中山七里のレビュー一覧

  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    本作はカルト団体の取り巻く実態を社会に提起するような作品である。
    欧米諸国ではカルト対策法案を策定している。一方で、日本はどうか。その疑問をノンフィクションとフィクションも交え、我々に問いかけている。

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    2024年06月30日
  • おわかれはモーツァルト

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    シリーズものだと知らずに読んでしまったが、登場人物も少なく、シンプルなストーリーでわかりやすかった。
    前作なども読んでみたい。

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    2024年06月29日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    今回のテーマは臓器売買。お金の為に子供の臓器を売る親。そんな臓器を患者の為と堂々と手に入れる医者。犠牲になった子供の為に犯人逮捕に突き進むものの、親としては答えを出せない犬養刑事。難しいテーマです

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    2024年06月25日
  • 笑え、シャイロック

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    融資をする営業部、債権を回収する渉外部。
    銀行の見方が変わった。
    確かに融資あれば回収あり、回収できないから貸倒とはいかないとだろうが、こんな時、債務者のほうが割と開き直って返せないもんは返せないとあっけらかんとしているのも、妙にリアル。
    半沢直樹よろしく決め台詞は欲しかったが、シャイロックの異名を継承しモチベーションばっきばきの主人公が、融資側の営業に移ったストーリーも見てみたい。

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    2024年06月22日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    元判事の静と車椅子で強きな地元の重鎮の玄太郎のコンビの短編集。
    独立した短編集ってよりは、時系列に沿って5個の事件が起こるって感じかな。
    それぞれのキャラが立ってて面白かったけど、どうしても短編集って私的には長作を超えない…
    2は時間あったら読んでみようかな、という感じ。

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    2024年06月21日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    読みやすい。安定

    臓器売買の話
    私は犯人側の考えに賛成。
    臓器移植が当たり前の世の中になって欲しい。
    刑事の言う事は綺麗事に過ぎない
    移植しなければ死んでしまう人を目の前にして、
    いけない事だからなんて本当に言えるのか?
    孫娘を助けようとしたあの人を責める気には全くならない。

    自分の臓器を売る事で、お金が貰えて食べ物が買える、家賃を払える。
    臓器を提供してもらった側は、命が助かり、その後の人生健康に長生きできるかもしれない。
    それの何がダメなんだろう。

    死刑囚の臓器は必要な人に渡るように法律で決まっていればいいのに。

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    2024年05月31日
  • 警官の道

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    柚月さんのファンで、手に取りました。
    柚木さんの作品はもちろん最高でしたが、初めて読んだ長浦さんの作品が、意外にもハマりました。短編ですが、まるで長編を一冊読んだような満足感でした。

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    2024年05月24日
  • 翼がなくても

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    企業の陸上部でオリンピックを狙っていた主人公だったが、交通事故で脚を失ってしまった。犯人がよりによって、幼馴染だった。左脚を失ったが絶望の淵から這い上がり、義足を作りアスリートに戻る事を決断。そして、パラリンピックを狙うプロ選手と出会いその人に勝つ為に、走りまでも変えてしまう情熱。幼馴染の犯人は殺されてしまう。2個目の義足を作ったが金の出どころを刑事に怪しまれながらも見事に、プロ選手に勝ち越す!中々面白かった。

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    2024年05月21日
  • 毒島刑事最後の事件

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    作家刑事毒島シリーズ第二弾!
    作家になる前の刑事の時の物語。
    短編連作で、裏の真犯人を追い詰めていくというもの。さらに犬養も若手で登場、毒島の元で鍛えられている設定。

    全ての事件で毒島の毒舌が冴えわたります(笑)

    ■不倶戴天
    この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。

    皇居周辺で二人のビジネスマンが射殺。
    犯人は、自意識とプライドばかりが高い男。毒島がこき下ろします。楽しい。

    ■伏竜鳳雛
    まだ世に知られていない大人物と有能な若者とたとえ。

    新人賞に落選し続ける男が出版社を連続爆破。
    これまた、犯人はありがちの設定..

    ■優勝劣敗
    すぐれたものが勝ち、劣ったもの

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    2024年05月19日
  • 境界線

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    東北大震災の凄まじさを思い出した。
    行方不明になったままの人たちの身分を借りないと生活が送れなかった人たち。
    災害を期に家も人も大事な物を失ってしまった人。生き残っても心を失ってしまった人。
    読んでで辛くなる。
    震災により大切なものを失った同級生の境界線はどこだったのか、、、

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    2024年05月11日
  • セイレーンの懺悔

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    面白かったです。確かに、少し先が読める展開ではあったけど、今回はそこが主題ではないですからね。
    マスコミ、SNSも含めて、人の不幸をめしのタネにしている、というところもあるでしょうが、正しく機能すれば犯罪の抑止力にはなると思います。
    一般市民より政治家の不正にも、もっと抑止力を発揮してほしいなぁ

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    2024年05月07日
  • おわかれはモーツァルト

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    このシリーズを読むとクラシックが聞きたくなります。他の作品の主人公も出てきて、アベンジャーズ見たいで面白かったです。

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    2024年04月27日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    元裁判官である静おばあちゃんが、五つの事件の謎を解く、安楽椅子探偵ものの連作短編集です。

    タイトルと装画のイメージで、日常の謎を扱ったものなのかなと思ったのですが、内容は不可能犯罪を取り上げたものが多く、本格ミステリの雰囲気が感じられます。

    設定は緩めながら、他人だけじゃなく自分にも厳しい静おばあちゃんのキャラクターは、中山さんのこれまでの作品に通じるものがありました。

    最後に見られる趣向には驚きましたが、個人的にはサプライズなしのエンディングでも良かったような気がします。

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    2024年04月27日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    静おばあちゃんと玄太郎のコンビ。
    齢で言えば老老コンビなんだけど
    2人ともエネルギッシュでアクティブ。
    キレ者コンビ過ぎて侮れない( ¨̮ )
    2人に怒られそうだけど夫婦漫才のようで
    シリアスなストーリーもコミカルになってしまう…
    良い意味で!
     
    玄太郎の言動はなかなかヤヴェエところもあるんだけど
    これだけ的確にモノを言える御年寄も珍しいし、
    こういう歳の取り方は万人受けはしないにしても憧れるなぁと思う。

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    2024年04月25日
  • 闘う君の唄を

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    年少さんはそんなに大人びていないよ…

    というのはさておき、お仕事系の話かと思いきや渡瀬刑事が登場し、中盤で大きく方向性が変わる展開に。

    いや、あの展開は予想外。
    一気に違う雰囲気の小説になったね。

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    2024年04月23日
  • おわかれはモーツァルト

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    盲目の人気ピアニスト・榊場隆平に因縁をつけた
    フリーライターが銃殺される。容疑者にされ窮地に
    立った榊場を、彼と同様ショパンコンクールの
    ファイナリストに名を連ねた岬洋介は救えるのか?

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    2024年09月05日
  • 禁断の罠

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    ネタバレ

    【収録作品】「ヤツデの一家」 新川帆立/「大代行時代」 結城真一郎/「妻貝朋希を誰も知らない」 斜線堂有紀/「供米」 米澤穂信/「ハングマン -雛鵜-」 中山七里/「ミステリ作家とその弟子」 有栖川有栖

    いずれも2022年~2023年に雑誌に掲載されたもの。世相を反映しているものが多い。

    「ヤツデの一家」 父親の後継者として政治家になった娘の、後妻の連れ子である兄と実妹への執着を描く。
    「大代行時代」 代行業者の話。新入社員の一人は退職代行を依頼。もう一人が依頼したことは。
    「妻貝朋希を……」 迷惑動画で炎上した男について、記者の取材に周囲の人間が答える形で事情が説明される。ファンタジー要

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    2024年04月19日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家/新川帆立」
    「大代行時代/結城真一郎」
    「妻貝朋希を誰も知らない/斜線堂有紀」
    「供米/米澤穂信」
    「ハングマン/中山七里」
    「ミステリ作家とその弟子/有栖川有栖」
    6話収録の短編集。

    一番インパクトがあったのは新川作品。
    不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係が描かれる。
    長女の視点で進行しイヤミス感満載。
    完璧だと思っていた計画は崩れ落ち、悲哀を感じるラスト。

    結城作品も良かった。
    伏線に全く気付かずしてやられた。

    斜線堂作品は実際に起きた炎上を下敷きに描いたドラマ。
    タイトルが絶妙にマッチしていた。

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    2024年04月18日
  • 禁断の罠

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    ー禁断の罠ー
    ヤツデの一家  新川帆立
    大代行時代   結城真一郎
    妻貝朋望を誰も知らない 斜線堂有紀
    供米  米澤穂信
    ハングマンー雛鵜ー  中山七里
    ミステリ作家とその弟子  有栖川有栖


    ボリューム不要、濃度に魅せられる
    読み応え十分の短編集。

    個人的に
    後味の良さなら、『大代行時代』『ハングマン』
    ひねりを求めるなら、『ミステリ作家とその弟子』
    物悲しさと悲哀なら、『ヤツデの一家』『供米』
    やるせなさと憐憫なら『妻貝朋希を誰も知らない』

     

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    2024年04月09日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    犯人とか繋がりとかは思ってた通りやったけど
    そういう復讐の仕方か〜ってなった

    いつも通り題材が凄いのはもちろんで
    それに絡めてるけど
    今回はその中でもミステリー要素は少なく感じた

    このシリーズはいつも自分ならどうするやろうって考えさせられる永遠に答えの出ない問題を突きつけられる感じがする

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    2024年04月08日