中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内臓が全て抜き取られた遺体が発見されるところから事件は始まった。犯行の目的や犯人像が見えない中、“切り裂きジャック”からの犯行声明が届き世間に恐怖が広がった。ジャックは誰なのか、犯行目的は何なのか?全てが明らかになるのが、終章のジャックの告白でした。
犯人の動機や犯行目的が気に入らなかったな。
真境名と榊原が、臓器移植は是か非か?に対して意見を交えるシーンが印象に残った。
移植手術を執刀した医師たちが患者を心から救いたい気持ちに胸を打たれ、脳死に立ち会った母親の思いには胸が痛んだ。命を繋ぐということは、文字面だけでない苦しさがそこにあるんだと気付かされた。
オーディブルで聴了。
ナレー -
Posted by ブクログ
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嗤う犯人を
許さない。
刑事・瑠衣は死亡事故の真相を追ううちに、
奇妙な探偵と巡り合って…。
“ハングマン”がついに動き出す!
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著者はずっと気になっていましたが、
なかなか手に取る機会がなく。
新刊の本書は表紙とあらすじで気になり購入しました。
主人公の瑠衣の心情にも、事件の真相にも、
どちらにも気持ちが入り込めず、
2時間サスペンスドラマを見てる気分でした。苦笑
それでも、
瑠衣が事件を追ううちに
瑠衣自身も事件に巻き込まれていくんですが
どんな結 -
Posted by ブクログ
ネタバレ蒲生美智留の入れ替わりトリックにまたも騙されてしまった。あかり、どっから出てきた?と謎多き人物だっただけに、見破れなかったのが悔しい。
嗜虐心ってなんだろう?と調べてみたら、他者に対して苦痛を与えることに喜びを感じる心理状態のこと。嗜虐心には、他者の苦痛を見ることで自己の優越感を満たすという側面があると書かれていました。
おぉ、これはまさに美智留にぴったりな心の状態ではないか。美しさも、1/fゆらぎのある声も、相手のこころを思いのままに操る話術も総動員して、他人を陥れていく。陥れることで、自分の優越感を満たしているということなのでしょう。
相手を思いのままに行動させてしまうのは、ふたたび