中山七里のレビュー一覧
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モンスターペアレントか…
はじめは純粋に、自分の子供の為を思って主張してるんやろな…
でも、段々と子供の為というより、自分とか世間体とか…
運動会で並んでゴールとか、劇を主役順番にとかが、ホントに子供の為になるとか思うんかな…楽しくない自分の子供を目の前にして…
ここに主人公の幼稚園教諭 喜多島凛さんが突撃して来る!
自分の理想を掲げ、モンスター等とやり合う!
しかし、彼女には、凄い過去が…
この為の贖罪?
作中でも少し出て来るけど、他でも、そんな人おった!弁護士やけど…
加害者の家族は罪はないはずやのに…
何も悪いことしてないのに…
何か、世間って世知辛いな…
よく考えると、
殺人事 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
不良債権回収のスペリャリストの上司山賀とタッグを組み債権回収をノウハウを叩き込まれる主人公結城。
これからもっと成長していこうとする矢先に山賀が殺される。
予想してなかったのでえっ?てなった。
山賀の案件を引き継ぎ奮闘する結城。
債権者との回収の会話の攻防が凄くてほんとに若手社員か!?と思わずにはいられなかったが、自分の
語彙力がないだけか。
大胆な案を計画し難解な債権をいくつも回収していく様は途中で半沢直樹を読んでるかのようだった、
上司の部長が犯行に加わっていた件もきれいに伏線回収。
映画にすれば主人公の結城は神木くんが合うのかなぁと思いながら読んでた -
Posted by ブクログ
ピアニストになる夢に挫折して
法曹界入りした天生高春。
司法修習生として検察庁の実務研修を受ける。
そこで出会った岬洋介は司法試験トップ合格で
父親は地検に努める検察官というサラブレットだ。
そして各教官からも一目置かれる天才。
羨望、嫉妬などの気持ちもわくが、どこかほっとけないところもあり・・・。
絵本作家の殺人事件もからみながら、
修習生たちの進路について・・・
天才はどの職業を選ぶのか!検察官、弁護士・・・・。
絵本作家の絵本と、天生のいたずらから
岬の進路が!
全編ベートーヴェンの曲が。
最期のコンクールの場面では聞こえてくるはずのない音が
聞こえてきそうになるくらい圧巻。
コン -
Posted by ブクログ
中山七里の作品を複数読んでる人なら、どこかで出会ってるかもしれない、
高円寺静とその孫の高円寺円が事件を解決へと導く、5編の連作短編集。
主人公は警視庁の若手 葛城公彦。
事件を捜査するもうまくいかず、困ったときに高円寺円に意見を求める
ことになり、そこから事件解決へ向かう。
安楽椅子探偵と刑事もののミックスと言った感じ。
別作品が思い浮かんだものを紹介します。
この作品を読んでいて、2話は新興宗教に入信してしまった上司の娘を棄教
させるために、葛城が頼まれて遂行するも教祖の謎の出来事により、
高円寺円を頼ることになります。
この話は、ドラマがヒットしたトリックを彷彿とさせる内容で、
読んで -
Posted by ブクログ
ん?
池井戸潤さんの読んでる?
銀行小説と言えば、池井戸潤さんやけど、中山七里さんの銀行モンもなかなかでした〜(^_^)v
しかし、銀行って、3年で異動するからって、そのスパンで物事考えてたら、貸すときも、そうなるから、自然と将来を見据えたとか口では言ってても、将来なんか見てないんやな。
3年バレんかったら、ええと…
銀行員としての矜持はないのか…
って人らに囲まれながら、伝説の不良債権回収屋シャイロックと呼ばれた人が殺される〜
部下であった結城が後を継ぎ、回収に走る〜犯人も探しながら…
出世、出世ばかりやなく、専門特化した方が、これからは良いと思う。別に、このスキルは、銀行だけで役立つ訳