中山七里のレビュー一覧

  • 人面瘡探偵

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    三津木と人面瘡との会話が、なんとなくわざとらしさを孕んでいる感じがしてたんだけど最後の章がこの先のヒント?と思わせる展開。ものすごい気持ち悪さで終了。
    これは続きを手に取らずにはいられない。

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    2023年01月22日
  • スタート!

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    中山七里の作品は、ちょこちょこ読んでいるので(全部は多作すぎて追い付かない)、色んな登場人物にウフフってなりますね

    一応「ミステリー」のくくりになってますが……ミステリーはどちらかとお話の味付け程度で、それよりも「映画制作」という現場を書いたお話だなぁと思いました。
    いくつか事件は起こるけど、その犯人よりは映画制作そして上映如何のゆくえの方が気になってページを繰る手が止まらず。そして、読みながら願ってしまうことは「事件の解決」ではなく「映画が完成すること、できれば大きく評価されること」になってしまう。なんなら、映画制作に差し障るなら事件解決しなくてもいいけど……くらいな気持ちになる。そして、

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    2023年01月14日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    他のシリーズの登場人物がちょこちょこと出てくるので、過去作も読みたくなりました。

    幼稚園に侵入し、園児や先生を殺した犯人が捕まったものの、覚醒剤を打ってからの犯行だったので記憶が無いという容疑者。

    それを裁くことになった天生検事。しかし、容疑者との面会中に、意識がなくなり、気がついたら2人だけの密室で容疑者が銃に打たれて死亡する事件が発生。

    天生検察官は、検察官から容疑者になってしまう。

    最後は見事に事件解決。イッキ読みでした。

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    2023年01月02日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

    ネタバレ 購入済み

    面白い

    本当に面白い。はまってしまった。続きもあるようなので読みたいと思う。シリーズものは大好きだがこちらも好きな作品になった。最後は感動したが作品が女であれば誰しも胸がしめつけられるものだと思う。是非いろんな人に読んでもらいたい。

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    2022年12月26日
  • ヒポクラテスの試練

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    他の中山作品にも度々登場する光崎教授の下で働く真琴が今作の主人公です。古手川やキャシーといった面々も活躍します。中山作品には珍しく社会的な面が強く、パンデミック、人種差別、政治家の汚職などなどが上手く絡まって物語が展開されていきます。恐らく、コロナ禍を意識されているのではと感じました。また、どんな事件も元を辿れば人為的なものだという中山先生からのメッセージを受け取ったような気がします。

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    2022年12月25日
  • ワルツを踊ろう

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    ネタバレ

    自分至上主義な了衛があの自分大事!な年寄り連中と普通には馴染めないだろうなあと思う
    そして能見は胡散臭いと思ってたらやっぱり…!

    追い詰められていく了衛の心情に心臓がぎゅっとなるけどちょくちょく自分至上主義が出てくるからうーん…となる
    終盤は結構グロいけど七里さんの作品の好きなところでもあるので無問題

    さらに宮條が登場してこれはまさか?と読み進めたらヒートシリーズとクロスオーバーしていて思わぬご褒美をもらった時のような嬉しさがあった

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    2022年12月16日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

    購入済み

    おもしろかった

    短編集ですごくポンポン進んで読めた。いつもながらとてもおもしろく驚かされるものばかりで飽きずに読めた。本当に中山七里先生は天才だなと思う。続きもあるようなので購入してよんでみたい。今はそれが楽しみだ。

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    2022年12月12日
  • 毒島刑事最後の事件

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    ネタバレ

    毒舌作家刑事、毒島さんの、純粋に刑事だった時の最後の事件。
    「教授」と毒島刑事の、最後のやり取りがすごい。
    自殺に追い込んでいく過程が、怖い。
    最低最悪な犯人を、言葉で追い詰めていく様子はすさまじい。
    このシリーズ、毒島さんが正義感ぶってないのが良い。
    刑事としては一流なのだけど、人間として、なかなかの欠陥品、という。ありがちな設定といえばありがちなんだけど、良い感じに気持ち悪い主人公で、面白い。

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    2024年12月23日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    ネタバレ 購入済み

    面白い

    逆転の逆転で本当にびっくりした。中山七里せんの本は大好きでよく読むが、一番びっくりした。また生々しい表現などもありはじめて本を読んでいて胸がムカムカした。とてもリアルで読んでいて考えさせられるところがある。是非いろいろな人によんてもらいたい。

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    2022年12月03日
  • 逃亡刑事

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    面白かった。

    玄葉にジリジリ追い詰められていく冴子。
    信用できる仲間はいるのか?
    何も無い状態での逃亡 無事解決できるのか?
    山崎 佐古ジイ センセイ達のここぞという場面での活躍嬉しくなる。

    「指揮官が不在でも兵隊は動く」高頭班の掟
    辛い事情聴取にも屈しない郡山 冴子との信頼関係が伝わる。
    終盤が特に面白かった。

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    2022年11月16日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    いやぁ、御子柴シリーズを追いかけているわたしにとって今作はワクワクの連続でした。岬洋介シリーズは初読でしたが、まさかあの岬検事の息子さんとは…。犯人は初期の段階から目星はついていましたが、そこに至るまでの展開がさすがの中山先生でした。他のシリーズ本も読んでみようと思います!

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    2022年11月15日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    岬洋介シリーズ第6弾。前作の天生高春が検事として、検事調べをしていると急な眠気に襲われ、気が付いた時には被疑者が銃殺されていた…。硝煙反応が検出されたスーツと、拳銃の指紋、また犯行時刻室内には天生高春と被疑者の2人だけ…天生高春はその場で逮捕、検事から被疑者になってしまう…。窮地に立たされた天生高春のもとに、「約束を果たしに来ました」と岬洋介が現れる…。前作では天生高春と岬洋介は司法修習生の同期、天生高春が容疑者となったときは地球の裏側からでも駆けつけ助ける約束をしていた…。
    今作では、ピアノ演奏の描写は少なかったけれど、面白かったです。犯人はなんとなくわかっていたけれど、それを明らかにする過

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    2022年11月14日
  • 悪徳の輪舞曲

    ネタバレ 購入済み

    おもしろかった

    本当にすごいなと思う。ザラザラと心に残るがなんだか少し感動もする。毎度の逆転はさることながら本当に素晴らしい。中山七里先生の頭の中はいったいどうなっているのかのぞいてみたい。次回も楽しみだなと期待してしまう。

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    2022年11月10日
  • 恩讐の鎮魂曲

    購入済み

    おもしろかった

    やっぱり御子柴シリーズはすごい。本当に大好きな作品。どうしてこんなに面白いのだろうか。どうしてこんなにも考えさせられるのだろうか。是非ともいろいろな人に読んでもらいたい。また次回も読みたいし、読み返したいと思う。

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    2022年10月31日
  • 逃亡刑事

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    麻薬密売ルートを探っていた刑事が銃で殺害される。千葉県警刑事部捜査一課刑事アマゾネスと異名をとる高頭冴子が捜査にあたる。県警幹部の犯罪を追及する冴子は警官殺しの濡れ衣を着せられ逃亡する …。.正義派刑事VS悪徳刑事の構図が単純明快、ページをめくらせる。さすが!

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    2022年10月29日
  • 追憶の夜想曲

    ネタバレ 購入済み

    おもしろい

    本当にこの御子柴シリーズは大好きで一気に読めてしまう。寝不足続きになるがそれだけの価値がある。予測はつくが最後には気持ちよく終わってくれるのでまた次回作も読みたいと思う。次回も楽しみだ。中山七里先生は本当に天才だと思う。

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    2022年10月23日
  • 帝都地下迷宮

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    私が「紙の本」が好きな理由の一つは、左手で「残りのページ数」をフィジカルに実感できることかも知れない(^ ^ わくわくしながら読み進みつつ、おいおい、残りこんだけしかないのに、どうやって収集付けるんだ? とか思いながら読むのがまた楽しい(^ ^

    さて本書は、鉄オタ、しかもニッチな「廃駅オタ」の主人公が、違法を承知で地下の廃駅に冒険に行く。するとそこには大勢の人間が「住んで」いて...というのが導入部分。地下の廃駅利用ということで、以前に読んだ「金曜日の本屋さん」を思い出した(^ ^

    が、ここから先が中山七里の面目躍如(^ ^ 地下に住む人たちが、何故地下に住むことになったのか...にまつわ

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    2022年10月21日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    中山七里さんは、実は初めて読んだのだが、ぐいぐいストーリーに引き込まれる感じが凄い!主人公とヒロインがバッドエンドを迎えるところは悲しいが、それをバッドエンドと捉えずに前向きに捉えかねない二人が、大変魅力的。

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    2022年10月15日
  • サイドストーリーズ

    購入済み

    しゃれた構成のアンソロジー

    煙草をテーマに有名作家の有名小説の番外編ばかりを集めたという大変にしゃれた構成のアンソロジー。
    もとの小説を読んでいれば読み返したくなるし、読んでいなければ読みたくなるという、出版社 作家の術中にはまってしまうたちの悪い本。
    番外編ではあるが元の本の色合い香りを程よく保った佳作が多い。

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    2022年10月03日
  • 帝都地下迷宮

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    面白かった。
    鉄道好きということもあってサクサク読めた。
    そして、仲間達の活躍にも興奮させられた。
    最後にもう一盛り上がりあったら本当に最高だったけど、十分面白かった。

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    2022年08月29日