中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレドラマ「アンナチュラル」をきっかけに法医学の世界の物語に興味を持つようになったが、そんな私にはドンピシャの小説だった…!
リアルの世界の法医学者と関わったことがないのでわからないが、きつい職場環境とわかってあえてこの道を選ぶなんて、法医学に携わる人はすごく芯のある人だと思う。
光崎教授も例外ではなく、真実を解き明かしたいというその一点で突き進んでいくのだからかっこいい。
そして、光崎教授に限らずこの小説に出てくる登場人物は皆そういうタイプの人たちばかり。真実を追究する手を決して緩めない。
ただし、真面目一辺倒なわけではなく、真実追究のためにはグレー(なんならアウト)なことも平気でやってのけ -
Posted by ブクログ
読書録「静おばあちゃんにおまかせ」3
著者 中山七里
出版 文藝春秋
p90より引用
“「本棚はその人の知性を、部屋の様子はそ
の人の精神状態を表すのよ。この部屋の住人
は精神錯乱なの?そんな風だから、あなたは鈍
感で人を見る目も洞察力も半人前で」”
目次より抜粋引用
“静おばあちゃんの知恵
静おばあちゃんの童心
静おばあちゃんの不信
静おばあちゃんの醜聞
静おばあちゃんの秘密”
平凡な警察官と元裁判官とその孫を中心に、数々
の事件を解決する短編連作ミステリ小説。同社刊行
作文庫版。
同じ仕事仲間であるはずの警察官に怒鳴られて、
話を聞いていた部屋から飛び出した主人公の一人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公ヤン・ステファンスがテロで緊張をしたポーランドでショパンコンクールの第一位を目指す中事件が勃発本書の圧巻は演奏描写は物語の主旋律でもあり、特にコンクールエントリー者の演奏シーンを執拗に描く事で読者は圧倒される
鍵盤に触れる瞬間、ショパンの旋律が会場を満たし、彼の緊張と情熱が音色に滲む、主人公の心情らコンテストの盛り上がりと同調、音の強弱やテンポの変化を細やかに描き、主人公の心情を音楽で可視化している
本作の魅力は、ショパンの調べが単なる背景ではなく、登場人物の内面や真相解明の鍵として機能する点にあり、音楽が紡ぐドラマは、ミステリーの枠を超え、芸術と人間性の交差点を描き出す傑作だ・・・作者 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一気読みではなく少しずつ休み休みな読み方してしまったせいであんまり話に入り込めなかった(~_~;)
これまで読んだ中山七里先生の本と比べるとそこまでグイーッ‼︎と一気に引き込まれる感じはなかったかな…これまで読んだのがどれも面白かったからちょっと肩透かしのような初めての感覚で私自身やや戸惑い…(・・;)
でも決してつまらなかったわけではなく。
何でかなと考えると、今回の主人公犬養隼人にそこまで魅力感じなかったからかもしれない。
主人公になるほど焦点当たってるかな?キャラ立ってる?とか古手川の方が活躍してない?とかもあるし、奥さんとの離婚原因が自身の不倫というのもマイナス…女の嘘はわからんとか女