中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【映画制作は総力戦】
「事件×映画制作」という組み合わせが面白い作品。もっとミステリー色の強い内容を想像していたが、実際は“映画を作り上げていく過程”そのものに惹き込まれた。
普段、自分は映画の“完成品”しか見ることがない。しかし本作では、企画立案からクランク・イン、撮影中のトラブル、スタッフ同士の衝突まで、一本の作品を完成させるまでの苦労がリアルに描かれている。事件の真相以上に、「この映画は無事に完成するのだろうか」という点が気になり、最後まで夢中で読み進めた。
助監督・宮藤の奮闘、監督の作品に懸ける想い、演者やスタッフたちが力を合わせて困難に向き合う姿は、ミステリーというより“ものづくりの物語”という印象が強かった。大きな壁にぶつかりながらも、一歩ずつ前へ進んでいく展開は、やはり読んでいて面白い。
また、“強い想い”というものは、良い方向へ向かえば人を動かす力になる一方で、向かう先を間違えると、自分自身や周囲を傷つけてしまうこともあるのだと感じた。諸刃の剣、難しいものです。 -
Posted by ブクログ
オーディブルで聴きました。
面白かった。シリーズ化も考えているぽいところもあって、久々に力を入れているのではないか。。と想像。
スカッと勧善懲悪もので、悪いやつは成敗されるので気持ちいい。女性が出世のために身体を。。なんてこと実際に今でもあるのか知りたい。そんな会社辞めてしまえと思うけど、辞められないほど待遇がいいのか、転職が難しいのか。
「地面師たち」に比べると、顔もバレているし仕込みも不十分で、なわけないだろうなこともたくさんあるけれど、必要のないところで、ハラハラさせられることがないので、気持ちよく進めた。
シリーズ化するとなれば、最後の彼は口を割らないことになると想像するけど、そんなことできるのかな。。