中山七里のレビュー一覧

  • さよならドビュッシー

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    ネタバレ

    ずっと気になっていた本。
    事前情報を仕入れずに読んだのであまりの過酷さに衝撃を受けた。リバビリの様子、周囲の無理解、その中で岬先生は読み手である自分にとっても救いで、持病を知った時は同じように愕然とした。

    犯人もラストも思いもしない展開だったため、本当にびっくりした。それを知ってから物語を振り返ると更に過酷な日々で、肉親を亡くした辛さがわかるからこそ遥の両親のことを思って遥になり切ろうとしていたのにキッツい誤解をされていて本当にやり切れないなと思った。音楽での自己表現が唯一の救いで、だからこそより一層、鬼気迫るまでに没頭していったように感じた。

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    2026年01月24日
  • さよならドビュッシー

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    本作とはそれるが先に岬さんのお父さんが出る話を読んだので、どんな人なのかと思いながら読み進めた

    岬さんの音楽に対する姿勢が印象に残った

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    2026年01月24日
  • バンクハザードにようこそ

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    ネタバレ

    「半○直樹」の様な内容。
    親友を殺された復讐心で、大手の地方銀行を破産まで追い込む話。
    5章それぞれ騙される相手が違い、
    地面士詐欺、株式投資詐欺、社内不倫のスキャンダル、粉飾決算、ラストに風評被害で破産。
    騙し方は典型的なやり方だが、どんでん返しのトリックがそ

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    2026年01月24日
  • ネメシスの使者

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    ネタバレ

    残虐な殺人をしたが、
    死刑判決を免れた者たちの家族が次々と殺される。
    犯人は「ネメシス」(義憤)を名乗り、人々の不安を煽る。
    渡瀬警部と古手川巡査長が事件解決に挑む。

    犯人は検察庁の次席検事の事務官「横山潤一郎」
    若干20代の将来有望な人材は
    学生時代に付き合っていた彼女を無惨にも殺され、
    捕まった犯人の判決も無期懲役になったことに憤慨する。
    「司法で裁けないなら自身が裁く」と復讐を決意。

    それまでの勉強実績を捨て、検察庁に入庁し,
    どうやったら死刑を回避しつつ無期懲役判決を出せるか?
    さらに憎む相手とどうやったら同じ刑務所に収容されるか?
    憎っくき殺人鬼を自らの手で断罪する為、
    綿密な計

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    2026年01月24日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    ⭐︎3.8
    想定していたよりも続編だったので、1作目をさらっと読み返してからこちらを。あいうえお順に被害者が選ばれるという、カエル男ならではの緊迫感が前作よりも薄れてしまった気がしてそこは残念だったけど、さすが中山七里さん。ラストではしっかりどんでん返されて楽しく読めた。
    常軌を逸したカエル男というキャラクターを楽しみつつ、刑法39条の在り方についても考えさせる作品になっていて満足度が高いと思う。

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    2026年01月24日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    なんじゃこりゃ!

    松田優作でなくともこのセリフがポロリと出てしまいました

    だって本作に出てくる登場人物がすごい!
    中山七里人気シリーズの主役たちが勢揃いやないですか〜
    まだまだ中山七里初心者の私でもわかる人たちがどんどん登場します

    「カエル男シリーズ」からの参戦は渡瀬&古手川コンビ
    有働さゆりも名前だけ登場

    「御子柴礼司シリーズ」からはもちろん悪辣弁護士御子柴礼司が参戦
    で、日下部洋子も登場
    実は御子柴ぐらい大好きです!

    まだ読んでないのでわかりませんが、この人たちも各シリーズで主役を張っているのではないですか?
    警視庁刑事部捜査一課の犬飼隼人
    解剖医の光崎藤次郎
    氏家鑑定センターの

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    2026年01月24日
  • テミスの剣

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    『どちらを選択しても、それぞれの試練が待っています。だから、あなたは自分自身の声に従いなさい』。七里先生の作品はテーマがテーマだけにこういう名言がポンポン生まれていってると思います…!
    「テミスの剣」では、とくにその印象が強くなりました。10代のうちに読めて良かったと心から思います。人生の節目節目で読み返したい…
    この小説の面白さ、爽快感を楽しむ一方、「冤罪と司法」という示唆に富むテーマ。ただ読者を楽しませるという訳ではなく、「物語に没頭させながら考えさせる」。本当に素晴らしい作品でした!!

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    2026年01月21日
  • 有罪、とAIは告げた

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    AIと人間の違い、AIへの疑問符的なものを、わかりやすく読み手に伝えていると感じた。
    本書を読み、私は呻吟という表現に共感した。呻吟とは苦心しながら物事を達成しようとする様子である。

    AIは即座に解を求めることができる。一方で、上手く言えないが、解を導くまでのプロセスに心が感じられない、味気ないという感じを抱いてしまう。しかし、人間は、何かの解を求める際は呻吟しようとする。そこには心があり、人間を人間として応援したくなる気持ちになる。AIを推進し過ぎるあまり、効率化を重視することに充填したがために、大切なものが失われているのではないかと思ってしまう。

     本書を読み、私にとってAIとは、あく

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    2026年01月21日
  • 有罪、とAIは告げた

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    ネタバレ

    判事がこれまで出してきた判決などの裁判記録を入力すると、その者の思考を再現し、同じ判決を下す。そんな高性能AIが導入されたら裁判は一体どうなるのか。実の父親を18歳少年が殺害した尊属殺人を題材とした、AI導入のあり方を問うリーガル・サスペンス。標題からはAIが下した判決を巡るやり取りを描く作品と思ったのですが、判断はAIに任せて良いのか、AIに血の通った判決は出せるのか、という人としての倫理観を問うヒューマンドラマと思いました。AI利用についてはそれぞれ意見があると思うので、ここには書きません。良作です。

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    2026年01月20日
  • 有罪、とAIは告げた

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    久しぶりの中山七里さん!( ◠‿◠ )

    相変わらず漢字激弱なうちには七里さんの言葉選びが難しくて難しくて…!(笑)
    じっくり時間をかけて読み進めました。

    これまた大それた感想も書けないんだけれど…

    Chat GPTとかがある今の時代だからこそ、
    AIをどこまで使うのか境界線って難しい。
    向き合い方を考えることは、永遠の課題のような気がした。

    続編も楽しみ〜!!

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    2026年01月20日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    残虐な方法で殺害された死体が連続して発生し、カエル男に町が脅える、お話(?)。

    精神鑑定と刑法39条や児童虐待、ありありと情景が浮かんでくるかのようなグロ・対決シーン、さらに重ねてのどんでん返しからのラスト。見事にハマっていましたな。

    最初の真相のあたりでまだ残りページがあることで、もうひと展開あるのだろうなぁと思い、だとしたら怪しいのは、、、とまでは読めたのだけど、そこからさらに展開があって、やられたなぁ、となり、そこからラストでわぁ順番通り、となってすごかったです。

    続編へと進みます。

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    2026年01月19日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    キャッチーな表題に対して暴力描写が詳細でちょっとグロい。劇的な展開と余白を残した終わり方がぞくぞくした。

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    2026年01月18日
  • 武闘刑事

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    ネタバレ

    面白かった。
    最後の章が武闘で
    ひっそりと白熱した。

    悲しい事件だったのにどうかと思うが

    容疑者の人柄もミスリードだった
    良い奴だった。

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    2026年01月18日
  • 被告人、AI

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    私の第一印象は、「この本は人工知能について語っている」ということではなく、むしろ人類自身を問いかけている、というものでした。

    タイトルの「被告人」は一見AIを指しているようですが、物語が進むにつれて、法廷の中央で動機や責任を問われ、剖かれる存在は、アルゴリズムで構成されたAIだけではなく、それを創造し、利用し、判断を委託する人間社会そのものだということに気づかされます。

    この本の最も残酷で、同時に最も魅力的な点は、AIを制御不能の怪物として描いていないところです。むしろAIはほとんど「過剰に忠実」であり、与えられた規則やデータ、価値の優先順序を正確に実行するだけです。本当に不安を感じさせる

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    2026年01月17日
  • さよならドビュッシー

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    ピアノ習ってて吹奏楽部だった私には音の表現がぶっ刺さりまくりだった。音楽が聴きたくなる小説。
    情景がハッキリ浮かぶ表現の羅列に最早音楽の小説として読んでる感覚になっていて『ミステリ要素大したことないじゃん〇〇が犯人でしょ。』くらいに思っていたらしっかりミステリーでした......
    やられた。

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    2026年01月17日
  • 総理にされた男

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    ネタバレ

    面白かった
    安倍元首相を真似ながら、瓜二つのしがない演劇役者が総理を演じる話

    エンタメの本として佳作
    思想信条的にも自分に合う、左の人には無理

    強いメッセージがありそうでなさそうで、うまく娯楽に落とし込めているのは著者の実力

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    2026年01月16日
  • 被告人、AI

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    AIが「責任」を問われる立場に置かれたとき、人間の倫理や法の枠組みがどこまで通用するのかを鋭く描いた作品ですよね。技術と感情の境界が揺らぐ感じがとても印象的でした。

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    2026年01月16日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    光崎教授シリーズ第5弾。

    引きこもりがテーマ?
    自立支援団体の人が裏でいるっていうのは、わかったけど、逮捕される展開にならなかったのは、良かった。
    ありきたりじゃなくて。
    今後まだ登場するんかな?

    今回はあまり光崎教授が登場なくて残念。
    古手川くん中心回だった。

    引きこもり、うちの子もそうなったらどうしよう、、、とか、ちょっと思いながら読んでしまった。

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    2026年01月14日
  • テミスの剣

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    もっと早く読むべきであった。
    これは10代で読みたい。
    そして30代でもう一度読み直したかった。
    司法の闇とあるべき姿を通じて、人としての正義を知ることができる。
    サスペンスの枠を超え名作だ。

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    2026年01月12日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    文句なしの傑作です。展開の引き込まれ方やストーリーが二転三転変わる意外性や、社会派ミステリー的要素などとにかく凄まじい小説です。重いテーマですが、素晴らしい小説です。

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    2026年01月12日