中山七里のレビュー一覧

  • ハングマン 鵜匠殺し

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    トクリュウによって財産を詐取され自死した人々と、父親が経営する会社の資金を持ち逃げされ苦境に陥ってしまった鷲坂晃一は、詐欺被害者という立場は同じであったが詐取する側と詐取される側になってしまう皮肉な関係を描く。
    法的な束縛のない復讐を是とするハングマンは、司法捜査から手の届かないトクリュウの指示役へと狙いを定める。
    物語としての溜飲は下がるが、悪を排除する行為も悪であるだけに、すっきりしない終わり方が複雑な余韻を味合わせてくれる。
    単純な勧善懲悪でないところが読みどころになっている。

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    2026年04月07日
  • 能面検事の死闘

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    中山七里『能面検事の死闘』光文社文庫。

    シリーズ第3弾。

    予想外の展開と犯人の正体。今回も非常にリーダビリティが高く、読み応えがあった。

    忘れた頃に起きる無差別殺人という人命も人権も無視した非道な犯罪。確かに思った通りの人生を送れずに不満はあるのかも知れない。しかし、その不満を間違った方法で解消しようとする考えは許すことが出来ない。


    南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生する。犯人の32歳の笹清政市は駅構内にレンタカーのワゴン車で突っ込み、3人を轢き殺し、さらには車から降りてサバイバルナイフで3人の女性と小学生1人を切り殺すという残虐な犯行を行ったのだ。

    駆け付けた警察官に取り押さ

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    2026年04月07日
  • 被告人、AI

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    AIシリーズ第2作。前作はデータベース、機械学習レベルのAIだったので補助AIどまりだったが、今回は被告人としてAIが実際に罪に問われるかという挑戦的な作品。まあ、AIは学習内容によっていかようにもなるものだから、アルゴリズムや食わせるデータで人間の意のままにできるため、犯人は人間であることは間違いない。従って、いつも通り(人間の)犯人を捕まえることに専念しよう。

    裁判ということで主人公の裁判官は静おばあちゃんの孫の高円寺円。前回活躍したものだからAI担当にさせられる。下っ端はつらいよ。もし有罪となり執行猶予が付かなかったらどうなるのだろう。拘置所に入れられ、コンセントにつながれ、更生プログ

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    2026年04月07日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    とても面白かった。
    このシリーズは切口がとても良いですよね。
    御子柴の思いと稲見の思いが法廷上で交錯するところ、
    とても読み応えがあってよかったです。

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    2026年04月14日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    一気読みしてしまった。
    どうにも止まらなかった。

    冒頭から主人公であるはずの弁護士がなぜか死体を運ぶところから始まる。
    どうやって死体を処理しようか考えている。
    しかも「死体に触れるのは、これが二度目だった」と。
    まさかの前科持ち。もしくは現役の殺し屋兼弁護士なのか?

    いきなり混乱する状況下で、国選弁護人として殺人事件の弁護をするためにの調査から物語が展開していく。

    最高裁裁判のシーンからラストまでの逆転に次ぐ逆転劇は、本当に息をするのも忘れてしまうくらいの怒涛の展開だった。

    人の思い込み、偏見、差別。
    最後は何だかいろいろと考えさせられもしました。

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    2026年04月07日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    犬養と古手川のコンビがとても良い。
    若手の古手川の突っ走るような考え方などを、ベテラン犬養は認めている。そして、犬養は、古手川を信頼し、コンビとして助け合う。古手川が大活躍だ。

    今まで読んできた、御子柴シリーズや能面検事では、アシスタントが、けっこう平凡で、すごいリーダーから学ぶ形だった。今回は、アシスタント的存在の小手川は、犬養から学びながらも、犬養も感心するほど、機転が効く。

    犯人は誰だ?のどんでん返し!そしてまた、どんでん返し!面白かった!

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    2026年04月06日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    恩師のために弁護する御子柴が、感情出して熱くなってるシーンに感動した。 
    今までは全く見えなかった人間らしさが見えた。
    新情報がどんどん出てくるのでわくわくしながら読み進められた。

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    2026年04月05日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    ネタバレ

    読み進めるうちに感じる違和感と、『まさか』『え?』の連続でページをめくる手が止まらない。『もしかしてあの人が??』と思っていたのにまったく関係がなかったりして、面白い。
    そしてまた刑法第39条について考えさせられる。他の作品でも、刑法第39条についてを扱っているものがあり、読んだことがある。『精神病』を本当に鑑別できるのか、振舞っている人もいるのではないか?と精神科医は、心理士は、鑑別できるのか?と。一瞬であれば難しいかもしれない。長期的に診ればわかるはずだし、プロとしてわからなくちゃいけない。本文には医療刑務所についても記載があり、専門家は自身の質を磨き続けなきゃいけないなと改めて思った。

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    2026年04月04日
  • 能面検事の死闘

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    ゆっくり読もうと思ってたけど、やっぱり、一気読みです。中山七里さんの本は、先が気になって気になって。
    能面検事、感情を外に出さない、検事。
    とても徹底してる。お付きの司書が、一般論で話すけど、だからこそ、能面検事の個性がひきたつのかも?
    関西弁は知らないので、あまり、気になりませんでした。ストーリー、プロットがやはり、素晴らしいです。
    読書を楽しめます。

    どうして感情を外に出さないのか、それは、若く未熟な時に、感情敵になり失敗した過去がありました。それから、戒めとして能面検事となり、淡々と事実に近づいていきます。

    社会的な問題も、考えさせられますね。だからと言って、犯罪行為は、良くないし、

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    2026年04月04日
  • 能面検事

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    感情を外に出さない、能面検事!
    面白かった!短編です。

    御子柴シリーズ、好きでハマってたから、次に、何読もうか、お迷い中です。

    でも、能面検事、良かったです。
    でもでも、やっぱり、
    御子柴ロスで、
    ちょっと、ぼやんとしてます。
    それくらい、御子柴、魅力的でした。

    能面検事もおもしろいですよ、この先、
    彼の過去とか、もっと、
    出てくるのかな?

    それでも、
    中山七里さん、面白いです。
    能面検事のシリーズを続けて、
    読みたいと思います。

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    2026年04月02日
  • 復讐の協奏曲

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    恩師の弁護、母の弁護ときて、5巻目は事務員のヨーコの弁護。ヨーコ怪しい、でも、そんなはずない、そんなはずない。と読み進む。ヨーコの過去も、わかってしまう。あれやこれやと、からまりあって。ちょっと、からまりすぎじゃない?とか、思うけれど。そしてどんでん返しのどんでん返し。今回も、本当に、楽しめました。

    御子柴シリーズは残すところ、最後の6巻目のみになった。終わらないでほしい。

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    2026年03月30日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    最初のプロローグが、誰の体験談なのかずっと気になりながら読み進め、ここに繋がるとは...と思ってからは先が気になって一気に読んだ。

    御子柴の過去が暴かれ、本人は気にしてないが世間は気にして、かなりどん底にいた状態から、新聞を読んですぐに行動する姿に好感を持った。
    もちろん御子柴の過去が許されることではないにしても、ちゃんと「贖罪」をする面で一貫しててすごい人だなと思った。

    教官が正直最大の敵だったが、何を持ってして「贖罪」とするかの判断が人それぞれだと教えてくれたのも教官だったから、こうなってしまったのも理解はできた。
    本音で言えば、最悪の環境下をもっと考慮して貰えないものなのかと憤りを感

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    2026年03月29日
  • とどけチャイコフスキー

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    ネタバレ

    音楽の表現がいつもすごいなーと原曲が聴きたくなります。
    社会情勢とロシアとウクライナ問題も交わり、考えさせられる部分も多い。
    岬シリーズは、犯人がわかってスッキリとはしないが、よ見返したくなるシリーズ

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    2026年03月29日
  • 七つの大罪

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    ベテラン作家が並ぶ中で知らない作家さんもいましたが…読んでみると皆さん文章のうまいこと!!開始数行で引き込まれ、スッキリ終わる読後感も合ってました。巡り会えてラッキーー!

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    2026年03月28日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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     刑法第39条で守られる加害者。そして、その加害者や社会への恨みや理不尽さへの葛藤に苦しめられる被害者遺族。また、それを利用して自分の権威を名声を手に入れようとする者。連続殺人を不安に思い、本性があらわになる市民。人間の醜くて弱いところや人間の恐ろしさ、社会の理不尽さが描かれている。
     その残酷さが次のページをめくる手を止めさせてくれない。

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    2026年03月28日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    素直に罪を認めると、警察はちゃんと捜査してくれないのか、と思うと少しモヤモヤしてしまう。
    今回も重要な事実は御子柴氏が明らかにしている。
    被告人が頑固すぎる。良かれと思ってやっている言動が世間に迷惑をかけている。本当のことを話さないとダメだよ。
    と言いながらも面白くて一気に読み終わってしまった。

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    2026年03月27日
  • 悪徳の輪舞曲

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    前回は、恩師の弁護&対決的な。かなり深かった。
    今回は、母親!の弁護です。中山七里さん、すごいです。どうする?御子柴!ワクワク。しかも、本の冒頭で、母親、殺人?クロだよね。どんな展開になるのかな。とても楽しい読書です。
    中山七里さん。食わず嫌いな感じで、昔、読まなかったけれど、読み始めたら、とても面白いです。どんでん返し、ほんと、すごいです。シリーズものが、好きなので、御子柴シリーズ、まず、読みます。

    追記
    読み終わった!ビックリする展開。本当に楽しめた!中山七里さんの頭の中、どうなってるのーホントにすごいです。ドラマも見たけど、やはり、小説は、深みがあります。

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    2026年03月29日
  • 彷徨う者たち

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    宮城県警シリーズ3弾(完結編)
    笘篠誠一郎、蓮田刑事が登場

    蓮田刑事目線の物語だからだろう‥
    公主混同過ぎて犯人の殺人動機に共感出来なかった
    遺族を亡くした方は天災が相手だから
    家族が無事だった人への八つ当たりもわからなくは無いが理不尽だと思うが
    現実にありそうだ

    次はどんな小説か読もうと彷徨う者たちか
    中山七里さんの作品が楽しみ、

    メモ‥『護られなかった者たちへ』第1弾
    『境界線』第2弾


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    2026年03月27日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    読み始めました。中山七里さん、すごいです。シリーズの前作2で、御子柴の素性がバレました。それからどうなるのと思っていたら、恩師が容疑者に?!読み終わるとネタバレ感想になるので、もう書いてます。どんなどんでん返しがやってくるのか、ワクワクします。それに、恩師と向き合うことで、きっと、御子柴さんのことが、もっと知ることができそうな期待感でいっぱいです。ついつい、一気読みしてしまいますが、味わいながら読みたいです。

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    2026年03月26日
  • 追憶の夜想曲

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    えええーーって感じで面白かった。
    少しずつ、事実を集めて真相をあぶり出す御子柴。ところどころで、びっくりしますが、最後の裁判中にビックリします。そしてまた、あれやこれやのどんでん返し。楽しめます。

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    2026年03月26日