中山七里のレビュー一覧

  • 彷徨う者たち

    Posted by ブクログ

    密室の仮設住宅で起きた殺人事件。
    捜査を進めるうちに行政の思惑や災害を食い物にするNPO法人などの存在が明るみになる。
    遺体を抱えて屋根まで脚立を昇るなんてできるだろうか
    …?動機も含めてちょっと無理があるかな、と感じました。

    0
    2026年05月14日
  • 殺戮の狂詩曲

    Posted by ブクログ

    御子柴シリーズ
    被疑者の精神面の変化や
    なぜ弁護を引き受けたか辺りは良かったが
    今回の切り札は…ちとご都合展開過ぎかな

    0
    2026年05月14日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

    Posted by ブクログ

    玄太郎おじいちゃんの破茶滅茶っぷりは控えめに、岬洋介との出会いやその先の活躍への足掛かりを感じさせるストーリー。まさに前奏曲。

    経験も知識も豊富な玄太郎さんにも、
    音楽というウィークポイントがあり、
    そこを颯爽と現れた岬洋介がさらりと
    解決に導いていく姿が見どころ。

    犯人の動機には相変わらずモヤモヤさせられるけど、どうしようもなく保身的なのが人間臭さなのだと言われているような気もする。

    0
    2026年05月13日
  • バンクハザードにようこそ

    Posted by ブクログ

    友の復讐のために一つの地銀を破滅させていく話。司法書士の仮面を被った詐欺師の敵を欺くやり方が小気味よく響く。悪い奴には容赦ない。手段は選ばず、再起不能になるまでやっつけてやる。

    0
    2026年05月13日
  • スタート!

    Posted by ブクログ

    【映画制作は総力戦】
    「事件×映画制作」という組み合わせが面白い作品。もっとミステリー色の強い内容を想像していたが、実際は“映画を作り上げていく過程”そのものに惹き込まれた。

    普段、自分は映画の“完成品”しか見ることがない。しかし本作では、企画立案からクランク・イン、撮影中のトラブル、スタッフ同士の衝突まで、一本の作品を完成させるまでの苦労がリアルに描かれている。事件の真相以上に、「この映画は無事に完成するのだろうか」という点が気になり、最後まで夢中で読み進めた。

    助監督・宮藤の奮闘、監督の作品に懸ける想い、演者やスタッフたちが力を合わせて困難に向き合う姿は、ミステリーというより“ものづくりの物語”という印象が強かった。大きな壁にぶつかりながらも、一歩ずつ前へ進んでいく展開は、やはり読んでいて面白い。

    また、“強い想い”というものは、良い方向へ向かえば人を動かす力になる一方で、向かう先を間違えると、自分自身や周囲を傷つけてしまうこともあるのだと感じた。諸刃の剣、難しいものです。

    0
    2026年05月13日
  • テミスの剣

    Posted by ブクログ

    わ、渡瀬、カエルやらヒポクラテスやらで知ってはいたが、こんな人物だったのか〜。辛い、でも頭上げて誓いに殉じる覚悟で突き進む姿は格好イイ。

    0
    2026年05月15日
  • ヒポクラテスの試練

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今までと若干テイストが違うお話。
    人間の悪意も見えつつ、実質的に殺人というわけではなく(最後のケースは殺人か?)、誰もが知っていたり疑わしく思っていたりする政治家の汚い部分、杜撰な業者の存在などに触れた作品。

    0
    2026年05月10日
  • バンクハザードにようこそ

    Posted by ブクログ

    いよいよ詐欺師が主人公のシリーズの始まりでしょうか(きっとシリーズ化されるのでしょうね)。
    作者の守備範囲は広いなぁ。それに話の運びもスムース。
    ただ斬新さはなかった。最後のどんでん返しも予想通りだったしね。

    0
    2026年05月10日
  • いつまでもショパン

    Posted by ブクログ

     岬洋介シリーズ第3弾。殺人事件は起こり、テロも何度か発生するものの大半はショパンのピアノコンクールの描写。もうちょっと推理パートがあるかと想像していたが、圧倒的かつ執拗なほどに演奏描写が多く、この演奏描写理由で脱落者が多数出ているのでは。ピアニストが読むと納得なんだろうが、一般読者は置いてけぼりなので演奏パートはもう少し削ってほしいのが本音。音楽一家の期待を背負いポーランドの伝統的ショパンの踏襲を信条にしていた主人公・ヤンがピアニストとして一皮剥ける成長を遂げたことは良かったが、ここまで話を大きくする必要はあっただろうか。

    0
    2026年05月09日
  • バンクハザードにようこそ

    Posted by ブクログ

    友人を粉飾決済隠しのために殺された詐欺師が銀行を破滅に追い込むまでの話。登場人物のモチベーションも理解できるものだったのでリズム感よく読めた。
    専門用語もさりげなく補足していたりとテクニックが散りばめられている印象だった。

    0
    2026年05月08日
  • ハングマン 鵜匠殺し

    Posted by ブクログ

    悪人に制裁を加えるシリーズ2作。ハングマン達の知人が巻き込まれた高級腕時計店強盗、振込め詐欺、投資詐欺の復讐劇。不遇な幼少時代を過ごした犯人達が、生活に苦しむ人たちを使って、詐欺を行い、結果、不幸な人々を生み出すという連鎖が生まれる…。すっきりしないストーリーと結末は作者さんらしくない。

    0
    2026年05月06日
  • バンクハザードにようこそ

    Posted by ブクログ

    司法書士の東雲が、箱根銀行に勤める友人、燎原が多額の金を横領して自殺したと聞き、納得できない東雲は、燎原の妹の杏子、元後輩銀行員とタッグを組んで銀行に復讐を企てます。

    地面氏詐欺、未公開株、不倫などなど次々と銀行を追い詰める、痛快エンターテインメントです。

    さすがの筆力で一気に読みましたが、今の気分と合っていなかったのか個人的には今一つ刺さらず。

    0
    2026年05月06日
  • 彷徨う者たち

    Posted by ブクログ

    宮城県警シリーズ3作目。仮説住宅、それも密室で遺体が見つかった事件を追う話。笘篠と組んでいる蓮田の気持ちの揺れがしんどくて。良かったことやのに、それで良しとならない災害が憎い。事件よりも震災とか復興とかそっちの方に心が持っていかれる。

    0
    2026年05月05日
  • テミスの剣

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どんでん返しを期待して読んでしまったのでなんとも…。
    序盤、昭和の酷い取り調べとは言えなかなか読み進められなかった。
    冤罪で捕まえてしまった側、というのは珍しくて面白かった。
    最後の方は一気に解決していく感じがドラマって感じ。
    二十数年前、目の前を横切った車に乗っていた女優の運転席に座ってた男の顔を覚えてる。はなかなか…。
    とはいえ、ドラマになったら面白いだろうな〜。
    難しい話しというのもあって読むのが大変だったが、
    かなり勉強になった。

    0
    2026年05月05日
  • ヒポクラテスの誓い

    Posted by ブクログ

    ドラマ化されていたのを思い出し、読んでみた。
    内容は知らんかったが、法医学ミステリー。
    自分の知識が足りないのもあって、ハマらなかった。

    0
    2026年05月04日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

    Posted by ブクログ

    カエル男の正体に一切疑念を抱かずに読み進めていたら、まんまとやられた!
    正直、文体がおバカな私にはちょっと肌に合わないかもと感じるんだけど、グロさと衝撃が堪らないので続きが読みたくなっちゃうんよな〜

    0
    2026年05月04日
  • ハングマン 鵜匠殺し

    Posted by ブクログ

    このシリーズってダークヒーローによる懲悪モノなのに、少しも心が晴れないところが良いよね。
    人を呪わば何とやらじゃないけど『いつか自分もその報いを受ける』と鳥海達が覚悟しているから好き。
    最初に目次を見た時は「なんで鵜?」と思ったけど、そういう事か。
    上手い表現だわ。
    ただ、騙された人達の末路を思うと辛いな。
    今回は被害者が多すぎた。
    騙す方は当然として騙された方にも原因が…なんて耳にするけど。
    正直騙されない自信、思っていたより無いかも。

    0
    2026年05月03日
  • ヒポクラテスの悲嘆

    Posted by ブクログ

    最後はそこで繋がったか、と思いつつ、途中で「この人仕掛け人じゃない?」とは思ったんだよな。
    金田一少年の事件簿だったら高遠遥一の立ち位置。
    たとえミイラになっても、白骨になっても、法医学の面から解明できることは残されているのだと興味深かった。

    0
    2026年05月03日
  • バンクハザードにようこそ

    Posted by ブクログ

    オーディブルで聴きました。
    面白かった。シリーズ化も考えているぽいところもあって、久々に力を入れているのではないか。。と想像。

    スカッと勧善懲悪もので、悪いやつは成敗されるので気持ちいい。女性が出世のために身体を。。なんてこと実際に今でもあるのか知りたい。そんな会社辞めてしまえと思うけど、辞められないほど待遇がいいのか、転職が難しいのか。

    「地面師たち」に比べると、顔もバレているし仕込みも不十分で、なわけないだろうなこともたくさんあるけれど、必要のないところで、ハラハラさせられることがないので、気持ちよく進めた。

    シリーズ化するとなれば、最後の彼は口を割らないことになると想像するけど、そんなことできるのかな。。

    0
    2026年05月03日
  • ハングマン 鵜匠殺し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第二弾。

    トクリュウ詐欺の被害者の無念を晴らす話。
    実行犯的には暴力性がないものの被害者はほぼ自死なので、恨みは相当なものでしょうね。
    昨今の情報をうまく取り入れているものの、指示役にたどり着くのが早くてびっくり。
    警察小説なら、指示役判明までが一山、海外からの引き渡しが一山となるところだが、ラストはあっけない。
    指示役たちの背景も描かれて、救いがない負のループは後味が悪いです。
    勧善懲悪ものでないところが著者らしい。

    0
    2026年05月03日