中山七里のレビュー一覧

  • 悪徳の輪舞曲

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    『悪徳の輪舞曲ロンド』
    「弁護士・御子柴礼司シリーズ」
    中山七里(著)

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    ### **あらすじ**
    報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、三十年ぶりに妹・梓が現れる。彼女の依頼は、夫殺しの容疑で逮捕された母・郁美の弁護だった。かつて“死体配達人”と呼ばれた御子柴が実母を弁護することに動揺する検察側。母子二代にわたる殺人の系譜は存在するのか――?

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    ### **感想**
    シリーズが進むにつれて、御子柴礼司という人物の核心にどんどん切り込んでいく展開が魅力的です。今回は、彼が母の弁護を引き受けるという、極めて難しい状況に直面します。

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    2025年03月09日
  • 殺戮の狂詩曲

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    御子柴シリーズ読み終わった
    またも作者に裏切られた気分だ
    過去の作品を読んでいる人は、このような凶悪犯を皆どうやって救うのだろうと思っただろう
    また、最後に人間関係にも驚かされた

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    2025年03月09日
  • おわかれはモーツァルト

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    岬 洋介シリーズ、最新作。
    友の窮地を救うため、あの男が帰ってきた。
    盲目ながらショパン国際ピアノコンクールで話題を独占した榊場 隆平。
    陰湿なフリーライターに絡まれていた彼の練習場で、ライターが死体で発見される。
    第一容疑者となった榊場のもとへ。
    伏線もいろいろあり、最後はお約束のどんでん返しがあります。
    やっぱり、岬シリーズは、面白いですね。

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    2025年03月09日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    疾走感やどんでん返しがありおもしろい!
    移植手術についての様々な考えを知ることができたし、特にレシピエントはその後の人生は明るいものだと信じていたので少なからず衝撃。
    登場人物が限られているので、犯人については意外性はなかった。
    でも動機についてはちょっと納得しかねる。
    殺人をしてジャックとして世間を騒がせる以外の方法があるような?
    グロテスクな描写は心配したけど、個人的には許容範囲だった。
    エピローグは、母親の気持ちになれば泣いてしまうと思う。
    私は誰かの体の中で生き続けることができるなら一つの選択肢として移植を肯定したい。

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    2025年03月08日
  • 復讐の協奏曲

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    多分みんな好きであろうあのセリフで私も思わず
    「御子柴先生かっこいい…キュン」
    と呟いてしまいました。え、このシリーズ、そんな要素なかったじゃん!どうした!とはいえ、今回の被告人が長年の事務員洋子さんなら仕方ないか笑
    今回も面白かったです。

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    2025年03月08日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    久しぶりに中山七里さんの本を読みました。
    本の帯には「圧巻の鑑定サスペンスシリーズ第1弾」
    もう読む前から期待が高まります。
    女子大生が3人殺害され容疑者の那智は3人目の犯行は否認します。
    那智を弁護する弁護士吉田からの依頼で再鑑定を
    氏家が行います。
    氏家は民間の科学捜査鑑定所の所長で科捜研の出身。
    わりと早い段階で3人目殺害の犯人の想像はついたけれど、どのように犯人の証拠が出るのか、理由は?などを気にしながらわくわく読めました。
    次回も楽しみです。

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    2025年03月08日
  • 復讐の協奏曲

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    ネタバレ

    シリーズ第5弾

    御子柴事務所の事務員洋子が
    殺人容疑で逮捕される?!
    「君が殺人を犯していようがいまいが、
    必ずそこから出してやる」

    シリーズ通して思うに
    洋子の存在は御子柴にとって
    ただの事務員ではないはず!
    (きっと本人は認めないがw)
    だけどこのシリーズに恋愛要素は不要だし
    それは求めていない。
    ただこのセリフは究極のツンデレ(笑)

    怨み続けるって心が穏やかになる日が
    1日もないとなると
    被害者家族は身内を殺されるだけじゃなく
    自分の余生もある意味殺されるようなものなんだな。

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    2025年03月07日
  • いつまでもショパン

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    ショパン国際ピアノコンクールとテロを絡めて展開される物語は、さまざまな角度から楽しめた。
    主人公ヤンの成長を描いているし、日本人コンテスタント二人の演奏を聞きたいと思わせる文章力。そして、犯人は誰なのか。クラッシック好きなら最後まで一気に読み進められる。ショパンの音楽聞きながら2回目を読み直したい位お勧め。

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    2025年03月05日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    恩讐の鎮魂曲(レクイエム)
    中山七里(著)

    ### あらすじ
    少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が広まった弁護士・御子柴礼司。勝率9割を誇る敏腕ぶりも影を潜め、依頼人は激減、事務所の移転を余儀なくされる。そんな中、かつて少年院時代に世話になった教官が殺人容疑で逮捕される。御子柴は恩師の弁護を強引に引き受けるが、被告人本人は罪を認め、自ら罰を受ける意志を貫こうとする。果たして御子柴は、法のもとで正義を貫くことができるのか。驚愕の展開が待ち受ける法廷ミステリー。

    ### 感想
    今回も見応えのある裁判シーンが展開されます。「緊急避難」をめぐる弁護が焦点となり、御子柴は恩師を無

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    2025年03月05日
  • ワルツを踊ろう

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    ネタバレ

    中山七里のファンです。でも最近は人が◯ぬ系の話を読めなくなってしまったので彼の作品は久しぶりでした。

    自分で選んだ作品ではなく、もらった本だったので手に取るのには時間がかかりました。でも読んでよかったかも。 
    旅のお供に読んだのですが、そういう本じゃない笑
    どんでん返し等の情報を見ずに読みました。

    酷評をつけている方もいますが私は大満足でした!
    ただ、良いと思ったからこそショックではあったんですよね。人間のドロドロしたところを見て落ち込みましたし、引きずっています。

    限界集落に都会から来て町おこし。
    一見RPGゲームのような設定ですが、心情に関してはリアル。

    都会の人間として主人公の気

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    2025年03月04日
  • 秋山善吉工務店

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    タイトルと表紙のイラストを見て、まず思い出したのは、昔のテレビドラマ『寺内貫太郎一家』だ。小林亜星が演じた頑固で短気な『昭和じじい』である。

    物語は火事で夫と住む家を失くした家族が、昔気質の祖父の工務店に身を寄せる。この爺さんが主人公の『秋山善吉』である。
    善吉は『べらんめえ口調』で荒っぽく話すので、孫たちは最初はなつかない。
    しかし小学生の孫が新しい学校でイジメに会い、中学生の孫は不良につきまとわれ危うく反社の手先になりそうになるが、この爺さんの手腕で食い止められる。また母親が勤め先でモンスタークレーマーに困ると今度は婆ちゃんが登場し、揉め事を解決する。このあたりが気持ちよく、実に胸がスッ

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    2025年03月04日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    中山七里『鑑定人 氏家京太郎』双葉文庫。

    民間の科学捜査鑑定人の氏家京太郎を主人公にした新シリーズのミステリー小説。

    最近、次々と冤罪事件が明るみになる傾向がある。警察の捜査にしても、管理官の胸算用で捜査方針が決められ、その方針が間違っていれば犯人逮捕には至らず、誤認逮捕からの冤罪を生み出すことになる。

    本作では冤罪ではないのだが、3人の殺人容疑で逮捕された外科医が2人の犯行を潔く認めながら、1人については頑なに犯行を否認するという話が描かれる。

    スピーディでスリリングな展開は非常に面白く、警察や検察の硬直した組織の思考に対する氏家の的を得た発言に爽快感を感じる。


    民間で科学捜査鑑

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    2025年03月03日
  • 人面瘡探偵

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    面白かった。話の先が見えやすかったって言ってる人もいるけど、私は全然犯人わからなくて読んでてすごく楽しかった

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    2025年03月03日
  • 秋山善吉工務店

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    少し甘めの星4つ。

    家と家主を失った妻と二人の息子が父方の祖父母の実家に世話になる事となり、新生活で起きる様々なトラブルを昭和感満載の祖父母が水戸黄門感覚で解決していく感じの短編集。どの物語もかなりのご都合主義で現実感のない解決策ばかりではありましたが、本筋のストーリーは様々な要素が散りばめられていて読みごたえはあり、娯楽小説としてはよく出来ていたと思います。個人的には、第1章と第2章が特に良かったかな☆

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    2025年03月02日
  • 彷徨う者たち

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    宮城県警シリーズ最終作
    復興とは何か。
    あの未曾有の大災害で護れなかった者、そうではなく護られた者それぞれが何かを失った。表面上だけでない何かを今作の登場人物たちはずっと探しているのかもしれない。

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    2025年03月02日
  • 闘う君の唄を

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    題名でピンときた方は『中島みゆき』通でしょうか。
    中島みゆきさんの名曲『ファイト!』をモチーフに描かれた中山七里さんの小説。
    埼玉県秩父の幼稚園の教諭として着任した主人公がモンスターペアレントやさまざまな問題にぶつかり、困難に立ち向かう姿に感情移入する。また、歌詞からとった各章のタイトルがいい!
    姉妹本として発刊されている『騒がしい楽園』は、本巻に登場する別の幼稚園教諭が主人公であり、サイドストーリーとしても面白い。

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    2025年03月01日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    特に、小説家になりたい訳では無いのですが、ミステリーが好きで著者はどのようにして物語を組み立てているのか気になったため手に取りました。

    読んでみると『個性や才能は不要』とはあるものの、やはり、才能は必要に思いました。自分が小説家を目指していたら基礎的な守るべきことが詳しく書いてあり、役に立ったのかもしれませんが、読者視点で読むとやっぱり小説家になる人は違うなぁという感想です。著者は「インプットの量」や「ストックの量」に関してよく言及していて、そこが特に納得しました。

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    2025年03月01日
  • 作家刑事毒島

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    噛めば噛むほど。
    だんだんと毒島が癖になります。
    それぞれの話が短編で事件の展開が早くすらすら読めました。
    皮肉と嫌味とほんの少しの本音。それが垣間見えた時に虜になってました。
    続編も読みます!

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    2025年02月27日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    中山七里のとりこになりそう。綿密に考えられたストーリーと人物、台詞ひとつひとつも秀逸。
    ただ、私には困難な言葉、漢字がたくさんあって、調べるのに時間がかかります

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    2025年02月27日
  • 魔女は甦る

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    ネタバレ

    中山七里のデビュー2年前にコンテストに落選した作品ながら、評価が高かったためにデビュー後出版されたものだそう。これがデビュー前の作品とは!ヒポクラテスシリーズ、御子柴礼司シリーズ、カエル男シリーズなどでおなじみの埼玉県警の渡瀬警部、配属間もない古手川刑事、解剖医の光崎教授(名前だけ)が登場するが、渡瀬警部は、今の濃いキャラクターを思えば非常にマイルドで、終始違和感。

    スタンバーグ社のやったことは悪魔の所業ともいうべきものだったけれど、戦時中人体実験を繰り返した七三一部隊などを思えば、俄かに現実めいたものになりゾッとする。それぞれに重い過去のトラウマを抱えた被害者の元研究員、主人公の刑事、そし

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    2025年03月01日