中山七里のレビュー一覧

  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    安楽死について考えさせられた。

    回復の望みのない生の残酷さを見せつけられて、思わず目を背けたくなってしまった。正面から向き合いきれないほどの苦しみと絶望を伴った生がそこにあった時、苦痛から解放するための死がそこに存在することを知った。

    法で認められていない以上、安楽死は日本で犯罪となる。一方で、安楽死を選んだことで苦痛から解放される人が確かにそこにいた。

    苦痛から逃れられない生を傍観することは罪ではないのか?ドクターデスからの問いは重い。

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    2025年06月20日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    小説は設定が命、中山七里先生のとびきりおかしな
    設定と政治社会問題をはらんだ推理小説
    公安警察が出てくると何でもありになるよね
    地下コミュニティの存在理由や、隠蔽の背景が非現
    実的と感じられ、集団が地下生活を受け入れる過程
    や事件後の主人公の心境と行動がいまいち

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    2025年06月19日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    事件を通して、臓器移植に対して善悪を問う作品。

    手術室に入るまではあった鼓動や体温が無くなってしまう。本作を読んで臓器移植とはどういう事なのか考えさせられました。

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    2025年06月17日
  • 秋山善吉工務店

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    前半のほうが面白かった。小ネタがよく出来ていた
    ただメインのストーリーというか展開が少しチープ過ぎた気がする
    普通に読めるかる〜い物語

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    2025年06月17日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    ◆予選を突破できません
    ◆書籍化はデビューではありません
    ◆書評家の仕事がありません
    ◆文学賞が獲れません
    ◆この世に神様はいません
    上記5篇の短編集。

    毒島シリーズ第4弾にして、原点回帰というか、今回は第1作と同じく、完全な短編集。文学人界隈の事件になると、犬養がさっさと毒島を呼び出して高千穂に押し付ける、もしくは麻生班長から担当をふりわけられてやっぱり高千穂が毒島の相手をする…という流れ。きっと七里さんのうっぷんが溜まったんだろうなぁと思うほど、毒島が各所で毒づく毒づく(笑)。文学賞をとったり第1作を書いただけで天狗になっているような作家には、グサグサとナイフのように本作が突き刺さりそう

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    2025年06月15日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    犬養隼人シリーズ第3弾

    記憶障害を患った少女が街中で忽然と姿を消した。誘拐事件として捜査が始まった矢先、第二の誘拐が起きてしまう。

    子宮頚がんワクチン接種の副反応によって奪われてしまった少女たちの未来を思うと、胸が痛む。悪いと分かっているならやめればいい。製薬会社・産科学会・厚労省といった大きな組織と利権が絡まると、悪いならやめるというシンプルなことが通らない現実を突きつけてくる。ワクチン接種の弊害について、知ることができた。

    個人的に一番の印象に残ったのは、捜査員たちが70億円の現金を抱えて大阪の繁華街を駆け巡るシーンだった。調べると10億円の現金が約100kg、確か捜査員10数名での

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    2025年06月14日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    悪意あるインフルエンサーを盲信するフォロワーたちによる風評被害。一度世に出てしまうとフェイクだろうが広まった噂はなかなか消すことはできない。

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    2025年06月14日
  • 鬼の哭(な)く里

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     なんか、怖そうなタイトル((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
     でも読後、あれ?そんなに怖くはなかったかも…と、思いました。

     物語の舞台は岡山県姫野村、人口300人足らずの限界集落で、約70年前に村人6人を惨殺したとされ世間を騒がせた巌尾利兵衛の呪縛に囚われていた。それは、数年に一度鬼哭山から利兵衛の咆哮が轟くと、村人が死ぬというというものだった。時は流れて令和2年…村の人々は新たなる恐怖、新型コロナのパンデミックに晒される中、東京から転地療養として移住した麻宮…、この地域に息がつまっていた隣家に住む中学生の天木裕也は麻宮と親交を図るようになっていった矢先、鬼哭山から咆哮が轟

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    2025年06月13日
  • 作家刑事毒島の暴言

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     刑事毒島シリーズ第4弾!この作品も出版業界の厳しさをとことん描いたものになっていました。

     5話の連作短編集と言ったらいいのか、小説講座の講師や大物書評家、新人作家、文学賞に固執する作家、宗教団体書籍のゴーストライター等々…毒島が毒舌を行使しつつ事件を鮮やかに解決します。よくもまぁ、こんなに口が回ること!「うふ、うふふ、うふふふふ」も健在でした!!ただ、他の読書家さんが触れているようにもうちょっと毒島にいっぱい登場してほしかったかな…。

     大物書評家と文学youtuberとの作品は、今こうしてレビュー投稿している私が本当にそれでいいのか…考えさせられたかな!楽しく好きな本が読めればそれで

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    2025年06月12日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    “色”に関係したキーワードを持つ7つの事件を描いている。それぞれの事件は単独だが、最初と最後の事件にはつながりがあって、物語に一体感を持たせていた。

    完全な善人もいなければ、完全な悪人もいない。その人の中に善い面・悪い面があるだけだというようなフレーズが印象に残った。高瀬は、相手の心を読み、読んだ心をうまく誘導して相手の行動を操ることに長けていた。相手の心を思いのままに操るという点では、「嗤う淑女」の美智留と共通する。高瀬の場合は、心を読み操る才を持ちながらも根は善人だった。

    1人の人間の中に、善と悪が同居する。善を積めば徳となり、悪を積めば毒となる。なるほどねと手を打ちたくなるような言い

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    2025年06月11日
  • ふたたび嗤う淑女

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    嗤う淑女シリーズ第2弾。伏線は最初から張られていたのに、違和感をスルーしてしまった。柳井さんと久津見さんのやりとりに見当がついたことですっかり満足してしまったのが不覚。その後からのどんでん返し、ホント悪い人だわぁと走馬灯のように物語がフラッシュバックしてきて、後味は最悪なのに次の巻も気になってしまう、中山七里マジック。
    カエル男最終巻の前に嗤う淑女シリーズ第3弾読んで
    免疫をつけておかなくては(笑)

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    2025年06月11日
  • 殺戮の狂詩曲

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    ネタバレ

    やまゆり事件を彷彿とさせる事件が主題。どんでん返しの中山ということで、今回は最後に御子柴と犯人の本当の関係が明かされる。

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    2025年06月11日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    なんとなーく「犯人こいつじゃね?」と思って読み進めてたらそいつだった。

    もうひとどんでん返しあるかと思いきや、無かったので多少消化不良。

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    2026年02月09日
  • 鬼の哭(な)く里

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    終戦直後の大昔と、今、
    何もかもが違うようにおもいがちだが、
    案外人々はおんなじ様な仕組みで生きている気がした。

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    2025年06月09日
  • ヒポクラテスの誓い

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    法医学って深いなぁーって感じたし、かっこいいとも感じた。死者の声って死後解剖に関してのドラマではよく耳にする言葉だけど、まさしく、死者の声なき声をきくってかんじでした。

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    2025年06月08日
  • 闘う君の唄を

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    話の展開や、ある程度予想どおりではあったもののお約束の「どんでん返し」はよかったんだけど、やっぱり最後物足りない感じが否めなかった

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    2025年06月07日
  • 夜がどれほど暗くても

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    報道する側が、殺人容疑者の親になり報道される側になって、いろんな社会問題が絡み合うミステリーかと期待したけど、違う展開でした。全体的に話が現実離れしていて、中山七里さんの他の作品ほど、ぐいぐい引き込まれませんでした。

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    2025年06月07日
  • ドクター・デスの再臨

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    ネタバレ

    犬飼シリーズ第7弾

    最新にして最終シリーズかと思いきや
    まだまだ続きそうだし
    ドクターデスの裁判に至っては
    御子柴シリーズで展開しそうで
    読んでいて興奮した(笑)

    が!
    JKギルドのメンバーは容易に想像できたし
    (主犯格は別)
    突然、あまりに突拍子ない展開になったので
    先も読めてちょっと拍子抜け。残念
    犬飼が「不意に違和感が胸を過り…」
    いや、ずっと警告してたよ、わたしゃ( -᷄ _ -᷅ )
    ってなってた(笑)

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    2025年06月07日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    残りページ少なくなってきて、え、これ終わる??と思ったけどちゃんと終わった。

    このシリーズは毒島ではなく周りの人の視点で進むので、一緒になって毒島なに考えてんのかな〜って追う感じ。

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    2025年06月06日
  • 帝都地下迷宮

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    ミステリーの設定も面白かったけど
    目の前で困っている人がいて

    そんな時どう行動するのか、
    とかそんなことを考えるお話し✩︎⡱

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    2025年06月05日