中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
陰鬱な気分。さゆりは遂に御前崎の駒でしかないのか…
勝雄が既に殺されていたと聞いた古手川が怒りだけでなく安堵を抱いた気持ちがよくわかる。糸の切れた操り人形のまま殺人を続け、人の道を外れ続けていたわけじゃなかったのは良かったが、それも御前崎に殺されていなければどうだったかはわからないだろう。
つまり古手川と渡瀬が追い続けてきた連続殺人鬼当真勝雄は、勝雄が御前崎に殺されていなければ実際に存在したのかもしれないということだ。
当真勝雄の人生ってなんだったのだろうか。今なお御前崎に囚われ続けている有働さゆりの人生ってなんだったんだ。有働さゆりを助けてほしい。誰か…
御前崎のクソ野郎が出鼻にあっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ2日で一気に読んだ。
中山七里の作品を読むのは2冊目。
1冊目は15年ほど前にピアノの先生が
貸してくれて読んだ"さよならドビュッシー"。
この人文章が読みやすくてまあまあ好き。
そしてスピード感も良い。
でも後半〜結末にかけて、そのスピード感と勢いの
割にちょっと物足りない感じがしたりもする。
ナツオと響きが似てるから勝雄がカエル男?
でもそんな簡単に書くかなあミスリードかなあとは
予想がついた。
さゆりがピアノ部屋の防音のすごさを説明してたシーンから、殺害場所に持ってこいだよなとか。
父から性的虐待受けてたのに、御前崎教授のこと
父親みたいとか言ってるのもなんか違和 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「カインの傲慢」を読み始めてあれ?このメンバーに覚えがあると気がついた。先に「切り裂きジャックの告白」を読んでいた。犬養隼人シリーズだ。記録がなくて、改めてまた読み返した。
スト―リーは残念ながらあまり覚えてなくて、その上人間関係が思い出せない、登場人物の人間関係は大切。まぁ知らないでも作品を楽しむことはできるけれど。シリーズ作品は順番通りに読めれば流れに乗りやすく面白い。
中山七里という作家は一度テーマを決めると、どんどん深堀をして話に厚みを持たせる人らしい。ここでは犯罪の元になるのは臓器移植だが、非常に臨場感があり考えさせられるところも多く時間がかかった。
命の重みを考えると単に臓器の受