中山七里のレビュー一覧

  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    警察官という立場から、法律的に認められていない安楽死を見逃す事は出来ないが、難病に苦しむ娘が安楽死を望んだら....という警察官と父親の立場に挟まれる主人公。

    病気に苦しむ当事者には安楽死は必要なのかもしれないと思った。
    だが、安楽死を制度として受け入れる事で、「死ぬ自由」が「死なないと迷惑」という、患者へのプレッシャーに変わっていったり、家族や医療従事者に無意識に「早く死んで欲しい」と思わせてしまう事も考えられると思う。

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    2025年07月16日
  • こちら空港警察

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    ストーリーの展開や登場人物の個性が良く表現されていて面白かったです
    ただたまたま舞台が空港であったものの仁志村署長の能力だけが際立つ内容に感じました
    また違うステージで活躍する伏線なのでしょうか?

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    2025年07月16日
  • 武闘刑事

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    高頭冴子シリーズ第3弾。

    高頭班の郡山が親しくしていた隣人の小湊母娘が銃殺された。
    容疑者として在日米軍曹長スチュアートが浮上するが、米軍の圧力と事を荒立てたくない自衛隊の介入により捜査は進まない。
    真実に辿りつけるのか…。

    やはり身体を使っての闘いに行き着くのか…となったわけだが、事故死した小湊の過去が明らかになるにつれて誰が関与しているのかが明らかになり、証拠を摑むためとはいえ、そこまでやるのが高頭冴子なのだなと改めて感じた。

    かっこいいだけではなく、結果を残す…さすがだな。




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    2025年07月15日
  • ふたたび嗤う淑女

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    ネタバレ

    前回に引き続き、自分で手を加えはせず、マインドコントロールで人を殺すサイコサスペンス。
    今回は殺人をさせるのではなく、自殺に追い込んでいく…
    政治と宗教の絡み、その辺にいそうな人たちが1つの大きな過ちでどんどん自殺や死に追い込まれていく。

    投資詐欺とか、宗教組織内での圧倒的な失敗など、自分には起こることもないだろうが、人って視野が狭くなって欲を出せばこうも簡単に人生詰むんだなと思いました。

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    2025年07月14日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    中山七里さんの作品を古いものから少しずつ読みたいなと思っていて、調べたら時系列的にはこれが好きなシリーズの初期っぽかったので読んだ。
    実はそれを調べているうちにネタバレを食らったので、残念ながらミステリーとしての面白さはそこで半減…ミステリーの作品紹介ブログとかはこれが困る。

    中山七里さんの作品は社会派の要素が含まれる事が多いと思っていて、これもそうだった。
    自分も考えた事あるし、これを扱った作品もいくつか思いつく。だが、やはりリアルに描かれると当然重いものがあった。

    起こる事件のおぞましさと、意外と身近にある大きな課題、ただのミステリーに終わらない作品でした。
    内容の割に読後感は悪くない

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    2025年07月14日
  • 能面検事

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    ネタバレ

    「能面検事」と揶揄される不破検事が、独自の流儀で事件を解決していく話。
    捜査に同行する事務官の美晴視点で物語が進んでいく。

    【幼女絞殺事件】
    不破検事の人となりが見える話。
    ロリコンの八木沢孝仁が犯人と思いきや、妹の史華が真犯人という内容。
    被害者の留美の歯形が決め手で犯人が確定したけど、途中でヒントが隠れているわけでもなさそう。読者も推理しながら読むタイプの話ではないのかな?

    【谷田貝事件】
    アパートでカップルが殺害された事件。
    被害者の菜摘をストーキングしていた谷田貝が逮捕され書類送検されたが、谷田貝は別の場所で暴行事件を起こしており無罪だった。
    見込み捜査や証拠品の杜撰な管理が原因で

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    2026年03月20日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    ネタバレ

    どんでん返しの中山さんだけあって、なかなかの結末でした。
    恩人でもあり友人でもある男が死刑囚として目の前に現れたら、何故そんなことになったのかと困惑すると思う。その疑問をうやむやにはできなかった男が、事件を洗うという展開。
    小説ならではのご都合主義な展開もありますが、ヒリヒリするような切迫感が読み手を追い込んでいきます。
    読後感は悪くなく、救いのある展開だったなと。

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    2025年07月14日
  • 武闘刑事

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    様々な制約のなかで事件を解決しようとしていく様子にひりつきを感じながら斜め上の展開をいき、最後まで面白かった。

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    2025年07月13日
  • 夜がどれほど暗くても

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    audible103冊目。

    さすが中山七里さん。
    とても引き込まれる題材と人物設定。
    追う側が追われる側になる、絶妙な心理描写。
    被害者側と加害者側の交流。
    なかなかに危うく苦しい、でも、現実世界にも存在している、見えにくい関係性。
    そのへんがしっかり描かれていて、考えさせられました。
    最後のどんでん返し?はなくても良かった気はするけれど…

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    2025年07月13日
  • 総理にされた男

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    読書評価がまちまちでどうかなと思って読み始めましたが、とても面白かったです。普段、政治に全く関心がなく政党の閣僚の役割などもよくわかっていなかったけれど、この小説はそんな読者も理解できるように書いてくれています。総理大臣にそっくりと言う理由だけである日突然、総理大臣にさせられてしまう晋作が、一般人の目から見ておかしいと感じる所を素直な疑問として解決しようとする。こんな政治家がいればいいと思います、

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    2025年07月13日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が拡散する弁護士・御子柴。勝率九割の敏 腕も依頼者が激減、事務所移転を余儀なくされた。そんなとき少年院時代の教官が殺 人容疑で逮捕され、御子柴は恩師の弁護を力尽くでもぎ取る。罪を自ら認める教官だ ったが、御子柴の弁護法廷は驚愕の展開に

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    2025年07月13日
  • 氏家京太郎、奔る

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    氏家さんの親友が犯人として連行される。もちろん自分じゃないし嵌められていると思われる犯行内容。鑑定内容よりも裁判内容がより書かれていた。なにより科捜研の無能さがいけませんね。

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    2025年07月13日
  • もういちどベートーヴェン

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    ネタバレ

    音楽の道を諦めた岬が、司法の道に不本意ながらも進むが、ふとしたことから音楽の道に舞い戻っていく。天は二物を与えずという言葉をひっくり返す優秀さで、今回は特に音楽でも司法でも高い能力を持っていることが存分に伝わる。でも嫌な感じは全く無く、周りの人を幸せにしたい、というような岬の優しさを感じた。
    例によって、種明かしには少し違和感を覚えなくもなかったが、最後にまとめて種明かしをするという性質上やむを得ないことなのかもしれないと感じ、あまり気にならなかった。

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    2025年07月10日
  • ドクター・デスの再臨

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    警察の正義は条文一行加わっただけで、逆に転んでしまう。違法か適法か、いよいよ犬養と明日香の葛藤が膨れ上がっていくなら、新たな模倣犯が、回を重ねるごとに深みでる犬養隼人シリーズ。
    シリーズの垣根を越えてあの弁護士の名前が出てきた。堂場瞬一先生スタイル。ナイスすぎる中山七里先生。今度は御子柴シリーズ全部読もう。
    先生は法律にも医療に詳しくて勉強になるわ。

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    2025年07月09日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    少し前に読んだ「能面検事」にオチが似てたけど、んなことどうでもいいです。

    坊さんと刑事が死刑囚の無実のために走り回る!
    面白くないわけない!

    坊さんの終盤の暴れ様はステキ(笑)
    おもろかった!

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    2025年07月07日
  • ネメシスの使者

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    ・渡瀬ってあの渡瀬か〜(態度が)大っきくなったね〜
    ・お前かい(二回目)
    ・お前らかい
    ・どっちも言い分わかるのが悲しいね。ワイは…税金勿体ないじゃん派
    ・人間(クソデカ主語)は極端から極端に行っちゃうのよ。大災禍の次はハーモニーの世界なのよ

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    2025年07月08日
  • 鬼の哭(な)く里

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    さて中山七里さんも、そろそろ単行本に手を出して来た。まぁ、フリマアプリで安くで手に入れてはいるんやけど(^◇^;)

    何か、八つ墓村みたいな大量殺人して、山に消えた利兵衛が生きているんか?
    地主、小作の関係が逆転した怨みから、狂ったように、元小作達を襲った利兵衛…

    GHQの農地改革の影響で、小作が農地を安く取得して、地主の立場がなくなるのは、少しキツイけど、小作の人らを人扱いしてなかったのも影響してる。やはり、人は大事にしないとね。

    時は経ち、今だに見つからなかった、利兵衛の呪いが!山が哭くと人が死ぬ!
    そこに、東京からの移住者が。
    こういう閉鎖的なとこ来ると他所もんは、虐げられるんかな?

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    2025年07月06日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    あらら。信じてたのに。という感じでしたね。しかし毒島さんみたいな人は、ミステリー読む人ならみんな好きだろう。こういう、キャラが濃いやつ…。

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    2025年07月05日
  • 彷徨う者たち

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    オーディブルにて。

    宮城県警シリーズ第三弾。
    今回は蓮田刑事の幼馴染たちも重要人物となり、刑事としての自分が幼馴染だからこそできること、できないこと。
    安定のどんでん返しもがあり、面白く読めた。

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    2025年07月03日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    ワクチン接種の無料接種期間が終わるからと受けたのがほんの4ヶ月前の事だったので、この作品を読んでから受けたかったと後悔です。
    接種前にリスクについては知った上で接種しましたが、どこか他人事でした。
    解説や他の方の感想にもありますが、反ワクチンの色が濃い作品だったと感じます。
    ただ、コロナやインフルエンザなどのワクチンの良い面しか見ていなかった私たちには、考えるいいきっかけになったと思います。

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    2025年07月02日