中山七里のレビュー一覧

  • 鬼の哭(な)く里

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    ネタバレ

    最初のおどろおどろしさは
    これが続いたら読めるかな、、と思うほどだった。
    しかし村の中学生と東京から来た余所者との
    交流が深まるにつれトーンが少し明るくなって
    めでたしめでたし(たくさん人が亡くなってはいるが・・)かと思いきや
    最後にやはり
    そのままじゃ終わらないーと。
    村に伝わる祟りの種明かしをしつつ
    その法則に当てはまらない一件は、、
    と最後まで気が抜けない作品だった。
    村の同調圧力やウワサの速さはよく分かるし
    そこで暮らす思春期真っ只中の中学生には
    辛いだろうなと思った。

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    2025年06月24日
  • 能面検事

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    中山七里、重厚なテーマの小説を書く印象を持っていたがこのようなエンタメ色の強い作品もあるのだなと意外だった。
    感情を表に出さない”能面検事”の不破と、新人事務官・惣領美晴の男女バディもの。組織の圧力や慣例には見向きもせず職務をまっとうする。幼児殺害事件、ストーカー事件、捜査資料の紛失と、いくつかの事件が登場し、連作短編のような構成。テンポの良い会話。ドラマ化が決まるのも納得の、連ドラ的な小説だった。

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    2025年06月24日
  • 護られなかった者たちへ

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    ネタバレ

    最後の最後でのどんでん返しがすごかった。
    何かあるんだろうなどは思ってたけど。
    あの残り5ミリ位のページ数でそうくるあるとは!
    最後、いろんなことが繋がって、鼻の奥がツーンとしました。

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    2025年06月23日
  • 氏家京太郎、奔る

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    久々の氏家京太郎、特殊清掃人のゲストとしては出ていたが、今度は五百旗頭がゲスト出演、更に新しいスター候補として私立探偵鳥海の登場、かなり優秀そうなのでどこかで主役として出てきそうだ、さて今回の事件はかなりリキが入っていた、最近ややなおざりな作品が多かった気がするが本作はなかなか面白かった、科捜研の無能ぶりがあぶり出され科捜研の女なんて情けない存在になりそうだ、相変わらず司法と検察との癒着の問題が提起されている、しかし御子柴弁護士ならあっと言う間に解決しそうだけれども。

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    2025年06月22日
  • ヒポクラテスの誓い

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    光崎教授好き過ぎる…。
    きっかけはジャケ買いです。装丁が好き過ぎて購入したのですが、読み始めてビックリ。文字通りのめり込みました。
    まずキャラが良いです。毒舌で人に無関心だが、確かな技術と正確な判断のできる光崎教授に日本語がユニークでどこか抜け感のあるキャシー准教授、色々な人に振り回され、何を信じるのか悩む研修医の真琴。もうこの3人が出続けるならシリーズ揃えるの一択です!
    そして内容も!短編集かと思いきや、最後に全て繋がる綺麗な伏線回収は圧巻です。「繋がり」を強く意識させられました。
    医療物は何度か読んだことがありましたが、解剖医は初めてで少し抵抗感はありました。でもそんなの関係なか

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    2025年06月21日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    ネタバレ

    カエル男2巻。
    前作より更に範囲が広がり、事件もより凄惨になり、先が気になってほぼ一気読み。
    しかも途中であの御子柴弁護士まで登場‼︎中山七里作品で最初に読んだのが御子柴シリーズだったから思い入れが強く、それ故に登場した時は一気にテンションが上がった✨

    刑法三十九条の在り方や精神障害者への司法システム等々、なかなか話題にするのが憚られる議題について問題提起している本作が今後更にどういう展開を広げていくのか、どういうラストを迎えていくのかとても気になる。
    次も楽しみ‼︎

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    2025年06月21日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    ネタバレ

    シリーズの5作目から読んでしまったので、やっと1作目を読めたー 医療少年院での様子や怪物から人間への変化の過程がようやく理解できました。
    主軸の裁判で2転3転あって、医療機器を持ち出しての検証ではスカッとしたのだが、結局息子や母親らの犯罪に苦さを感じた。
    渡瀬、古出川刑事との絡みもここから始まっていたのか。カエル男殺人事件も読んでいたので、登場も嬉しい

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    2025年06月21日
  • テミスの剣

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    盛り上がってきて、そろそろクライマックスか?
    と思い始めてからページ数を見ると、まだ半分も行ってないではないか!
    と言うくらい、最初からグイグイ惹き付けられる。
    最後はあっと驚く展開になるが、何となくしっくりくる終わり方は、震える天秤よりは納得感はある。

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    2025年06月20日
  • 祝祭のハングマン

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    これまで読んできた中山七里さんの作品と少し違う感じが新鮮でした。
    何が違うのか思うに、最後までハラハラドキドキだったことかと…
    どんでん返しで、もしかすると手を出さずとも制裁が下されるのではないか、そうなれば喝采なのに…とずっと思いながら、でも結局…

    中山七里さんの作品、本当に読み応えがあって、楽しい読書タイムでした。

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    2025年06月20日
  • 殺戮の狂詩曲

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    オーディブルにて

    そうだよな、そうじゃなきゃこんな負け確の弁護を引き受けたりしないよな。
    このラストを頭に入れた状態でもう一度犯人の生い立ちを読み返したい。

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    2025年06月18日
  • 嗤う淑女 二人

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    嗤う淑女第3弾

    蒲生美智留×有働さゆり
    で面白さ(と言うと不謹慎かもしれませんが)倍増

    「カネが欲しい、愛情が欲しい、名誉が欲しい。普通の人間が当たり前に欲して、しかし手に入らないものは沢山ある。欲が限界に近づくと倫理が曖昧になりやすい。そういう人間の弱みにつけ込んで悪意を増幅させ、自分の手を汚さずに他人を殺していく」
    「この世にはな、どんな医学知識や捜査経験を総動員しても理解できない悪っていうのが存在するんだ」

    個性の強い刑事たちがいて、
    御子柴弁護士も出てくる。

    カエル男シリーズと合わせて読むべき作品




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    2025年06月17日
  • 氏家京太郎、奔る

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    audible 。シリーズ第2弾。いつもながら鮮やかな逆転劇。中山七里はほんとにハズレなし。
    鑑定のノウハウは実際のものなのか?

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    2025年06月16日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    中山七里『中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!』宝島社文庫。

    作家デビュー15周年となる中山七里の掌編と短編20編、日常のエッセイ7編、仕事のエッセイ14編、解説6編の全47編を収録。

    今になって中山七里の膨大な著作を見ると、刊行と同時に読んでいれば良かったなと後悔するほど面白い作品が多いのに、さすがにコンプリートは難しそうだと考えてしまう。

    さて、本作。掌編や短編、エッセイ、作品解説と非常に盛り沢山で読み応えがあった。中山七里だけでなく他の小説家でもこのような企画があれば面白いと思う。


    ○『掌編から短編ほぼ全部』20編

    『オシフィエンチム駅へ』。既読。オシ

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    2025年06月15日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    全編通してあまり救いは無いです

    ニュースで度々取り上げられる『7040問題』や『8050問題』について描かれています
    極端に思う方もいらっしゃるのかもしれませんが、あり得ない話ではないと思いました

    ラストのちょっとした笑いには救われましたが全体的に気持ちが暗くなるので元気のない方は要注意かもです

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    2025年06月12日
  • 隣はシリアルキラー

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    最初はよくある隣人が殺人鬼で〜みたいな話だったのが主人公の過去や周りの人間の関わり方等で展開が2転3転したと思いました。
    読む手が止まらず一気読みしました。。

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    2025年06月12日
  • 復讐の協奏曲

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    ネタバレ

    オーディブルにて

    過去作に比べると、しんどさは軽めに感じた。
    我が子をあんなふうに殺されたら、
    私もきっとみどりの母みたいにずっと憎み続けるだろうな。
    洋子みたいに思うのはきっと無理だ。

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    2025年06月12日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    さよならドビュッシーの主人公のおじいちゃん、車椅子のおじいちゃんの玄太郎が主人公。
    「たわけぇ!!」が口癖で口から飛び出すのは強烈な毒舌と説教。趣味はプラモデル作りと相手を論破し弱点を突くこと。
    名古屋財界の傑物で、毀誉褒貶の激しい人物で発言にブレのない人格者、はたまた鬼畜の如き拝金主義者と囁かれている。
    さらには下半身不自由なのにも関わらず、自ら現場へ向かいだし、警察を犬呼ばわりし、銀行強盗に説教を始め、気に入らないことがあると癇癪を持ち出す、という鋼の心臓と精神的を持ち合わせる。
    なんなんだ、この爺さん。
    脳梗塞で倒れ、要介護認定を受けた玄太郎が、安楽椅子探偵も真っ青な方法で、介護者のみち

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    2025年06月12日
  • 武闘刑事

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    高頭冴子シリーズ第3弾。前作「越境刑事」で中国共産党の新疆ウィグル自治区の民族浄化問題を取り上げ、今回は在日米軍の日米地位協定問題に迫る。問題提起としては前作には及ばないが、中山作品のヘルタースケルターぶりは健在で、最後まで面白く読めた。ちょっと甘めの評価:5で。。

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    2025年06月09日
  • 秋山善吉工務店

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    火事によって家と父親を失った、母と兄弟3人が父の実家に居候する。環境の変化の中で起きるトラブルを祖父善吉が解決していく物語。

    The昭和な祖父が話す事は、単純なようで実際に言う通りにはなかなか出来ないことだと思います。善吉はもちろん、教えを素直に受け入れることの出来る子供たちの強さもすごいと思いました。
    私は祖母の花江が1番好きでした。

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    2025年06月05日
  • 魔女は甦る

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    惨殺死体の犯人、そして理由とは。
    中山七里さんにしては珍しく、ホラー要素と後味の悪さがあった。
    途中の九条の妹の話とか聞いてて苦しかったし、九条や主人公の最後含め後味は悪いけど、カラスとの攻防など先が気になる展開が多かった。

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    2025年06月05日