中山七里のレビュー一覧

  • 人面島

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    やっぱり、今年の締めは、中山七里さんで!
    間に合ったわ〜!(^◇^;)
    しかし、これ読んだら、1冊しか手元にない。
    しかも、いつも読んでる文庫は、世の中には後数冊や(多分、「静おばあちゃんと要介護探偵」関連ぐらいか…)

    シリーズ第2弾!
    人面瘡か…
    安楽椅子探偵でもないな。付いてる人の方が動くから。
    しかし、肩が、ベラベラ喋られても困ってしまうけどな。
    読んでると安楽椅子というより、バディもんって感じ。
    主人公が大人し過ぎる分、人面瘡が毒舌という名コンビ!

    主人公である三津本六兵さんは、相続鑑定士。
    相続といえば、
     もめる遺産相続
    もめる遺産相続といえば
     ドロドロした血縁関係
    ドロドロ

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    2024年12月31日
  • 復讐の協奏曲

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    御子柴シリーズ第5段!今回は御子柴弁護士の右腕、洋子が殺人の容疑をかけられ、その弁護を担当する。今までの話にちょこちょこ出てきて、御子柴先生の唯一の(?)味方であり理解者であると認識していたから、2人が接近するかもと期待をかけて読んだのだが…御子柴先生は相変わらずぶれずに御子柴先生のままだった。ただ、「君が殺人を犯していようがいまいが、必ずそこから出してやる」はカッコ良すぎてしびれたなぁ〜

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    2024年12月31日
  • 悪徳の輪舞曲

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    御子柴シリーズ第4段!今回は実母園部郁美が被告人、依頼人は妹、梓と、前回に引き続き自らの過去と向き合わなければならない苦しい局面が続く…それでも小さな糸口から無罪を勝ち取ってしまう御子柴弁護士の手腕は読んでいて爽快感が伴う。今回も一気に読んでしまった〜御子柴先生は最後のお母さんとの会話でまた調子を崩すのだろうな…と思いながら読み終わった。

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    2024年12月30日
  • テロリストの家

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    主人公の幣原を好意的に見ることはできない。
    (内心ずっと悪態ついてた)
    『公務』と『家族』の二者択一を終始迫られ続ける立場が、想像以上にキツイだろうことは理解するけれども。
    テロリストを志願した秀樹、祖母宅へ避難した可奈絵。
    この兄妹を思うと今でも泣きそうになる。
    家族間の問題がそう簡単に片付くなんて思っちゃいないけど、もうちょっとどうにかならんかったんか…。
    アンハッピーエンドには慣れてる方ですが、今回は心が晴れなかったなあ。

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    2024年12月30日
  • ドクター・デスの再臨

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    犬養隼人シリーズで、ドクターデスとしては2作目。
    ドクターデスの意志を継ぐJKギルドを追うために、奔走します。怒涛の展開はさすが中山七里作品という感じです。
    前作は犬養さんの執念を感じたのすが、今作はサクサク進んでいきます。ページ数の問題でしょうか。前作にあったようなドクターデスに依頼する極限まで追い詰められた家族の悲痛さは特になく、安楽死における政治やお役所分野での問答が多くさらっと終わってしまいました。
     時事問題とうまく絡める著者らしいです。

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    2024年12月29日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    またまた2年空いてのシリーズ4作目。いや、好きだわ、このシリーズ。今回の5本もなかなか良かった。しかし、4年前に見たドラマだが、佐々木蔵之介しか思い浮かばん

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    2024年12月26日
  • もういちどベートーヴェン

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    岬洋介さんシリーズで、司法修習生時代の話。

    静さんも出てきて嬉しい!

    絵本作家の殺人事件を解決する所もさすが岬洋介さん。
    犯人にはビックリしたし、今回の話とても面白かったです。

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    2024年12月25日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    政治に興味が全くない私には少し難しいところもあったけど、それでもやっぱり面白かった!
    短編かと思ったら長編で読み応えも最高◎

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    2024年12月22日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    ネタバレ

    映画でも本でも説教くさい作品は苦手です。本書を読んで、そっか、それで七里センセの小説は説教臭がないんだわと合点がいきました。

    トリックを決めずに書きはじめるとかと思えば、プロットはきっちりまとめてそのときにはタイトルを決めているとか、もう目からウロコぼろぼろ剥がれます。

    作家になりたいと思っている人は作家になれないものだとのこと。だけど本書はやはり作家を目指す人の参考になるのでは。応募先は賞金で決めろとは生々しい(笑)。

    健康に自信がおありのようで。あれれ?と言われないように、絶対倒れないでくださいよ。とりあえず七里センセに倣ってトマトジュースを買ってきちゃった私です。

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    2024年12月22日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    「市民調査室」と名のるインフルエンサーが引き起こした様々な事件を取り扱う物語だが、現代の世相を反映したもので楽しく読めた.「ラーメンいそべ」の突然の繁盛、大学理事長の噂の広まりなどの対応で、延藤慧司がサイバー犯罪対策課を率いて動き始めるが、熱海の旅館がSNSの噂で経営が難しくなり、経営者夫妻が心中.製紙会社のオーナーの乱脈に絡む問題.延藤は市民調査室のフォロワーを数名取調べるが何もつかめない.さらに延藤自身も行動を晒される事態となる.旅館と製紙会社の件で株価の妙な動きを察知した延藤が次第に核心に辿り着く過程が楽しめた.犯人は意外な所におり、題名のどこにでも存在する「絡新婦」がそれを示していると

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    2024年12月22日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    今回は御子柴が少年院のときにお世話になった稲見教官が被告人。必死に稲見教官を無罪にするために焦ったり、イラついたりしている御子柴の様子を見るのは新鮮で、魅力的な一面が見れて嬉しかった。老人ホームで残虐な暴行が繰り返されており、その悪行を露わにする…だけで終わらないのがさすが中山七里!って感じで今回も読みごたえあって良かった!

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    2024年12月21日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    オーディブルで聴きました。
    「切り裂きジャックの告白」はいまいちだったけど、犬養刑事が良かったので選びました。中山七里氏には珍しい(?)7つの短編集です。

    短くても最初からぐいぐい面白い。さすがだなー。文学賞に応募する人の話は中山氏のリアルな意見なのだと思う。犬養刑事はテレビドラマにするなら沢村一樹かな、でもそれじゃ安直すぎるな、と思ったら、本当に沢村一樹だった。。玉木宏とか向井理がいいんじゃないのかな。

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    2024年12月21日
  • 彷徨う者たち

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    宮城県警シリーズ完結編
    護られなかった者たちへ、を読んですっかりハマってしまいました。
    今回も東日本大震災後の社会的な問題がテーマになっていて読み応えがありました。

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    2024年12月19日
  • 嗤う淑女 二人

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    最恐の2人。それぞれの長所を活かす形で次々と事件を起こす様は正にテロ。なかなか真相に辿り着けない警察陣にヤキモキしながらも、次の事件が気になってあっという間に読み終わった。カエル男の最終巻読む前に読むべきだった…

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    2024年12月18日
  • 嗤う淑女 二人

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    次回作ありきの。
    いつものメンバー勢揃いで、それぞれがしのぎ合ってて、たぎる。
    キャラ濃い。
    パワーありすぎ。
    ひきこまれます。

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    2024年12月18日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    ネタバレ

    光崎教授・法医学ミステリー第2弾

    鷲見検視官、退場ー。
    コレクターの二重犯人はなかなか面白かった。
    ま、なんとなく正体はわかってたけども。
    メインは「吊るす」の事件だったのかな。
    真琴先生と古手川刑事の関係性、もう少し展開があってもいいなぁ。
    光崎教授、お気に入りなので、もっと登場して欲しい。
    金の問題、しつこいくらいに出てきて、こういう問題点を話題にしてるのは、良き。

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    2024年12月18日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    毎度おなじみ、どんでん返しの帝王
    「中山七里」大先生の小説でございます。

    今回ももれなくあります。大どんでん返し。
    ぼくが80代であれば間違いなくラストの展開に
    驚きすぎて心臓発作おこして天空へ飛び立ちます

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    2024年12月23日
  • 人面瘡探偵

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    ネタバレ

    中山七里の作品なので、面白いだろうとは思っていました。タイトルから感じる禍々しさはあまり無く、しかし横溝風の昭和の香りがありました。時代設定は現代なんですけどね。

    福子とか、本当に横溝。

    そして、人面瘡とはなんなのか、最後に謎が残りました。続編を読まなくては。

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    2024年12月16日
  • 魔女は甦る

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    なんとも形容し難い姿で発見されたとある製薬会社の元主任。その姿から個人的に怪しいと思う人物はいたが、あの結末を辿るとは想像できなかった。また、終盤は手に汗握る展開でハラハラした。

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    2024年12月16日
  • 境界線

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    東日本大震災、当時中学生以上だった人は2011年3月11日の出来事を今でも語れる人が多いはず。
    テレビ越しに見るだけで強い衝撃を受けたのに、その場にいたらと考えると想像を絶する。
    人を変えてしまう威力はあるのだろうと想像する。

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    2024年12月15日