中山七里のレビュー一覧

  • 嗤う淑女 二人

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    ネタバレ

    この回でやっと有働さゆりが登場。
    さゆりだけが死なずに逃げ切った。どちらがこの物語を終結させるのかドキドキしながら読み進めました。
    最後の書き方だとまだまだ続きそうな気もするけれど、、続いてほしい!

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    2025年07月06日
  • ふたたび嗤う淑女

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    次はどんな手で騙すのか、もはや騙すこと前提で読み進めました。毎回思うけど、このみちるの知識はどこからきているのだろう。

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    2025年07月06日
  • 嗤う淑女

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    カエル男の完結編を読む前にと思って、一応なかたちで読み始めてみたもののカエル男より好きかも!となりました。
    みちる、怖いほどに賢すぎる。

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    2025年07月06日
  • 棘の家

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    イジメを苦に自殺未遂あり、イジメの主犯が殺害される事件あり。

    何十年も前からずっとあるイジメ。
    無くすためにはどうすればいいのかずっと問題になっているけど、難しいよね…
    イジメっ子の気持ちもネットで叩く人達の気持ちも全然分からないけど、きっと可哀想な人達なんだろうな~って思う。

    みんなで仲良く出来ると良いのに。

    この本は色々考えさせられるストーリーでした。

    穂刈家のこれからは幸せであると良いな~

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    2025年07月05日
  • 武闘刑事

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    後半バタバタと解決した感じですが、主人公も上司も同僚もかっこよくて、何度もスカッといたしました。現実的な決着はスカッとしないかもだけれど、こればっかりは難しい。

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    2025年07月05日
  • テミスの剣

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    今更ながら中山七里さん初読にして有名な作品!
    もう面白すぎでしょw
    感想を書きたいけど読み終えた今は気持ちがいっぱいで…。
    それくらい好きな作品になりました☆
    とりあえず次の作品を早く読みたい気分です☆

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    2025年07月05日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    作者買い。
    買った後にドラマ化されているのを知り、先にドラマを見てしまった…。
    本作主人公である御子柴礼司は、少年時代に人を殺した事のある弁護士である。
    決まったルーチンを持ち、イレギュラーが発生しようと決して慌てず、何事もなかったようにつとめる。死体遺棄に関しても、その次の日の行動でもそうであった。

    本作は、とある死体を隠蔽する所から始まり、また殺人を犯したのか、と思わせる始まりだ。
    本編を読み進めていく過程でも、御子柴が殺人を犯したのか、犯したのならどうやって殺したのか、そのような事を推理しながら読み進められた。ドラマとは違ったからだ。

    御子柴に依頼された内容は、
    事故で運ばれた夫が集

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    2025年07月05日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    ネタバレ

    オーディブルにて

    だんだんマコトがコテガワ刑事を意識するようになってきた。
    深刻なストーリーの中、そこだけはニヤニヤしてしまった。
    次作も楽しみ。

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    2025年07月04日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    流石「このミス」シリーズで中山作品を世に出した宝島社らしい、ありそうでなかった企画本で存分に楽しめた。まさに現代の職業作家・売文作家の代表格の著者の短編・掌編作、エッセイ、解説まで、集めも集めたり。量産作家にありがちな玉石混交も、中山氏ぐらいになると玉玉玉玉石混交ぐらいのレベルで質の安定した量産であることが再確認できる。代名詞のどんでん返しが、掌編作でも十分堪能できるとは恐れ入りました。

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    2025年07月03日
  • テミスの剣

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    中山七里さんの作品、大好きです。こちらもとてもよかった!!引き込まれた!!人間味のある主人公、胸糞が悪い周りの人々、明らかになる真実、一気読みしてしまいました!!!!

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    2025年07月02日
  • もういちどベートーヴェン

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    ネタバレ

    ご存じ岬洋介シリーズのひとつ。岬洋介が突発性難聴を発症し、音楽に見切りをつけていたときの話。なんと司法試験を一発合格し、司法修習生として登場。その修習期間に出くわす事件と、音楽家としての再起の物語が絡み合って息つく暇もなし。やっぱり中山七里はすごいです。

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    2025年07月02日
  • ネメシスの使者

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    テミスの剣に続き司法の不合理や市民感情との乖離に鋭く切り込む作品
    登場人物もほかのシリーズと被っていて中山ワールド好きにはたまらない
    死刑存廃論議という扱いにくいテーマに切り込み、議論の浅薄さを晒してしまうあたりがなかなかの読みごたえ

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    2025年06月28日
  • 鬼の哭(な)く里

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    ネタバレ

    最初のおどろおどろしさは
    これが続いたら読めるかな、、と思うほどだった。
    しかし村の中学生と東京から来た余所者との
    交流が深まるにつれトーンが少し明るくなって
    めでたしめでたし(たくさん人が亡くなってはいるが・・)かと思いきや
    最後にやはり
    そのままじゃ終わらないーと。
    村に伝わる祟りの種明かしをしつつ
    その法則に当てはまらない一件は、、
    と最後まで気が抜けない作品だった。
    村の同調圧力やウワサの速さはよく分かるし
    そこで暮らす思春期真っ只中の中学生には
    辛いだろうなと思った。

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    2025年06月24日
  • 能面検事

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    中山七里、重厚なテーマの小説を書く印象を持っていたがこのようなエンタメ色の強い作品もあるのだなと意外だった。
    感情を表に出さない”能面検事”の不破と、新人事務官・惣領美晴の男女バディもの。組織の圧力や慣例には見向きもせず職務をまっとうする。幼児殺害事件、ストーカー事件、捜査資料の紛失と、いくつかの事件が登場し、連作短編のような構成。テンポの良い会話。ドラマ化が決まるのも納得の、連ドラ的な小説だった。

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    2025年06月24日
  • 護られなかった者たちへ

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    ネタバレ

    最後の最後でのどんでん返しがすごかった。
    何かあるんだろうなどは思ってたけど。
    あの残り5ミリ位のページ数でそうくるあるとは!
    最後、いろんなことが繋がって、鼻の奥がツーンとしました。

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    2025年06月23日
  • 氏家京太郎、奔る

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    久々の氏家京太郎、特殊清掃人のゲストとしては出ていたが、今度は五百旗頭がゲスト出演、更に新しいスター候補として私立探偵鳥海の登場、かなり優秀そうなのでどこかで主役として出てきそうだ、さて今回の事件はかなりリキが入っていた、最近ややなおざりな作品が多かった気がするが本作はなかなか面白かった、科捜研の無能ぶりがあぶり出され科捜研の女なんて情けない存在になりそうだ、相変わらず司法と検察との癒着の問題が提起されている、しかし御子柴弁護士ならあっと言う間に解決しそうだけれども。

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    2025年06月22日
  • 能面検事

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    ネタバレ

    大阪地検の一級検事、不破俊太郎。どんな圧力や揺さぶりにも1ミリも表情を変えず、忖度という概念がない。陰で「能面」と呼ばれる所以だ。新米事務官の惣領美晴は、そんな不破と共に、西成で起きたストーカー殺人事件を追いかける事になる。その過程で、捜査資料の一部が紛失している事に気付き、それが大阪府警全体を巻き込んだ、大スキャンダルに発展してしまう。しかも、逮捕した男は冤罪だった。事件は振り出しに戻ったが、不破は独自に捜査を開始して、真犯人に迫って行く。

    不破のキャラクター造形が、とても良い。どんな相手にも臆せず、忖度せず、手加減せず、「能面」で追い込んで行く。警察界隈は仲間意識がすごいと聞くが、不破は

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    2025年06月22日
  • ヒポクラテスの誓い

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    光崎教授好き過ぎる…。
    きっかけはジャケ買いです。装丁が好き過ぎて購入したのですが、読み始めてビックリ。文字通りのめり込みました。
    まずキャラが良いです。毒舌で人に無関心だが、確かな技術と正確な判断のできる光崎教授に日本語がユニークでどこか抜け感のあるキャシー准教授、色々な人に振り回され、何を信じるのか悩む研修医の真琴。もうこの3人が出続けるならシリーズ揃えるの一択です!
    そして内容も!短編集かと思いきや、最後に全て繋がる綺麗な伏線回収は圧巻です。「繋がり」を強く意識させられました。
    医療物は何度か読んだことがありましたが、解剖医は初めてで少し抵抗感はありました。でもそんなの関係なか

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    2025年06月21日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    ネタバレ

    カエル男2巻。
    前作より更に範囲が広がり、事件もより凄惨になり、先が気になってほぼ一気読み。
    しかも途中であの御子柴弁護士まで登場‼︎中山七里作品で最初に読んだのが御子柴シリーズだったから思い入れが強く、それ故に登場した時は一気にテンションが上がった✨

    刑法三十九条の在り方や精神障害者への司法システム等々、なかなか話題にするのが憚られる議題について問題提起している本作が今後更にどういう展開を広げていくのか、どういうラストを迎えていくのかとても気になる。
    次も楽しみ‼︎

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    2025年06月21日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    ネタバレ

    シリーズの5作目から読んでしまったので、やっと1作目を読めたー 医療少年院での様子や怪物から人間への変化の過程がようやく理解できました。
    主軸の裁判で2転3転あって、医療機器を持ち出しての検証ではスカッとしたのだが、結局息子や母親らの犯罪に苦さを感じた。
    渡瀬、古出川刑事との絡みもここから始まっていたのか。カエル男殺人事件も読んでいたので、登場も嬉しい

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    2025年06月21日