あらすじ
何故、お前が死刑囚に。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。かつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だ。本当に彼が殺人を犯したのか。調べるほど浮かび上がる不可解な謎。無実の罪で絞首台に向かう友が、護りたいものとは――。無情にも迫る死刑執行の刻、教誨師の執念は友の魂を救えるか。急転直下の“大どんでん返し”に驚愕必至。究極のタイムリミット・サスペンス。(解説・村上貴史)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中山さん作品はやっぱりハラハラでページをめくるのがとまりません。死刑が確定した友人とのお坊さんと囚人としての出会い。人を殺せる人でないことはよくしっている。死刑執行までにできることを精一杯行う。友人の心は開かれるのか?命を救ってくれた友人の死刑はとめられるのか??ハラハラ‼️
Posted by ブクログ
教誨師という仕事を、この作品で初めて知りました。世の中には本当にさまざまな仕事があるのだと感じました。
冒頭のシーンはあまりにも衝撃的で、一瞬読むのをやめようかと思ったほどです。
でも、読み進めるうちにどんどん引き込まれました。物事は一つの視点だけでは判断できず、立場や見方が変われば全く違って見えてくることを考えさせられます。
冤罪、人を守るためにつく嘘――何が正しくて、何が本当の正解なのか分からなくなる、そんな重厚な物語でした。
気づけば一気読み。最後の大どんでん返しはさすが中山七里さん。最後まで見事に翻弄されました。
Posted by ブクログ
オーディブル視聴。
殺人事件の真相はそんなんわかるわけない……!!という感じはあったけれど、七里先生のお話の主人公が坊主というのは新鮮で面白かったです。死刑囚について色々知ることもできました。
Posted by ブクログ
久しぶりの中山七里さん。やはり、面白かった。こちらは、死刑囚の謎解き。残虐なシーンはなく、謎を追って、お坊さん(死刑囚は大学時代の友人)と1人の刑事(冤罪かもしれないという心の痛みで)が走り回る。お坊さんと死刑囚の過去や、お坊さんがなぜ、お坊さんになったのかという、過去も浮き彫りになり、とても面白かった。仏教についてのお話も出てきて、興味深かった。オーディブルで、時々、聞き逃し?で、後戻りして2度聴きしながら。とても、楽しめた。いい読書時間でした。
Posted by ブクログ
賛否両論がある内容。でも私は色々考えた。死刑、人間の尊厳、贖罪、罪人は罪人だけに終わるのかとか、、、。主人公の逸脱した行為は倫理的には非難されるかもしれないけれど、個人的には理解ができる。人間らしさ、人間性、弱さ、人間だからなぁ、と感じました。
Posted by ブクログ
中山七里の作品
「カエル男」の印象が強すぎて、
解像度の高すぎるグロさが
いつ出てくるのかと
ドキドキしていたけど
無くて良かった!
この作品の
ヒーローは
警察官のふみやで決まり。
自分も、
ルールに従って生きる前に
自分の心に従っていきたい。
Posted by ブクログ
フィリピンのリゾートホテルに何故か置いてあって興味があった1冊
教誨師という馴染みのない職業と刑事のバディが徐々に噛み合っていくにつれて真相が分かり始め、そこに横串をいれるような死刑執行のタイムリミットが物語を加速させていて読むのが止まらなかった!!
最後の住職の言葉は過ちを死で償う、やめて償うという武士的な考え方を改めるきっかけになる
Posted by ブクログ
オーディブルにて
中山七里さんの本は、4冊目か
この作者さんの今まで読んだ本の中で、1番面白かった。
すごく話が分かるめちゃ有能な刑事さん、すごく協力的な刑務所の刑務官、厳しいけど邪魔せず見守ってくれてる高僧、周りがとっても良い人ばかりの協力を得て、死刑免罪を受けようと思っていた主人公の友人で命の恩人を救うお話。
物語もすんでのところで、なんとかハッピーエンド。
ザ小説!まぁラストは誰でもハッピーエンドを予想したと思う。
教誨師という仕事にスポットライトを当てたのは、斬新でよかった。刑事と坊さんのコンビで聴き込みとかなかなかないシュールさ
Posted by ブクログ
雪山で命を落としかけた自分を救ってくれた恩人が、死刑囚になっていることを知り、何とか彼を救おうと奮闘する僧侶の話。教誨師である僧侶の主人公は友人が殺人という罪を犯したとは到底信じられない。なぜ、あいつが?この思いに突き動かされる様は終盤にかけて痛々しいほどだった。
何とか間に合え、助かれ!と読者がハラハラする展開。お坊さんなのに破茶滅茶、友人のためになら嘘もつくし、立場を利用したムリもしてしまうところが人間らしくて共感が持てた。
お寺、独居房、教誨室とどこも静かな空間に対して、それぞれの熱い思いが交差するところに引き込まれた。
Posted by ブクログ
「善人にも魔が差す」、「善人も悪人も救われる」
関根という善人に魔が差す、そして救われる。
償いとは、救いとは、逃げとは、スリリングなストーリーの中でその問いの答えを見出すのは、愛であり友情。誠実であれ、正直であれ、そんなことを訴える本。
Posted by ブクログ
3.5
主人公である顕真の御坊さんとしての立場と親友として死刑囚である親友の関根を助けたいという葛藤が上手く描かれていた。
殺人犯のミステリー要素もあり楽しめた。
Posted by ブクログ
⭐︎3.7
教誨師の僧侶である主人公が死刑囚である旧友の真実を追う話。
教誨師という特殊な立場が新鮮で、その役割を活かした展開が印象的だった。
有名ではないので期待せず読んだのが正解!
派手さはないものの、2人の過去や事件の核心に静かに迫っていくような構成で、気付けばラストまであっという間に読んでしまった。
ただ、主人公が教誨師の仕事の範疇を超えて動くたびに繰り返される忠告の場面がやや多く、少しくどさは気になる。
ラストは少し大胆な展開に笑ってしまったけど、ちゃんと意外な真相(無理やりではあるが)を用意してくれているのがさすが中山七里作品だった。
Posted by ブクログ
「顕真さん、この国の司法システムは過ちを認めないのですよ」
-------------------
かつての命の恩人が、何故死刑囚に。それぞれの護りたいモノが幾つも交錯する中で迫る死刑執行までのタイムリミット。
教誨師の僧侶が主人公のタイムリミット・サスペンス。読んでいて気持ちいいくらいに公私混同甚だしい僧侶が、事件の真相解明に直走る。
現実の世界も、小説の世界も、
面白くなるのはいつも誰かの執念や熱量があるからなんだ。
Posted by ブクログ
カップルを殺人した罪の死刑囚と僧侶が大学以来の再会を果たし、僧侶は冤罪を疑う。
死刑執行が迫る中で、緊迫感のあるストーリー展開で一気読みしちゃいました。
Posted by ブクログ
教誨師が死刑囚とかつて友達で、なんとか友達を救おうと奔走する話。死刑囚が正義感のある人ならばそもそもおかしいでしょ。とツッコミどころがありすぎるけど、最後まで読みました。真犯人だけが意外だった。
Posted by ブクログ
学生時代の友人が死刑囚となっていたことを知り、僧侶となっていた主人公は教誨師となる。正義感に溢れ、人を救うことに自分の命も惜しまない人物であったはずの友人が何故殺人を犯してしまったのか。
死刑の執行との時間との戦い。果たして友人を救えるのか?ハラハラドキドキの展開。
Posted by ブクログ
中山七里さんの描く「職業人」は、経験者なのかなって思うくらいに臨場感があって面白い。それ故にクドく感じることもある…笑
ストーリーはどんでん返しというか伏線回収というか、勘のいい人はすぐ気付いたであろう結末にしっかりと驚いてしまった|・ω・`)
Posted by ブクログ
裏書に「急転直下の大どんでん返し」とあったのですが、本当にそう。読んでいて「ヘアっ?!」ってなりました。
ただ、個人的にはあまりの急転直下に雰囲気を味わうという感じが薄かったようにも思います。
あと、個人的に住職さんとお話しする機会が最近あって僧侶という方を身近に感じすぎた結果、主人公に感情移入できにくかったということもあるかも…。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
今回の主人公は僧侶で、命を救ってもらった大学時代の友人が死刑囚となり、僧侶として関わる話。
どんでん返し自体はびっくりするものではないが、ストーリーとして面白く聞けた。
Posted by ブクログ
中山七里さんの作品はお初。
教誨師という職業が良く分からず、途中までいまいち物語に集中できなかかった感じが否めない。
やっと動き出したかな?と思うときには残りのページ数が少なかったので、最後が怒涛の展開すぎて呆気なかった気がする…。
もう少し後味が残るように後半の描写が欲しかった。
ただ人間描写はすばらしく読みやすかったので、積読中の他作品も読み進めたいと思う。
Posted by ブクログ
急転直下の"大どんでん返し"に驚愕必至!と謳われていますが、まあまあまあという感じ。
だろうね、良かったね、
死刑について考えさせられる系でした。
宗教という、簡単には介入できない人を語り手に持ってくるのがズルいし、伝えたいことを直接伝えるという点において、ベストだとは分かっていても普通には出来ない技だと思ったので、やはりすごい。
この本に限らず、中山大先生は言いたいこと伝えたいことが明確にあるし、そのために言葉を紡いでるようにも感じられるから、それを真正面から受け取るのが心地よくて読み暮れられる、とても良い
Posted by ブクログ
死刑囚の関根の無実を信じ、教誨師の顕真先生が探偵よろしく奮闘するストーリー。
刑事と坊主という組み合わせは新鮮であり、途中まではミステリーとして読みやすかっるものの、最後のどんでん返し(なのか?)はだいぶ無理やりに思えた。
とはいえ、加害者に甘く被害者に厳しいというのは事実だと思うので、そこは共感した。
Posted by ブクログ
☆3.5かな。
今まで読んだ中山七里作品と比べると少し雰囲気というか毛色が違ったように感じた。
他作品のように強烈な犯行シーン等があるわけではなく、かつ主人公がお坊さんなせいか、死刑執行が迫っていて切羽詰まった状況のはずなのに、話全体に終始落ち着いた印象を受けた。
そのせいか前半部分は正直少しいまいちだった。
でも後半は山での出来事や事件の詳細等が明らかになっていき面白かった。
死刑制度については私はあるべきだと思う。
人に危害を加えておきながら税金でぬくぬく生かしてもらいまた出てくるなんて冗談じゃない。
作中でも述べられていたけど、本当にこの国は加害者に甘く被害者に冷たいと感じる…
凶悪犯罪者なんてみんな死刑にしてしまえと思う反面、本作のような冤罪も決してゼロではないからそれも難しいところなんだろうな…