中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった!!
テーマである「引き篭もり」をきっかけに起きる事件の数々に戦慄し、導入に出てきたシーンが最後綺麗に回収される手腕は圧巻だった。
引き篭もりと家族の溝が、とてもリアルに描かれています。中には犯人に同情を覚える事件もあり、世の中にはこういう家庭もあるのだという勉強にもなりました。
個人的には真琴と古手川のやりとりが好きです。
最後の一文はクスッと笑えて最高でした。
古手川の空気の読めなさは、いっそ好感が持てます。この2人はくっつく直前くらいの温度感で、ずっと痛快な会話をしていて欲しい。
読めば読むほど好きになるシリーズ。
次作も読むのが楽しみです。
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Posted by ブクログ
氏家京太郎シリーズに出てきた五百旗頭亘が気になり本作を手に取った。
やはり好きなキャラクターだった。
本作を読む前に特殊清掃について動画で予習したのだが、いつからこういう仕事は出来たのだろうか。今の世の中には無くてはならない重要な仕事になっていると思う。
題材が題材だけに中々きつい表現も出てくるがこれが現実なのだろう。
これでもまだ小説として読める範囲に留めていると感じた。
孤独に亡くなってしまった人達の思いを拾って行く構成だが、時にはミステリー、時にはヒューマンドラマに繋がって行く。
中でもミュージシャンを目指していた五百旗頭の部下の白井の旧友が孤独死してしまった話は感動した。
もし独 -
Posted by ブクログ
岬洋介のエピソード・ゼロとなる高校生時代の最初の事件。
本作では岬洋介の持って生まれたピアニストとしての才能を遺憾なく発揮し、また検察官としての資質も垣間見せる。その後の人生を左右する突発性難聴が発症し、父親の岬恭介検事との確執も詳しく描かれているため岬洋介シリーズの中でも最重要な作品の一つではないだろうか。
ただし、本作は同級生たちの純粋なというよりも本能的なと言うべき、才能を持つ者への嫉妬と悪意、更には凡人である自己のアイデンティティを守るための醜い言動が読んでいて非常に不快に感じる。凡人である私自身も高校生の頃はこうだったんだろうなと顧みるとなお一層自己嫌悪で不快になる。(とは言え自分の