中山七里のレビュー一覧

  • 七つの大罪

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    七つの大罪と言われる「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」に基づく七つの短編集!
    また、本書の七つそれぞれの短編の著者も「七」に関係があるなど、面白い仕掛けが施してあった。

    七つの短編はどれも面白く一気読みしてしまった。
    特に「憤怒」は短編にも関わらず、離婚、障害、村集落、認知症など盛り沢山の内容をギュッとまとめてあり、短編では勿体無いほどの作品だった。
    あと意外だったのは「色欲」で、タイトルも然り、他の流れからもっとグロテスクか砕けた内容を想像しながら読んだが、息子の返しなどコミカル要素もありつつ、家族の大切さを教えてくれるような物語だった。
    他のどの作品もホント素晴らし

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    2026年01月12日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    真琴先生がすっかり法医学教室に馴染んでいて、そのせいか光崎教授の強引さもいっそう強く感染ったようにも思える。古手川&真琴先生のアクセル全開っぷりが凄まじくて、そんなことやっていいのかと見ててハラハラした…笑
    今回は渡瀬班長もしっかり登場してきて、古手川&渡瀬コンビが好きな私からすると痒いところに手が届くような1冊でした。
    今後の古手川と真琴先生の進展も気になる…あと個人的には渡瀬班長の細君はどんな人なのか気になる。そもそも結婚してるのかな?

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    2026年01月12日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    短編どれも最高でした
    さすが、どんでん返しの帝王!
    歴史や寓話上の『あれかな…』と思わせる、または気づかせず結末の一文で種明かしする話は
    王道で定番なのかもしれないが、
    歴史や寓話が好きな人ならみなが喜ぶツボのような

    レジェンドお三方の小説の書き方連載を読んでいたので、感慨深いものもあった。生まれ変わったらとにかく書きまくれるベストセラー作家になってみたいものだ

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    2026年01月11日
  • テミスの剣

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    1つひとつの言葉がとても重く深く読んでいて心が苦しく感じるのを覚えた。最近の新聞やテレビなどで冤罪のニュースを耳にする事はあるけど、過去の過ちを自分の贖罪として心に刻み、決して逃げずに真っ直ぐ過ぎるほどに信念を貫こうとする主人公の生き方に感銘を受けた。組織の論理は別に警察や法曹界だけでなく民間企業にもある。見せかけでなく人としての生き方を問わているように感じた本でした。

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    2026年01月11日
  • こちら空港警察

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    仁志村賢作、初めてのキャラが登場?
    なんとあのアマゾネスの師匠?

    舞台が成田空港。
    そこで働く、GS(グランドスタッフ=空港業務スタッフ)、航空管制官など、大変な職場だと思う。
    クレイマー的な客もいたりして。
    そして、普段は役立たずと言われる航空警察に,なんと新署長がこの仁志村賢作!
    一見穏やかそうだが、ひとたび容疑者と向き合うと、かつて「鬼村」と呼ばれるほど、容赦なくズタズタに切りつける。

    まさかの航空内での殺人、テロ勃発とは!
    かつてニュースで釘付けになった成田闘争事件がよみがえる。

    息をつく暇もなく、あっという間にラスト!
    シリーズ化、当然なるでしょ。

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    2026年01月05日
  • 悪徳の輪舞曲

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    現時点でシリーズ最高傑作と言える。
    加害者家族への迫害とか、母子の問題とか、考えさせられる要素も多かった。
    何より、冷徹な御子柴の心の葛藤や最後のどんでん返しが見事。

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    2026年01月02日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    ネタバレ

    玄太郎氏の絡まない静さんも素敵だった…!
    ラストは円と一緒に泣いてしまった。行かないで、おばあちゃん…

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    2026年01月02日
  • 七つの大罪

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    いろんな著者で1冊にすると、レベル感や世界観が違ってバランスが難しいんだけど、これはとても良かったです。テーマが七つの大罪だから、世界観が違っても納得できます。そうでなくても、編集者の方が調整したんじゃないかってくらい1冊にまとまってました!

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    2025年12月29日
  • 禁断の罠

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    米澤穂信の供米のために読んだ文庫本。
    米澤穂信以外の作家の著作は読んだことがなく、それもまた新鮮で面白く読むことができた。

    新川帆立 ヤツデの一家
    これを女性作家が書いているのが見事と言うかなんというか。私には理解できない世界だが、短編として素晴らしいドンデン返し。

    大代行時代 結城真一郎
    短い中にも貼られた伏線は丁寧だが、先の展開が簡単に読めるところが残念。
    人には得意不得意があるのは仕方ないが、注意されたら片付けよう。

    妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀
    この短編は少し不快だったので長いです。
    治安の悪い、物事を知らない人達ばかりの地域は確実に存在するし、地方で新しい人が入ってこない

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    2025年12月23日
  • いつまでもショパン

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    シリーズ3作目とは知らず読んだ。音楽の描写が詳細で、音が聞こえてくるような表現…サスペンスでありながら、世界平和へのメッセージも伝わってくる重厚な作品。他作品も読みたいと思った。

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    2025年12月17日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    中山七里さんのど真ん中のミステリーという感じの作品で刑事犬養隼人シリーズの第1弾!
    主人公の犬養刑事とコンビを組んだ古手川刑事が良い味を出していて好感が持てました!シリーズ全読破を目指します!

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    2025年12月16日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    前作、「カエル男」は完成度も高く、謎解きも出しつくした感があった。

    「カエル男に続編が可能なのか?」と思いつつ、オーディブルで聴いた。

    すごい展開、最後の謎解き。捜査官である小手川と渡瀬のキャラ立ちもすごい。

    そして、またカエル男の続編につながるラスト。

    こんな小説があるのだろうか。

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    2025年12月14日
  • 逃亡刑事

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    中山七里『逃亡刑事』PHP文芸文庫。

    先に続編の『越境刑事』を読んでしまったので、遅ればせながら、本作『逃亡刑事』を読むことにした。

    『越境刑事』より遥かに面白い。県警のアマゾネスの名を欲しいままに高頭冴子が暴れまくるのだからたまらない。

    完成度が非常に高く、続編の『越境刑事』など書く必要などなかったのではないかと思うくらいだ。何しろ、本作でこれ以上無い程の最大の悪である警察組織の腐敗を描き、それに県警のアマゾネスが立ち向かい、徹底的にぶっ壊してしまうのだから、続編の必要など無いのだ。


    単独で麻薬密売ルートを探っていた生田刑事が、カーディーラーのショールームで射殺される。その犯人を目

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    2025年12月11日
  • 能面検事の死闘

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    南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。
    七名を殺害した笹清政市は、自らを<無敵の人>と称する。

    数日後、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生。
    被疑者<ロスト・ルサンチマン>は笹清の釈放を求める。

    不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ。
    連続爆破事件は止められるのか。
    <ロスト・ルサンチマン>の真の目的は?

    大人気検察官シリーズ第三弾。

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    ドラマでも放送されていて、ちょっと見てしまった。
    自分の頭の中の登場人物と少し違った感じやった。

    小説では、冒頭から読んでられへん

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    2025年12月10日
  • テミスの剣

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    長い時間軸の話。
    人物の葛藤が自分のことのように辛かった。
    信念を貫くって、そうそうできることじゃない。

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    2025年12月10日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    毎日ちょこちょこ、本当に時間かけて読みました!すごいボリュームでした!
    でも、さすが七里さんで、どの短編もドキドキハラハラゾクゾクするし、エッセイはクスッと笑えるし、解説読めばその本読みたくなるし。
    七里さんを近くに感じられる本でした!

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    2025年12月09日
  • 鬼の哭(な)く里

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    犯人は全く予想できなかった
    最後の締め方はあまり納得できなかった
    それにしても、中山七里先生って、排他的な田舎のテーマ好きですね(ワルツを踊ろう)

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    2025年12月08日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    御子柴礼司シリーズ3冊目。
    3巻目まで全部レベチで面白い。この先生すごい。しかも今回は今までのものと毛色がちょっと違って、突然変化球を食らったみたいだった。
    悪徳弁護士が主人公なのに、やや切ない気持ちになるこの作品、圧倒的星5です。

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    2025年12月07日
  • いまこそガーシュウィン

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    ひさびさの『岬 洋介』シリーズ、9弾目。
    ニューヨークを舞台にした音楽ミステリー。

    音楽的描写やミステリーの部分は、やや少ないものの、『愛国者』が誰なのか、なぜ『愛国者』は暗殺者になったのか?などの謎はウルウルします。

    自分の思い込みも多分にありますが、最後のどんでん返しは、さすが中山七里さんですね。

    この本で、『ガーシュウィン』と言う音楽家を知りました。多民族国家ゆえのストーリーなんですね。

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    2025年12月07日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    初めての出会いは「さよならドビュッシー」だった。
    映画化もされ、岬洋介のファンになったのもこの本。
    おじいさんの車いす探偵など、たくさんの相関図の中でどんどんのめり込んでいった。
    人物にリンクをさせるテクは海堂尊さんからヒントと知り、
    なるほど、バチスタシリーズも次々読んだ覚えがある。

    ものすごいスピードで新刊が出るので、読むのが追いつかいない。
    その極意が惜しみなくこの本に書いてある。
    小説家を目指す人、必見。

    「説明するな、描写しろ」
    「書店は作家の通信簿」
    など、心に残った。

    一度読んだ本は全部記憶にあり、
    取材をせずに原稿が書けて、
    一日1回のトイレと、食事は2回、睡眠3時間・・

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    2025年12月07日