中山七里のレビュー一覧
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『現状を打破するのはいつだって既成の物差しから外れた者だ』(作中より谷崎さんの台詞から引用)
メッッッッッチャ面白かった…!!
かねてより御子柴先生は法曹界のブラックジャック先生みたいだなと思ってましたが、今作はなんとピノコポジションの女の子が登場。扱うテーマの重さ、法廷での岬さんとのバチバチ迫力満点の決戦と濃い内容にいい感じにアクセントを加えてくれました!2人の絡みでますます御子柴先生を好きになりましたね…!
特に印象に残ってるのは、やっぱ岬さんとのバトル。御子柴先生も岬さんも手練だから見ててドキドキする法廷決戦が繰り広げられています。互いのジャブ、カウンターには一切無駄が無くて、「えっ、勝 -
Posted by ブクログ
作家兼刑事技能指導員の毒島真理と一緒に事件に挑むバディもの第3弾。
右翼系雑誌を出版している出版社が放火された。
思想犯のテロリストが犯行声明を出し、その事件に公安が動く。
公安の淡海と出版関係に詳しい毒島が出会い、事件の捜査が始まるのだが・・・。
シリーズ3弾ということで、1弾と2弾を読んだ人なら、毒島真理という
人物をご存じでしょうから、言うまでもない人物ですよ。
それが、バディとなった淡海の洗礼を受けまくりであり、それでも毒島の
冷静?冷徹?な判断で解決へと進む。
社会派ミステリーなので、現実的な内容も出てきますし、
物語中に出てくる特定の人物は、別作品がありますので、
気になった方 -
Posted by ブクログ
大好きな中山七里さん、
そして、大好きな岬洋介シリーズ!
今回は、なんと、ロシアのモスクワ音楽院が舞台。
ロシアの音楽教育が書かれている。
そして、じわじわとウクライナ問題に近づいて、
胸の中がチクチク、ザワザワしっぱなし。
なぜに戦争は無くならないのか?
犠牲になるのはいつも力の弱い民間人だ。
鉛筆の拷問場面、涙が出てきた。
誰かを救いたい、守りたいという気持ちは、誰しも持っている。
ただ武力や戦闘では対等に戦うことは当然無理だ。
岬洋介は、音楽で救おうとピアノを武器に果敢に立ち向かった。
それにしても、彼の生い立ちにロシアがこんなにかかわっていたなんて。
ラストはまるで映画を視てい -
Posted by ブクログ
中山七里先生の作家生活10周年という2020年に、
連続刊行4冊目として出された本作。
帯のあらすじから、もうニヤニヤが止まらない。
人気キャラクターが相まみえるとあって、これは絶対に面白いに違いないと思って読み進めた。
スロースタートから、中盤あたりに一気に加速していく構成は、まるで音楽を奏でられているよう・・・
な〜んて、音楽シリーズとあって少し気取っちゃいました。笑
御子柴礼司シリーズを知らない方も、リーガルミステリーとして楽しめる作品。ただ、本作はそこかしこに人気キャラクターがお見えする超豪華版!!
やっぱり音楽シリーズも含めて、色々読んでからトライすると面白さが倍増するはず。