中山七里のレビュー一覧

  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    まるでカルト宗教のような印象の民間医療。
    重い病気を患ったら、藁をもすがる気持ちになるのは理解できるので、読んでいて何とも言えない気持ちになった。
    犬養シリーズはやっぱり面白い。

    0
    2023年12月27日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    現実の出来事とリンクしているのは良かった。でも途中で双子が関係なくなっちゃったり、ずーっと気になってたことが、最後に取ってつけたように明かされたのはどうなんだろうと。ちょっと期待の方が大きすぎたのかもしれません。

    0
    2023年12月27日
  • スタート!

    Posted by ブクログ

    この小説はミステリーではない。映画に己の全てを捧げてきた者のか哀歌である。
    鬼気迫る映画の撮影現場の緊張感。そこにはテレビ界でどれだけ視聴率を取ってきたかは関係ない。あるのは、映画を観る者が心を揺さぶられるか否かだけ。
    久々に大スクリーンの映画を観たいと思わせてくれた。

    0
    2023年12月24日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    阿部元首相襲撃事件の前にこの作品が書かれていた事に驚きました。いつも通り読みやすく最後まで一気に読みましたが、犯人が誰か自分の予想が当たってしまったのでそれを裏切って欲しかったです。

    0
    2023年12月18日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

    Posted by ブクログ

    この後の話を知っているので、コンビがここまでというのは大分寂しい感じ。
    オレオレ詐欺の犯罪に加担した息子のカタを取ろうとする父親の話とか切ないな、と思う。
    それにしても脱税とはなかなかやはり亀の甲より年の劫って感じだなとニヤリってなりました。

    0
    2023年12月17日
  • 翼がなくても

    Posted by ブクログ

    陸上選手ってほんまに走るの好きなんや。
    走るの好きってのが共感できなさすぎて、ただ足速く生まれたからやってるんやと思ってた。ごめんな。
    アスリートに限らず、やりたいことができないのってめっちゃストレス溜まるよな。

    0
    2023年12月15日
  • 逃亡刑事

    Posted by ブクログ

    順番を間違えたか、「越境刑事」の次に読んだ作品。相変わらずの!?型破り。二転三転があったのは面白かったけど、その分紙幅の都合か、いわゆる「回収」部が少し雑だった気が。本部長の関与もわからず終い。ファンも読み慣れてくると「期待」だけは高めてくるから作家さんも大変だ。

    0
    2023年12月13日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

    Posted by ブクログ

    まず、静おばあちゃんは“おばあちゃん”なんていうかわいらしい人物ではない…ものすごく裁判官だ。そして要介護探偵さんは口調や振る舞いがものすごく地主っぽくて、ザという感じがして笑えた。

    事件の真相も面白くてよかった。(特に認知症のおじいちゃんを助ける話が良い)

    0
    2023年12月07日
  • ヒポクラテスの悔恨

    Posted by ブクログ

    連作短編になっていてそれぞれ事件が起きる。
    面白いけど、がつんとくる感じはないかな。
    古手川と真琴は付き合うのか相変わらず気になるー。

    0
    2023年12月06日
  • 笑え、シャイロック

    Posted by ブクログ

    中山七里先生らしい、骨太の文体でした。
    普通の会話文には絶対に出てこない単語も面白く、銀行員と一括りに出来ない組織である事を知れて楽しかったです。

    0
    2023年12月05日
  • 秋山善吉工務店

    Posted by ブクログ

    善吉じいさんは、経験豊富で、自分の仕事に自信があり、周囲にも認められ、知己が多い。
    それでも、息子に先立たれた事は、どんなに残念で、後悔をしたことだろう。
    そんな老夫婦の所に、息子が残した家族が転がり込む。これは、なんとしても助けるしかない。そして、それをやり遂げてしまう。なんとも凄いじいさんだ。

    0
    2023年12月03日
  • ヒポクラテスの悔恨

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作「ヒポクラテスの試練」の後に読んだからちょっとパンチが弱く感じてしまったかも。
    でも、面白い。前作の方が面白かったというだけ。

    ひとつひとつの話がほぼ独立しているから
    長編が苦手な人には前作より読みやすいかも。


    不慮の事故で亡くなってしまった人たちもいたけれど
    基本的には人間の私利私欲のために
    罪なき人たちが亡くなってしまって。
    なんだか切ないシリーズだったかなという感想。

    0
    2023年12月03日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    3.11くらいまでは面白くよめたがその後の展開がこれじゃない感がすごい。何が書きたかったのかよく分からん展開だった。すごく面白そうな展開だったのに残念。

    0
    2023年11月29日
  • 総理にされた男

    Posted by ブクログ

    政治や法律の事はよくわからないが、知識がなくても楽しめた。
    現実にはありえない急展開や事件、最後はそうくるんだ!と、小説ならではの引き込まれる作品でした。

    0
    2023年11月26日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

    Posted by ブクログ

    元気すぎるおじいちゃん。

    痛快に事件解決していき読みやすかったが、こういう主人公はどうも好きになれない。

    0
    2023年11月24日
  • 翼がなくても

    Posted by ブクログ

    物語としては面白かったけど、主人公にどうしても共感できなくて、妙ないらだちがあった。

    あまりにも自分と主人公が違いすぎる。
    それは、他の小説でも多々あること。
    境遇が違いすぎる、性格が違いすぎる……
    でも、それを物語に入り込んで想像の中で主人公をぐっと自分に引き寄せていくことで共感出来たりするんだけど、この主人公はどんどん遠ざかっていくばかりだったわ。

    まあ、とにかくリアリティが感じられなかった。
    両親が途中から脱落したのも不自然だったなあ。

    0
    2023年11月23日
  • 帝都地下迷宮

    Posted by ブクログ

    最後の終わり方は良かったです。
    しかし、後半の展開がとても急で、何とも無理矢理感?一定のページ数に押さえ込もうとした感がありました。
    それでも中盤までの基礎固め、逃亡の流れはとても読みごたえがあり、全体的にみれば面白かったです。

    0
    2023年11月23日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前読んだ作品の続編、前作では気持ちよく
    騙された気分があるが・・・詳細忘れている
    また借りれるw
    この作品は二人の探偵が協力もヒント提供も
    なく別々に真相に到るのだが、解決する為に
    は若い(70才台)玄太郎のムチャクチャな行
    動が必要だったのかもしれない(´・ω・`)

    0
    2023年11月19日
  • 騒がしい楽園

    Posted by ブクログ

    前作では田舎の幼稚園の新任熱血教員が主人公でした。今作では前作主人公の同僚だった「冷静さ」が売りの神尾舞子が主人公になります。
    田舎から都内住宅街へ舞台は移り、そこには近隣住民からの「園児の声が騒音だ」という苦情や待機児童問題など、前の職場とは異なるものの課題が山積しています。
    舞子のように「正論で」渡り合うことができるのであればラクな部分もあるのでしょうが、実際にはそうはいかないことが多いからこそ、読んでいて一種の爽快感があるのだと思います。

    ただ、園児が殺害されるという事件については、自分の子どもがちょうど同年代ということもあるのでしょうが、受け入れることができませんでした。前作でも「園

    0
    2023年11月16日
  • 越境刑事

    Posted by ブクログ

    拷問に次ぐ拷問、そして心をへし折る陵辱。なぜここまで描くのかと疑問は感じなかったけれど、痛めつける相手は冴子なだけに公安部も徹底せざるを得ないのか。
    爆破でもしない限り囚人の脱出は不可能だろうと考えていたら、答え合わせは見事に一致。
    今後、冴子の人生においてトラウマになるのは間違いないであろう。

    0
    2023年11月14日