中山七里のレビュー一覧

  • アポロンの嘲笑

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    これほどに、信念を持ち、貫き通す人間の姿に目頭が熱くなった。自分の薄っぺらい、揺るぎまくりの気持ちが恥ずかしくて情け無い。
    嘲笑うアポロンの顔が浮かび、ゾッとした。

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    2025年02月02日
  • アポロンの嘲笑

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    加瀬が魅力ある人物だった。

    当時あれだけニュースで流れていた原発のこと、考えなかった、というか、考えないようにしていた。
    今ならわかる、現地で最前線を張っていた人たちのこと。ありがとうございます。

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    2025年01月31日
  • ヒポクラテスの悔恨

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     ヒポクラテスシリーズ第4弾。
    何の間違いか光崎先生がTV番組に出演。
    医療系の内容だし、昼間の放送だし大丈夫だろうと思いきや、光崎先生はTV仕様になんてなれなくて炎上してしまう。さらにはTV局に犯行予告が書き込まれ、、、コレクター事件の時と同様に解剖の件数が増えます。

     埼玉出身なのでシリーズを通して知ってる地名が出て来て面白い。

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    2025年01月31日
  • 禁断の罠

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    最近勢いのあるミステリー作家6人の競演。オール讀物か別冊文藝春秋などが初出の読み応え抜群の一冊でした。もし気になる作家さんが入っていたら試し読みに最適です。タイトル的にスカッと爽やかとはいかない内容が多いので、読み心地良いもの求めている人には向きません。
    「ヤツデの一家」新川帆立
    三代目を継いだ女性政治家の語り。暴君だった父の後妻の連れ子、渉は美しく世渡りがうまく、面倒なことは嫌い。でも私にアプローチしてきて、私も渉なしではいられない。そして私は醜いが、美しく身体の弱い妹がいる。
    女の国会みたいな話かと思ったら全く違いました!珍しくドロドロっとしたお話です。
    「大代行時代」結城真一郎
    世の中流行りの退職代行を使って、銀行の当たり新人がやめていった。残ったのは私についた総合職の使えない猪俣君。一年もしたらすぐ異動してどんどん出世するんだろうけど、とにかく私に声をかけられないでずーっと後ろでもじもじしてるようなダメっぷり。私は時々友人の香奈子に会って愚痴るのだ。
    なるほどっていうオチ。捻りが効いた話の多い著者っぽいと思いました。
    「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
    ファミレスのスプーンを舐めて元に戻す画像で炎上し、訴訟に発展しそうな妻貝朋希。その彼を追う記者2人が周りの友人知人にインタビューしていく記事やメールだけで構成されている。タイトル通り少しずつ妻貝朋希のことが分かっていくのだが、大題の“罠”も絡んできて更に話が深くなります。
    斜線堂有紀の本領発揮!っていう一作。構成やプロットだけでなく、妻貝のような性質のこと、SNSへの過激な投稿など、幾重にも感情が深まるネタが仕掛けられていて深み(あく)が凄い。
    「供米」米澤穂信
    私は詩の道を志したが諦め銀行員となった。しかし親友春雪はその才を発揮し研ぎ澄まされたその詩集は詩人文人に評価高かったのだが、夭折。遺稿集がでたのだが、その推敲具合から、本人には人に見せる意思がなかったのかと思い…。
    紡がれた文章や語彙が設定年代や詩人の考察というのに合致していて美しかった。それに反しでオチが…。不協和音な印象。それが良いのかも。
    「ハングマン ―雛鵜—」中山七里
    単行本の続編。今回の主人公は裏の機械操作で情報収集役の比米倉。大学生活が少しだけ語られ、少ない友人の一人だった久水が闇バイトのニュースで映像写っており、やがて死体となり発見された。比米倉は真実を追及していく。
    「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
    刑部はミステリー重鎮作家。最近弟子を取ったらしく、逗子の自宅へ訪問した編集者の西川は2人のミステリー会話(指導)を興味深く隣室で聞く。ミステリー談義は幾話も続き…しかし、事件が起こる。

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    2025年01月29日
  • ヒポクラテスの試練

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    ヒポクラテスシリーズ第3弾。
    何の自覚症状もなかった人が急激な腹痛に襲われ亡くなります。検査の結果、異常に早く悪化する肝臓がんだろうとの事だったのですが、光崎が解剖すると本当の原因が明らかに。また、同じような症状で亡くなった方が他にもいたと判明し、更に二人には接点がある事が分かり・・・原因究明の為、キャリー先生と真琴先生はアメリカへ。

    なんとなくコロナ騒動の0日目を見たような気分。『小説NON』掲載はコロナ禍前の2017年でビックリ。真琴先生と古手川さんの関係性も気になる。

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    2025年01月29日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    SNSのインフルエンサーに洗脳された浅慮な正義が、フェイクニュースを拡散して無実の人々を追い詰めてしまうお話
    フェイクニュースの発起人〈市民調査室〉の正体は途中で勘づきましたが、明日は我が身、戒めとして読み返したい作品でした

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    2025年01月25日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    ネタバレ

    終始ニヤニヤが止まらない!
    友人との約束を守る為、帰って来た岬洋介
    それだけで胸熱なのに
    中山七里ファンにはたまらない
    渡瀬、古手川ペアがでてきたかと思ったら、御子柴弁護士に、光崎教授、犬飼刑事まで!!
    それから親子対決

    ワクワクしたー!
    誕生日とクリスマスと長期連休がいっぺんに来た感じで楽しかった!

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    2025年01月20日
  • 悪徳の輪舞曲

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    御子柴シリーズ、最初は中山さんのつかう言葉が難しかったり、法廷のやり取りに慣れてなかったりで頭を使いましたが、さすがに4冊目には慣れてきてどんどんペースがあがりました!
    実の母親を弁護するこの本は、あっぱれだと思いました。
    最後まで自分を貫き通す姿も見事でした!
    ほんとに面白かった1冊です。

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    2025年01月16日
  • 特殊清掃人

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    描写が細かくて「うわっ…」と思うところもあったけど、遺品などから死んだ人の想いや生活がわかることがあるんだなと思った。人にはいろんな人生があるなと思った。

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    2025年01月08日
  • もういちどベートーヴェン

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    再再再読くらい笑
    でも、内容すっかり忘れててめちゃくちゃ楽しく読めました!
    岬さん相変わらず素敵すぎます…
    僕でよければ地球の裏側からでも駆けつけますよ
    だって。
    言われてみたい〜!!

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    2025年01月07日
  • 毒島刑事最後の事件

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    短編が集まって大きな謎となる形や
    テンポのいい会話の流れ
    毒島さんのキャラクターが好きです。
    ストーリーとしてはこのシリーズの最初なのかな?
    作家刑事としての毒島さんの活躍も読みたいと思いました

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    2024年12月29日
  • ヒポクラテスの試練

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    シリーズ3作目は全編通してパンデミックを防ぐストーリー。あまり光崎の出番はなかったが、おもしろかった。Cコースは何とも胸糞が悪かったな。

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    2024年12月26日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    オーディブルで聴きました。
    かなり前にカナダの友人が子宮頸がんワクチンを打って、子供の産めない身体になった女の子たちがたくさんいると言っていた。
    最近まで、無料接種が終わるから、早く打て打てと、こゆきがコマーシャルで言ってた。恐ろしい。日本政府は何かと引き換えにワクチンを買わせられたという陰謀論に一票。

    最近ファイザー社の、ステロイド剤かなんかの重要な薬剤の輸入量が減って、医療機関は困窮するといったニュースを見たけど、子宮頸がんワクチンにしても、コロナワクチンにしても、買わないと、ステロイド剤あげないよ、日本のこと守らないよ、安倍さんが口約束した骨董品の戦闘機を買わないというなら、別のもので償ってもらおうか、例えば、安全性の取れていないワクチンとか。。と脅されたんじゃないかと想像は膨らむ。

    それにしても中山七里先生、厚労省はじめ、役人大嫌いなんだろうな。素敵。もっといろんなことを暴いてほしい。

    この本、平成29年に出たということだけど、当時話題にならなかったのかな。こゆきはどういうつもりでCMに出たんだろう。知らなかったのかな。怖い怖い。

    とにかく、政府の薦めるワクチンは、打たないでおこう。死んだり、一生障害に苦しむかもしれないから。

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    2024年12月22日
  • 毒島刑事最後の事件

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    毒島さんの刑事時代のお話し。大好きな犬養刑事の若い時も出てきてちょっとテンション上がった!
    なるほど、最後の事件に納得。これは最後の事件やわ。今作も痛快で最後まで一気に読めた!

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    2024年12月18日
  • 護られなかった者たちへ

    み

    ネタバレ 購入済み

    心がえぐられる

    読み進めていくうちに真犯人は読めた。けいさんはカンちゃんにとっても利根にとっても最後まで母だった…。すごく切なくて苦しい気持ちになるけど読んでよかった一冊。

    #泣ける #切ない #ドキドキハラハラ

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    2024年12月12日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    さよならドビュッシーの前奏曲。
    私は要介護探偵から読んだので、この話はとても感動しました。

    岬洋介さんも出て来て、今まで読んだ物語の付箋回収出来て満足!

    最近中山七里さんの小説に、とてもハマっております(♡´꒳`*)

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    2024年12月07日
  • 越境刑事

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    これは、ミステリーとはとても思えない。
    バイオレンス、ハードボイルド、クライムサスペンスを、ごちゃまぜにしたストーリーで、読んでてとてもつらかった!
    著者が現実に命を狙われないか心配になった。
    「VIVANT」のドラマを思い出した。

    高頭冴子シリーズ第2段とは知らず、
    読みだしたら、怖さ見たさに昨晩一気に読み終え、
    気づいたら深夜の1時半。

    その後、眠れずにあっという間に朝が来た。
    何だか気持ち悪い夢を見た気がする。

    「逃亡刑事」読みたいが、またハードだったらどうしよう。

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    2024年11月28日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    貧困家庭の少年が次々と死体で発見され、腹部には縫合の跡が。
    そしてどの死体からも臓器の一部が抜き取られていた…という「切り裂きジャック」を彷彿とする事件のお話。
    終始イライラムカムカが止まりませんでしたが、ラストでこれまでの感情全てどこかへいってしまいました。
    どちらが正しいかなんて誰が決められるんでしょう…辛いです。

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    2024年11月14日
  • スタート!

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    カエル男とリンクしてて面白かった。こんな書き方あるんやなーと。そして殺人事件ではあったけど、今回はそれ以上に映画の方が気になった。こんだけ殺人事件の場面が短いミステリーもなかなかないよ。そもそもミステリー?

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    2024年11月13日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    ネタバレ

    自分用メモ
    「考えたら必ず回答は出てきます。回答が出てこないのは、たぶんインプット不足、インプットがある程度以上あれば、考えたら必ず解決します。」(p38)
    「とにかくインプットの量が大事・・・何が上手くて何がまずいかが分かるようになります。・・・悪いものに触れることは勉強になるんです。」(p51-52)
    「名作も駄作もたくさん読んで、自分で感覚を磨いていくしかない。」(p84)
    「僕は基本的に怠け者なんです。タガが外れるとどこまでも怠けると自分で分かっているから、追い込まれないと人並みに働けないんです。それは自覚しています。だからこそ他の人よりもいっぱい連載を抱え込もうとするんです。無理とか無茶をしていないと、たぶん自分は怠けてしまうし、それが怖いから。」(p116)
    スターシステム小説

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    2024年11月10日