中山七里のレビュー一覧

  • 総理にされた男

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    政治の持つ人間臭さの良い面と悪い面、どちらも大切でどちらも足を引っ張る。そんな矛盾に満ちた世界に一人の一般人が総理として飛び込み、様々なものを相手に奮闘する。痛快な文章とわかりやすさ、中山七里先生の作品は読み始めたばかりですが、やはり面白い!ありがとうございました!

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    2025年05月14日
  • ドクター・デスの再臨

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    『ドクターデスの再臨』を読みました。
    本作のテーマは安楽死。確かに非常に重く、そして深いテーマです。この問題が誤った方向に進めば、社会全体が大きく混乱する可能性があることも想像に難くありません。
    中山七里先生の作品を何冊か読んでいると、犯人の予想は途中でつくことがありますが、それでも最後まで惹きつけられます。そこに至るまでの展開はまさに大どんでん返しの連続。
    私も、犬養刑事のように冷静沈着で、しかも端正な顔立ちで恫喝できるような人物になりたいものです。

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    2025年05月10日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    『ラスプーチンの庭』をAudibleで聴きました。
    物語の冒頭で犯人のうち1人はわかったのですが、もう1人がどうしても見当がつかず…。
    その人物の正体が明かされたときは、まさに大どんでん返し!
    今回も中山七里先生の作品を存分に楽しむことができました。

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    2025年05月10日
  • 境界線

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    「護られなかったものたちへ」から続く宮城県警シリーズを連続で。
    今回はまた違った切なさが溢れている作品だった。
    タイトルの境界線とは読者にとって色々な解釈があるだろうが、個人的には東日本大震災により、以前の生活と自身を保てた者と全てを失い踏み外した者との境界線のように思えた。

    遺体も見つからない妻の名前を見つけた安堵と悲しみは如何程だろうか。
    そこにやはり根底には悲しみの漂う事件が絡んでくる。この構成が絶妙である。

    震災や津波にトラウマのある方が読むと苦しくなるのではないかと思う程に、震災の傷痕と被災者の苦しみが丁寧に描かれている。雄大な海を美しいと思えるか、恐ろしいと思うか、憎いと思うか

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    2025年05月10日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    犬養刑事と大学理事長との攻防。
    決して完璧では無い主人公と
    絶対王者との構図。
    最後の苦悩のシーンは、まるで目の前にいる人のように伝わった。
    正義とは何か、すっかり分からなくなった。

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    2025年05月07日
  • テロリストの家

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    もし自分の子供がって考えたら、…耐えられないだろうなぁ…ショックとかっていうより、やっぱり理解してあげられない気がするし。読み進めるの苦しかったけど、家族愛がすごく感じられる。最後もさすが七里先生!

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    2025年05月05日
  • 彷徨う者たち

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    中山七里さんの「宮城県警」シリーズである『護られなかった者たちへ』『境界線』の続編・完結編になります。

    完結編と言っても、このシリーズのファンである私はまだまだ続いてほしいと思っています。それはやはり宮城県民としては、まだ復興は完了していないと感じているからです。

    しかし、その後におきた「能登半島地震」の経過を見ていると、東日本大震災よりもさらに復興が遅れているようでモヤモヤしています。

    日本は地震大国であり、日本中のどの場所が被災地になってもおかしくない状況です。そんな時、被災地がどのように復興していくか、言い換えれば政府がどのように復興を進めるかということは、今後新たに災害が発生した

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    2025年05月04日
  • 護られなかった者たちへ

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    映画等の創作物であまり泣いた事が無いのだが、遂にその時がやって来た。
    薬丸さんの作品も非常に重たいものであったがこれもまたベクトルが違った重さがある。
    生活保護の実情が本作と比べるとどの程度が真実なのかは分からないがひとつだけ言える。
    これまで一生懸命に税金を払ってきた心優しい老女に、ティッシュを食わせるような国は滅ぶ。
    思い出しても目頭が熱くなってくる。
    フードバンクの存在はこの頃にはあったのだろうか。

    初の中山七里さんは非常に心に刺さる社会派サスペンスだった。

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    2025年05月02日
  • もういちどベートーヴェン

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    ネタバレ

    司法修習生時代の岬洋介。

    三大ソナタと共に大好きなワルトシュタインが出てきて、音楽ファンとしてうれしかったです。

    前作『どこかでベートーヴェン』の終わりが悲しかったのがこれで挽回された気持ち。

    タイトルの『もういちど』という言葉、岬の気持ちを思うとジーンとしました。

    他のシリーズを読んでいない人にもおすすめ。







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    2025年05月01日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    最後の終わらせ方はちょっと唐突過ぎた。
    途中から犯人が分かったけど、どんでん返しのさらにどんでん返しで返ってきた。
    今回は中山先生の作品的には、普通だった

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    2025年04月30日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    最高に面白かった
    中山先生の作品の中でも作家刑事毒島シリーズが一番好きかも
    もっともっと読みたいので中山先生頑張ってペース上げて書いて欲しいw

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    2025年04月28日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    ミステリーのショートストーリー集で、ひとりの主人公が登場し、色をテーマにした多彩な物語が展開されます。
    特に「青」を扱った魚」にまつわる話は、個人的に背筋がぞっとするほど印象的でした。
    短編でありながら、しっかりとどんでん返しがあり、さすがは中山先生だと感じました。
    中山作品の主人公は、ある特定の能力には秀でている一方で、欠点も際立っています。
    そのアンバランスさが、逆に人間味となって魅力を放っているのだと思います。

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    2025年04月25日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    やはり真犯人は、彼女でしたか!最初から予想は出来たのですが、動機がはっきりしません?そう言うことでしたか!後半、シリーズ常連のキャストが謎解きで大活躍だ!面白いからぜひぜひこれから読む方にも楽しんで欲しいですね!

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    2025年04月24日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    実写の映画の評価は低かったけど、ミステリーとしてもおもしろく、非常にセンシティブなテーマで考えさせられる。
    個人的には賛成である。ただし、限定的ではある。
    教養がない自分にとっては、たまに難しい言葉が出てきて調べながらの読書となった。

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    2025年04月22日
  • ドクター・デスの再臨

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    欧米では合法化されてるが日本では認められていないこともあり欧米にわたり安楽死する人も見られる。現役医師が患者の意思を尊厳し自殺幇助という罪になったり。合法化はまだまだ認められないのでしょう。次作はどんな内容になるのか期待大。

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    2025年04月20日
  • 毒島刑事最後の事件

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    ハズレのない毒島シリーズ
    これももちろん面白かった
    中山先生の言葉を借りるなら「推進力のある本」という感じ
    毒島シリーズは好きなのでどんどん書いてください!中山先生!

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    2025年04月10日
  • 嗤う淑女 二人

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    蒲生美智留が登場する淑女シリーズの第3作
    連続殺人鬼カエル男に登場した有働さゆりが、次々に大量殺人現場に出没して、足跡を残す中で警視庁捜査一課が翻弄される展開
    なんとなく大まかな流れは予測できていたけど、最後に明かされる犯行動機は流石の細やかさ
    前作までのシリーズを巻き込んでの伏線回収は、シリーズファンにとっての大好物かと…
    続編、期待したいです

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    2025年04月05日
  • ヒポクラテスの悔恨

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     続けて「ヒポクラテス」シリーズ第4弾。やっぱ面白いっ!!だんだん、解剖するシーンが楽しくなってきた(って、キャシー准教授のようになってきましたね、私も…!)。そして、そこまで持っていく無茶ぶり加減にも慣れてきたかも。それでもやっぱり好きですね、このシリーズ!

     テレビ出演した浦和医大法医学教室光崎教授の発言を受けて、「これから一人だけ誰かを殺す、自然死にしか見えないかたちで―」という犯行予告がテレビ局に届く。埼玉県警の古手川刑事とともに浦和医大法医学教室助教授の栂野真琴は、管内の死亡案件(老人の声、異邦人の声、息子の声、妊婦の声、子供のの声)について調査した上で遺族に解剖をすすめることに…

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    2025年03月31日
  • ヒポクラテスの試練

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     「ヒポクラテス」シリーズの第3弾!ただいま、戻りました(・ω・)ノ

     ことの発端は、浦和医大法医学教室の光崎教授のもとに、城都大学付属病院の南条教授が訪れたことだった。南条教授は、昨日搬送され急死した前都議権藤の死因に疑問があり、三崎教授に解剖を要請する。結果、死因は肝臓がんではなく、エキノコックスという寄生虫に侵されていたことが判明する。そして第二の被害者が…。埼玉県警の古手川刑事、法医学教室のキャシー准教授、そして主人公の栂野真琴助教授は、エキノコックス禍によるパンデミックを阻止するべく奮闘する。被害者たちの共通点が4年前のニューヨーク視察にあったことを突き止め、キャシー准教授とともに

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    2025年03月30日
  • ワルツを踊ろう

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    ネタバレ

    失業を機に都会から出戻った主人公が、限界集落での閉塞感の中で徐々に追い詰められ、凶行に及ぶ。

    タイトルから完全に村おこしのサクセスストーリーとして読み進めていたのが、中盤から様子がおかしくなり、最後には予想もつかなかった展開に。先入観に振り回されるのは何も旧弊な年寄りだけではない、という言葉は身につまされるものの、排他的で身勝手な村人はもちろん、外資系企業で一時でもよくやれていたなと思うほど浅はかな言動で自らを窮地へと追い込んでゆく了衛にも全く共感できず、読み進めるのが非常にしんどかった。ヨハンの存在が了衛の中で大きくなるにつれて、同様に大きくなってゆく不安。やっぱりそうなるか…とわかってい

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    2025年03月26日