中山七里のレビュー一覧

  • どこかでベートーヴェン

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    才能の残酷さと、才能という言葉で片づける残酷さ。今の自分にこの作品のテーマを投影してみる。自分は今、ビジネスという比較的努力の余地が大きな舞台にたち、打席に立つために必要な一定の才能は持つ状態にある。ここでいかに頑張れるか。それすらも才能なのかもしれないが。

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    2024年11月10日
  • ヒポクラテスの悔恨

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     司法解剖がテーマのテレビ番組「医学の窓」に出演した光崎藤次郎は、予算の問題について「世の中の問題の九割はカネで解決できる」と身も蓋もない言い方をしたことで炎上してしまう。それだけでなく、翌朝放送局のホームページには「親愛なる光崎教授殿」で始まり、「これからわたしは一人だけ人を殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」と述べた犯行予告が書き込まれてしまう。

     やはり読みとばしてしまっていたヒポクラテスシリーズ第4弾。光崎が助教時代の出来事も絡む、重要な回。犯行予告が書き込まれたことで、一見問題なさそうな死体であっても、万が一を考えて古手川が解剖するように促す→真琴が協力→光崎が解剖→新事実発

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    2024年11月07日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    犬養シリーズ。
    どんでん返しを期待したけど、何もなし。
    ありきたりな話で終わってしまった。
    次作に期待!

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    2024年11月07日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    ネタバレ

    高校で起きた転落死を被害者の同級生とその従兄である刑事が真相を暴く展開。
    その高校の演劇部が舞台となっており、そこでのエピソードが色々語られ、残りの数ページで真相が語られるのはちょっと一気に行き過ぎな感はあった。
    事件の真相が1つではないところなどは中山氏らしい展開であったが、真相に気づいた慎也は何とか立ち直って欲しいと思う。

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    2024年11月05日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    刑事犬養隼人シリーズ第六弾。
    テーマはカルトと民間医療。

    娘の入院仲間が自宅診療に切り替え、死亡。
    その体には不審な痣が..
    両親はDVを否定。
    病死と診断されるも納得のいかない犬養。

    さらに、翌月、女性の自殺死体。
    この死体にも同様な痣が多数...
    こちらも自殺として事件性なしと判断されるも、犬養は、その痣の謎を捜査していきます。

    そしてたどり着いた謎の医療団体。
    高額な民間医療を提供する謎の医療団体はカルト。
    そして、その医療団体で病気が治ったと宣言するアイドル。その影響力。
    カルトの典型的な展開ですね。

    犬養Vs医療団体の代表となって犬養がコテンパンに医療団大代表をやっつけると思

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    2024年11月02日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    女郎蜘蛛ってこんな漢字で書くんだ。
    妖怪なんだね。読めなかったから、ずっと絡・新婦で変換してた。

    ネット民は中山七里さんの小説では良く登場して騒いでいるけど、こんなに前面に出てきた事はなかったかな。自死に追い込まれる人は少なからずいるんだと思う。現実では救われてない人達が、せめて小説ではささやかな復讐を…って、やっぱり浮かばれない。
    後味はあんまりよくない。
    魔女狩りの標的にされたら、どっちに転んでも死ぬしかない、みたいの、絶望的な気分になる。

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    2024年11月01日
  • 翼がなくても

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    殺人事件とパラスポーツがどこでどうやって結びつくのか…あの人が怪しいのかな?とか思ってるうちに物語に引き込まれて最終的には感動しました。
    知らなかった障害者の事についても少し知れた。

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    2024年10月31日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    童話「ハーメルンの笛吹き男」をモチーフにしたのはおもしろいと思いましたが、中盤くらいで結末がわかってしまったので少し物足りなかったです。
    ワクチンの後遺症と聞くと真っ先にコロナを思い浮かべますが、女の子の子供を持つ親の身からすると今回のお話も決して他人事とは思えませんでした。

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    2024年10月31日
  • 毒島刑事最後の事件

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    最後の最後でそうくるかーという感じ。
    ちょっと取ってつけたような感じもしなくはないけれど、それが2回3回と読んでみたくなる要素かもしれない。

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    2024年10月30日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    作家刑事毒島シリーズ第3弾。
    今回は公安刑事との共闘がテーマ。最後の最後でのドンデン返しにはびっくり。
    これがあるから、中山七里はやめられない。次の最新作も楽しみ。

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    2024年10月28日
  • 悪徳の輪舞曲

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    ネタバレ

    はじめに殺人のシーンから始まるがその時点でオチをバラしてしまっていて、惜しいと思った。ストーリーは面白かった。

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    2024年10月25日
  • 復讐の協奏曲

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    ネタバレ

    主人公の御子柴先生のメンタルが共感しづらいが、法定サスペンスとしては面白いし、今回は犯罪が気が滅入る事件でなかったので、好きだった!

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    2024年10月25日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    拘置所内やそこでの死刑囚の心境、そして教誨師。
    今まで知らなかった世界を覗いた気分になった。
    本当の友情ってこんなに人を動かすんだなと思う反面、自分自身の仕事の役割を疎かにしてこんなにも友のために動けるのだろうかと感じる部分もあった。
    そして最後はまさかの急転直下で、まさしく大どんでん返し!
    でもやっぱり私には難しかったな

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    2024年10月23日
  • 毒島刑事最後の事件

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    軽快な語り口から被疑者を追い詰めていく毒島刑事が刑事を辞めるきっかけとなった事件。
    一つひとつの短編が最後の章で結ばれる。あえてこの終わり方しかなかったのか?えっと思う終わらせ方。しかし、よく考えてみるとさもありなんと思う。毒島刑事もこの終わらせ方しかないと予測していたかのようであった。

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    2024年10月21日
  • 秋山善吉工務店

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    前半はよくある、スーパーおじいちゃんが問題解決する話だったが、後半は火事の真相に迫る内容に。
    色々な要素盛り込んだなー、って感じだけど、何も考えずに楽しめる内容だった。

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    2024年10月21日
  • テミスの剣

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    ネタバレ

    面白かったが、たまたま女優がホテルから出てきて、たまたま支配人がそれを見かけたり、犯人も犯人で、何十年も前の出来事なのに、車で前を通っただけの運転手の検事の顔を覚えてて…っていうのがまあフィクションご都合主義で無理があるなあと思った。まあそれ言うと小説ほとんど成立しませんが。笑

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    2025年12月13日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    解説に書かれている『行き先不明のミステリートレイン』がピッタリだ。
    まさかこんな結末になるとは、誰も予想できないのではないだろうか。
    殺人、震災、政治問題、盛りだくさんの内容のサスペンス小説を堪能できた。
    スティグマとは、社会の多数者が少数者に押し付けたネガティブな刻印のことである。(409ページ 解説より)

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    2024年10月19日
  • 翼がなくても

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    幼馴染に車で轢かれて足を失った沙良。その相手が死体で発見される。捜査の担当はあの犬養刑事。そして相手の弁護士は御子柴と来ると、丁々発止の遣り取りが期待されたのだが、、、
    障がい者スポーツということもあるのか、犬養刑事も腰が引けているような気がする。
    何が何でも自分の思うように進めて行く沙良。高性能で高額な義肢を2度も購入した沙良とくれば、その費用の捻出もあり、死亡の経緯も想像できてくる。
    結末は御子柴弁護士と犬養刑事の良い話しにもってきているが、二人のキャラから何かスッキリしない。

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    2024年10月16日
  • 帝都地下迷宮

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    他の皆さんも仰っているように、中山七里さんの作品の中では結構異質な作品だと思います。文章の読みやすさは流石中山七里さんといったところですが、この作品の設定が現実からかなりかけ離れているというか、ファンタジー要素にちょっとだけミステリー要素が加わったという感じの作品でした。ラストも何だかあっけなかったですし。個人的には中山さんの爽快感やスピード感のある作品や、ミステリー要素の強い他の作品の方が好きです。

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    2024年10月10日
  • 逃亡刑事

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    ネタバレ

    主人公:冴子は男性顔負けの力強さを兼ね備えるが、上司にの罠に嵌まり、逃亡せざるを得なくなる。
    黒幕の正体も中山氏の作品の読者であれば見当がつき、大きなどんでん返しもなく終結する。
    冴子が警察に捕まってから奪還までの経緯はかなり現実離れしている感は否めないが、これはこれでスリリングな展開ではあった。
    個人的には冴子にまだ魅力を感じていない。刊行されている続編を読んだ後で冴子が魅力的な主人公になっていることを期待したい。

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    2024年10月06日