中山七里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
あの頃、ワクチンに対する噂がだいぶ飛び交っていたのを思い出す。
現にワクチンによる副反応で怖い思いをした記憶も未だありありと蘇る。
ワクチンに限らず、何が正しくて何が正しくないのか…どの報道が本当で、どの情報が正しくて、どれが間違っているのか…世の中おかしかったですね。
完全にコロナに操られていた感じです。
それが今や、5類。
コロナやワクチンで亡くなられた方がいるのも事実なら今やインフルエンザ以下…風の一種という扱いも事実。
当時の医療関係者の奮闘に頭が下がりながらも今や過去の話になりつつある。
忘れちゃダメですね。
伊達先生の言うように「学ぶこと」
コロナの頃を思い出し、役に立ったことと立たなかったこと、失敗と成功、後悔…あの頃自分がどうだったのか…忘れちゃダメですね。
「夜がどれほど暗くても」は読んだのに「志賀さん」、全然気付かなかった(^^;
宮藤刑事と葛城刑事は名前に記憶あったんだけどなぁ -
Posted by ブクログ
蒲生事件の生き残り野々宮恭子は、粉うかたなく蒲生美智留の後継者だ。犯罪のスタイルは酷似というよりも引き写しだ。仮に美智留がまだ生存していると言われても、全く違和感が無い。金銭欲でも物欲でも復讐でも無い。ただ愉快だから他人の人生を弄びそして捨て去る。絶対神崎亜香里は美智留だと私は思った。では一体野々宮恭子は誰?エピローグまで作者は彼女の名前と動機も明かさなかった。柳井のせいで仲が良かった妹の自殺のせいで精神が錯乱する為らしい。でもこれだけでは美智留の食指は動かないだろう。柳井の初当選のインタビューを偶然見かけた時に柳井の人生を握り潰したい衝動に駆られた。嗜虐心である。美智留は又何処かで長く低く嗤っていることでしょう。こんな人が周りに居たらと思うとゾッとしますネ。でも誰にも悟られず事故、事件で片付けられているので有れば貴方の近くにもいる筈。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ戦後の農村・姫野村で、村民6人が襲われる凄惨な事件が起きた。その犯人・巌尾利兵衛は鬼のような形相で山の中へ消えてしまう。姫野村では令和の時代になっても鬼の呪縛に囚われ、恐れられていた。その村では今でも鬼が哭くと人が亡くなるという言い伝えがある。
令和の世に祟り?怨念?
非科学的じゃないっていう突っ込みをさせないほどの排他性がとてもリアルに感じられる。まるで宗教に心酔する信者のようだと思った。外との交流を拒み、うちの中で生きていくというのは常識や科学的な考え方から遠のいていくことだと気づく。
村の排他性や有無を言わせぬ世襲に嫌気が刺してしまう主人公の気持ちはよく分かる。彼に都会の価値観から物を言う大人たちとの交流も微笑ましい。微笑ましいだけで済ませてくれないとは思っていたし、中山先生は最後にやっぱりひっくり返してくれたなと頷きながら読み切った。
お母さんはきっと知っていたんだ。だから放っておいて欲しかったんだ、そう思ったら切なくなった。