中山七里のレビュー一覧

  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    短編やショートの詰め合わせがたくさんあり満足感のある1冊でした。
    デビュー15周年とのことですが、本当に休む間もなく書き続けているのだなぁと思いました。

    エッセイの中で、出版社の方にどんな設定がよいかいくつも候補を出してもらい、設定を全部入れるのは大変と言いながらも全部を網羅した著者と、1つでいいのにと思っていた出版社のすれ違いエピソードのくだりが面白かったです。

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    2025年09月24日
  • ふたたび嗤う淑女

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    嗤う淑女シリーズ2作目。ここまでくると展開のパターンはなんとなく読めてくるのに、それでもページをめくる手が止まらなかった。
    国会議員・柳井耕一郎と関わる人たちが次々と事件性のない死を遂げていく。淑女は自分の手を汚すことなく、人の心を操り、嗜虐心のままに追い詰めていく。その恐ろしさは前作以上。

    途中までは控えめな亜香里の存在感が強い気がしていたけれど、最後にその理由がしっかりと明かされる。そしてまた淑女は嗤う。
    読み進める中で時折覚えた違和感も、ラストで一気に繋がって「そういうことか!」と驚かされる。前作に負けない大どんでん返しに、またしてもやられてしまった。

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    2025年09月23日
  • ヒポクラテスの試練

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    ネタバレ

    面白かった!!
    まさか真犯人がペギョンとは想像もできなくて、最終章の種明かしはゾクゾクしました。
    同時に売春という社会の闇にも触れ、社会問題も絡め合わせた、秀逸な一作だと感じました。

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    2025年09月23日
  • 鬼の哭(な)く里

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    2020年8月のコロナ禍、岡山県の限界集落が舞台
    殺人鬼の言い伝えとか余所者文化とか「いやいやまさかこの時代に」と思いたくても、コロナ禍の混乱はまさにこの集落が世界の縮図だったと思う
    ホラー要素のあるミステリだけど、近い昔を振り返って反省もできる物語でした

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    2025年09月22日
  • 嗤う淑女 二人

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    蒲生美智留のシリーズ3作目だが、実は「カエル男」と関連している。「連続殺人鬼カエル男 ふたたび」を読んだ次は本作を読まなければカエル男シリーズ最終作の「完結編」と繋がらない。誠にややこしい次第だ。
    タイトルの「二人」の内の一人はもちろん蒲生美智留だが、最後のクライマックスまでほとんど出てこない。実行犯として登場するのは八刑を脱走した有働さゆりであり、遂に彼女は大量殺人犯のテロリストとなってしまう。(この前提があって「カエル男」の完結編へと話が繋がる)
    各シリーズ主役の蒲生美智留と有働さゆりのタッグに加えて、有働さゆりと濃い接点があった人物として古手川刑事と御子柴礼司まで登場する本作は、まさにシリーズ横断してキャラクターが活躍する中山七里の本領発揮と言っていいだろう。
    この殺人を屁とも思わない稀代の悪女二人。「カエル男」は完結編が世に出ているが、蒲生美智留のこの後の作品はまだ出ていない。さて、淑女の次回作はいつになるのか楽しみだ。

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    2025年09月22日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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     キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
     この作品でとりあえずの中山七里先生の作品はコンプです!!よくやった!!って自分でも褒めておきましょう!!

     この作品は、デビュー15周年を迎える中山七里先生の短編とエッセイを、ぎゅっ〜っと詰め込んだ作品です。いやはや、短編というよりショートショート??いずれの作品も、読んだことがなかったんで、面白く読めました!!エッセイも面白かったし、手掛けられた解説も興味深く読めました。ちなみに、この表紙も好きです。
     
     ( ゚д゚)ハッ!そういえば、アンソロジーは読んでこなかったけど、コンプでいいのだろうか^^;この作品を読んだから、自分の中ではいいことにしちゃいましょうっ!(自分に都合のいいように考えるのは得意です)。

     で、どの短編も趣向を凝らした作品になってます。「死ぬか、太るか」「愛しきマンチカン」「ポセイドンの罰」が私好みでしたね!

     でも、すぐに新刊でちゃうんだな〜!そこは、中山七里先生だもの!!これからも追いかけますよ(*^^)v

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    2025年09月22日
  • 能面検事の死闘

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    冒頭の無差別殺人のシーンは、読むのが辛かった。
    その後の笹清の取り調べも、不快感でしんどく。
    重傷を負いながらも事件を追う不破の姿が頼もしかった。
    事件の真相はなんともやりきれないものだった。
    これで、シリーズ既刊分は読んでしまったので、続きを楽しみに待とう。

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    2025年09月22日
  • 能面検事の死闘

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    能面検事シリーズ第三弾。

    冒頭から7名が殺害される無差別殺人事件が発生。それはほんの序章に過ぎず、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生する。

    さらには犯人に逃亡され、不破検事も新たな爆発事件に巻き込まれる。

    ラストではこれまで隠されてきた不破検事の人間性が垣間見られる。

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    2025年09月21日
  • 特殊清掃人

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    特殊清掃を通じて、生きている人の思いや醜さを描くミステリー。
    社会派のようであるけど、少し軽めな印象。どちらかと言えば法医学もののヒポクラテスシリーズに近いか。

    4編の短編集のようになっていて、特に3編目が秀逸だと感じた。
    特殊清掃がメインテーマではあるが、最終的には遺品整理と遺品の謎がミステリー要素として強くなっていく。清掃はあくまでもそれが見つかるための要素になる。
    良いテーマだけど、話が進むほど特殊清掃後のミステリーがメインになってくるので、短編でしかできないテーマだと感じた。

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    2025年09月21日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    テミスの剣の登場人物の外伝的作品。
    それぞれの短編が小気味良く進んでいき、主人公の葛城と円の関係性も温かみを感じる。
    という感じで心地よく読み進めていったら、最後の最期で驚愕の展開!!

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    2025年09月19日
  • 能面検事の奮迅

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    能面検事の続編で、話しの展開が非常に面白くテンポも良い。実際の事件に似た設定がまた面白くストーリーに引き込まれるが、惣領書記官の成長しなさっぷりが前回に引き続きイラっとする。もう少し成長してくれ、と共感も応援もできないキャラのまま…

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    2025年09月19日
  • 能面検事の奮迅

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    能面シリーズ2
    今回も不破俊太郎、何があってもブレません。
    ある意味、ここまで来ると潔くて惚れ惚れします。逆に事務員の惣領美晴はブレブレで親近感が湧きます。
    本書は惣領さん視点がメインで物語が進む為、主人公不破の胸の内が掴めないので読んでいても能面っぷりが充分伝わって来ます。

    また岬洋介シリーズのお父さん、岬検事が登場するのも中山七里さん愛読者として嬉しい限りです。

    最後も能面検事の優しさと不器用さが出て納得の終わり方でした。


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    2025年09月17日
  • 能面検事の奮迅

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    これまた、良かった。
    能面検事不破俊太郎、今回は仲間?同僚?の検事に文書改竄疑惑が。能面の裏が垣間見れる今作は、実に面白い。そして、やはり格好いいし、憧れます。こんな風に誰にも媚びずに仕事が出来るって本当に凄い。まあ確かに美晴さんは大変だと思いますが(笑)

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    2025年09月16日
  • 能面検事の死闘

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    能面検事シリーズ3作目。
    今回はかなりヤバい事件だが、これと似たような事が現実でも起こらないと言えないところが怖い。
    まず最初の無差別殺人については、就職氷河期世代の不満を代弁したような犯人の主張がイラッとさせられるが、その尻馬に乗って同調する輩にも腹が立つ。自分の身の回りを見てみると、仕事が出来ない人は必ずと言っていいほど何でも他人のせいにする。こうなったのは親が悪い。学校が悪い。会社が悪い。政府が悪い。世の中が悪い。自身の能力や努力不足を省みず、全て自分以外のせいでこうなってしまったと言う。何でもかんでも他人のせいにすれば自分の至らなさには目を向けないで済むし文句を言えばスカッとする。極めて楽な選択肢だ。今回の犯人たちを就職氷河期世代などと世代や集団で纏めて理解しようとするのは不破が言ったように間違っており、どの年齢層、どの集団にもこういう他人のせいにしたがる人はいる。
    次の爆破事件の犯人については、さすがに犯人は最後まで分からなかったが、動機というか何のためにこういう騒ぎを起こしているのかは割と早い段階(ストーリー半分の頃)で想像できた。中山七里を読み過ぎて思考パターンが分かってきたのかな?

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    2025年09月16日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    最初の伏線が最後に回収されるというパターン。
    犯人に至る経緯は大きく省略というのもパターンかな。

    解説がいただけない。我田引水の紀藤弁護士,これが残念すぎるので星を1つ減らした(著者が悪いのではなく編集者?出版社が悪いのだが)。

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    2025年09月16日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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     静おばあちゃんと要介護探偵第2弾、銀齢探偵社です。日本で20番目の元女性判事、静おばあちゃんと名古屋で香月地所を経営する経済界の重鎮、香月玄太郎(半身不随で移動には車椅子を要する要介護状態)がこの作品でもやってくれましたよ♪前作では名古屋が舞台でしたが、今回は玄太郎ががん治療のために上京して入院することになったことから東京が舞台となります。

     医療過誤、構造書偽造、高齢者の運転ミス、孤独死や介護など、様々な問題を取り上げつつ、ふたりはそれぞれの信念をもってその裏の裏まで白日のもとに晒していきます。ほんと、ふたりともやっぱかっこいい!!こんなおばあちゃんとおじいちゃん、好きなんですよね!

     「静おばあちゃんにおまかせ」に登場した孫娘の円も、あと司法修習生だった岬洋介もちょこっと登場します!!ラストがちょっと切なさを誘いますが、全体的にはライトな読みやすい作品でした。

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    2025年09月16日
  • 氏家京太郎、奔る

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    このシリーズは舞台が科捜研ではなく民間の鑑定センターであるがゆえに、「鑑定」と「推理」の両視点から事件を解決していく過程が楽しめるのが魅力だと思います。
    今回は検察側が半ば嫌がらせで提供してきた試料を別の観点から見事に利用したところが痛快で面白かった!
    また氏家氏の少年時代と、人間味のある面が見られたのがよかったです。

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    2025年09月15日
  • 翼がなくても

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    今回はミステリーの要素は控えめ
    ても、御子柴弁護士と犬飼刑事がまみえるシーンは見どころあり
    障害者をとりまく環境にスポットを当てた一作

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    2025年09月15日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    なかなか面白いやん!

    中山七里さんの短編集。
    短編もあり、ショートショートって感じのもあり!エッセイもあり!
    盛り沢山!
    たまに、シリーズもんの登場人物出て来たりするんで、更に良い!

    何気に、ホロコーストもんみたいなのも
    「オシフィエンチム駅へ」
    (オシフィエンチム…ドイツ語名はアウシュヴィッツ)
    「アンゲリカのクリスマスローズ」

    今まで、あちこちで描いのをまとめてるんやな。
    「5分で読める!ひと駅ストーリー」などに掲載されたやつ。

    エッセイも本音モードやから、面白い!
    能面検事は、シリーズ化できるもの!という要望から作ったみたい。プレッシャー半端ないやん。
    今まで、シリーズ化を考えて作ってないらしく、続編書くのしんどいみたい。まぁ、シリーズだらけやけど(^^;;

    なんと、最後に自身が解説したのまで載ってる!
    赤川次郎さんまで、解説してんねんな!
    村上龍さんも!
    凄い!

    これはこれで面白い!


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    東野圭吾さん原作の新シリーズ!
    原作も読んでるし、行かんと!

    「ブラック・ショーマン」

    観て来た〜!
    東野圭吾さんが、福山雅治さんのご要望により描いたんと違ったっけ?
    福山さんも気合い入ってて、バーのお酒全部、家にあるの持って来てるらしい。(めっちゃ高いお酒)

    元マジシャンが、兄の死の真相を解明する!「マジック=詐欺」みたいな感じ。
    警察騙したり、勝手に手帳拝借したりと悪い御手手やわ。
    それで、真相究明!
    答え合わせは!
     『It’ Show Time』
    で始まる!
    まぁ、ショータイムなんで、ええんかもしれんけど、ちと大袈裟過ぎんか?
    そこまで、するんやったら、
     『グランドイリュージョン』
    ぐらいした方が…

    56歳やで!カッコええわ!
    レイトショーやったけど、人いっぱいやった…

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    2025年09月15日
  • 護られなかった者たちへ

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    読んでいて辛くなる
    生活保護の不正受給と
    本当に必要な人に届かない現実

    後半から何か犯人違和感あるな〜と
    思っていたら
    あ?そういう事?だったのね
    「護られなかった者たちへ」
    タイトル凄いなぁ

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    2025年09月14日