護ロボットが、利用者を殺害した罪で起訴される。

    被疑者が、介護ロボットなどと言われても理解し難い。どんなふうにどの程度の介護力なのかと思っていたが、そこはあっさりしていて重視するのは、そのロボットに感情はあるのか…だ。

    製品名N365型であるこのロボットは、心臓疾患を患っていた被害者からは、リタと呼ばれていた。

    裁判を担当するのが高遠寺であり、AI裁判官に引き続き、AIソフト開発に携わっている萬田美智佳まで登場し、この裁判の行末に昂奮していることに驚く。

    リタと接するうちにこのロボットには意思があるというのが感じられて恐ろしくもなる

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    2026年04月05日
  • 七つの大罪

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    傲慢、怠情、憤怒、嫉妬、強欲、色欲、暴食の七つの大罪をテーマに、「7」に関連する作者さんを集めて作られた短編集。個人的には中山七里さんの傲慢「罪の名は傲慢(プライド)」、川瀬七緒さんの憤怒「移住クライシス」、嫉妬「オセロシンドローム」が好きで、中でもカモシダせぶんさんの色欲「父親は持ってるエロ本を子どもにみつからないようにしろ」(タイトルからおもしろい)が一番好きだった。短編集なのにミステリ要素があって、「え!この人が?」とどんでん返しや伏線があり面白い。

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    2026年04月04日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    オーディブル試聴。
    カエル男完結編だけれど、これまでの暴れぶりを思うと割とあっさり終結した感あり。カエル男も疲れたのかもね。
    御子柴弁護士が結構登場するので嬉しい!

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    2026年04月04日
  • 復讐の協奏曲

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    事務員の洋子さんの事件。
    まさか洋子さんが...と信じたい気持ちやらなんやら色んな気持ちが入り交じるくらい洋子さんの事は信頼していた自分がいた。

    すぐにでも洋子さんの弁護人になる御子柴が、自分では気づいていないけど、すごい正義感の強い人なんだなと思った。
    蓋を開けてみたらサイテーな男が殺されただけだとわかってげんなりした。

    直接人を殺した人は罪に問われるのに、間接的に人を殺した人は罪に問われない。
    罪に問われないというのは、反省する機会も与えてもらえないといことなんだとぼんやり思った。

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    2026年04月04日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    8年前に単行本で読みましたが、文庫本で再読。今回も一気読み。
    韓国船が沈没し、251名が亡くなった。
    その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、
    刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護人に名乗り出る。
    事件の舞台となった老人介護施設の「恐怖の支配」も恐ろしかった。
    珍しく御子柴弁護士の珍しく人間らしい部分が見え隠れする作品でした。

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    2026年04月04日
  • 能面検事の奮迅

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    面白かった!オーディブルで時々、登場人物の名前を勘違いして、こんがらがった。
    淡い恋の友情?のお話が、過去の話で、出てくる。それがなんか、良かった。隠したかった過去がある。誰かのために。しかし、能面検事は、真実を暴いていく。ドラマも見てみたいなあ。

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    2026年04月03日