中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
岬洋介のエピソード・ゼロとなる高校生時代の最初の事件。
本作では岬洋介の持って生まれたピアニストとしての才能を遺憾なく発揮し、また検察官としての資質も垣間見せる。その後の人生を左右する突発性難聴が発症し、父親の岬恭介検事との確執も詳しく描かれているため岬洋介シリーズの中でも最重要な作品の一つではないだろうか。
ただし、本作は同級生たちの純粋なというよりも本能的なと言うべき、才能を持つ者への嫉妬と悪意、更には凡人である自己のアイデンティティを守るための醜い言動が読んでいて非常に不快に感じる。凡人である私自身も高校生の頃はこうだったんだろうなと顧みるとなお一層自己嫌悪で不快になる。(とは言え自分の周囲には岬洋介レベルの天才がいなかったのは幸いだが)。
ミステリ要素は他のシリーズに比べてそれほどでもないが、音楽描写の素晴らしさのせいか中山七里の作品中でも最も多くの作品が刊行されているシリーズであり、今後も継続してほしいと思う。 -
Posted by ブクログ
一作目は、かなり昔に読んでいたので、すっかり忘れてしまっていましたが、読みたい本が山積している状態で再読するのも癪なので、忘れたまま読んでみましたが面白い( ̄▽ ̄)
というか、ちょっと怖い(-。-;
蒲生美智留。
何となく記憶にあった名前。
この女が凄いのです。
まぁ、騙す、騙す、騙して、騙して、騙しまくりでございます(-。-;
怖いですねー。こんな女が近くにいたら(-。-;
感情移入しまくる私は、毎回騙される人に感情移入してしまうわけで、読んでいる間中苦しくて、苦しくて、苦しくて。゚(゚´ω`゚)゚。
この本はかなり読み終わるまでに時間がかかってしまいましたε-(´∀`; )
10月10日の金曜日から今日まで、一泊で76歳の母を連れて親孝行の旅に行って来ました。
以前母と行った長野の駒ヶ岳、千畳敷カール。
母が秋に行きたいと言っていたんです。
その夢を叶える為に母を連れて行ってきました。
昨日は最高の天気!!
そして、最高の景色でございました。
秋の千畳敷カールは凄すぎですっ!
絶対にオススメできます!みんな行って!!
母は絶景に絶句。放心状態で眺めておりました。
暫く眺めた後、少し散策したいと、歩きだしたのですが、標高2600m以上の場所なので空気が薄く、高齢になってきた母は少し登るとゼイゼイハーハー。
前回来てから5年くらいだと思うのに。。。
母も老いてきたのかなぁ。。。
途中、山を見ながらベンチで休み、母が持って来てくれた羊羹と緑茶でお喋りしました。
この景色がお庭だったらなぁ(*´∇`*)
と母の満面の笑み、ゲットしました (๑˃̵ᴗ˂̵)و
降りてからお昼にしようと、ロープウェイで降り、バスで駐車場まで降りました。
バスで母の隣に座ったのがフィリピンの女性で香水が凄かったらしく、母は山道で酔ってしまったらしいのです。
その後、光前寺に連れて行ったのですが、母の具合が悪く、参道を少し歩いて戻ることに。
日陰で少し冷たい空気を吸ってもらい、次第に落ち着いてきたのですが、ご飯は食べられないとのことだったので、そのまま杖突峠ルートで宿泊予定の諏訪湖へ。
色々行きたいところを考えていたのですが、母が楽しめないのなら意味がありませんので^^;
ホテルで母の肩揉みをし、下諏訪温泉に入ると母の具合もすっかり良くなり、夕ご飯は楽しく食べられました。
翌日も母の具合が心配だったので、1箇所だけ、山梨の忍野八海に寄って帰ってきました。
午前中は何とか傘をささずに大丈夫でした♪
富士山は雲の中だったのが残念でしたが(-。-;
お店がめっちゃ増えてました。外国人観光客が押し寄せているから潤っているのでしょうね。
こちらも美しいお水と、お魚に母も喜んでくれました♪シャインマスカットや椎茸など、母もたっぷりお土産を購入していました♪
最後はネオパーサ静岡に寄り、これまた母がたくさんのお菓子を購入して大満足のご様子でした(*´∇`*)
全行程、532キロ。時間にして8時間41分。
頑張って1人で運転してきました (๑˃̵ᴗ˂̵)و
少しは親孝行できたかな? -
Posted by ブクログ
ネタバレ全盲、榊場隆平が容疑をかけられた時からずっと待ってた。いつ出てくるの?いつ助けに来てくれるの?って。そして颯爽と現れた時にはやっぱりにんまりしてしまった。また御子柴とタッグマッチ組むのもおもしろかったしやっぱりわたしは岬洋介が好きだ。この人は音楽の才能だけでなく人としてものすごく優れている。そしてふたりが一緒に演奏するなんて胸熱過ぎる。
・「何だかお取り込み中みたいですね」 声を聞くなり隆平は顔を上げた。そんな馬鹿な。彼は今頃ヨーロッパにいるはずなのに。だが紛れもなく彼の声だ。「お久しぶりです、榊場さん」 声の主はショパン・コンクールのファイナルを競い合ったピアニスト、岬洋介だった。
・「十億の人よりあなたに嫌われたくないです」「そんなことで誰があなたを嫌うものですか」
・岬の声にはいささかの揺らぎもない。「あなたのピアニズムは唯一無二のものです。あなたはミューズにも大勢のファンからも愛されている。そういう人を嫌う理由は僕にはありません。僕の難聴について気にしているのなら、ブーメランもいいところです」
・隆平はモーツァルトであり、求道者のように我が道を往く岬はベートーヴェンだった。
・「六年ぶりに連絡をもらいました。榊場さんは何かの気紛れや冗談でそんな行動を取る人ではありません」「そんな理由で」「友人を助けるのに、それ以上の理由が必要でしょうか」
・「あなたは練習時間を欲している。僕は奴隷ですから時間的余裕がない。残念ですが、またの機会にしましょう。世界のどこにいても、僕はあなたのピアノを聴いていますから」
・世界のどこにいても、あなたのピアノを聴いている、か。では横浜アリーナで演奏するモーツァルトはあなたに捧げよう。お別れにモーツァルトを弾けば、きっと喜んでくれるに違いない。