中山七里のレビュー一覧

  • どこかでベートーヴェン

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    ★4.0くらい
    こういう作品が大好きだったから嬉しい。御手洗もそうだけど、一作目で既に活躍している探偵(役)の過去のお話が読めるとワクワクするし作品に深みが出るので個人的にすごく好きです。
    岬のことがより好きになるお話でした。ミステリーとしては粗い気もしたけど良かったと思う。お話の終わり方も良い。

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    2025年02月23日
  • ヒポクラテスの試練

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    シリーズ3作目で、これまでの作品が連作短編の形式で会ったのとは異なり、一冊を通して一つの大きな事件を扱っています。
    普段は死者の解剖から真実を明らかにしてゆく光崎教授ですが、こんかいはエキノコックスという寄生虫の変種が感染を広げているかもしれないというパンデミックの危機に立ち向かうことになり、生者を相手にすることになります。
    いつものメンバー以外にも傲岸不遜な態度は変わらず、同じような友人・南条も登場人物に加わっての会話劇は秀逸です。

    古手川刑事と離れて、キャシー先生と共にアメリカで捜査に当たる真琴たちの前で明かされていく真実には思わず目をそむけたくなる部分もありますが、読後感は悪くなく、新

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    2025年02月22日
  • ドクター・デスの再臨

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    七里さん作品の魅力は、どんでん返しももちろんだけど、テーマにほんと考えさせられるところ。
    安楽死。
    尊厳死。
    個人的にはあってもいいと思っちゃう。
    痛みや苦しみの中で、毎日夢も希望もなく生きるのって、絶対つらいし。
    自分のことは自分で決めたいし。
    でも、きっと実際はそんなに単純じゃないんだろうな。

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    2025年02月21日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    前作がサスペンスなら今回は本格ミステリだ!
    過去の因縁と現在のリンクが見えてくる展開はさすがの一言だし、社会に対して毒を盛り込むメッセージも上手く機能していて巧みである。中山七里の作品はエンターテインメントに徹しながらも社会の問題点を噛み砕いて分かりやすく見せつけてくるところでもある。それでも重くなりすぎず、かと言って軽すぎず。面白かった。

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    2025年02月20日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    さてさて、残り少ない中山七里さんの文庫補充してきた〜もうあと一冊しかない!
    それも購入したしな。

    あとは、単行本をフリマアプリで安く買おう!
    (もう既に、一冊キープ(^^;; )

    で、元判事の静おばあちゃんと、さよならドビュッシーでお馴染みの車椅子の玄太郎おじいちゃんの老人コンビシリーズ!
    年寄りだからって、安楽椅子探偵やなく、動きまくります!

    全く違うタイプの2人が事件を解決する!
    共通点は、正義感ある高齢者って事。
    短編5つやけど、その中でも、高齢者の問題は、取り上げてる。
    痴呆老人、すぐキレる老人など。
    最近は、若者の犯罪自体は横這いやけど、高齢者の犯罪は増えてるみたい。
    特に万引

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    2025年02月19日
  • 翼がなくても

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    複数の題材を一つの作品に収めるのが本当に巧い。
    物語の軸は一人の女性の絶望と再生。
    そこにアスリートの現実や障がい者の実情、不可解な殺人事件も加わり、ミステリーだけでは括れない作品に仕上がっている。
    しかも犬養と御子柴まで登場するので、著者の作品が好きな人は嬉しいと思う。
    正直「こういう真相だろうな」と、ある程度の予想はできていた。
    それでも、やっぱり泣くんだよね。
    爽快感はあるのに切なかった。

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    2025年02月19日
  • もういちどベートーヴェン

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    主人公岬洋介が司法試験をトップ合格し、司法研修生として活躍している。
    音楽シーンは乏しいが、司法情勢の細やかな描写は司法音痴な私でもその道に通じたように錯覚させる中山七里マジックはさすが!
    最後はきちんとどんでん返し付きなのもうれしかったけど、少し犯人がわかってしまったかな?

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    2025年02月18日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    第一弾から続けて。
    犯人と思わしき人は予想できても、その理由に驚かされる。
    法医学教室3人と県警の渡瀬、古手川コンビがいたらどんな殺人事件も解明してくれそう

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    2025年02月18日
  • 毒島刑事最後の事件

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    今までいろんな本を通じて
    アクの強い個性的な主人公を見てきたから
    この刑事が上司に疎んじられるほど
    変わったように思えなかったな。
    まぁ言えばうっとおしい感じ?

    話は奥の奥があって面白かったけど
    この本はストーリーより主人公感を重視してる感じだから
    もっと面白おかしく変態チックに壊した方がもっと面白かったのでは?と思った。

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    2025年02月18日
  • 毒島刑事最後の事件

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    毒島節が今回も小気味よく響き渡る。
    文庫本の表紙には、多少髪は乱れているがスマートな見た目の刑事のイラストが描かれている。
    だけど、実際の文中では温和なとか柔和な顔とか書かれていて、少し印象が違う。
    さらには毒島刑事のセリフ回しからは、どうしても中山七里さん本人の顔がチラチラする。
    しかしまぁ、そんなことはどうでも良い。
    文庫本中、1話ごとの仕切りの黒紙、表紙イラストの凝り様など、この本に対する力の入れ方がすごい。中身も負けてない。犯人を捕まえただけで終わらない。その次、さらにその次、と話の階層が深まって行く。
    やはり推理小説って好きだー、と再確認した。

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    2025年02月16日
  • 秋山善吉工務店

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     秋山善吉。昭和ひとケタ生まれで80歳になるが、まだまだ現役の大工の棟梁だ。
     義理人情に厚く曲がったことが大嫌い。頑固一徹で余計な口は聞かないが、頭の回転は速いし腕っぷしも強い。おまけに顔も広いときた。怒らすと厄介な頑固じじいである。

     そんな善吉のもとに身を寄せてきたのが、息子の嫁と孫2人。先日起きた火災で息子の史親が焼死し、自宅も全焼したからだ。
     優しいことばをかけてやるなどしない善吉だが、嫁や孫たちの抱える悩みはお見通しであった。
     
     秋山善吉の快刀乱麻の活躍を描く、ヒューマンドラマ。
              ◇
     木造瓦葺き2階建ての古い日本家屋が見えてきたとき、「馬鹿野郎!」と

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    2025年02月17日
  • 嗤う淑女 二人

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    ネタバレ

    中山七里総集編という感じ
    有働さゆり、蒲生みちる、葛城さん、古手川さん(少し)、犬養さん(名前だけ)等々色々なところから集合した感じ。
    最後は有働さゆりと蒲生みちるの直接対決になったか〜カエル男完結編を先に読んでたから蒲生みちるはここで退場かと思ってたけど、まだ続行か。

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    2025年02月14日
  • 人面島

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    ジンさんとヒョーロクの会話にドキドキ
    人面島の住人と閉ざされた環境にドキンドキン
    犯人はこの二人か?と何となく思いながら読んで
    地下の情景に素敵なイメージを持って読んで
    途中でヤッタと思ったのに、
    またまた最後で ええっ?ホント?と がっくり で 本を閉じた

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    2025年02月13日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    ネタバレ

    出版業界にまつわる5編の短編。成功者はあまり書かれていないが、小説教室にも柚月裕子のような天才が潜んでいるので馬鹿にならない、しかし大多数は箸にも棒にもかからない者が多すぎるんだなあと感じた、最後の章はちょっと危ない、誰がどう読んでも創価学会のことだと分かる話で、著者が襲われないかと心配だ。

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    2025年02月12日
  • 人面島

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    物語としては複雑な人間関係やら
    岩明均の「寄生獣」を彷彿させるジンさんの存在などユニークな内容。
    しかし相続税の申告どうしたんだろう?
    鴇川行平は不動産収入あったなら所得税の準確定申告もあるだろうし
    普通申告が絡む不動産評価は税理士がするでしょと
    島民と同じように主人公に対し疑問を持ちながら読み進める。
    ラスト付近になり税理士ではなく
    相続鑑定士(土地家屋調査士?)じゃないといけない理由が判明。
    だって測量などしない税理士では気づかんでしょ。あれは。

    わたくしからみなさんに伝えたい大事なことは、
    申告書は期限内に提出すること、
    それと台風の日は出歩かないことです。殺人事件が起こります。

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    2025年02月12日
  • いつまでもショパン

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    音楽ミステリーも4作目。舞台はショパンの故郷ポーランド。侵略の歴史とショパンの音楽歴も絡み合い、ショパンコンクールを競い合うピアニストと国を憎むテロリストの同時進行のミステリー。岬洋介、今回もスパッと決めてくれました。
    中山七里先生のテンポにもすっかりなじんできましたよ!

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    2025年02月09日
  • 禁断の罠

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    先に気づけばよかったのですが、
    かなりダークな感じだったので面白かったですがタイプではなかったです。

    新川帆立さんが好きなのですが、
    設定の面白さはかわらず、
    いつもと違うテイストの物語を読めたのはとても嬉しかったです!

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    2025年02月08日
  • 人面瘡探偵

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    表紙のインパクトが強すぎて、読むのにかなり心の準備が必要でした笑
    内容はドロ沼の相続権争いでしたが、ジンさんのキャラと毒舌が面白すぎて!
    いやでもこんな人近くにいたら私は心が持ちません…
    最後の最後はさすが七里さん、裏切らない!

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    2025年02月07日
  • 作家 超サバイバル術!

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    うわーーーこれ面白かった。
    一気に読んでしまったよ…目がしぱしぱする。
    創作への情熱を思い出すような内容で、結構えげつないことも書かれてたけど、不思議と背中を押された感覚があった、ものすごく。
    私はインプットもアウトプットも両方不足してるから、とにかく描きたいし、何か見たい、読みたいって思った。
    読んで良かった…近年のやる気不足を吹き飛ばしてくれる内容だった。
    こんななけなしのやる気、出してもしょうがないし、才能もないから…って思うけど、それをバネに「悔しい…見返してやるーーー!!」っていう気持ちを教えてもらった。
    それはほんとに大事な気持ち。
    悪いものもプラスに変換していきたい!
    この本なか

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    2025年02月05日
  • 殺戮の狂詩曲

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    高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。好人物を装っていた介護職員の心中に渦巻く邪悪。最低な被疑者への弁護を名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が、胸に秘める驚愕の企みとは?

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    2025年02月05日