中山七里のレビュー一覧
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第2弾
といっても、これで終わりかな?
「さよならドビュッシー」読んだ人なら、元太さんのこと分かるはず…(T . T)
おじいちゃん、おばあちゃんコンビやけど、動きは軽快!
頭の回転も速い!
おばあちゃんは、法曹界に身を置いた正義を貫いた人。
おじいちゃんは、一人で事業を大きくして成功した事業家。清濁合わせ飲んで大きくした。
ある意味、2人は真逆の人やな。
こんな人らが、事件に入り込んだら、一悶着も二悶着もあるか…
正統派攻撃(静さん)で、警察、判事を動かして、容疑者を窮地に!
上手くいかん場合は、非正統派攻撃(玄太郎さん)で、容疑者の商売敵を巻き込んで、容疑者は、生活出来んようにな -
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ネタバレ「もういちどベートーヴェン」は、中山七里の人気シリーズ「岬洋介シリーズ」の第5作目に当たり、天才ピアニストとしての道を一度は諦めた岬が、親の強制する司法試験にトップ合格し、司法修習生として新たな人生を歩み始める場面から幕を開ける。この物語は、単なるミステリーにとどまらず、人生における「これ以上ない岐路」――つまり、才能と情熱、義務と自己実現の間で揺れ動く瞬間を鮮やかに描き出している。
岬洋介は、ピアニストとしての輝かしい才能を持ちながらも、ある挫折を機に音楽の道を捨て、法曹界へと進む。しかし、彼の心の奥底に眠る音楽への思慕が、司法修習の中で再燃し、同期との出会や事件を通じて、再び音楽と向き合う -
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復讐の協奏曲
中山七里 (著)
### あらすじ
「私の仕事は無罪にすることで、真相を明らかにすることではない。」
30年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。
事務所に〈この国のジャスティス〉と名乗る者の呼びかけに応じた800人以上からの懲戒請求書が届く。処理に忙殺されるなか、事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともにした。がしかし、翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。洋子の弁護を引き受けた御子柴は、洋子がみずからと同じ地域出身であることを知り…….。
一度心に巣くった獣は、簡単に消えはしない――
めぐる因縁そ -
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『悪徳の輪舞曲ロンド』
「弁護士・御子柴礼司シリーズ」
中山七里(著)
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### **あらすじ**
報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、三十年ぶりに妹・梓が現れる。彼女の依頼は、夫殺しの容疑で逮捕された母・郁美の弁護だった。かつて“死体配達人”と呼ばれた御子柴が実母を弁護することに動揺する検察側。母子二代にわたる殺人の系譜は存在するのか――?
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### **感想**
シリーズが進むにつれて、御子柴礼司という人物の核心にどんどん切り込んでいく展開が魅力的です。今回は、彼が母の弁護を引き受けるという、極めて難しい状況に直面します。
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恩讐の鎮魂曲(レクイエム)
中山七里(著)
### あらすじ
少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が広まった弁護士・御子柴礼司。勝率9割を誇る敏腕ぶりも影を潜め、依頼人は激減、事務所の移転を余儀なくされる。そんな中、かつて少年院時代に世話になった教官が殺人容疑で逮捕される。御子柴は恩師の弁護を強引に引き受けるが、被告人本人は罪を認め、自ら罰を受ける意志を貫こうとする。果たして御子柴は、法のもとで正義を貫くことができるのか。驚愕の展開が待ち受ける法廷ミステリー。
### 感想
今回も見応えのある裁判シーンが展開されます。「緊急避難」をめぐる弁護が焦点となり、御子柴は恩師を無 -
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ネタバレ中山七里のファンです。でも最近は人が◯ぬ系の話を読めなくなってしまったので彼の作品は久しぶりでした。
自分で選んだ作品ではなく、もらった本だったので手に取るのには時間がかかりました。でも読んでよかったかも。
旅のお供に読んだのですが、そういう本じゃない笑
どんでん返し等の情報を見ずに読みました。
酷評をつけている方もいますが私は大満足でした!
ただ、良いと思ったからこそショックではあったんですよね。人間のドロドロしたところを見て落ち込みましたし、引きずっています。
限界集落に都会から来て町おこし。
一見RPGゲームのような設定ですが、心情に関してはリアル。
都会の人間として主人公の気 -
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タイトルと表紙のイラストを見て、まず思い出したのは、昔のテレビドラマ『寺内貫太郎一家』だ。小林亜星が演じた頑固で短気な『昭和じじい』である。
物語は火事で夫と住む家を失くした家族が、昔気質の祖父の工務店に身を寄せる。この爺さんが主人公の『秋山善吉』である。
善吉は『べらんめえ口調』で荒っぽく話すので、孫たちは最初はなつかない。
しかし小学生の孫が新しい学校でイジメに会い、中学生の孫は不良につきまとわれ危うく反社の手先になりそうになるが、この爺さんの手腕で食い止められる。また母親が勤め先でモンスタークレーマーに困ると今度は婆ちゃんが登場し、揉め事を解決する。このあたりが気持ちよく、実に胸がスッ -
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中山七里『鑑定人 氏家京太郎』双葉文庫。
民間の科学捜査鑑定人の氏家京太郎を主人公にした新シリーズのミステリー小説。
最近、次々と冤罪事件が明るみになる傾向がある。警察の捜査にしても、管理官の胸算用で捜査方針が決められ、その方針が間違っていれば犯人逮捕には至らず、誤認逮捕からの冤罪を生み出すことになる。
本作では冤罪ではないのだが、3人の殺人容疑で逮捕された外科医が2人の犯行を潔く認めながら、1人については頑なに犯行を否認するという話が描かれる。
スピーディでスリリングな展開は非常に面白く、警察や検察の硬直した組織の思考に対する氏家の的を得た発言に爽快感を感じる。
民間で科学捜査鑑