中山七里のレビュー一覧
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鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
オレンジの水面(『北天の -
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ネタバレ第1弾ほどの生々しさはないけれど、彼女に縋った人は全員陰惨な死を迎えるところが恐ろしい。彼女の美しさを表現する言葉が第1弾とは異なっていて、そこまでの美貌を感じさせないゆえ、別人だろうと思っていたらやはり。
七里作品のダークヒーローは嫌いになれないものだけど、このダークヒロインはまだまだ好きになれません。人をさんざん煽るだけ煽って最後にどん底へ叩き落とす。まぁ、彼女の依頼人もオイシイところを狙いすぎで同情はできないけれど。Netflixで『地面師たち』を全話一気に観たあとだったから、より面白く読めました。
そんなにオイシイ話が転がっているわけないっちゅうの。 -
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ネタバレ東日本大震災直後に起きた殺人事件。容疑者の加瀬は被害者の家族と親しかった。逮捕後、護送される途中で余震があり、その隙に加瀬が逃亡。何処へ向かったのか ―― 。
阪神淡路大震災時に両親に守られ奇跡的に助かった加瀬でしたが、その後はけして幸せではありませんでした。唯一の肉親の叔父には労働力を搾取され、学校ではいじめで暴力を受けていました。高校を卒業して就職すれば会社が倒産して職を失い…という、何のために助かったのか、助けられたのかと思うような人生だと思います。
被害者の純一もまたついてない男でした。交際していた女性の元彼が性質の良くない男で、純一はつきまとわれ金を巻き上げられ散々でした。そして