中山七里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
東日本大震災後の被災地で起こる事件を追う宮城県警・笘篠刑事シリーズの第三作。(『護られなかった者たちへ』『境界線』に続く)
簡単に言えば第一作目は生活保護の問題、第二作目は被災した行方不明者の個人情報事故の問題、そして今回は仮設住宅から公営住宅への移転に関して、復興を進めたい行政と利権に絡む県会議員、似非NPO団体を巻き込んだ殺人事件だ。
そこに若手刑事の蓮田(第一作の映画では林 遣都が演じている)の幼なじみ4名の関係が絡んでくる…
シリーズものは登場人物がかぶっていたりするのも面白さのひとつではあるが、ミステリーの場合はトリックとか大どんでん返しとかで『やられた〜』となるのも面白い。
-
Posted by ブクログ
あれ?なんか…中山七里先生の作品じゃないみたい!「半沢直樹」みたい!!原作は読んだことないけどドラマは好きでした。
主人公は帝都銀行渉外部の結城慎悟、渉外部とは大雑把に言えば不良債権を回収する部署。伝説の債権回収マン山賀雄平こと「シャイロック山賀」とタッグを組みその手法を学んでいくが、ある日山賀雄平が何者かに殺害されてしまう。山賀は高額な不良債権を抱えている債務者を多く抱えており、結城慎悟がそれを引き継ぐことになるのだが…。そして、山賀雄平は何故誰に殺害されたのか??
熱い銀行もののお仕事小説+債権回収のスペシャリスト殺人事件の真相…という感じでした。どちらかといえば、お仕事に重きを -
Posted by ブクログ
ヒポクラテスシリーズ第4弾。
このシリーズを読む時に、楽しみにしている事があります。
まず、最初の目次。
今回は 「1、老人の声」 から始まり、5話まで全て、〜の声、とつけられていた。
もうこれだけで、面白い!と気持ちを持って行かれてしまいます。
シリーズ2作目からの楽しみ。
次に会話。
登場人物に合わせた可愛げのないセリフの数々。
減らず口同志の会話は、毒もあるけど、茶目っけもあるので、毎回苦笑いしながら読んでます。
実際の会話なら、そりゃ酷いしクドイので、これは小説の醍醐味ですね。
その毒吐き代表の光崎先生が、今回なりを潜めているなぁと思ったら、渡瀬班長と共に最後に全部持って行ってし