中山七里のレビュー一覧

  • 能面検事の奮迅

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    シリーズ、第二弾。
    『能面検事』と噂される沈着冷静な検事・不破 俊太郎の活躍するミステリー。

    学校法人に対する国有地払い下げに関して、近畿財務局職員の収賄容疑が浮上する。

    そして、相次ぐ不祥事に最高検から調査チームが派遣される。その中には、あの人物がいた。
    ミステリー好きにはたまりませんね。

    そして、事件の関連で新たな謎が浮かび上がる。
    そこに現れた驚愕の真実とは?

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    2025年05月17日
  • 追憶の夜想曲

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    ネタバレ

    中山さんの小説が好きなので一気読みしたけど、もしかしたらこれはシリーズなのかな?二冊目?
    犯人の目星や御子柴の過去の事件との絡みは薄ら見当はつくけど、やはり文章力でグッと引き込まれました。特に人物達に魅力はないもののシリーズは全部読みたくなった。
    とりあえずジジイこそ頭と四肢バラバラにされてほしい。一番の胸糞はこいつとその息子でした。

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    2025年05月16日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    加害者であった過去を持つ御子柴が贖罪をどう果たすのかという重いテーマで、御子柴を許せないと思いながらも、次第に彼の行動の意味を考えさせられ、単純な善悪では判断できない複雑な感情を抱きました。また御子柴の過去の描写で彼がどのように被害者に対して罪を償おうと決心したのかという心情の変化と、弁護士になろうと決心した経緯について周囲との人間関係や出来事をもとに描写されており、彼の贖罪は、ただの反省や謝罪ではなく、罪を背負いながら法の場で戦うことであるように感じ、御子柴の人物像について“元死体配達人”から"御子柴礼司"へ解像度を深めることが出来たと感じました。

    作中の証人尋問や証拠

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    2025年05月16日
  • テロリストの家

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    ネタバレ

    最初から最後まで、まるで崖の縁を歩いているかのような緊張感に包まれた一冊だった。息をつく間もない展開に、ページをめくる手が止まらなかった。

    物語の中心にいるのは、公安のエリート・幣原。その息子がまさかのテロリスト志願者として晒されるという衝撃的な展開に、ただただ唖然とした。国の中枢に関わる父親を持ちながら、どうしてそんな道を選んだのか。その謎に迫っていく過程で描かれる幣原の苦悩、そして何よりも母親の切迫した感情が胸に刺さった。

    物語の途中、母親の予想外の行動に「ちょっと待ってよ!」とイライラしてしまう場面もあったが、それもまた彼女の必死さの表れなのだと感じた。

    そして、ラストに明かされる

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    2025年05月16日
  • 隣はシリアルキラー

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    様々な社会の闇や生きにくさが浮き彫りにされる。終始読みやすく、ヒリヒリする緊張感と主人公の葛藤を感じつつも、ラスト数ページまで完全に気を抜いてた。こういう終わりかって…思ってたらいやいやさすが!

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    2025年05月16日
  • こちら空港警察

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    空港を舞台にした事件は珍しくて面白かった
    署長の過去がとくになかったのが気になったが続編前提なのかも?

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    2025年05月16日
  • 祝祭のハングマン

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    ネタバレ

    解決困難な事件を主人公が見事に解決に導く、というようなこれまでの中山七里さんの作品とは違って、解決しないまま主人公が復讐をする。今までとは違った新鮮な作品でした。

    口コミでは主人公の瑠衣に魅力を感じないとありました。確かに他の作品の主人公は、複雑な過去を持っていたり、猪突猛進な性格であったりなどはなく、まだ未熟なキャラクターだと思いましたが、その人間味のある性格が作品に感情移入させてくれたと感じます。

    普通の生活のちょっとした描写が、父親が亡くなってしまったのだと実感させられ、切なさにうるっときました。

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    2025年05月15日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    ヒポクラテスの悔恨
    著者:中山七里

    **あらすじ**:
    「これから一人だけ誰かを殺す。自然死にしか見えないかたちで――」。斯界の権威・光崎に届いた謎の犯行予告。死者の声なき声を聞く法医学の現場で、悪意の影に潜む因縁が明らかになっていく。シリーズ第4弾にして、慟哭の展開を迎える本格法医学ミステリー。

    **感想**:
    シリーズ4作目となり、主要キャラクターたちの成長がはっきりと感じられました。真琴の冷静さと誠実さは健在ですが、特に古手川刑事の判断力と行動力の増加には目を見張るものがあります。その無鉄砲とも言える突進力と、それを裏付ける鋭い直感には、「これが刑事の勘なのか」と唸らされる場面が多々

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    2025年05月15日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    『人が他人に手を差し伸べるのは、自分が善人であると信じ込みたいからだよ』
    過去の”いい人”でいようと必死になっていた自分と重ね合わせ、少々傷口に塩が塗られた感覚が。


    後味悪い読後感。自分の見栄とプライドを守るために、人を殺めてでもーー追いつめられた側の狂気と、追いつめてしまっていた側の負い目への狂気。人は愚かだな。……リアルの世界でも通じますね。と、世を知りきった顔になってしまう、愚かなわたし(笑)なに達観してんだよわたし(苦笑)


    中山七里沼にハマってしまい///…これから、渡瀬シリーズと毒島シリーズも読んでいこうかな、と。

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    2025年05月13日
  • 秋山善吉工務店

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    こんな祖父が居たら頼もしいし尊敬出来る。発する言葉も考えられ押さえている物と咄嗟に発する叱咤なども趣きがある。
    裏切らないから信頼の人の繋がりが出来ていて今の時代では稀有の存在感。
    ただ亡くなってしまうというストーリーは呆気なく、生きててのエンディングが欲しかった。

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    2025年05月13日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    映画で見たときは暗くてつまらないと思ったけど、本で読んだら面白かった。
    ちゃんとどんでん返しもあったのか。
    そして最後主人公の前でも安楽死の是非が問われる展開はさすが。

    安楽死問題は必ず意見が分かれるが、死ぬ権利って確かに必要だよなと。安楽死賛成派です。

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    2025年05月12日
  • おわかれはモーツァルト

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    ネタバレ

    訳あって読書から半年離れていましたが、久々に読めるようになった1冊目にチョイス。やはり読書はいいと思わせてくれる期待通りの1冊でした。
    岬洋介シリーズ8作目らしい。(どれも全部いい!今モーレツに読み返したくなってる)
    他の作曲家に比べモーツァルトは好きでも嫌いでもないけど、やはり聴いてみたいと思わせてくれるる描写。特に最後の「2台のピアノのための協奏曲」!
    盲目ピアニストの榊場隆平のピンチにコンサートを投げ打って即かけつける岬洋介、想像はしていたけどやはり嬉しい。そして、そのことばのひとつひとつが癒しとなって、震える榊場を平常の気持ちに戻していく。読んでるこっちも穏やかになりました。
    解説であ

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    2025年05月11日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    ヒポクラテスの憂鬱
    著者:中山七里

    **あらすじ:**
    埼玉県警のホームページ掲示板に、「コレクター(修正者)」と名乗る謎の人物から不可解な書き込みが寄せられる。それは、事故死や病死として処理されそうな遺体の解剖を促すものであった。県警の要請を受け、浦和医大法医学教室の光崎教授と研修医・栂野真琴がその真相を確かめるべく解剖を進めるが――。死の裏に潜む真実を暴く、医療×ミステリーの第2弾。

    **感想:**
    シリーズ第二弾となる本作では、主要キャラクターたちへの愛着が一層深まりました。ヒポクラテスの誓いを体現する光崎教授、アメリカンの発想と四字熟語に詳しいキャシー准教授、不器用ながらも信念を持

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    2025年05月11日
  • 能面検事の奮迅

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    学校法人に対する国有地払下げに関して近畿財務局職員の収賄疑惑が。
    大阪地検特捜部が捜査を始めるが、
    今度は担当検事による文書改竄疑惑が浮上する。

    相次ぐ不祥事に最高検から調査チームが派遣され、
    一級検事の不破俊太郎も特捜部の調べに加わることに。

    どんな圧力にも表情を変えぬ<能面検事>が、
    事務官の惣領美晴とともに難事件の真相を追う。

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    これは不破俊太郎にしか解決できひん事件やなと思った。
    すごいよくできた内容に驚いた。

    半分ぐらいまでは、事件が起きてその取調べをして、何も

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    2025年05月11日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    オーディブルにて。

    犬養刑事シリーズ3冊目。
    今回は記憶障害の女性、医者の娘、後遺症に悩む子供達の誘拐事件。
    何が目的で、犯人は誰か。
    最後の最後にどんでん返しもあり、面白かった。

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    2025年05月10日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    エンタメとして、ミステリーとして成立させながらも、群衆心理や思想の課題と、自我肥大による犯罪者をぶった斬る。現代社会の扇動的な世論に対して、主語を大きくしないとか、好き嫌いが思想の衣を纏うなど、情報に対するリテラシーの上で大事なことも伝える小説。主人公のセリフで表されたのと同じ作者の矜持を実現した様な小説。
    しかし、思想を嗜好と思考と行動とにを徹底的に理論的に分解して、破壊していく主人公の様は、ある意味でいかなる思想も倫理をも認めない、全てはエゴ?的な危うさも感じ、核分裂により全てを破壊する様な印象もある。作中で原発と揶揄したあだ名がつけられるのも頷ける。それ故に主人公は、法の執行官という役割

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    2025年05月10日
  • ヒポクラテスの誓い

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    ヒポクラテスの誓い
    著者:中山七里

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    **あらすじ**
    浦和医大・法医学教室に「試用期間」として配属された研修医の栂野真琴。彼女を待っていたのは、偏屈で妥協を許さない法医学教授・光崎藤次郎と、遺体に対して独特の愛着を持つ外国人准教授・キャシー。光崎は一見事件性のなさそうな遺体でも執拗に解剖を行い、「既往症のある遺体が出たら教えろ」と真琴に指示する。その真意とは? 医学と司法が交差する本格法医学ミステリーの幕が上がる。

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    **感想**
    中山七里さんのシリーズ作品を読み進める中で、本作は特に異色の存在感を放っていました。医療ミステリーの中でも「法医学」に焦点を当てたジャンルは非

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    2025年05月09日
  • どこかでベートーヴェン

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    ネタバレ

    岬洋介の過去が詰め込まれた話。
    中山先生による音楽ミステリーの続編。

    岬がどれだけの才能を持ったバケモノなのか、他の音楽科のクラスメイトと対比させる形で描かれる。
    天才と凡人の間の越えられない壁があることに気づかなければならないなんて残酷だなあ。
    自分はきちんと適所で勇気を持って決断できてるのかな。

    選択すること、諦めることには勇気がいるというフレーズに共感した。決断する勇気の前に、それらと向かい合おうとすることもしんどい事だから、人生選択に幅があるうちに、勇気を出すべきタイミングがあるんだろうなあと思った。

    左手でペン回しとわざわざ書いてあったので、犯人はあっさりと分かった。
    ミステリ

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    2025年05月08日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    今回は連作短編集?
    バス事故を起こした運転手、いじめで自殺した中学生、殺された小説家、新婚の中年、認知症のおばあちゃん、性同一性障害の男子、殺された老人。

    法律は行動しか裁けず、殺意の立証は難しい とあり、なるほどなと。今回は殺人教唆とはいかなくても犯人の身近に殺意があり、それが焦点に。

    面白かった。

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    2025年05月07日
  • 夜がどれほど暗くても

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    息子が大学の先生にストーカーをし、先生とその夫も殺し自分も亡くなったと警察から連絡を受けた父親
    週刊誌の副編集長をしていた父親が加害者家族になり、妻にも出て行かれ仕事もうまくいかず、そんな時出会ったのは被害者の14歳の娘だった

    ラストはよかった!

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    2025年05月07日