中山七里のレビュー一覧

  • ドクター・デスの再臨

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    安楽死、尊厳死はどちらかと言えば賛成派だったが、やはり安易に法制化するとデメリットも大きいんだろうな。前作は読んでるはずだが記憶に残っておらず、今作も「ラストにどんでん返しが」と言うにはわかりやすすぎる展開かと

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    2025年05月12日
  • おわかれはモーツァルト

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    今回はミステリー要素は少なく感じました。犯人も何となくこの人かなーと思っていた人だったので驚きも少なめ。
    ですが、テンポ感が良くすっきりとした終わりで読みやすいです。
    岬洋介シリーズが久しぶりだったので、過去作もまた読み直したいと思いました。
    次回作も楽しみです。

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    2025年05月12日
  • ドクター・デスの再臨

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    前作を読んでいないことに途中で気づいたのでこれから読もうと思います。
    安楽死を請け負うドクターデス
    なかなか難しい問題
    そして有名な人が依頼していることがさらにことを難しくして
    でも綺麗なままでいたいという女優さんの話とか、わからなくもないとか思ってしまった

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    2025年05月11日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    一応ミステリーというジャンルではあるが、どちらかというと犯人探しというよりも、主人公の過去や人格形成が主題になっている印象。
    猟奇殺人という前科のある弁護士が主人公で、かつテーマが贖罪だから、主人公にスポットライトが当たるのは当然なのかな。

    印象に残ったのは少年院時代。嘘崎の意思を継いで弁護士になり、稲見の教えから罪を償う覚悟を決めた時代。タイトルの奏鳴曲が何を指すのかと思ったら、元々人間離れした感性が、ピアノの音色を聞くことで別人のように輝き出すため。
    終始暗然とした雰囲気で進行するため、ピアノのシーンだけはグレーカラーから一変、彩り豊かなカラーへ移り変わり、主人公の心の変化を感じさせた。

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    2025年05月11日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    発想が突飛すぎると酷評もされる本作だが、「地下の住民」たちの生活が、原発事故の被害者であり、政府の隠蔽工作を無理強いさせられたことに端を発していることで国や政治の勝手さを実感させる内容となっていて、主人公の地上での「生活保護受給者の申請の審査」という仕事の無慈悲さとの類似性も相まっておもしろい。ただ、主人公のみならず同僚や地下住民たちが損得勘定抜きで全員が正義感ありの自己犠牲の精神を持っていたり、たまたま鉄道マニアの集まりの中に味方になってくれる警察がいたりなど都合が良過ぎる部分がちらほらあった。しかしそういうところの助けもあってか後半からのスピード感は読んでいて心地よかった。

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    2025年05月11日
  • スタート!

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    映画製作にまつわる様々なことが興味深く、一つの作品を作り上げていく、その過程の面白さに惹きつけられます。

    更にミステリ要素も加わり、エンターテインメントとして申し分なく、作者の引き出しの多さに、改めて感服しました。

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    2025年05月10日
  • 特殊清掃人

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    特殊清掃業者とは、孤独死、事故死、事件現場など、通常の清掃では対応できないような特殊な状況の部屋を清掃する業者のお話。

    遺体の腐敗による汚染、体液、血液、悪臭、害虫などの問題に対応し、部屋を原状回復させるための清掃や、除菌・消臭、害虫駆除、解体、リフォームなどを請け負う仕事の描写はかなりリアルティ溢れてましたが、それに無理やりミステリー要素をこじつけたところでいろいろと限界があるなと思いました。全体的にミステリー要素が小粒で、つまらなくはないが面白くもないと言った感じ。

    同じ特殊清掃業者のお話で言うと、本ではなく韓国ドラマですが、「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」とかがおススメ

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    2025年05月10日
  • スタート!

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    映画好きには堪らないのかも知れないが、ちょっと映画撮影に関わるところが長いように感じた。事件も落下事件が2件と少なく、警察も本腰を入れない。やっと終わり頃に殺人事件。犯人もなるほどというところ。途中で挫折しかかったが、読み終えてホッとした。
    ドンデン返しは、殺人者まで出した映画をウルトラCで公開に漕ぎつけたことだろうか。

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    2025年05月10日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    3人の若い女性が殺害され、逮捕された犯人は3件目のみ否認。その3件目の謎を鑑定人が暴くというザックリとこんなストーリー。

    ストーリー的には楽しめました。犯人は薄々感じることができたけどそこまでに至る伏線やその回収の仕方はやっぱり中山七里さんはさすがだなという印象。
    ただちょっとキャラ立ちが弱いなという印象も拭えず…

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    2025年05月10日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    なかなかにリアルな話で、子宮頸がんワクチンをめぐる利権や、誘拐に隠された秘密等面白い話でした。やめられなくなる中山七里作品の、代表格。どこまで本当の話かはわからないけれど、子宮頸がんワクチンの副作用は現実的にも、推進派と副反応の恐ろしさ。そして、それに絡む利権も本当に現実としてある話。流石に中山七里の頭の中は、本当にすごいよ。どうやって調べているのかわからないけれど、その知識量たるや、驚きます。話そのものも面白いけれど、最後に少しだけ救いがあるところも、良かった。オーディブルで再読。それにも、犬飼刑事は、だんだんカッコ良くなる。

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    2025年05月08日
  • 鬼の哭(な)く里

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    最後がちょっと思ってた感じとは違ったけど面白かった。閉鎖的な村の嫌な感じ…。
    裕也父の「いくら自分の家でも好き放題していいわけじゃない」は…買った家ならいいだろって。
    それ本気で言ってるような親は嫌だよね。

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    2025年05月08日
  • 逃亡刑事

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     途中からようやく面白くなった。初めはなかなか入り込めなかったが、面白くなってからは、逃避行の世界に一緒にいるような迫力があった。

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    2025年05月08日
  • 笑え、シャイロック

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    少し厳しめの星3つ。

    池井戸潤の小説よりもかなりライトな印象ではありつつ、どのような理由で不良債権が発生してしまうのかが概ね理解でき、物語としてはまずまず面白かったです。ただ、ミステリー要素については、取って付けた印象が強かったので、特になくてもよかったように思いました。

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    2025年05月08日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    実際にこんな事件って起こってるんだろうなと思うと恐ろしい。
    自分も悪意の一部にならないように注意しなくては。

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    2025年05月08日
  • ネメシスの使者

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    テーマは死刑。社会派ミステリー、やけどトリックとかではなく、少し死刑についてが長かった。でも最後にひっくり返されたのはさすがと言うか、一気に引きつけられた。

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    2025年05月06日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    犬飼刑事のシリーズ2作目程よい長さの短編。今作の犬飼刑事は結構かっこいい。こういう作品でも、中山七里らしさを出せることがすごい。それぞれの作品に、犬飼刑事の鋭さと、優しさと、人間らしさが出ている。再読したい本。

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    2025年05月06日
  • 悪徳の輪舞曲

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     弁護士・御子柴礼司シリーズ第4弾。
     今回の依頼人は、御子柴が30年前に事件を起こして以降、連絡の途絶えていた妹。依頼内容は、母にかけられた殺人の嫌疑を晴らしてほしいというもの。
     第2作で、かつて自分が犯した罪を白日のもとに晒して以来、世間の注目を浴びる御子柴だが、今回は何かと今までとは勝手が違う。親子に渡る殺人の系譜は存在するのか、前作とは違う意味で懊悩する御子柴の姿が印象的な作品。
     第2作「追憶の夜想曲」で御子柴の被害者遺族が登場、第3作「恩讐の鎮魂歌」で御子柴の少年院時代の恩師が登場、そして本作で御子柴の家族が登場と、御子柴の身辺の人物が法廷に立っている。次作以降の展開も楽しみであ

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    2025年05月05日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    オーディブルにて再読。犬飼刑事の事件では、以前読んだものでも結構キツい殺人事件が多いが、男の心理は、細かなところまで分かるが、女性には全くこの特技を発揮できないという、敏腕刑事が、今回は内臓を抜き取られた死体に困惑する。物語としては、切り裂きジャック事件を念頭に置きながら、移植にまつわる社会問題としての、脳死を問題適しているが、犯人の意図は、自分のミスを公にしないようにするという、あまりに身勝手な動機からの殺人事件だった。脳死や、移植行政に対する問題提起は、非常によく伝わる内容であったと思うが、殺人の動機が、思いの外陳腐だったようにも感じた。それほどに医学会の権威を保持すること、ステータスを守

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    2025年05月05日
  • 禁断の罠

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    時代を感じさせる内容のものがいくつかあったけれど意外性という点では物足りなかった。それでも1作目のラストや4作目の動機の切なさは個人的には好みのものだった。

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    2025年05月04日
  • 帝都地下迷宮

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    東京の地下には人知れず生活している者たちが……という設定は興味深いのだが、そこに生活するようになった原因や、それに至るまでが流石に無理がある。大規模な原発事故が原因になっているのであれば与党に一撃喰らわせるチャンスとばかり様々な政党が責任追及に動くだろう。地下での生活も「これどうやっているの?」と納得できないところが目立つ。テンポの良さや結末は悪くないだけに少し残念だった。

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    2025年05月03日