中山七里のレビュー一覧

  • 合唱 岬洋介の帰還

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    容疑者殺害の疑いをかけられた同期の天生検事を救うべく岬洋介が帰還、父である岬恭平と対決する。渡瀬・古手川刑事コンビ、解剖の権威光崎教授、犬養刑事、御子柴弁護士、氏家鑑定人中山七里オールスターの登場。結末は何となく予想していたがそこに行きつくまでのわくわく感がたまらない!

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    2023年05月28日
  • アポロンの嘲笑

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    逃げる被疑者と追う警察官。ただの逃亡劇という訳ではなく、東日本大震災、原発事故、過去に起きた阪神・淡路大震災によって、様々な人の様々な心情がありました。
    中山七里さんは、話の構成が凄い上手だなと毎回思います。視点があちこち変わりますが、それによって頭が困惑することも無く、視点の切り替えによって飽きずに読めるのだと思います。

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    2023年05月12日
  • 逃亡刑事

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    殺人事件を目撃した子供と県警のアマゾネスと呼ばれる高頭刑事が、殺人容疑をかけられ逃げながら戦うお話。

    高頭冴子さん...惚れました(╹◡╹)♡
    身長180㎝あって超強くて美形で、キャラの想像つきませんが男前な感じっ♫

    チョイチョイ他作品で見かける宏龍会No.3山崎さん大活躍‼︎
    逃亡先の大阪A地区での心温まる触れ合いと大立ち回り、なんと迫撃砲が...

    ミステリって感じではなくエンタメです。
    こーゆーの大好物です笑

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    2023年04月20日
  • 魔女は甦る

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    これを読んだあとしばらくカラスに警戒してしまう自分がいる。前半の殺人事件のテンポと後半の事件解決に向けての疾走感ががらりと変わり、読んでいて楽しかった。これを映像化するのはすごく大変そうだけど、映像作品として観てみたい気もする。

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    2023年04月20日
  • 作家 超サバイバル術!

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    だいたい 中山先生と知念先生の 回答がかぶりが多いです 葉真中先生は 二人とはややスタイルが 違う というのは 筆の速さが関係するみたい 作家としてやっていくには 筆が速いことが 圧倒的に有利みたいですね やはり新人賞をとって デビューして 話題性があるうちに 立て続けに作品を発表すると 波に乗りやすく 仕事も来やすいそうです でも とにかく 書き続けることが一番大事 出し惜しみするな とにかく書け と 3人とも力強い言葉でしたよ

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    2023年04月19日
  • セイレーンの懺悔

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    マスコミを題材にしたミステリー。大誤報からの事件の真相までが面白かったが、真犯人は途中から予測出来てしまった部分もある。話が進む中で若干のマスコミ批判をしている感じも面白かった。中山七里さんのミステリーは真相に迫る過程も面白いですし、今後、他の著作も読んでいきたいと思う。

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    2023年04月16日
  • 魔女は甦る

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    ネタバレ

    もう、すごい恐怖だった。
    怖かった。
    まさかのラスト。。。
    えっ、そうなの?!!って。
    大どんでん返しっていうより、えー???!!!って。
    そして、今はカラスが恐怖です。
    七里さんの小説は色々と読んでいるんだけど、後書きで知ったけどこれがスタートなの?
    デビュー作より前にこれが書かれていたんだ。
    もっと早くに読んでいれば良かった。

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    2023年03月26日
  • 逃亡刑事

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    警察殺しの濡れ衣をきせされた千葉県警のアマゾネスこと高頭警部。途中ヤクザとのやり取りとか、潜伏先の佐古じいさんとかキャラクターが良い。最後50ページくらも面白すぎてすごいゆっくり読んだ。
    あと解説の東京の書店員の高頭さんの話もあって、より中山七里先生を好きになった。
    有隣堂しか知らない世界で中山先生をしって、ほんと最近しったばかりなので、楽しみすぎる。

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    2023年03月24日
  • 逃亡刑事

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    他の中山作品で見かけた高頭冴子が今作の主人公でした。中山先生は組織のはみ出し者を描くのが、本当に上手い!冴子はもちろん、部下の郡山も好きになりました。猛の真っ直ぐさも良いですね。そして、ヤクザの山崎。美味しいところをいつも持っていきますね。また、冴子の作品が読みたいです!

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    2023年03月11日
  • 逃亡刑事

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    中山七里先生、面白すぎです。
    殺人事件の濡れ衣を着せられて、少年と逃げ続ける。
    女とは思えなく、自分より大きい男を殴り倒す。
    読んでいて気持ち良かった‼️
    そして結末、大どんでん返し、最高に気持ち良かった‼️
    続編を読むのが楽しみ。

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    2023年03月07日
  • 人面瘡探偵

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    面白かった!
    犯人が誰か、という推理小説としての面白さもあるが、個人的には主人公とジンさんとの掛け合いが楽しかった。
    人面瘡が人語を話す、ということだけでも気持ち悪いが、最後まで読んだ時、その印象が変わった。
    これまで脳内でイメージしていたジンさんの姿がガラリと変わった。
    もし、この作品を映像化したならば、かなりのホラー的な絵面になるのではないだろうか。
    特に、ジンさんと主人公が密談しているところなんて……。

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    2023年03月07日
  • セイレーンの懺悔

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    キャスターの多香美の視点で物語が進みます。それにしても中山先生の作品の多様さにはいつも驚かされます。キャラクターたちを通して、メディアに対する提言を行っているようでした。どんな仕事でも誤ちを認め、その後の真摯な行動が大切だということですね。ちなみに宮藤刑事は「スタート」でもスポット出演していましたね。個人的には里谷のキャラが1番好きでした。ああいう先輩でありたいですね。

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    2023年03月05日
  • 騒がしい楽園

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    『騒がしい楽園』
    結末そうきたか!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    おどろおどろしさ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    事件動機    ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
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    1.舞台、主人公
    舞台は23区の保育園です。主人公は20代の女性保育士です。
    埼玉の保育園から転園してきました。
    ※『闘う君の唄を』の続編です。つながりが少ないため、順序関係なく読んで楽しめる小説です。
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    2.物語の始まり
    事件は園内で起こります。小動物の死骸が放置される事件です。
    予算不足の保育園では、監視カメラが少なく犯行は連続して発生します。
    そして、残虐性がエスカレートします。
    おどろおどろしさが⭐️5

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    2023年03月04日
  • 作家 超サバイバル術!

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    2023.02.26
    とても面白い!
    読書中毒、活字中毒、ミステリ愛好家、とにかく本の好きなヒトは読む価値あり。
    執筆者3人のそれぞれ、そして共通の見解もなるほどと思うし、佐藤青南さんの四コマ漫画も笑える。
    これだけ苦労して生み出される作品なのに、なぜつまらないモノ(決してこの執筆者の作品ではなく.世に出る書籍すべて)が存在することがあるのかと感じた。
    すると、読み手がちゃんと読めていないということなのかなあとか、ビジネスにも役立つ、ハラスメント防止にも役立つ、とにかく「面白い」「役に立つ」一冊です。
    5年後に続編が読みたいです。

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    2023年02月26日
  • 笑え、シャイロック

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    ネタバレ

    わらしべ長者、のラスト1行の衝撃
    そして結城の成長ぶりが良い


    振興衆狂に出てくる宗教法人奨道館、神農帯刀、出版事業の失敗……これはなんか知ってるぞ、と「ふたたび嗤う淑女」で出てくる宗教法人だ!
    思わぬ所に繋がりがあってびっくりした

    全然違う作品同士に繋がりがあって、それに気がついた時の嬉しさも中山七里さん作品の楽しみ方だなと思う

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    2023年02月26日
  • 闘う君の唄を

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    『闘う君の唄を』中山七里著
    社会性   ☆☆☆☆☆
    主人公の魅力☆☆☆☆☆
    そうくるか!☆☆☆☆☆☆

    中山さんの作家としての幅の広さに改めて感服した一冊です。
    それは物語の主人公がどの作品も違うことです。
    ときにピアニスト、検事、刑事、銀行員、総理、監察医・・・。
    そして、この物語は保育士です。
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    【社会性】
    社会性に☆5個です。舞台は保育園です。保育士の現実、1名で監督する幼児の数、運営するイベントの数、そして父兄とのやりとり。
    その大変さが場面場面から判断することができます。
    そして、もう一つの側面が犯罪者の家族の視点です。学校、知人、近所そしてメディア。犯罪者の家族にお

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    2023年02月19日
  • 帝都地下迷宮

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    今年初の☆5。

    鉄道オタクが好奇心で廃駅に潜り込んだら、そこには100名を超える隠れ住む住民がいた。
    この入りからどう話がすすんでいくんやろ?と物語に夢中になったなあ。
    鉄オタ、公安、公務員。全く関係のない点と点が徐々に繋がっていく展開が見事。

    古今東西の物語で「強大な敵に挑む小市民」という対立構造は読者の心をつかむ。
    多読していると左翼的な小説って多いよなあ。それを踏まえた上で、思想のバランスを持っていたい。


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    2023年02月14日
  • 人面瘡探偵

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    ー 『意味深なラストだと思わないか。五番目のタヌキが誰を指すのかで、解釈は大きく違ってくる。それこそ最後の犠牲者が行方不明になるのか、あるいは犯人が失踪してしまうのか。ふふふふーん』
    「何だよ、その薄気味悪い笑い方」
    『俺の趣味にぴったりだ。好きなんだよ、こういう横溝的展開』 ー

    テンポが良く面白い作品。
    最後もあっさりで良くできている。
    気軽に読むにはちょうど良い。

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    2023年02月04日
  • 作家 超サバイバル術!

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    小説家を志すなら必読の一冊!
    現役の作家が語る、小説家の厳しい現状。これを読んでも書きまくるという気持ちがなければ生き残ってはいけないのだろう。

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    2023年02月03日
  • 贖罪の奏鳴曲

    購入済み

    現実味は薄いけれど…

    面白かった。御子柴礼司というやり手の悪徳弁護士とだと思い込ましておいて、その人となりを見せられる。それぞれのキャラが極端な気もするけれど、それも気にならないぐらいに読まされる。そして事件のトリックも、あー、そう言うことやったんか!と真実がわかった時のスッキリ感が良い。

    しかし、生命保険。高額の生命保険に入ったら要注意やね。

    #ダーク

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    2023年02月02日