中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中山七里さんのエッセイというか日記やな。(日記文学というらしい。「土佐日記」とかの。何か比較できんような…)
いきなり凄い!
ページ数も600ページ超え。1年5ヵ月の生の声!
しかし、並行で、何本小説家書いてんの?
その間に、映画の予約してるし(・・;)
この人、ゲラ直しも速い!というか、ほぼミスなしなんやな…
小説描く目的も読者に届けたいなんて、自己満足やなく、まずは、出版社さんが満足出来ること(=儲かる)。
それも、小説描く事が自己表現の場として描いてる訳やなく、編集者のリクエストに答えて色んなモノを描いてるみたい。
ライトなミステリーが良い!
企業ものが良い!
ミステリー以外が良い -
Posted by ブクログ
「護られなかったものたちへ」から続く宮城県警シリーズを連続で。
今回はまた違った切なさが溢れている作品だった。
タイトルの境界線とは読者にとって色々な解釈があるだろうが、個人的には東日本大震災により、以前の生活と自身を保てた者と全てを失い踏み外した者との境界線のように思えた。
遺体も見つからない妻の名前を見つけた安堵と悲しみは如何程だろうか。
そこにやはり根底には悲しみの漂う事件が絡んでくる。この構成が絶妙である。
震災や津波にトラウマのある方が読むと苦しくなるのではないかと思う程に、震災の傷痕と被災者の苦しみが丁寧に描かれている。雄大な海を美しいと思えるか、恐ろしいと思うか、憎いと思うか -
Posted by ブクログ
中山七里さんの「宮城県警」シリーズである『護られなかった者たちへ』『境界線』の続編・完結編になります。
完結編と言っても、このシリーズのファンである私はまだまだ続いてほしいと思っています。それはやはり宮城県民としては、まだ復興は完了していないと感じているからです。
しかし、その後におきた「能登半島地震」の経過を見ていると、東日本大震災よりもさらに復興が遅れているようでモヤモヤしています。
日本は地震大国であり、日本中のどの場所が被災地になってもおかしくない状況です。そんな時、被災地がどのように復興していくか、言い換えれば政府がどのように復興を進めるかということは、今後新たに災害が発生した