中山七里のレビュー一覧

  • おわかれはモーツァルト

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    彼が登場するのを今か今かと待ってしまう。
    もう完全にファンだわ。
    今作では盲目のピアニスト榊場の背景や彼を想う人達の心情に焦点をあてており、ミステリーというよりも人間ドラマのようだった。
    モーツァルトの曲もあまり知らなかったので早速聴いてみよう。
    音楽の神に選ばれた榊場の弾くモーツァルトを一度聴いてみたいと思った。

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    2024年08月02日
  • 境界線

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    こちらも震災で変わってしまった友人の話。笘篠刑事が事件解決に奮闘する理由が、なんとも切ない。タイトルの境界線は、様々な意味を含んでいるが、あの311の前と後では、明らかに多くのものが変わってしまったという意味だろう。スピーディーな展開というよりは、被災した方々に寄り添うような心情の描写が多くある話だった。

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    2024年08月01日
  • 禁断の罠

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    斜線堂さんは現代の病理を描くのが上手いなぁ。本人ですら本当の自分の姿を知り得ないこともある。米澤さんの作品はミステリーとしても読み応えがあり、淡々と続く語り口なのに人情にあふれ、感嘆。とても好きだった。

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    2024年07月28日
  • 帝都地下迷宮

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    どんでん返しの帝王、中山七里さんの作品。
    地下で生活する謎の集団、エクスプローラー。
    捜査一課や公安を巻き込み、事件は意外な方向へ。
    いつもの中山七里さんの作品のトーンとは、また違う様な?

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    2024年07月28日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    教誨師として刑務所への慰問を行う主人公。ある日、刑務所での集会で見つけたのは、学生時代のサークル仲間の大切な友人であった。殺人犯として収監されている彼と学生時代のイメージがまるで繋がらないことから、友人との連絡が途絶えてから今までに何があったのか真相を追うことに。
    教誨師という変わった立場から、事件の真相を追いかけるミステリー。事件を紐解くとともに、主人公が宗教の道に進んだ背景や、教誨師と友人の立場の違いや使命に対する悩みなど、色々なテーマが複雑に絡み合っていく。そのいずれもがラストにはきれいに収まり、とても読後感がスッキリとした。

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    2024年07月24日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    SNSに限らずネットに勝手にこういう思考、嗜好だよねだからこれ興味あるよね、と表示されるのにはウンザリする。本の内容は最近本当によくSNSで見かける感じだなと。犯人は違う人が良かったな。

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    2024年07月23日
  • アポロンの嘲笑

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    フィクションではあるけれど、政府の対応や東電の対応などは、当たらずとも遠からずなのではないかと感じた。
    今の文明で人類は本当に原子力を使いこなせていると言えるのか…

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    2024年07月20日
  • 悪徳の輪舞曲

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    いよいよ御子柴の家族が登場。
    冒頭の話が読者に先入観を抱かせる。それを見事に裏切る御子柴。面白い。

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    2024年07月20日
  • テロリストの家

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    公安刑事の息子がテロリストに関係して逮捕勾留された?
    この奇抜な発想から小説は展開する。ただし、途中までは良いが、終わりのほうは少しダレ気味。もう一歩だと思う。

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    2024年07月17日
  • こちら空港警察

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    成田空港のグランドスタッフと空港警察署長が事件を追う話。空港警察なんてあったんやって驚きと空港事件の幅広さとグランドスタッフの大変さが湧き上がる。癖のある署長の辣腕ぶりが好きで見ててスッキリする、って別シリーズに出てきてるのねそっちも読まないと!

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    2024年07月15日
  • 境界線

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    ネタバレ

    序盤~中盤にかけては自分の好きな展開でワクワクしながら読んでいたものの中盤以降はストーリーが重くなり、過去をガンガン掘り下げていく、でも何かが物足りない感じで終盤を迎えた感じがしました。

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    2024年07月10日
  • ヒポクラテスの試練

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    ネタバレ

    政治家の視察旅行という点で、大体ネタが分かってしまうところが日本人の悲しい性。読みやすいのでサクッと読めます。

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    2024年07月10日
  • 翼がなくても

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    フォローしている方のレビューを読んで「読みたい」に入れていた本。

    陸上200m走でオリンピックを狙う市ノ瀬沙良は交通事故に巻きこまれ左足を切断せざるを得なくなる。加害者は隣家の幼馴染みの相楽泰輔だったが、沙良が隣家で引き籠る泰輔に恨みを募らせる中、泰輔が部屋で殺害された姿で見つかる…。
    ここから物語は二つの流れに。
    ひとつは、泰輔の事件を追う警察の捜査。こちらには、犬養隼人刑事と御子柴礼司弁護士が登場。完璧なポーカー・フェイスを操る御子柴に食い下がる犬養。丁々発止のやり取りが楽しめる。
    もうひとつは、沙良が義足のランナーとして再び200m走に挑んでいくお話。パラアスリートを巡る世界を描いて、

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    2024年07月07日
  • 夜がどれほど暗くても

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    春潮社の花形雑誌の副編集長の志賀は 家庭をかえりみず、仕事第一、他人にもそれを押し付けがちな高圧的な仕事人間。そんな志賀の息子が 自分の通う大学講師をストーカーし、その夫婦を殺害、自殺するという事件を起こす。仕事は左遷、ネットにさらされ、妻は家を出、会社にも抗議電話が鳴り響き、体も心もズタズタにされていく。そのなか、被害者家族である中学生の奈々美に出会い、被害者家族であるにもかかわらず、いじめや誹謗中傷にひとりさらされている事実を知り、体をはって護ろうと動き出す。その後、ストーカー殺人事件は、思わぬ展開を見せ、真犯人が現れて…と続く。志賀や奈々美の加害者、被害者家族の葛藤や気持ちの変化、社会の

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    2024年07月07日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    本作はカルト団体の取り巻く実態を社会に提起するような作品である。
    欧米諸国ではカルト対策法案を策定している。一方で、日本はどうか。その疑問をノンフィクションとフィクションも交え、我々に問いかけている。

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    2024年06月30日
  • おわかれはモーツァルト

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    シリーズものだと知らずに読んでしまったが、登場人物も少なく、シンプルなストーリーでわかりやすかった。
    前作なども読んでみたい。

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    2024年06月29日
  • どこかでベートーヴェン

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    シリーズものなのは分かってたけど1作目じゃなかった。間違った。豪雨の情景が臨場感溢れてて良かった。豪雨でもレスキュー隊は来てくれるのですね。
    出版が古いわけでもないのに、所々表現が昭和っぽくて引っかかるところがありました。ノンケとか、女子生徒は〇〇くん、と読んでるのに男子生徒は呼び捨てだったりとか。あと他にも携帯とか気になるけど、全体的に面白かったのでまぁいいか。

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    2024年06月25日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    今回のテーマは臓器売買。お金の為に子供の臓器を売る親。そんな臓器を患者の為と堂々と手に入れる医者。犠牲になった子供の為に犯人逮捕に突き進むものの、親としては答えを出せない犬養刑事。難しいテーマです

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    2024年06月25日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    教誨師の主人公が死刑囚となったかつての親友と再会、事件当時の担当刑事の一人と事件を再調査。
    残された遺族の苦しみや無力、脱力感、やるせなさは心が痛くなる。
    ストーリーは非常に面白く全体的に読みやすくサクサク読め、ラストのどんでん返しは綺麗にひっくり返されるも、そんな上手く行くかなぁ?と少し冷めてしまう。

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    2024年06月24日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    教誨師という仕事を初めて知りました。
    ストーリー展開は面白かったですが、
    こんなお坊さんいくらなんでもいないかな。
    あと宗教的な箇所が読みにくく。。
    最後のほうはぐいぐい読み進められるおもしろさでした。

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    2024年06月22日