中山七里のレビュー一覧

  • おやすみラフマニノフ

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    岬洋介シリーズ第2弾。再読になります。なんとなくあらすじは覚えていて、犯人もわかってたけど面白かったです。晶くんがいい子です。
    殺人事件の起きないミステリなのでちょっと物足りなかったです。

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    2025年06月02日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    臓器売買の社会問題を風刺していて
    考えさせられる物語だった。
    自分の子供が臓器不全になったらと
    置き換えると何とも悩ましい。
    親の気持ち、刑事の気持ちどちらも大切。
    わずかなお金持ちが世の中を動かせている
    現実をみたような気がする。
    貧困は、考えてる以上に根深い問題だ。
    今後の犬養刑事を早く読んでみたい。

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    2025年06月02日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    科捜研勤務から独立し、民間の科学鑑定を行う会社を立ち上げた氏家京太郎、シリーズ一作目。

    ある日、鑑定センターに残虐な連続殺人犯にまつわる鑑定依頼が舞い込んだ。犯人はうち2件の容疑は認めているものの、最後の事件は否認していると言う。
    警察と弁護士、元同僚や組織との確執を交えながら事件の真相を追っていく。
    あちこち絡んでいく人間模様も面白く、一気に読んでしまった。
    論理と倫理の兼ね合い。

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    2025年06月02日
  • 夜がどれほど暗くても

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    オーディブルにて。

    マスコミという職業でありながら加害者遺族となった主人公と、被害者遺族の少女との話。
    被害者遺族にも誹謗中傷があるとは。
    ミステリーとしても楽しめた。

    評価外だが、ナレーターの方は色々な声を演じ分けててすごいが、女性の声や話し方がバーのおばさんのようで私には合わなかった。

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    2025年06月02日
  • ネメシスの使者

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    ネタバレ

    テミスの剣シリーズと知らずに読み始めて渡瀬、
    古手川コンビ登場でテンションあがりました。

    今回のテーマは死刑判決の是非。
    加害者、被害者家族への世間の目、
    警察組織の保身、自分たちの正義を振りかざす
    マスコミ、SNSの投稿者。
    いつもながら日本の問題点を突いてくる
    中山七里さんの世界は痛快です。

    犯人逮捕からラストの流れは予想できましたが
    それ以上に渋沢判事の最後の言葉に人間の怖さを
    感じました。

    それにしても渡瀬刑事の一貫した考え、行動は
    かっこいいですね。

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    2025年06月01日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    相変わらず表紙が素敵。
    構図が絶妙。

    ミイラ化死体とか、自分には全く実用的ではない知識だけれど、ヒポクラテスシリーズにはいつも充足感を感じてしまう。
    だから好き。

    今回の三崎教授は客観的描写だったのに、それでも重鎮感が半端なかった。

    どこにでもある問題で、どこにでも起こり得る紙一重のような悲劇。
    最後は、そこに繋がるのか!?という驚き。
    現実に、司法解剖されずに事故として処理されてしまうことがあるのかもしれないと思った。

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    2025年06月01日
  • 人面瘡探偵

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    ネタバレ

    相続鑑定士である主人公が訪れたのは信州の山林王、本城家。遺産争いが苛烈な中、相続人が一人また一人と殺されていく……。

    解説にもある通り、骨組みは横溝正史のド定番な感じ。

    主人公の右肩に宿る傲岸不遜な人面瘡のジンさん。宿主である主人公に色々と指示を出して探偵の真似事をさせたりと面白い設定。

    流れ的に犯人は確定するけどちょっと一捻り入ってた。終わりの少しの後味の悪さ、大好き。

    因習村にありがちな近親相姦とか家父長制とか濃縮されてたね。

    オチの一人二役は一番現実的なんだけど、本当に人面瘡がいるっていうファンタジー設定が個人的には良かったな。
    主人公が誰よりもヤバい奴だった。

    続編があるみ

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    2025年06月01日
  • 魔女は甦る

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    ネタバレ

    槇畑と美里は助かったのだろうか。
    ヒートに汚染され続ける野生生物が人間を襲い人間が人間を襲いおぞましいバッドエンドになってしまったのか。カラス捕まえるのは難しいし解毒剤が開発されることはなさそうだし。

    ・「人の心を支配する魔法、人を獣に変えてしまう魔法」

    ・「そう。桐生隆を殺害したのはヒートに汚染されたカラスどもだ」

    ・「ある雪の降る夜、男の子と女の子が森で道に迷っていると真っ白なお城がありました。二人は喜んで中に入って行きました。でも、それは魔女の棲む城だったのです……ってね」

    ・家族とか恋人なんて、ただそこにいるだけじゃなく、もうとっくに自分の一部になっている。それをなくしちゃうの

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    2025年05月30日
  • 彷徨う者たち

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    中盤、似たような展開が多く見られるものの結末は読ませる。
    東日本大震災はすでに終わり、復興の目処もついている。そんな訳はない。地震で何もかも失った者たちと、失わずに済んだ者たち。中山七里の事だからラストに何か仕掛けてくる、それは分かってはいたがこの結末は苦い。その癖奇妙な爽やかさがある。291頁と短いが濃密である。

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    2025年05月30日
  • 能面検事の奮迅

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    ネタバレ

    不破検事シリーズ第二作目の今作。
    私立小学校建設に伴う国有地払い下げに関する収賄疑惑が発覚する。捜査の過程で新たに文書改竄の疑惑も発覚。
    情を持たず能面が本来の姿と思われていた不破検事の新たな一面を知ることができてどこか一安心しました。
    面白い作品でした!

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    2025年05月30日
  • 総理にされた男

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     この作品も読まなくてはならない中山七里先生の作品!ただちょっとパッと見、厚みのある作品で、後回しになってたんですねぇ…。勇気を出して手にして、読み始めると結構サクサク読めちゃって!面白かったです(*^^)v

     この作品の主人公は、売れない俳優志望の加納慎策…現総理大臣の真垣統一郎にそっくりなことを活かしてそのモノマネで生計を立てていた。ある日、慎策は首相官邸に拉致され、真垣総理が意識不明の重体であることを知らされ、その替え玉となるよう提示されるのだが…。

     そんなことってある??とか思いながらも、こんな一般庶民目線の政治家がいてくれたらいいな〜って感じました。とはいえ、重い重圧が…という

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    2025年05月30日
  • 人面瘡探偵

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    え、めっちゃ面白かった。
    もともとバディーものが好きな私にとって、人面瘡ジンさんと三津木六兵の掛け合いによる謎解きはとても心地よくサクサクと読み進めることが出来た。

    山奥の村におきた相続問題の手助けのために相続財産の鑑定に訪れた六兵だったが、相続人のひとりが死んだのを皮切りに次々と連続殺人がおこる。その謎を人面瘡と解き明かすという展開。物語の後半の展開は評価が分かれそうだなぁとも感じたが、ミステリーとして1つの終わりを迎えているので個人的にはそんなに気にはならなかった。むしろ、物語の最後の1ページ……どういうことなのかと、心がザワついた。次の巻も必ず読もうと思う

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    2025年05月29日
  • 悪徳の輪舞曲

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    御子柴礼司シリーズ。御子柴の妹、梓が依頼に来た
    内容は2人の母親の弁護。御子柴は母親の弁護に無意識のうちに戸惑いながら事件について調べ始める。
    事件の加害者の家族に向けられる世間の悪意を描写しながら御子柴はそれらを鼻で笑う。前作は父親当然の男の弁護だったが、今作はおよそ血縁とは思えない母親の弁護に御子柴は何を思うのか被害者の遺族と加害者の家族に焦点をおいた最後まで気の抜けない作品でした

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    2025年05月29日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    ミステリの書き方がコンパクトにまとまっていて参考になる。って何かを書く予定はないけれど。冒頭の「抑えておきたい古典一〇選」は8割既読だけど、未読本も含めてもう一回読んでみたい。睡眠時間を削って作品を書いている状況が大変そう。作家さん大変だ。プロットはきっちり書くとか、書くためにたくさん読むべきとか、森博嗣さんとは結構方法が異なっている。とにかく量産すべしってのは共通点かも。

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    2025年05月29日
  • 翼がなくても

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    ミステリーと障害者スポーツの現状をミックスさせた中山七里ならではの作品。本作では何と犬養隼人と御子柴礼司が登場する。しかも御子柴はちょっとの顔出しではなく、まあまあ重要な役割だ。中山七里のシリーズを越えたキャラクターの共演が楽しめる。
    さて、ミステリーの方は途中からある程度タネが想像できたのでここでは言及しないが、障害者スポーツ関連については非常に勉強になった。最近でこそオリンピックとパラリンピックが共催されてテニスの藤枝慎吾や小田凱人、上地結衣などのお陰で多少は認知度が高まってはいるが、それでもマスコミの報道は圧倒的に少なく、当然それに比例して一般人の認知度も高くない。基本的には「無関心」が

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    2025年05月26日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    面白かった。

    犯罪-連続殺人を犯してでも、守りたいものってなんだろうと考えさせられた。
    犯人に全く共感ができなかったけど、こういう人もいるのかなくらいで。

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    2025年05月24日
  • いつまでもショパン

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    岬洋介シリーズは現在8作が刊行されていますが、本作はその第3弾にあたります。シリーズと言いつつ、岬洋介はあくまでサブキャラクター的な立ち位置で、作品ごとに主人公が異なるのが特徴です。

    「おやすみラフマニノフ」と同様、音楽に関する描写では専門用語が多用されており、クラシック音楽に不慣れな読者にはやや難解に感じられる部分があります。一方で、音楽描写は非常に本格的で、作品全体にリアリティを与えています。

    冒頭では、実在の事件であるポーランド政府専用機墜落事故が描かれており、その描写の緻密さには驚かされました。ロシアとの国際関係にも触れ、現実味のある描写が印象的です。

    ミステリー要素についてはや

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    2025年05月24日
  • ドクター・デスの再臨

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    オーディブル試聴。
    す、すごい、犬養さんしてやられてばっかりだ!!と、最後の方ちょっと笑えてしまうくらいポンコツでした… もしかしたらカッコつけてるのにポンコツなところが彼のかわいい部分なのかもしれないです。
    ドクターデスの話はまだ続きの余地がありそうだけれど、そろそろ幕引きにしてもいいんじゃないかな…と思います!

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    2025年05月23日
  • こちら空港警察

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    成田空港を舞台とした数々の事件。
    冷酷無比に犯人と対決する署長の仁志村さんの手腕が痛快だった。すごく面白い!
    空港で働く人たち、本当に大変だと思う。

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    2025年05月23日
  • ドクター・デスの再臨

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    しばらく離れていた中山さん、ドクター・デスの続編。やはり考えさせられるテーマだけど、続編だけにその辺はこちらの感覚としても薄まってきたか。
    そして、どんでん返し。そう、そう、これだった!
    やはりお見事でした!

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    2025年05月24日