感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年11月20日
読み終えた感想は、ブラボーッ♪(*'▽'*)
当然5作目も岬洋介の世界に引き込まれた
天は二物を与えずというのは大嘘で、法曹の神からも音楽の神からも祝福された者が、岬洋介☆
そんな彼も前作の中で絶望を味わい、ピアノから離れる
でもある事がきっかけで、自分が本当にやりたいものを再...続きを読む確認し、まるで自分の様に絶望から不死鳥のように蘇ったベートベンの曲で、ピアノコンクールに出場
し甦る
それがまた5年のブランクを感じさせない素晴らしい演奏♫
静おばあちゃんも登場
相変わらず良い味出してる
Posted by ブクログ 2022年11月20日
岬洋介シリーズ第5弾!
ピアニストの道を諦め、法曹の道へ!
司法試験トップで合格…
音楽の神さんだけやなく、法律の神さんにも認められるんか…
これで、イケメンで、性格良し!
ここまで来ると、逆に微笑ましい。
もう、完全に住む世界が違うし…傍観者として見られる。というか、それしかムリ…
こんな彼も同じ...続きを読む研修生に、騙されクラッシックコンサートで、ベートーヴェンを聴いたのをきっかけに、再度、ピアニストを目指す!
自分のやりたい仕事に就ける人は僅かと聞く。
であれば、自分の才能を自分の好きなモノで発揮した方がええんとちゃうかな?
しかし、音楽家として致命的ハンディがあるので、大変やけど。
そういう意味でもベートーヴェンなんやろな。
司法の研修、音楽だけでなく、しっかりミステリーしてる。得意の大どんでん返しで。
茨の道であろうとも、自分の決めた道を進んで〜!(^_^)v
すぐ、続編読む!
Posted by ブクログ 2022年04月23日
まず、クラシックに触れるきっかけを作ってくれた岬シリーズに感謝です。
岬シリーズの中で、『おやすみラフマニノフ』と同じ位この小説が好きです。
また、作中コンクールで岬が披露する「ベートーヴェン ピアノソナタ第21番〈ワルトシュタイン〉」を凄く好きになりました。
岬をピアノへの道に再度戻してくれた...続きを読む「赤うさぎロックンロール」に感謝しかありません。
Posted by ブクログ 2022年04月22日
いやいや、もう面白すぎでしょ! 法律、音楽、友情。殺人事件の背景....。いくつもの要素を巧みに織り上げた秀逸な音楽ミステリー。岬の演奏シーンは圧巻。症状が出ないでくれ、と祈っている自分がいた。次作も楽しみ!
「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるかで決まる」
Posted by ブクログ 2022年01月12日
岬洋介シリーズ 第5弾(スピンオフは除く)
前作「どこかでベートーヴェン」から5年後
前作を読んでいない人はぜひ読んでほしいのですが
司法試験に合格し 司法修習生として勉学に励む
岬洋介と勉学を共にする主人公の天生高春が
主軸になるストーリー
良い作品で星は一応5を付けますが
どんでん返しとしては...続きを読む中山七里さんの作品は
身近な人が犯人ってことが多々ありますが
納得いかない部分としては良くも悪くも
極端な展開というか唐突に言われた関係性に
開いた口が塞がらないとはこのことかと
ある意味驚かされました(笑)
今回は司法修習生として勉学に励んでいるので
音楽の部分は前半はあまり多く出てきませんが
後半から徐々にって感じででてきて
クライマックスは壮絶というかさすがというか
表現がさすがにすごいですね
ぜひ読みながらか読んだ後でも
曲を知らない人はどうにか聴いてみることをオススメします
前作「どこかでベートーヴェン」から、どうやってビアノに戻って来るのか
楽しみにしてました。
天才って、憧れますよね。
次の「合唱」が楽しみです!
Posted by ブクログ 2022年10月03日
今作もとても引き込まれた。
法曹界においても音楽の世界においても才能の塊といった岬洋介が、周りを巻き込んで次々と物事を切り開いていく様がとても爽快でもあり羨ましくあり。
そのまま検事になってしまうのかと思いきや音楽の道に戻ってくるようでとても嬉しかった。今回も、事件は意外な結末で予想できなかった。
...続きを読む期せずして司法修習制度についても知ることができた。
今回はベートーヴェンのピアノソナタ32番と21番を流しながら読んだ。シリーズ全体に言えることだが、実際に音楽をかけなくても言葉の端々から音が迫ってくるような文章で、中山七里さんは音楽に相当精通されていらっしゃる方なのではと思った。
これをきっかけに中山七里さんについて初めて調べてみたところ「現在58歳の男性でデビューしてまだ10周年、音楽に関して素人であり、楽器も何も演奏できない」ということを知り驚いた。色々イメージと違っていたので。
「御子柴礼司シリーズ」は一冊も読んだことがないので、是非読んでみようと思う。
Posted by ブクログ 2024年03月22日
自分探しの結論といった趣き。
司法修習生となった岬洋介。寮の隣人天生は岬の2歳上で高校生までピアノを弾いていたクラシック好き。
司法試験に合格した後に、司法修習生として1年4ヶ月の研修があるそうだ。
天才岬洋介は、司法の分野でもやっぱり天才。もう死角なしの完璧男子なのに、人にはフラットでどことなく子...続きを読む供っぽい。ゆえに完璧だと私は思う笑
司法修習生として現実の事件も向き合いつつ、とある天生のいたずらがきっかけで、岬は自分の目指すところに向き合っていく。
同時に、彼らが新聞で見た絵本作家の殺人事件にも関わり、被害者の作品を見てまた信じるところを思ったりする。
音楽の表情もたいへん巧みで、事件もなかなかややこしく、そしてドンデン返し。
お見事!
そしてまた岬洋介の活躍を追いかけたい気持ちになった。
Posted by ブクログ 2023年12月15日
司法試験の受かった後にどんな生活をするのかが詳しく分かって良かった。現実に修習生をしながらピアニストになろうと練習ができるものなのか、ファンタジー要素は入っているけどドラマな展開としては良かった。殺人の動機がゲイのカミングアウトを阻止するためなんて可哀想。もっと人に対して寛容な気持ちになれる環境にな...続きを読むればいいのにな。
Posted by ブクログ 2023年06月02日
「岬洋介シリーズ」5作目、「もういちどベートーヴェン」です。
司法試験に合格し、司法修習生になった岬洋介の話です。
音楽とミステリー、ここまで来ましたか!
前にも書きましたが、もはや”聴いてる”ような錯覚を起こします。
Posted by ブクログ 2023年05月22日
コンサート会場にいるような臨場感でした。自分の生き方を見つけるスイッチって身近にあるものかもしれません。天才じゃなくたってとにかく好きでこのためなら生きれるってもの。
Posted by ブクログ 2023年05月16日
ピアニストになる夢に挫折して
法曹界入りした天生高春。
司法修習生として検察庁の実務研修を受ける。
そこで出会った岬洋介は司法試験トップ合格で
父親は地検に努める検察官というサラブレットだ。
そして各教官からも一目置かれる天才。
羨望、嫉妬などの気持ちもわくが、どこかほっとけないところもあり・・・。...続きを読む
絵本作家の殺人事件もからみながら、
修習生たちの進路について・・・
天才はどの職業を選ぶのか!検察官、弁護士・・・・。
絵本作家の絵本と、天生のいたずらから
岬の進路が!
全編ベートーヴェンの曲が。
最期のコンクールの場面では聞こえてくるはずのない音が
聞こえてきそうになるくらい圧巻。
コンクールの緊張感が伝わった。
岬洋介さんのシリーズ本があるようなので
ぜひ、他の作品も読みたいとおもった
Posted by ブクログ 2022年12月28日
はじめてこのシリーズを読んだ。
途中からの話だったが全く問題なく読み進めることができる。むしろなぜ岬洋介がピアノをやめることになったかそっちが気になって最初から読もうと思う。
あと好きなセリフは「仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福にできるか」というのが刺さりました。
Posted by ブクログ 2022年11月23日
岬がピアノに復帰するまでの物語でした。正直、事件自体はあっさりしたものでしたが、前半の司法修正同士の会話は面白かったです。天生との友情が次作にも繋がっていくのが堪りませんね。
Posted by ブクログ 2022年10月04日
司法試験を主席で合格した司法修習生である岬洋介がピアノストとして出発する覚悟を決めるついでに、難事件を解決する話。二物を与えられた主人公の夢のような物語の中で、音楽と法律という、二つの蘊蓄を楽しめる。
Posted by ブクログ 2022年06月23日
もういちど、岬洋介。
ピアニストを諦め、司法試験にトップ合格。司法修習生時代のお話。彼は、その知性と才能で周囲を圧倒、天性天然の人柄で、魅了していく。
どこか、法曹の世界に踏み出しきれていない岬。はからずも、同期の検事志望・天生(次作で登場らしい)は、彼にベートーヴェンを思い出させてしまう。
ミステ...続きを読むリの事は、すっかり忘れて、岬のコンクールのピアノソナタ聴いていたら、仕込みも終わって、そんな返しをしなくてもという展開になっていました。文章に臨場感あって、わくわくします。
そして、もういちどピアニスト。
Posted by ブクログ 2022年03月05日
司法研修生の岬。あいかわらず鋭い視点で物事を見ている。騙されて連れて行かれた演奏会で、曲に合わせてエアピアノを弾いてしまうところが切ない。ベートーヴェンはそこまで好きではないが、皇帝を聴き返してしまった。やはりこのシリーズ、音楽が聴こえてきていい!
Posted by ブクログ 2022年01月25日
どこかでベートーヴェンのある意味での答えをもらった気がする
岬のような存在によって周囲に影響を与える人になるのは難しいけれど、周囲の人の行動のきっかけになれたらいいなと思った
行動のきっかけになりたいというより、行動のきっかけになりうるくらい、潔くかつ何かに対して直向きであれたらいいなと
Posted by ブクログ 2021年09月07日
この本では岬くんがピアノから遠ざかっていた理由はわからない。その距離感が素敵だと思った。
シリーズ通して読んでいると、なぜベートーヴェンなのかや選曲についても深い理由があることがわかる。
Posted by ブクログ 2023年03月24日
ミステリですが、ゾクゾクするような展開はなく、驚くような犯人でもないです。
謎解きを楽しむというよりも、シリーズ通してのストーリーを楽しむ作品なのかなと思いました。
他の作品も読んでみたいです。
Posted by ブクログ 2023年01月27日
岬洋介ってピアニストちゃうかったっけ?と、中山作品をちゃんと読み込んでない俺は疑問に感じ、ちょうどマーベルドラマを並行して観ているので、「これってマルチバース?」とか思ってしまった。
そうやった、いっぺんそっち方面に進みかけてるんやったね。で、そういう若かりし頃の岬さんの活躍である。法曹界とベート...続きを読むーヴェンの様々な描写が進む中で、絵本作家殺人事件の謎解きが進行していく。
ミステリー部分はきちんとできてはいても、分量的には少なく、そこだけ抽出すれば短編でもいいくらいかも。どっちかというと、岬洋介の若いころについて読みたいファン用の1冊なんだろうなと思う。
Posted by ブクログ 2022年08月06日
岬洋介シリーズ第5弾
司法修習生時代での物語
司法試験をトップで合格し、司法研修所での研修。岬はその研修でも天才ぶりを発揮します。そこで出会った、クラシック好きの天生は、クラシックを避ける岬が実は超一流のピアニストではないかとの疑惑を持ちます。
そんな二人を中心に研修の仲間たちとの話が展開されます...続きを読む。
そして、修習の一環で、絵本作家が殺害された事件の取り調べに立ち会います。
凶器から検出された指紋は被害者の妻のみ。
しかし、妻は無実を主張。
岬は無罪の可能性を探っていきます。
一方で、岬は研修中でありながらもピアノコンクールへ出場。なぜ、一度諦めたピアノに再び向かうことになったのか?
そしてピアノコンクールでの結果は?
本作ではベートーヴェンのピアノ・ソナタが描かれています。今回は、すぐにYouTubeで聴きました(笑)
お勧め!
Posted by ブクログ 2022年04月06日
ピアニスト・岬洋介の司法修習生時代を修習生同期の天生の視点で描いた作品。
岬洋介が、司法修習生として如何に高い才能を有していたか、それにも関わらず何故ピアニストになることを決めたのかが描かれている。
続編の「合唱 岬洋介の帰還」の前日譚としての印象が強いものの、本書単体でも司法修習生時代の人間模様、...続きを読む事件の驚きの結末等、読みごたえがあった。
なお、間違えて前作の「どこかでベートーヴェン」よりも先に読んでしまったが、解説を読むまで全く気付かなかいくらい違和感を感じなかった。
Posted by ブクログ 2022年01月28日
内容(「BOOK」データベースより)
司法試験をトップで合格した司法修習生・岬洋介。同じく修習生の天生はひょんなことから彼と親しくなるが、クラシック音楽を避ける岬が実はピアノの天才であると知り、彼の正体に疑問を抱く。そんな折、二人は修習の一環でとある殺人事件の取り調べに立ち会う。凶器から検出された指...続きを読む紋は被害者の妻のもののみで、犯人は彼女しかいないと思われた。しかし岬は無罪の可能性を主張し…。
Posted by ブクログ 2021年10月29日
中山七里さんの岬洋介シリーズにはまって3冊目クラッシック音楽は疎いので音楽のしらべが始まると読みづらくなるけどなんか引き込まれる。シリーズ読み続けたい!
Posted by ブクログ 2021年06月14日
岬洋介が大人になったことで、周囲のイジメも高校生時代と違って分別が出てきて柔らかになったようだ。相変わらず周辺とは相容れず独自の境地。
事件に関しても独自の視点から解いてゆく。途中に幾つか違和感を感じさせるヒントが散りばめられてはいるが、最後まで犯人の動機も含めて想像が付かなかった。作者の「どんでん...続きを読む返しの帝王」の通り。
司法試験トップ合格で違う道に進むのは勿体ないとも思う反面、周囲の人と同調できない性格では人を裁く仕事はどうかとも思う。
登場するだけで安心できる 岬先生が 司法修習生時代の物語。いつでもブレずに 安定の岬先生が出来上がるまでの 葛藤と苦悩が描かれています。ベートーヴェンの激しさと厳しさの中にある哀しみが 岬先生とリンクしています