中山七里のレビュー一覧

  • 彷徨う者たち

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    宮城県警シリーズ第三弾。東日本大震災の復興を題材としているが、設定や展開に共感できる内容があまりなかった。父親の悪事をバラされて恨むとかただの逆恨みではと設定とはいえずっと引っかかった。それでもストーリーとしては楽しめるしさすがだと思う。

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    2025年08月03日
  • 越境刑事

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     千葉県警のアマゾネス高頭冴子シリーズ第2弾。

     中国の留学生が殺害された事件捜査から、連れ去られたレイハンという活動家の妻と犯人を追って部下の郡山とともに新疆ウイグル自治区に渡った高頭冴子…。

     う~ん…ひどすぎて、痛すぎてこれ以上のレビューは無理っ(;´д`)
     えっ?これ、大丈夫??こんなの、小説にしても??

     ハードボイルドとかアクションとか、別次元っ!読むのがとってもつらかったけど、そこは中山七里先生の作品なんで最後まで読めましたけどね…。ホント、無事に帰国できてよかった…!!

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    2025年08月02日
  • 境界線

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    「護られなかった者たちへ」に続く宮城県警シリーズ第二弾。東日本大震災をキッカケに人はどう変わるのか。行方不明者の戸籍を悪用する設定には驚いたが、真相は特に意外性がなかった。目の前の人間を助けられなかった心情は痛いほどわかる。胸に迫る物語だと思った。

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    2025年08月02日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    ネタバレ

    中山七里さんのヒポクラテスシリーズ。
    まだ2作目だけど、引き続き面白い。

    扱われている内容は必ずしも簡単ではないが、かなり読みやすくてスルスル読めてしまう。
    人の命が描かれているだけあって、亡くなった人の想いに心を馳せるとグッとくるシーンもあれば、利己的な犯人にモヤモヤするシーンもある。

    登場人物のキャラもよくて、やはり光崎教授はかっこいい。
    今回は真琴と古手川の関係性についてもスポットライトが当たっていたのかな。(ひと昔前のドラマ感はあったけど笑)

    数編の短編集ではあるが、最後の章で一冊を通したストーリーが完成する構成になっていて満足感も高い。
    早く3作目も読まなくては!


    以下、章ごとの感想(超ライト版)
    ◯堕ちる
    アイドルの妊娠。
    それに気づいたやばファンの出来心による殺害。

    ◯熱中せる
    美礼ちゃん、かわいそう…
    子どもが虐待死する話はしんどいわ…

    ◯焼ける
    カルト宗教の教祖がガンに侵されて自殺。
    宗教の話ってだいたいやばい人出てくるから面白いのよねー

    ◯停まる
    切ないねぇ…
    限界きちゃったんだと思うけど、それでも認知症の妻を想って行動したおじいちゃん。
    保険金支払われたのがせめてもの救い。

    ◯吊るす
    死体を使って再現するなんて、罪の暴き方がえぐい。これは思いつかん…

    ◯暴く
    おおおお犯人お前かい!!
    自分の保身のために司法解剖増やしていろんな運用破綻させようとして、なかなか大掛かりなことするやん…

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    2025年08月02日
  • 彷徨う者たち

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    「護られなかった者たち」「境界線」に続く宮城県警シリーズの第三弾。前2作では笘篠(とましの)刑事が主人公でしたが、本作は蓮田刑事が主人公となり、これまでの作品とは一線を画す、全く新しい物語という印象を受けました。

    中盤で描かれる与野党の議員同士の駆け引きは、リアリティがあり非常に引き込まれました。一方で、物語の核となる密室殺人事件や、シリーズの魅力であった社会問題への鋭い切り込みという点では、個人的には少し物足りなさを感じました。

    特に、本作のキモである終盤のどんでん返しについては、これまでの伏線や登場人物の行動と照らし合わせると、少し唐突で不自然さが残るように感じたのが正直なところです。シリーズのファンとして期待していただけに、少し残念な読後感でした。

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    2025年07月31日
  • 特殊清掃人

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    ネタバレ

    食事をしながらとか
    お菓子食べながらとか
    本を読む私ですが…この本は無理

    色々リアルな表現が多すぎる
    グロいのも、いやミスも
    むしろ楽しめるタイプなんだけど
    蛆虫や小蠅の大群や蛹なんて…
    おまけに人間シチューって…
    もうやめてーって感じ
    お風呂で死ぬと、そんなことに⁈
    想像力豊かすぎてヤバかった

    でも実際こういう仕事してる方が
    いるんだよね?

    そこに目を向けた中山七里先生
    素晴らしい

    ドラマや映画では、ここまでリアルに
    見せれないやろうし、小説ならではよね

    肝心なストーリーは、読みやすく
    分かりやすかった

    びっくり展開はなかったし
    ミステリーって感じではないけどね

    孤独死だけはしないようにしたいと
    勉強になった

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    2025年07月29日
  • ドクター・デスの再臨

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    ドクター・デスの続編ですね。
    安楽死に対する考え方の違い。
    永遠のテーマかな。
    ラストのどんでん返しは流石ですね。

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    2025年07月29日
  • 魔女は甦る

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    合成薬物ヒートの開発。突然閉鎖されたその研究所で骨と肉が荒らされた変死体が見つかる。
    その犯人は意外にもカラス。
    ヒートと呼ばれる薬物が、人やカラスの体内に入り、凶暴化・惨殺化する。
    その凶暴化するカラスと対峙する逼迫した現場の描写がグロテスクで生々しかった。

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    2025年07月29日
  • テロリストの家

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    公安部のエリート刑事の息子が、イスラム国関連のテロリストに志願したとして逮捕された。後に謎の死。
    戸惑う家族(母親と妹)と父親。
    ことの真相は一捻りあり、さすが中山七里さん。

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    2025年07月29日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    飛び道具なし、地に足がついたスタイルで真実に歩み寄っていくのが氏家京太郎だ。民間の鑑定人という立場なら、この実直さはあって然るべきだと言える。

    中山七里ワールドを彷徨っているせいか、つい他のキャラと氏家と比較してしまう。

    御子柴弁護士は相手の心理や思考の推理が神な上に自分のことは決して相手に悟られないし、光崎教授は遺体との対話には真摯そのものだが周りの雑事への興味があまりにも希薄だし、どこか常人から掛け離れている。

    それと比較すると、氏家京太郎はバランサーだ。調和の人。七里ワールドの中では珍しいと思う。チームをまとめつつも自分のやりたいことは成し遂げていく才がある。世で求められる上司像というのは彼のような人ではないかと思った。

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    2025年07月28日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    中山七里さんの作品でグロい印象があるからなんか物足りなさがあったかな。
    ただ、予防ワクチンの裏側の真実みたいなかんじが、ひとつの知識としていろんな所が関わって闇が深いなぁって分かって面白かったな。ミステリー的にはやっぱり物足りなささがあったということで星3つ。

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    2025年07月28日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    犬飼刑事シリーズ この作家は社会派で、社会問題をテーマに物語を作り主人公がそこに正面から取り組み悩むという建付けが多い。安楽死についてのおはなし

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    2025年07月28日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    犬養刑事シリーズ 割と結末が見えている話ではあるが、犬飼刑事の活躍と相棒の女性刑事の成長は少しいいかな

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    2025年07月28日
  • 特殊清掃人

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    章ごとに分かれた特殊清掃のストーリーで、実態が生々しくリアルに描かれているためグロさもある。知らない世界で興味深く読めたが、特殊清掃人が警察や探偵のようなことまで行うものなのか疑問に感じた。ミステリーとしては物足りないかな。

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    2025年07月27日
  • おわかれはモーツァルト

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    なんとなくこの人が犯人だろうなという目星はついていたんだけど、人に迷惑かけて私怨を晴らすな。
    まぁ、犯人探しというよりこのシリーズは音楽がメインだからいいのかな…。

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    2025年07月26日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    作家刑事毒島シリーズ第三弾!
    短編連作ストーリの展開から、極左集団の事件の真相を明らかにしていく物語。

    ■大いなる
    右翼系雑誌を扱う出版社が放火。
    テロの見立てで公安の淡海は毒島と事件を追うことに。
    毒舌から事件の真相が明らかに

    ■祭りのあと
    学園祭に潜り込んで、学生運動の調査をする二人。
    そこで発生した殺人事件。
    その犯人は?

    ■されど私の人生
    居酒屋チェーンの従業員の女性が自殺
    市民団体がそのチェーン店の会長である政治家を糾弾!
    そして、同じ店で、さらに女性が死亡
    二人の女性の死の真相は?

    ■英雄
    沖縄の基地問題。
    デモ隊が警察と小競り合いしている中、市民が死亡。
    それをもとに、左翼団体が力づけます
    しかし、その死の真相は?

    ■落葉
    選挙中の候補者が爆弾テロのターゲットに?
    その真相は?

    そして、一連の事件の黒幕は?

    といった展開です。
    どんでん返しの帝王の名の通り、どんでん返しで楽しめました。
    毒島の毒舌も、犯人を追い詰める語り方も、相変わらずで楽しめました。

    毒島の考え方もわかる物語です。
    楽しめます!!

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    2025年07月26日
  • 鬼の哭(な)く里

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    ネタバレ

    舞台が近くということで、津山の事件をモチーフにしたのかな?戦後まもなく自尊心を打ち砕かれ、おかしくなった地主が村人を殺害、自らは失踪。時は流れ、コロナ禍の日本。閉鎖的な村に都会からの移住者がやってきてから村の雰囲気が変わっていく。まさしく、当時の日本の縮図を閉鎖的な村で表しつつ、土着ミステリ風味で話が進んでいく。語り手は男子学生なので、息苦しさとか、親への反発とかが加わって、陰惨さは感じなかった。グロテスクな表現がないので、それが苦手な方にもオススメです。種明かしは科学的で良かったけど、多分勘の良い人は途中で種に気づきそうです。ラストはうーん、そうなるかな?とちょっと疑問でしたが、さらっと読みやすかった。

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    2025年07月25日
  • ワルツを踊ろう

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    最後の最後までサイコホラーのような話が続き、これはミステリーじゃないのかも?と思っていたら最後にこう来たか。
    総じてまあまあかな?

    九条さんやらアゼルファインが出てきたのは、中山七里さんの作品を読んでると、お!となる展開。
    中山七里さんシリーズの時系列が知りたい。

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    2025年07月24日
  • 氏家京太郎、奔る

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    テンポはいい。つかみもOK。
    なのに、終わりのほうのバタバタ感が拭えない。やっつけ仕事のように、あっという間の解決。小説だからこそのなせる業。都合の良い出来事から真犯人がすぐに捕まり、すぐに自供する。
    いくらなんでも、そんなに上手くはいかないよ。

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    2025年07月24日
  • 特殊清掃人

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    短編集のように、チャプターごとで語り手や事件が違うので読みやすい。 特殊清掃人という言葉の通り、孤独死や突然死など、死体の状態が細かく描写されており想像するだけで体力を使う場面も多々あるため、あまり想像せず読むのがいい。
    フィクションだが、物語の終わり方がなんとも言えず変に現実味を帯びているため、ノンフィクションのように思える。「なんだかなぁ」と現実の冷たさを、見させられてる気分になる。

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    2025年07月22日