中山七里のレビュー一覧

  • 翼がなくても

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    殺人事件とパラスポーツがどこでどうやって結びつくのか…あの人が怪しいのかな?とか思ってるうちに物語に引き込まれて最終的には感動しました。
    知らなかった障害者の事についても少し知れた。

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    2024年10月31日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    童話「ハーメルンの笛吹き男」をモチーフにしたのはおもしろいと思いましたが、中盤くらいで結末がわかってしまったので少し物足りなかったです。
    ワクチンの後遺症と聞くと真っ先にコロナを思い浮かべますが、女の子の子供を持つ親の身からすると今回のお話も決して他人事とは思えませんでした。

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    2024年10月31日
  • 毒島刑事最後の事件

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    最後の最後でそうくるかーという感じ。
    ちょっと取ってつけたような感じもしなくはないけれど、それが2回3回と読んでみたくなる要素かもしれない。

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    2024年10月30日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    作家刑事毒島シリーズ第3弾。
    今回は公安刑事との共闘がテーマ。最後の最後でのドンデン返しにはびっくり。
    これがあるから、中山七里はやめられない。次の最新作も楽しみ。

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    2024年10月28日
  • 作家刑事毒島

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    ネタバレ

    最初の3章は似たような話かつあっさり終わっていくので、え〜?中山先生の作品にしては単調では〜??と思ったけど、後半2章は普通に面白かった。
    特に5章は現実でも似たような話があって、本当なんだな…と思ってしまった。
    リアルにあれが起こったと思うと、しんどいねぇ…。


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    2024年10月25日
  • 悪徳の輪舞曲

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    ネタバレ

    はじめに殺人のシーンから始まるがその時点でオチをバラしてしまっていて、惜しいと思った。ストーリーは面白かった。

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    2024年10月25日
  • 復讐の協奏曲

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    ネタバレ

    主人公の御子柴先生のメンタルが共感しづらいが、法定サスペンスとしては面白いし、今回は犯罪が気が滅入る事件でなかったので、好きだった!

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    2024年10月25日
  • 嗤う淑女 二人

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    ネタバレ

    ひとりを死に追いやる程度では面白みを感じなくなったとおぼしき彼女。ついには大量殺人を実行するのねと苦笑い。しかも自分ではあくまで手を下さず、彼女の言いなりになって動く人間を見つけるのですからさすがです。

    七里センセの他作品に登場する面々があちこちに見えて楽しいのなんのって。御子柴弁護士ってこんなに饒舌だったかしらと思ったりも。

    美智留はこの先もまだまだ死にそうにないですから、続編があるのでしょうね。そろそろ裏で糸を引くところばかりではなくて、第1弾のように彼女の姿ももっと見たいような気もします。見えないから良いのかもしれないけれど。

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    2024年10月24日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    拘置所内やそこでの死刑囚の心境、そして教誨師。
    今まで知らなかった世界を覗いた気分になった。
    本当の友情ってこんなに人を動かすんだなと思う反面、自分自身の仕事の役割を疎かにしてこんなにも友のために動けるのだろうかと感じる部分もあった。
    そして最後はまさかの急転直下で、まさしく大どんでん返し!
    でもやっぱり私には難しかったな

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    2024年10月23日
  • 毒島刑事最後の事件

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    軽快な語り口から被疑者を追い詰めていく毒島刑事が刑事を辞めるきっかけとなった事件。
    一つひとつの短編が最後の章で結ばれる。あえてこの終わり方しかなかったのか?えっと思う終わらせ方。しかし、よく考えてみるとさもありなんと思う。毒島刑事もこの終わらせ方しかないと予測していたかのようであった。

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    2024年10月21日
  • 秋山善吉工務店

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    前半はよくある、スーパーおじいちゃんが問題解決する話だったが、後半は火事の真相に迫る内容に。
    色々な要素盛り込んだなー、って感じだけど、何も考えずに楽しめる内容だった。

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    2024年10月21日
  • テミスの剣

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    ネタバレ

    面白かったが、たまたま女優がホテルから出てきて、たまたま支配人がそれを見かけたり、犯人も犯人で、何十年も前の出来事なのに、車で前を通っただけの運転手の検事の顔を覚えてて…っていうのがまあフィクションご都合主義で無理があるなあと思った。まあそれ言うと小説ほとんど成立しませんが。笑

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    2025年12月13日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    解説に書かれている『行き先不明のミステリートレイン』がピッタリだ。
    まさかこんな結末になるとは、誰も予想できないのではないだろうか。
    殺人、震災、政治問題、盛りだくさんの内容のサスペンス小説を堪能できた。
    スティグマとは、社会の多数者が少数者に押し付けたネガティブな刻印のことである。(409ページ 解説より)

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    2024年10月19日
  • 翼がなくても

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    幼馴染に車で轢かれて足を失った沙良。その相手が死体で発見される。捜査の担当はあの犬養刑事。そして相手の弁護士は御子柴と来ると、丁々発止の遣り取りが期待されたのだが、、、
    障がい者スポーツということもあるのか、犬養刑事も腰が引けているような気がする。
    何が何でも自分の思うように進めて行く沙良。高性能で高額な義肢を2度も購入した沙良とくれば、その費用の捻出もあり、死亡の経緯も想像できてくる。
    結末は御子柴弁護士と犬養刑事の良い話しにもってきているが、二人のキャラから何かスッキリしない。

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    2024年10月16日
  • 帝都地下迷宮

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    他の皆さんも仰っているように、中山七里さんの作品の中では結構異質な作品だと思います。文章の読みやすさは流石中山七里さんといったところですが、この作品の設定が現実からかなりかけ離れているというか、ファンタジー要素にちょっとだけミステリー要素が加わったという感じの作品でした。ラストも何だかあっけなかったですし。個人的には中山さんの爽快感やスピード感のある作品や、ミステリー要素の強い他の作品の方が好きです。

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    2024年10月10日
  • 逃亡刑事

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    ネタバレ

    主人公:冴子は男性顔負けの力強さを兼ね備えるが、上司にの罠に嵌まり、逃亡せざるを得なくなる。
    黒幕の正体も中山氏の作品の読者であれば見当がつき、大きなどんでん返しもなく終結する。
    冴子が警察に捕まってから奪還までの経緯はかなり現実離れしている感は否めないが、これはこれでスリリングな展開ではあった。
    個人的には冴子にまだ魅力を感じていない。刊行されている続編を読んだ後で冴子が魅力的な主人公になっていることを期待したい。

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    2024年10月06日
  • 特殊清掃人

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    特殊清掃業者〈エンドクリーナー〉には、日々、様々な依頼が押し寄せる。彼らの仕事をとおして、死者が抱えていた様々な事情が浮かび上がる。
    ノンフィクションで特殊清掃を扱う本を読んだことがあったのですが、防護服を着込んで臨む描写はなかったような。確かに感染とかのリスクはあると思うので、用心に越したことはないだろうけれども。感染のリスクとかよりも、虫がたくさんいる環境というだけで鳥肌モノ。生業にされている方には頭が下がります。

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    2024年10月06日
  • サイドストーリーズ

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    鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
    一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
    皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
    街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
    同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
    心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
    平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
    ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
    雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
    落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
    オレンジの水面(『北天の

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    2024年10月06日
  • 翼がなくても

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    ネタバレ

    結果を出すためにこんな無理をするなんて、やはり一流のアスリートは、勝利への執念が人の何倍も何十倍もなければ成功しないんだな、と終始感じながら読書。
    ただ目標を見失うことで、足元が崩れ落ちる恐怖は理解できる。とはいえ、五体満足な自分にはその痛みを完全には想像はできないが。
    自分だけでなく他の人の想いを背負っていたからこその無茶だったのかと、ラストに泣いた。

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    2024年10月04日
  • おわかれはモーツァルト

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    ネタバレ

    文庫の真ん中過ぎに、やっと登場の岬洋介!待ってました!

    今回も岬洋介の暖かい思いが、心に沁みます。


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    2024年10月02日