中山七里のレビュー一覧
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嗤う淑女シリーズ2作目。ここまでくると展開のパターンはなんとなく読めてくるのに、それでもページをめくる手が止まらなかった。
国会議員・柳井耕一郎と関わる人たちが次々と事件性のない死を遂げていく。淑女は自分の手を汚すことなく、人の心を操り、嗜虐心のままに追い詰めていく。その恐ろしさは前作以上。
途中までは控えめな亜香里の存在感が強い気がしていたけれど、最後にその理由がしっかりと明かされる。そしてまた淑女は嗤う。
読み進める中で時折覚えた違和感も、ラストで一気に繋がって「そういうことか!」と驚かされる。前作に負けない大どんでん返しに、またしてもやられてしまった。 -
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蒲生美智留のシリーズ3作目だが、実は「カエル男」と関連している。「連続殺人鬼カエル男 ふたたび」を読んだ次は本作を読まなければカエル男シリーズ最終作の「完結編」と繋がらない。誠にややこしい次第だ。
タイトルの「二人」の内の一人はもちろん蒲生美智留だが、最後のクライマックスまでほとんど出てこない。実行犯として登場するのは八刑を脱走した有働さゆりであり、遂に彼女は大量殺人犯のテロリストとなってしまう。(この前提があって「カエル男」の完結編へと話が繋がる)
各シリーズ主役の蒲生美智留と有働さゆりのタッグに加えて、有働さゆりと濃い接点があった人物として古手川刑事と御子柴礼司まで登場する本作は、まさにシリーズ横断してキャラクターが活躍する中山七里の本領発揮と言っていいだろう。
この殺人を屁とも思わない稀代の悪女二人。「カエル男」は完結編が世に出ているが、蒲生美智留のこの後の作品はまだ出ていない。さて、淑女の次回作はいつになるのか楽しみだ。 -
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
この作品でとりあえずの中山七里先生の作品はコンプです!!よくやった!!って自分でも褒めておきましょう!!
この作品は、デビュー15周年を迎える中山七里先生の短編とエッセイを、ぎゅっ〜っと詰め込んだ作品です。いやはや、短編というよりショートショート??いずれの作品も、読んだことがなかったんで、面白く読めました!!エッセイも面白かったし、手掛けられた解説も興味深く読めました。ちなみに、この表紙も好きです。
( ゚д゚)ハッ!そういえば、アンソロジーは読んでこなかったけど、コンプでいいのだろうか^^;この作品を読んだから、自分の中ではいいことにしちゃいましょうっ!(自分に都合のいいように考えるのは得意です)。
で、どの短編も趣向を凝らした作品になってます。「死ぬか、太るか」「愛しきマンチカン」「ポセイドンの罰」が私好みでしたね!
でも、すぐに新刊でちゃうんだな〜!そこは、中山七里先生だもの!!これからも追いかけますよ(*^^)v -
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能面検事シリーズ3作目。
今回はかなりヤバい事件だが、これと似たような事が現実でも起こらないと言えないところが怖い。
まず最初の無差別殺人については、就職氷河期世代の不満を代弁したような犯人の主張がイラッとさせられるが、その尻馬に乗って同調する輩にも腹が立つ。自分の身の回りを見てみると、仕事が出来ない人は必ずと言っていいほど何でも他人のせいにする。こうなったのは親が悪い。学校が悪い。会社が悪い。政府が悪い。世の中が悪い。自身の能力や努力不足を省みず、全て自分以外のせいでこうなってしまったと言う。何でもかんでも他人のせいにすれば自分の至らなさには目を向けないで済むし文句を言えばスカッとする。極めて楽な選択肢だ。今回の犯人たちを就職氷河期世代などと世代や集団で纏めて理解しようとするのは不破が言ったように間違っており、どの年齢層、どの集団にもこういう他人のせいにしたがる人はいる。
次の爆破事件の犯人については、さすがに犯人は最後まで分からなかったが、動機というか何のためにこういう騒ぎを起こしているのかは割と早い段階(ストーリー半分の頃)で想像できた。中山七里を読み過ぎて思考パターンが分かってきたのかな? -
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静おばあちゃんと要介護探偵第2弾、銀齢探偵社です。日本で20番目の元女性判事、静おばあちゃんと名古屋で香月地所を経営する経済界の重鎮、香月玄太郎(半身不随で移動には車椅子を要する要介護状態)がこの作品でもやってくれましたよ♪前作では名古屋が舞台でしたが、今回は玄太郎ががん治療のために上京して入院することになったことから東京が舞台となります。
医療過誤、構造書偽造、高齢者の運転ミス、孤独死や介護など、様々な問題を取り上げつつ、ふたりはそれぞれの信念をもってその裏の裏まで白日のもとに晒していきます。ほんと、ふたりともやっぱかっこいい!!こんなおばあちゃんとおじいちゃん、好きなんですよね!
「静おばあちゃんにおまかせ」に登場した孫娘の円も、あと司法修習生だった岬洋介もちょこっと登場します!!ラストがちょっと切なさを誘いますが、全体的にはライトな読みやすい作品でした。 -
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なかなか面白いやん!
中山七里さんの短編集。
短編もあり、ショートショートって感じのもあり!エッセイもあり!
盛り沢山!
たまに、シリーズもんの登場人物出て来たりするんで、更に良い!
何気に、ホロコーストもんみたいなのも
「オシフィエンチム駅へ」
(オシフィエンチム…ドイツ語名はアウシュヴィッツ)
「アンゲリカのクリスマスローズ」
今まで、あちこちで描いのをまとめてるんやな。
「5分で読める!ひと駅ストーリー」などに掲載されたやつ。
エッセイも本音モードやから、面白い!
能面検事は、シリーズ化できるもの!という要望から作ったみたい。プレッシャー半端ないやん。
今まで、シリーズ化を考えて作ってないらしく、続編書くのしんどいみたい。まぁ、シリーズだらけやけど(^^;;
なんと、最後に自身が解説したのまで載ってる!
赤川次郎さんまで、解説してんねんな!
村上龍さんも!
凄い!
これはこれで面白い!
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東野圭吾さん原作の新シリーズ!
原作も読んでるし、行かんと!
「ブラック・ショーマン」
観て来た〜!
東野圭吾さんが、福山雅治さんのご要望により描いたんと違ったっけ?
福山さんも気合い入ってて、バーのお酒全部、家にあるの持って来てるらしい。(めっちゃ高いお酒)
元マジシャンが、兄の死の真相を解明する!「マジック=詐欺」みたいな感じ。
警察騙したり、勝手に手帳拝借したりと悪い御手手やわ。
それで、真相究明!
答え合わせは!
『It’ Show Time』
で始まる!
まぁ、ショータイムなんで、ええんかもしれんけど、ちと大袈裟過ぎんか?
そこまで、するんやったら、
『グランドイリュージョン』
ぐらいした方が…
56歳やで!カッコええわ!
レイトショーやったけど、人いっぱいやった…