中山七里のレビュー一覧

  • 作家刑事毒島の暴言

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    承認要求モンスター読んでて気分が悪くなるくらいです。宗教法人の話は本当のことだと思いますが他のも本当のこと?
    並行して読んでた「カインの傲慢」と登場人物が被ってて、でも全く世界観が違ってて改めてすごいなと。

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    2024年12月20日
  • 特殊清掃人

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    12月-08。3.0点。
    住民死亡後の清掃を行う業者。社長は元捜査一課刑事。短編形式。
    どれも自然死と思われるモノの、ヒトクセずつあり。読みやすかった。
    鑑定人の氏家も準レギュラーとして登場。

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    2024年12月20日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    ネタバレ

    今回もすごい速度で一つ一つが解決していくけど全部濃厚で、そして最後に全て繋がっておおぉぉ…と思って終わりました。
    それにしても二代目コレクター、身勝手すぎ。姫川さん切なかった…。

    どれも男の身勝手を感じる死因ばっかりだった気が…

    そんななかでの救いはキャシー先生の明るさと、古手川くんと真琴先生のムズキュンですね。続きも読みたい。年末年始のお楽しみだわ。

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    2024年12月20日
  • おわかれはモーツァルト

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    中山七里先生のシリーズもの最新作!
    第一作と勘違いして読み進めたので物語の大事な場面をつかめてなかったかな?
    クラシック音楽になぞらえて、クライマックスへと導く筆者の手腕はさすがでしたが、ラストが少しあっけなく感じました。

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    2024年12月19日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    今回はハーメルンの笛吹き男がモデルとすると、子どもたちの誘拐だろう。しかしその前提はネズミの駆除をすれば金貨がもらえるという約束を反故にされたことが発端になった。この流れからすると、なんらかの約束を破られたことの腹いせに子どもの誘拐をするというストーリーだろうか?もしそうなら面白くない。

    犬養刑事シリーズのひとつで、子宮頸がん防止ワクチンの被害者が集団誘拐となるが・・・そうでない人も混ざっていることから操作は難航する。
    始まりは月島香苗、彼女は子宮頸がん予防ワクチンを接種してから副反応で記憶障害が起き車椅子での生活を余儀なくされていた。それが突如母の前から消えた。犬養刑事はコンビを組んだ女性

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    2024年12月18日
  • おわかれはモーツァルト

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    岬洋介シリーズ第8弾!
    あれ、自分の読んだ作品数と数字があわないと思ったら、1冊読み逃していました。読まなければ..

    前作「合唱」を読んだのが2年前で、記憶が薄い。
    さらにショパンコンクールの話になると、ずいぶん前に読んでいたことになりますが、これまた記憶が薄い。
    しかし、ショパンコンクールの岬のノクターンは記憶に残っています。

    今回は、モーツァルト。
    このシリーズを読むと、必ずYouTubeで聴くようにしています。
    文字で表現されているのを聞き取ることはできませんが(笑)、こうやってクラッシックを聴く機会を得るのは重要(笑)

    ショパンコンクールで2位入賞した盲目のピアニストの榊場。盲目

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    2024年12月15日
  • ドクター・デスの再臨

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     ALSに罹患していた母親がネットを通じて安楽死を依頼していた…少女からの通報で事件を知った警視庁捜査一課に衝撃が走る。あのドクター・デスの手口に非常に似ているが、依頼者たちが用意していたのは200万円。ほぼ実費だけで請け負っていたドクター・デスとは何かが違う。共犯なのか、模倣犯なのか。捜査に行き詰った犬養は、ドクター・デスとして逮捕された雛森めぐみに直接訊くことを思いつく。

     犬養隼人シリーズ第7作だが、『ドクター・デスの遺産』の続編。犯人の行動は元犯人に…という裏の手を使ったつもりの犬養たちだったけど、あまりにもうかつすぎないかなぁというか、犬養さん、女どころか野郎の嘘も見抜けてないとい

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    2024年12月15日
  • 作家刑事毒島

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    出版業界をぶった斬る!わたしが新人作家だったら途中で苦しくなって読みきれなかったと思う。

    毒島と接する新人刑事目線なので、若い人のほうが感情移入できるかな。

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    2024年12月14日
  • どこかでベートーヴェン

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    シリーズ物なので買った一冊。

    やはり音楽と殺人事件の話。

    このシリーズの中心人物「岬洋介」の高校生時代の話。

    この本で岬洋介の過去が知る事ができた。

    やっぱり優等生だった。

    音楽の部分はやはり知識がないのでわからない、共感できないだが、YouTubeで検索して音楽聞きながら読めば少しはなんとなくわかる様な気がする。

    今回の事件の真相はちょっと無理があるんじゃないかとも思ったが、音楽の部分が若干少ない分読みやすい内容だった。

    なんかこのシリーズに慣れてきた。
    次の本の内容も気になる。
    ほんの少しクラッシックに興味が湧いてきた小説でした。

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    2024年12月13日
  • 悪徳の輪舞曲

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    シリーズが進む毎に御子柴のが感情をあらわにするシーンが増えてくるが、それが物語の彩りでプラスになるが重厚感が増える分ページをめくる速度が落ちる感覚があった。
    ただ相変わらずラストの法廷シーンが痛快なためシリーズ通じてほぼ同じページ数で進むことが、終盤に踏み入れたときのワクワク感に繋がっている。
    次作も読みたいと思わせる面白さはあった。

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    2024年12月11日
  • 作家刑事毒島

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    帯の通り毒舌で最低な主人公は魅力的でスカッとする。
    所謂ギョーカイの魑魅魍魎が跋扈する闇の部分が描かれて、知念実希人さんの解説にも納得。 物語ではあるが、近年の悲しい出来事を思い出す章もあり重苦しく感じる事もあった。

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    2024年12月11日
  • ふたたび嗤う淑女

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    前作と同様のストーリー。短編集ながら全体では一つの物語という構成。どんでん返しもあるが、なんとなく総合できて驚きはあまりなし。

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    2024年12月10日
  • セイレーンの懺悔

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    ああ、疲れる。
    物語の舞台が報道機関と聞いて、楽しい話にはならんだろうと思っていたら案の定だった。
    多香美の未熟さに辟易する一方で、里谷の言葉には納得できてしまう。
    ただ一番感覚が近いのは宮藤なので、好意的には見れないんだよなあ。
    でも池上さんの解説を読むと、また印象が変わるな。

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    2024年12月09日
  • テロリストの家

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    ミステリーとして話の展開がおもしろかった。
    父親の心の移り変わりに共感した。
    徐々に人間味が出てきて、苦しくもあたたかい話だった。

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    2024年12月09日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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     物理の本を読んでいたら疲れ、本棚を見上げたら中山七里の本が目に入ったので読みました。数年前に読んだ本なのに、読み進めても筋を思い出さないので、それなりに面白く読めました。阪神大震災と東日本大地震の両方にまたがるストリーなのであるが、災害支援の非営利法人を利用した瀆職が絡んでゆく。
     この作者はサスペンスというよりストーリーの奇抜さが売物なので、飽きませんが、そのストーリーにリアリズムがないのですぐに忘れてしまうのだ。

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    2024年12月08日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    ネット社会に存ずる情報屋と取り締まる警察のサイバー犯罪対策課のおりなす物語。とうとう死者がでてしまったのだが、犯人は意外な人物。
    ネット社会がアナログ人間には難しくもあるけど、ストーリー的にも面白いかな?って感じです。

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    2024年12月04日
  • 復讐の協奏曲

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    途中まで洋子が怪しくて何かあるのでは?の展開からの肩透かしな感じでした。続きが気になる展開だっただけに、最後は丸く収まり過ぎかなという印象。

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    2024年12月01日
  • いつまでもショパン

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    シリーズ物なので買った一冊。

    ショパンコンクールとテロの話

    今回はYouTubeで音楽を聴きながら読んでみた。

    どこかで聞いた事のある曲もいくつかあったが、やっぱり音楽の知識がないので、音楽の表現とかテクニックとかはあんまり理解出来なかった。

    でもクラッシックを聴いて読むのと、聴かないとではだいぶ違うと思う。

    ネタバレになるかもしれないが、日本人主人公が万全な体調でコンクールに挑んでいたら結果はどうなったのか?
    気になる。 

    クラッシックはあまり知らないと思っていたが、聴いてみるとどこかで聞いた事がある曲が結構あるなと思った小説でした。

    本の感想じゃないね‥

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    2024年11月30日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    表だけ見ていると何も感じない物語も
    裏を見てみれば味方がガラッと変わる。
    流石中山七里、そうくるか!の連続でした。

    どれも短く読みやすい話なんだけど
    どれもガッツリ社会派ですごく入りやすいと思う。

    ゾワリ…

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    2024年11月29日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    双子の美人姉妹と主人公の幼い頃の恋愛(初恋)、震災の恐ろしさ、主人公の兄殺しの犯人(双子の姉妹のどちらか)、特捜検事としての潜入捜査(ある政治家の資金集めについての証拠集め)、その資金集めに秘書として加担する初恋相手、その政治家と初恋相手の不倫関係への嫉妬、テロの恐ろしさ、と一つの話に盛りだくさんだった。

    キレイな話じゃないけど、その分リアリティがあった。大人の男と女ってお互いに打算もあるし、その中に純粋な恋愛感情や尊敬の念もあるし、白黒はっきりする関係だけじゃないよなーというリアリティとか。震災やテロリストと遭遇してしまったときのリアリティとか。

    最終的に全部が回収されてスッキリして、読

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    2024年12月03日