中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作から三ヶ月後。
前作のラストで刺された御子柴は、病院にて三ヶ月の入院を余儀なくされた。本来ならもう少し休んでおかなければならない所、早々に仕事に復帰した御子柴は、宝来弁護士の元を訪れ、ある事件の弁護を変わってくれ、と頼む(頼む=脅す)。
ある事件というのは、夫が定職に付かず借金ばかりして引きこもり、生活能力が乏しい事に加え、他の男性と一緒になりたかったからという身勝手な理由でその夫を殺し、一審で懲役16年の判決が出た事件である。
正直お金にもならないし、妻、津田亜希子が自白していることから減刑なども難しい案件。なぜこの事件に御子柴が拘るのか、それはラストで明らかになる。
前作が渡瀬や古手 -
Posted by ブクログ
作者買い。
買った後にドラマ化されているのを知り、先にドラマを見てしまった…。
本作主人公である御子柴礼司は、少年時代に人を殺した事のある弁護士である。
決まったルーチンを持ち、イレギュラーが発生しようと決して慌てず、何事もなかったようにつとめる。死体遺棄に関しても、その次の日の行動でもそうであった。
本作は、とある死体を隠蔽する所から始まり、また殺人を犯したのか、と思わせる始まりだ。
本編を読み進めていく過程でも、御子柴が殺人を犯したのか、犯したのならどうやって殺したのか、そのような事を推理しながら読み進められた。ドラマとは違ったからだ。
御子柴に依頼された内容は、
事故で運ばれた夫が集