中山七里のレビュー一覧

  • いまこそガーシュウィン

    Posted by ブクログ

    読み終わってしまった。

    読み進めていくうちに、作品内の演奏家達の気持ちにシンクロしていく感じでした。

    中山七里さんの岬洋介シリーズはどれも面白いですが、これも予想を裏切られました。

    0
    2025年09月17日
  • テミスの剣

    Posted by ブクログ

    最初から最後まで飽きることなく、あっという間に読み終えました。とても読みやすく、冤罪被害者側の気持ちにどっぷりと感情移入させられました。また、重い題材でありながら、新たに驚かされることの連続でエンタメ性のある楽しい読書時間になりました。

    0
    2025年09月15日
  • さよならドビュッシー

    Posted by ブクログ

    ミステリーとして音楽物の小説としても面白かった。
    完全に引っかかったし、読み返すと伏線の連続だった。

    岬先生の物事の考え方がとても素敵だし、説得力があった。
    また読み返したい。

    0
    2025年09月14日
  • 嗤う淑女

    Posted by ブクログ

    序盤、二人の少女が受けるいじめや虐待の描写で一気に引き込まれた。従姉妹の蒲生美智留は、美貌も知性もカリスマ性も兼ね備えた存在で、怖いを通り越して美しいとさえ思えてしまう。
    人の弱さを突き、教唆されていることに気づかず甘い蜜に群がる人々の姿は、人間の未熟さそのもの。途中には少し中弛みも感じたけれど、終盤の裁判での攻防とどんでん返しはさすがで、こちらの予想を軽々と飛び越えてきた。
    こんな悪女とは絶対に関わりたくないと思いながらも、彼女の恐ろしさには妙な魅力があった。結局、人生を変えるのは他人じゃなくて自分自身なんだと突きつけられる物語だった。

    0
    2025年09月13日
  • 嗤う淑女 二人

    Posted by ブクログ

    大量毒殺、爆破…等々目的の人を殺すためにその他何人が犠牲になっても構わないという美智留の悪女っぷりは3作目にしても最高であった。
    シリーズ4作目もぜひ期待したい。

    0
    2025年09月13日
  • さよならドビュッシー

    Posted by ブクログ

    音楽×スポ魂×ミステリーのハイブリット小説であり、読む人に勇気を与える一冊。

    ベートヴェンやショパンなどの有名な楽曲が度々出てくるが、YouTubeで曲を聴きながら演奏シーンを読むと、臨場感が10割増しになるからおすすめ。

    隣の芝生は青く見えるのはよくあることだが、自分を卑下する必要はなく、自分には自分の芝生がある。それをどう育てるか、どんな想いを込めて水を与えるかが重要である。

    1
    2025年09月13日
  • 嗤う淑女

    Posted by ブクログ

    途中、胸くそが悪くなるシーンで読みたくないと思ったところもあるが、結果的に一気読みしたので面白かった

    0
    2025年09月11日
  • 特殊清掃人

    Posted by ブクログ

    こう言っていいのか分からないが、
    顔が引きつりつつも面白くてとまらない。
    短編でさくさく読み進める。

    本当に死んだまま放置したら、
    人間はあんなになってしまうのかと驚き。

    孤独死。
    これから増加しても不思議じゃないし、
    自分の身に起きるかもしれない。

    死後の部屋に生き様か…部屋の片付けしよ…

    “誤読も一つの読み方”
    本書内のとても好きなフレーズ。


    0
    2025年09月11日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    安楽死を続けるドクター・デスと闘う犬飼刑事。

    とてもバランスよく面白かったです。
    どんでん返しもさることながら、安楽死という正解のないテーマを使いながら、相撲に勝って勝負に負けたといううまい着地に感心し、またラストの娘のエピソードに一つの救いを見させる綺麗な終わらせ方。
    とにかく面白いサスペンス物として完成度が高いなと思いました。

    0
    2025年09月10日
  • さよならドビュッシー

    Posted by ブクログ

    とにかく面白い!音楽を聴きたくなるそんな一冊
    最後はまさかの!どんでん返し…さすが中山七里、と、思った

    0
    2025年09月10日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて

    犬養と古手川のコンビがよかった。
    そんな動機で3人も殺すのはちょっと無いだろと思ったけど、
    追い詰められると考えられなくなるのかなあ。

    0
    2025年09月10日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今更ながら初めて読む作家さんでしたが、もっと早くに読みたかったと思うくらいに面白かった!!
    静おばあちゃんも玄太郎氏も大好きです。

    日本で20人目の女性判事であった静おばあちゃんの思慮深く品があり芯の通った言動も素敵だし、玄太郎さんのひたすら破天荒な、でも本質を見抜く目や強い信念も気持ちよかったです。どちらも言い回しが粋で格好良い。

    個人的には3話目の昭三おじいちゃんの人柄も好きで、この方の行動の真相が分かると涙が出てしまった。優しいなあ。

    玄太郎氏にしても静さんにしても、途轍もなく苦労してこられたからこその人柄ではありましょうが、こんな歳の取り方したいな、と思えるほど魅力的なお二人でし

    0
    2025年09月10日
  • もういちどベートーヴェン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回も一気に読みました!!!!よかった!!!!!!!!
    ピアノから離れた岬先生、がピアノの世界に戻るまでのお話。天生視点で書かれています。

    司法について。全く関わってこなかった分野なのでよくわからないなあと思っていました。
    司法に関わる過程を経て人間が幸福になったかどうかが問われている 新たな視点で司法のテーマに触れることができました。

    きっかけがあれば人は一気に変わる。それが伝わってきて、、最後コンクールのシーンは泣きそうでした。
    すっかりお気に入りのシリーズになりました。次も楽しみ!!

    0
    2025年09月09日
  • ヒポクラテスの悲嘆

    Posted by ブクログ

    読み残してた一冊。
    違うのはわかってるがシリーズの最終作かと思えた終わり方。

    その最後のやりとりが、

    「やっぱり俺と真琴先生はそういう仲だよな」
    真琴はどきりとして次の言葉を期待する。
    「なんたって死体が縁だから腐れ縁なんだよ」
    張り倒してやろうかと思った。

    きれいな終わり方でしょ。

    0
    2025年09月09日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

    Posted by ブクログ

    中山七里先生のシリーズの中で、すごくコミカルで痛快なシリーズ。
    私も弦太郎さんのように口と頭が達者な老人になりたい。
    年取る事がこんなに素敵なことだと思えるようになった。
    そして、このシリーズがあの岬洋介シリーズに繋がり、悲しい事になるとは涙

    0
    2025年09月08日
  • さよならドビュッシー

    Posted by ブクログ

    終盤に訪れる2度の衝撃。
    1度目でも十分なのに、2度目は「えっっっ」と思考回路が停止してしまう程の威力。
    初めて読んだのは10年以上前ですが、その衝撃が忘れられず、今でも本棚に置いて、時々読み返す大好きな作品です。

    ミステリー、音楽、いじめ、障害などのテーマをキレイにまとめている作品だと思います。
    特に音楽に至っては、音楽の知識が皆無な私でも、文字から音や情景が浮かんでくる程の表現がされています。
    そして、主人公がコンクールで披露する2曲の演奏場面は特に圧巻。息をするのを忘れてしまう程の場面となっています。

    1
    2025年09月08日
  • 嗤う淑女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    怖!
    トントン拍子で沼にハマっていく依頼人
    どこにでもありそうな弱さ
    先が気になってどんどん読んでしまった

    顔を変えてまた戻して、のくだりは現実的でない気はしたけどテンポの良さと読後感の良さで5

    「人はね、なりたいものになれるの。、なれなかった人はどこかでそれを拒否してしまった人よ」
    人を思うように動かすためのシーンででてきた言葉だけど、しっかり私も動かされてしまった。

    1
    2025年09月08日
  • 作家刑事毒島

    Posted by ブクログ

    作家兼警察官、毒島真理シリーズ
    五つの短編集の構成
    1.新人賞応募者vs選考者
    2.デビュー間もない作家vs編集者
    3.新人賞受賞者vsベテラン作家の審査員
    4.人気作家vs愛読者
    5.テレビドラマプロデューサーvs原作出版社

    今までの中山七里さん作品と比べてミステリー要素が少ないですが主人公の毒舌で世の中の勘違い野郎たちを次から次へと撃沈させていくのが痛快です。

    そして油断したところでのどんでん返し。
    やられました。

    この毒島真理のキャラ、病みつきになります。













    1
    2025年09月07日
  • さよならドビュッシー

    Posted by ブクログ

    日頃はあまりミステリー作品は読まないのですが、題材が気になったので手に取りました。
    一気に読むことができ、とても楽しめました。

    0
    2025年09月06日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あっと驚くどんでん返しだが,途中でなんとなく怪しい人々が分かる。

    子宮頸がんワクチンの反ワクチンに偏った書きぶりが気になる。
    この反ワクチン運動のせいで亡くなった人も多かったとの報告もあるので残念だ。

    0
    2025年09月06日