中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
七つの大罪と言われる「傲慢」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」に基づく七つの短編集!
また、本書の七つそれぞれの短編の著者も「七」に関係があるなど、面白い仕掛けが施してあった。
七つの短編はどれも面白く一気読みしてしまった。
特に「憤怒」は短編にも関わらず、離婚、障害、村集落、認知症など盛り沢山の内容をギュッとまとめてあり、短編では勿体無いほどの作品だった。
あと意外だったのは「色欲」で、タイトルも然り、他の流れからもっとグロテスクか砕けた内容を想像しながら読んだが、息子の返しなどコミカル要素もありつつ、家族の大切さを教えてくれるような物語だった。
他のどの作品もホント素晴らし -
Posted by ブクログ
仁志村賢作、初めてのキャラが登場?
なんとあのアマゾネスの師匠?
舞台が成田空港。
そこで働く、GS(グランドスタッフ=空港業務スタッフ)、航空管制官など、大変な職場だと思う。
クレイマー的な客もいたりして。
そして、普段は役立たずと言われる航空警察に,なんと新署長がこの仁志村賢作!
一見穏やかそうだが、ひとたび容疑者と向き合うと、かつて「鬼村」と呼ばれるほど、容赦なくズタズタに切りつける。
まさかの航空内での殺人、テロ勃発とは!
かつてニュースで釘付けになった成田闘争事件がよみがえる。
息をつく暇もなく、あっという間にラスト!
シリーズ化、当然なるでしょ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学時代に大好きだった本を約10年ぶりに。
1年ほど前、私の好きな本として付き合う前の彼氏に紹介したらすぐに読んで感想文を送ってくれた。今回は反対に私が再読をすすめられて手に取った。
中山七里さんの本はこの「さよならドビュッシー」をきっかけにほとんど読むほど大好きだったが、やはり何度読んでも面白い。
ミステリー×音楽×青春劇という要素は、クラシックになじみのある私的には最高の組み合わせだった!
>印象的な点
岬洋介はピアノ演奏をハードとソフトの両面から構成されると構造的に教えているのが面白かった。ソフト面では、演奏者が作曲者・作曲背景・時代をどれだけ理解しているかという“解釈力”が大切にな -
Posted by ブクログ
米澤穂信の供米のために読んだ文庫本。
米澤穂信以外の作家の著作は読んだことがなく、それもまた新鮮で面白く読むことができた。
新川帆立 ヤツデの一家
これを女性作家が書いているのが見事と言うかなんというか。私には理解できない世界だが、短編として素晴らしいドンデン返し。
大代行時代 結城真一郎
短い中にも貼られた伏線は丁寧だが、先の展開が簡単に読めるところが残念。
人には得意不得意があるのは仕方ないが、注意されたら片付けよう。
妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀
この短編は少し不快だったので長いです。
治安の悪い、物事を知らない人達ばかりの地域は確実に存在するし、地方で新しい人が入ってこない