中山七里のレビュー一覧

  • 人面瘡探偵

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    ネタバレ

    三津木六兵は相続鑑定人。相続財産の評価をする仕事だ。相続財産は種類が多岐にわたるため、一括して評価ができたほうが相続人も楽だろうという需要のもとに会社を立ち上げた女社長にやとわれている。六兵は不動産と宝石の鑑定が専門だ。
    六兵には秘密があり、肩に人面瘡があり、ジンさんと名付けて、なにかと頼りにしている。今回六兵が指示されたのは長野の山林王 本城蔵之助の遺産相続。長男武一郎、次男孝次、三男悦三、長女沙夜子の4人の相続人。長男には妻がいて、長女には息子がいる。息子には知的障害があり、蔵之助は非常にかわいがっていた。顧問弁護士の柊、料理人の沢崎、家政婦の久瑠実が家にはいる。山林から希少鉱物があるという可能性を三津木が話した夜、殺人が起きる…

    設定が中二病っぽいけれど、面白かった。横溝の「犬神家の一族」と「悪魔の手毬唄」を足したような構成。犬神ほど被相続人の思いは出てこないし、悪魔の手毬唄ほど色恋沙汰が中心ではない。ただこの話で福子という存在を初めて知って、調べた。そういう信仰?があるんだ…あと人別帳。これ、あの文字が読めることが大前提だから、そういう素養が三津木にある、ということで、すごいと思うなあ。多芸だ。
    犯人はあの人だったけれど、ちょっとだけどんでん返しっぽいのがあるか。本城家の人々はみなおかしいし、家政婦さんも絶対何かあると思っていたし、実際あったけれど、思ったほど黒くはなかった。
    次回作も読むつもり。

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    2026年08月01日
  • とどけチャイコフスキー

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    モスクワ音楽院を舞台にした殺人事件に、ショパンコンクールで岬と競ったヴァレリーが巻き込まれる。真犯人は意外 幕切れはロシアとウクライナの複雑な政治事情と戦争があり、静かな余韻を残す。ロシア警察の横暴さが描かれる。はっきりとは書かれていないが、彼の国では親ロシアでないと生きにくいのだと思いました。岬とヴァレリーがはとこの間柄という隠された出自も興味深かった。

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    2026年08月01日
  • 復讐の協奏曲

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    シリーズ5作目。
    今作も御子柴の出自に関する事件。
    黒幕は何となく分かっていたものの、点と点が線に変わる謎解きは見事。
    過去に囚われていては前に進めない、という事か。

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    2026年08月01日
  • 人面瘡探偵

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    中山七里さんの作品は好きでよく読んでますが
    今回も 犯人を当てることができずです

    読み終えた後 このシリーズを 買いに本屋へ
    向かいました

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    2026年07月31日
  • こちら空港警察

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    能面検事と被るような主人公の人物像。犯人を捕まえるための策がなかなか非人道的で驚いた。でも個人的には好きである。

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    2026年07月30日
  • もういちどベートーヴェン

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    面白い小説に、理屈はいらないんだと改めて実感する。
    ドビュッシーとラフマニノフを読んだときはここまで嵌るとは思わなかった。
    12月16日(解説読んで知ったけど)中山さんとベートーヴェンの誕生日、らしい。

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    2026年07月30日
  • どこかでベートーヴェン

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    シリーズはあと5冊。10冊目のとどけチャイコフスキーで作者自ら「シリーズ10作目にして、ようやく岬洋介のルーツを語れる機会を得ました。実は『いつまでもショパン』の頃から設定していたのです。」と言っているので、早くたどり着きたいが、一方もう少しシリーズを楽しんでいたい気も。
    他のシリーズも素晴らしいので、とにかく一日でも長生きして欲しい作者の1人。

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    2026年07月30日
  • 秋山善吉工務店

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    祖父の家に一緒に住む事になった景子、雅彦、太一が、祖父善吉のおかげでトラブルを克服し、雅彦や太一の父、史親の死を巡る警察からの疑いの目にも全く意に介さない昔気質の強い善吉が家族を護る姿に、昭和の時代の人を思い出す。こんな爺さん、昔は多くいたなぁと。
    痛快でハラハラもするとても面白い小説。

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    2026年07月29日
  • テミスの剣

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    さすが中山七里さん。東野圭吾さんとはまた違った面白さがあって個人的にはとても好き。
    司法の闇に挑む渡瀬の覚悟が格好良い。あんなに頼りなかった渡部が、どんどん狡賢くなっていくのもとても良い。
    警察や検察は簡単に人を殺せる冤罪の恐ろしさを思い知った。
    ちなみに私は、加害者は軒並み死ねば良いと思ってるタイプである

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    2026年07月29日
  • 能面検事

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    直近で読んだ2冊。
    それぞれ別々のの作家さんで、ジャンルは同じミステリー。
    構想は面白いけど、なぜか話に入っていけない。ぐっとのめり込めない感じだった。

    けど、中山七里の作品はやっぱり違った。
    どんどんどんどん先へ先へと読みたくなる、自分が物語に嵌っていくのがよく分かる。

    じゃあ、一体何が前の2冊と違ったのか?
    その答えは解説に書いてありました。

    「『次どうなるの?それで、どうなったの?』と、先を求める読者のテンポを、崩さないように話を運ぶのが、中山七里は上手い。」

    まさにこれ。自分が思っていたことを代弁してくれた。
    というか、みんなそう思ってるんだよね。

    だから読みやすくて、かつ話も面白い。個性が強すぎるキャラなのに、読者のみんなに愛されるから、続編まである。

    もう読んで損はない1冊です。

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    2026年07月28日
  • 嗤う淑女

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    久しぶりの一気読みです。
    主人公の蒲生美智留。
    容姿端麗、頭脳明晰、最強すぎる悪女ですね。

    浪費が止まらない女。
    家族の中に劣等感から憎しみを持つ男。
    早期退職で夢見る夫を持つ女。
    蒲生美智留の言葉で皆んな彼女のトリコになり、騙されて堕ちていく。
    読みが止まらない状態に。

    最後のどんでん返しは予想外。
    そこに至るまでの伏線も今回は感服致しました。




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    2026年07月28日
  • 能面検事の挫折

    購入済み

    面白くないわけが無い

    不破さんが検事ということで(大阪勤務ですが)いつかやるだろうとファンの方なら思っていたはず。
    はい、やってまいりました。みんな大好き最強弁護士登場です。面白くないわけが無い。
    中山ワールド龍虎相搏つ、ゴ◯ラvsガ◯ラ、ぜひ買いましょうね。

    #カッコいい #感動する #ドキドキハラハラ

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    2026年07月27日
  • ネメシスの使者

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    中山さん特有のどんでん返しもあったがどちらかというと死刑制度のあり方や被害者、加害者の心情がメインテーマ。死刑制度については今後も議論が続いてほしいと思った。

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    2026年07月27日
  • 殺戮の狂詩曲

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    御子柴ロスになると思うとやるせない。
    流石に今回の裁判は御子柴先生ひっくり返すのには無理があると思いながら読んでいたのだが、ラストで気づかされさらに別の理由があったと知り鳥肌がたちました。そうだった、御子柴先生は何の為に弁護士になったのか。忘れてた。

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    2026年07月26日
  • 護られなかった者たちへ

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    生活保護の現状を題材にした
    色々と考えさせられるミステリーだった

    物語の終盤まで容疑者候補の
    利根と警察側視点の話が続くため
    こちらもそのつもりで読み進めて
    いるとクライマックスにまさかこの人が
    真犯人では……?と気付き
    さらに読み進めるともう一段階
    最後にまさかここが
    繋がるのか…!
    と驚きが隠せなかった。

    非常に読みごたえのある作品だった

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    2026年07月25日
  • バンクハザードにようこそ

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    司法書士の東雲、色々と転職を繰り返していた、
    そのわけは・・・
    銀行員で友人の燎原が200億円の使い込みをして自殺する。
    ところが、後から銀行の粉飾の責任を押し付けられたと知る。
    内定が決まっている彼の妹の杏子とともに、友人の潔白と真実を見つけるため、銀行の闇を暴く。

    東雲の仕事がエグすぎる!

    全て解決、よかったよかったと思ったら、
    ラストでの、大どんでん返し!

    さすが!

    燎原も、あの世で、大絶賛しただろう。

    続編、ありそう。
    杏子ちゃん、いい相棒になりそう。

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    2026年07月24日
  • 隣はシリアルキラー

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    ネタバレ

    真犯人が読めてしまった
    最後まで中弛みせず緊張感が張り巡らされててよかった
    途中主人公のヤバすぎる設定が明かされたり、守る者ができたりで飽きさせない工夫を感じて面白かった
    構成もいいけど、わりと設定勝ち感がある

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    2026年07月22日
  • 秋山善吉工務店

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    昭和の古き良き義理堅い職人。そして、それを支える奥さんも夫を立てる古き良き妻。善吉さんもだが、善吉さんの妻が良い味出してくれています。

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    2026年07月21日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    私の推し小説家の1人である中山七里先生の短編やエッセイがこれでもかと詰まった豪華本✨
    面白かった〜!
    小説では「『馬および他の動物』の冒険」、エッセイでは「時限爆弾から遺産へ」が特にお気に入り

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    2026年07月20日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    オーディブル視聴。
    中山七里先生の作品的には珍しい題材な気がするけれど面白かった! 劇的に盛り上がる展開などはない感じなので小作品を読んだ感はあるし、犯人の正体もあっけない感はあるけれど、先を読み進めさせる描き方はさすが!

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    2026年07月20日