中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「毒島刑事、最後の事件」を読んだ後に、読みたくなって手に取った。
TVで犯人は知っていたので積読になっていたが、原作とドラマの間には深くて暗い川があるそうなので、読んでみて正解。
犯人達は、承認欲求が異常に強くて、滑稽なほど勘違いも甚だしい面々が次から次と現れる。
被害者側もうんざりするほど関わりたくない連中だ。
毒島の「うふ、うふふふ」は、爽快解決の始まりだ。
犯人にとってはとんでもなく理不尽で受け入れ難い毒舌かもしれないが、内容は至極真っ当で正論だ。
だからかな、すっきりするのは。
元同僚刑事達に異常に避けられているけど、こんな頭脳明晰で優秀な上に毒舌だなんて、最高におもしろいと思うけ -
Posted by ブクログ
イケメン犬養隼人3
今回のテーマは子宮頸癌ワクチン
ワクチンの功績、副反応に対する医師会、製薬界の対応への責任を問う
ミステリーとしては、犯人像は早い段階であの人かなと思いつつ
ラストで そこまでしますかとなりました
子宮頸癌ワクチンについて
当初は 推奨の流れから
重篤な副反応が認められて
それらの報道が痛ましく接種を躊躇し始めた
親が多かったように思う
薬害問題は、かなり難解なテーマ
そして、新しい薬はこれからも登場し続ける
利権の追求のみを目指す事ないよう
精査するシステムを期待します
新しいお薬、新しい治療法を研究されている方々
ありがとうございます
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Posted by ブクログ
司法解剖がテーマのテレビ番組「医学の窓」に出演した光崎藤次郎は、予算の問題について「世の中の問題の九割はカネで解決できる」と身も蓋もない言い方をしたことで炎上してしまう。それだけでなく、翌朝放送局のホームページには「親愛なる光崎教授殿」で始まり、「これからわたしは一人だけ人を殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」と述べた犯行予告が書き込まれてしまう。
やはり読みとばしてしまっていたヒポクラテスシリーズ第4弾。光崎が助教時代の出来事も絡む、重要な回。犯行予告が書き込まれたことで、一見問題なさそうな死体であっても、万が一を考えて古手川が解剖するように促す→真琴が協力→光崎が解剖→新事実発 -
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刑事犬養隼人シリーズ第六弾。
テーマはカルトと民間医療。
娘の入院仲間が自宅診療に切り替え、死亡。
その体には不審な痣が..
両親はDVを否定。
病死と診断されるも納得のいかない犬養。
さらに、翌月、女性の自殺死体。
この死体にも同様な痣が多数...
こちらも自殺として事件性なしと判断されるも、犬養は、その痣の謎を捜査していきます。
そしてたどり着いた謎の医療団体。
高額な民間医療を提供する謎の医療団体はカルト。
そして、その医療団体で病気が治ったと宣言するアイドル。その影響力。
カルトの典型的な展開ですね。
犬養Vs医療団体の代表となって犬養がコテンパンに医療団大代表をやっつけると思 -
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ネタバレひとりを死に追いやる程度では面白みを感じなくなったとおぼしき彼女。ついには大量殺人を実行するのねと苦笑い。しかも自分ではあくまで手を下さず、彼女の言いなりになって動く人間を見つけるのですからさすがです。
七里センセの他作品に登場する面々があちこちに見えて楽しいのなんのって。御子柴弁護士ってこんなに饒舌だったかしらと思ったりも。
美智留はこの先もまだまだ死にそうにないですから、続編があるのでしょうね。そろそろ裏で糸を引くところばかりではなくて、第1弾のように彼女の姿ももっと見たいような気もします。見えないから良いのかもしれないけれど。