中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
発売前のゲラをNetGalleyJPさんで読ませて頂きました。
“総理の替え玉”というあり得ない設定。
前作の記憶がかなり朧気でしたが楽しめました。
真垣総理…いや、影武者の慎策が率いる日本という国の行方を、これまで実際に起こったパンデミック、オリンピック、台風被害、台中問題などを絡めながら描かれていました。
中山七里さん、さすがとしか言いようがない!
あの時はどうだったかなぁ…と記憶をたどり、実際の舞台裏を想像しながら読みました。
こうして楽しくエンターテイメントとして読むのは不思議な感じ。
危なげな慎策が、一筋ならではいかない議員を相手にどうにかこうにかここまで総理をやってきているだ -
Posted by ブクログ
蒲生事件の生き残り野々宮恭子は、粉うかたなく蒲生美智留の後継者だ。犯罪のスタイルは酷似というよりも引き写しだ。仮に美智留がまだ生存していると言われても、全く違和感が無い。金銭欲でも物欲でも復讐でも無い。ただ愉快だから他人の人生を弄びそして捨て去る。絶対神崎亜香里は美智留だと私は思った。では一体野々宮恭子は誰?エピローグまで作者は彼女の名前と動機も明かさなかった。柳井のせいで仲が良かった妹の自殺のせいで精神が錯乱する為らしい。でもこれだけでは美智留の食指は動かないだろう。柳井の初当選のインタビューを偶然見かけた時に柳井の人生を握り潰したい衝動に駆られた。嗜虐心である。美智留は又何処かで長く低く嗤